槍ヶ岳・北鎌尾根 北アルプス 憧れのクラシックルート
- GPS
- 58:00
- 距離
- 23.9km
- 登り
- 2,324m
- 下り
- 1,741m
コースタイム
8/13平湯温泉5:40⇒(タクシー)⇒上高地6:30→槍沢→大曲12:15→水俣乗越13:40→北鎌沢出合16:20(幕営)〔歩行時間9時間50分〕
8/14(晴れ)北鎌沢出合4:50→北鎌のコル7:30→P8 9:00→独標トラバース11:25→P12 12:20→槍ヶ岳16:15→殺生ヒュッテ17:15(幕営)〔歩行時間12時間25分〕
8/15(晴れ)殺生ヒュッテ5:40→大曲7:40→上高地12:45⇒平湯温泉⇒西明石23:00〔歩行時間7時間〕
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
タクシー 自家用車
|
写真
感想
【8/13(火)】水俣乗越の登下降:上高地から歩くこと6時間弱で分岐点の大曲。“地獄”の山行の出発点だ。水俣乗越まで標高差380m、急登のきついことといったらありません。ゼーゼーヒーヒーいいながら1時間半を要して到着。
ここから天上沢源流へ標高差650mの下りがこれまたきつい。不注意に足を運ぶと落石が先行メンバーを襲うので、細心の注意を払って下る。雪渓を横切り長いガレ場を下ると雪解け水が勢いよく流れている。明日の行動用の水のほかに、稜線上のビバーグに備えて一人2Lの共同の水を各自汲み置きする。
【8/14(水)】北鎌沢右俣を詰める:翌朝3:00起床。夜明けを待ってコルを目指す。前日苦しんだ水俣乗越下降路よりも等高線が混んでいるルンゼだ。何度も休憩しながら2時間半強で北鎌コルに到着。先客2人組が入れ違いに出発して行った。ここから、いよいよ北鎌尾根だ。
北鎌尾根:暫くハイマツ帯が続くが、やがて岩稜地帯となる。明らかな踏み跡があるが不明瞭な箇所もあり、的確なルートファインディングが欠かせない。いくつかピークを越え、独標(2899m)の北側をトラバースし、残置ロープのある切れ落ちた絶壁を通過する。独標を越えると尾根の彼方に槍の勇姿が姿を現した。もう少しだ。
しかし稜線は長く、荷は重い。次第に疲れが出て、パーティー最年長者(実は筆者のこと)は荷物の一部を分担してもらった。
祠の裏手からひょっこり登頂:穂先直下の二つのチムニーは北鎌尾根の核心部だ。ロープを出すこともなく通過することができ、山頂の祠の裏手に出た。山頂には10人ほどの登山者がいて祠をバックに記念写真の最中であったが、裏手の岩場から登ってきた変な登山者を見て質問責めだ。「どこから登って来たのですか」「(先着の3人を見て)ご家族ですか」「おいくつ(何歳)ですか」。
【反省会】,海離襦璽箸牢箴譴亡靴譴深圓任覆い般詰と感じた。岩稜帯を12時間以上歩き続けで苦しかった。体力が必要と実感した。F瓦譴離襦璽箸鯏个襪海箸でき、記念すべき山行になった。せ前の情報収集と的確なルートファインディングが素晴らしかった。CLに敬意を表する。(HA)
2010年08月25日(水) 〜 2010年08月28日(土)北鎌尾根から槍ヶ岳へ(自主山行)
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-76323.html
憧れの北鎌尾根にやっとこさの挑戦です。
結果は、
天候に恵まれ、明るい内に槍の穂先へたどり着けました。
メンバーの力量もそろっており、携行していた登攀具は一切使用しなかったのが登頂の要因です。
事前の岩&ボッカトレが効いていました。
それと、ルートを誤っての時間ロスを一番に心配していたが誤ることなく進めたのは、GPSとネット情報のお陰です。
下のコメントに記入したとおりです。皆さん無事登頂できて良かったです。
ヤマレコに記入できて良かったです。
久しぶりの北鎌は自分の衰えを自覚させられる登山となりました。でも聳え立つ槍ヶ岳は登攀意欲をそそられるものでもありました。アルファ米のおいしさに感激!
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する