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Yamareco

記録ID: 337958
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
積丹・ニセコ・羊蹄山

羊蹄山/比羅夫コース往復

2013年08月19日(月) ~ 2013年08月20日(火)
 - 拍手
体力度
5
1泊以上が適当
GPS
25:00
距離
21.3km
登り
1,901m
下り
1,956m
歩くペース
標準
1.01.1
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

8/19
登山口 11:35→風穴 12:16→2合目 12:38(18分休止)12:56→3合目 13:14→4合目 13:34→5合目 14:14→6合目 14:50→7合目 15:22→8合目 15:58→9合目 16:15→羊蹄小屋 16:42

8/20
羊蹄小屋 3:40→旧小屋分岐 4:05→火口中央道分岐 4:08→京極コース下山口 4:25(40分待機)5:05→三角点 5:08→山頂 5:15(20分休止)5:35→喜茂別コース下山口 5:38→真狩コース下山口 6:20→旧小屋跡 6:30→旧小屋分岐 6:40→羊蹄小屋 7:02(80分休止)8:22→9合目 8:38→8合目 8:50→7合目 9:14→6合目 9:36→5合目 10:00→4合目 →3合目 10:40→2合目 10:52→風穴 11:16→登山口 11:38→半月湖駐車場 11:52(12分休止)12:04→半月湖 12:16→半月湖駐車場 12:35

※10分未満の小休止は記載を省略しています。
天候 8/19 曇のち雨一時止む
8/20 晴のち曇
過去天気図(気象庁) 2013年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
国道から入ってくると、半月湖の案内板があるところで左に入っていく道がありますが、そちらは半月湖の駐車場です。
登山口の駐車場はそのまま直進し、突き当たりに車止めが見えたら右へ入ってすぐのところにあります。
コース状況/
危険箇所等
登山口から9合目までは危険箇所はありませんが、8月上旬に2合目下の風穴付近で登山者がハチに刺される事故があったそうです。
9合目の分岐付近が開けた場所になっていますので、悪天候の際は登山道を外れないよう足元の目印をよく確認してください。

山頂の前後、京極コース下山口の手前から真狩コース下山口のあたりまで(時計に例えると、2時頃から7時頃まで)岩場が連続します。
岩場としては特に難しくはありませんが、日の出前・日没後の通過は控えたほうがいいかと思います。
このため、御来迎を見るために暗いうちに登頂する場合は、比羅夫コース下山口(旧小屋跡分岐)および北山を経由して、時計回りで山頂を目指すのがお勧めだそうです(小屋管理人さん談)。

なお、山中には水場がありませんので、登山口で充分に補給していく必要があります。
登山口の半月湖野営場に到着。駐車場・トイレ・水場完備
2013年08月20日 11:41撮影 by  DMC-LX3, Panasonic
8/20 11:41
登山口の半月湖野営場に到着。駐車場・トイレ・水場完備
駐車場の横の登山口より出発
2013年08月19日 11:38撮影 by  DMC-LX3, Panasonic
8/19 11:38
駐車場の横の登山口より出発
登山口には登山届用紙とポストの入った箱(右)が
2013年08月19日 11:38撮影 by  DMC-LX3, Panasonic
8/19 11:38
登山口には登山届用紙とポストの入った箱(右)が
箱の中。手前のファイルに当山届用紙が綴じ込まれている
2013年08月19日 11:38撮影 by  DMC-LX3, Panasonic
8/19 11:38
箱の中。手前のファイルに当山届用紙が綴じ込まれている
登山届用紙。記入した後はファイルに綴じたままにしておき、下山した際に下山時刻を記入して抜き取りポストに投函するという方式
2013年08月20日 11:40撮影 by  DMC-LX3, Panasonic
8/20 11:40
登山届用紙。記入した後はファイルに綴じたままにしておき、下山した際に下山時刻を記入して抜き取りポストに投函するという方式
歩き出しはなだらかな道
2013年08月19日 11:42撮影 by  DMC-LX3, Panasonic
8/19 11:42
歩き出しはなだらかな道
唐突に現れる風穴
2013年08月19日 12:16撮影 by  DMC-LX3, Panasonic
8/19 12:16
唐突に現れる風穴
中に入れるのかと思いきやそういうわけでもないようだ
2013年08月19日 12:17撮影 by  DMC-LX3, Panasonic
8/19 12:17
中に入れるのかと思いきやそういうわけでもないようだ
急登開始。この後9合目までずっとこんな感じ
2013年08月19日 12:26撮影 by  DMC-LX3, Panasonic
8/19 12:26
急登開始。この後9合目までずっとこんな感じ
2合目には切り株のベンチがあり、これ幸いと座って補給。しかしいざ出発する時になって雨が…
2013年08月19日 12:37撮影 by  DMC-LX3, Panasonic
8/19 12:37
2合目には切り株のベンチがあり、これ幸いと座って補給。しかしいざ出発する時になって雨が…
雨が一旦上がったので下界を見てみる。結構登ってきたような気がするが、まだせいぜい4分の1くらいしか来ていない
2013年08月19日 13:03撮影 by  DMC-LX3, Panasonic
8/19 13:03
雨が一旦上がったので下界を見てみる。結構登ってきたような気がするが、まだせいぜい4分の1くらいしか来ていない
3合目。これで3分の1弱
2013年08月19日 13:14撮影 by  DMC-LX3, Panasonic
8/19 13:14
3合目。これで3分の1弱
さっきまでの雨のせいで、足元は水たまりだらけ
2013年08月19日 13:18撮影 by  DMC-LX3, Panasonic
8/19 13:18
さっきまでの雨のせいで、足元は水たまりだらけ
4合目。ここだけ標識の体裁が他の「○合目」のものと違っていた
2013年08月19日 13:34撮影 by  DMC-LX3, Panasonic
8/19 13:34
4合目。ここだけ標識の体裁が他の「○合目」のものと違っていた
いつの間にかガスが濃くなってきた
2013年08月19日 13:54撮影 by  DMC-LX3, Panasonic
8/19 13:54
いつの間にかガスが濃くなってきた
5合目。少し広くなっていて休憩にはいいのだが、腰かけたりザックを置いておける岩や木がほしいところ
2013年08月19日 14:14撮影 by  DMC-LX3, Panasonic
8/19 14:14
5合目。少し広くなっていて休憩にはいいのだが、腰かけたりザックを置いておける岩や木がほしいところ
おっ、これはいいね〜、歩きやすいね〜
2013年08月19日 14:20撮影 by  DMC-LX3, Panasonic
8/19 14:20
おっ、これはいいね〜、歩きやすいね〜
延々登りっぱなしで、平らな区間がまったくない
2013年08月19日 14:23撮影 by  DMC-LX3, Panasonic
8/19 14:23
延々登りっぱなしで、平らな区間がまったくない
ハイマツが出てきた!もう先は結構短いのかな?よーしがんばるぞ!(しかし冷静に考えるとまだ5合目を過ぎたばかりなのである)
2013年08月19日 14:43撮影 by  DMC-LX3, Panasonic
8/19 14:43
ハイマツが出てきた!もう先は結構短いのかな?よーしがんばるぞ!(しかし冷静に考えるとまだ5合目を過ぎたばかりなのである)
風が強く、雲が流されて再び下界が見えた…と思ったら、一瞬だけでまたすぐ雲に覆われてしまった
2013年08月19日 14:47撮影 by  DMC-LX3, Panasonic
8/19 14:47
風が強く、雲が流されて再び下界が見えた…と思ったら、一瞬だけでまたすぐ雲に覆われてしまった
6合目。これで3分の2、3分の2…と唱えて自分を励ます
2013年08月19日 14:50撮影 by  DMC-LX3, Panasonic
8/19 14:50
6合目。これで3分の2、3分の2…と唱えて自分を励ます
歩きやすい道が出てくるが、こんな区間も長くは続かない
2013年08月19日 15:04撮影 by  DMC-LX3, Panasonic
8/19 15:04
歩きやすい道が出てくるが、こんな区間も長くは続かない
7合目。1合分上がるのにかかる所要時間が各合目間でほぼ一定で、次の○合目まであとどのくらいと予測が立てやすい
2013年08月19日 15:23撮影 by  DMC-LX3, Panasonic
8/19 15:23
7合目。1合分上がるのにかかる所要時間が各合目間でほぼ一定で、次の○合目まであとどのくらいと予測が立てやすい
若干視界が回復。実をつけたウラジロナナカマドの横を登っていく
2013年08月19日 15:47撮影 by  DMC-LX3, Panasonic
8/19 15:47
若干視界が回復。実をつけたウラジロナナカマドの横を登っていく
8合目。もうそんなに遠くないはずだ…
2013年08月19日 15:57撮影 by  DMC-LX3, Panasonic
8/19 15:57
8合目。もうそんなに遠くないはずだ…
わずかに青空が見えるが、晴れているのはあそこだけだった
2013年08月19日 15:59撮影 by  DMC-LX3, Panasonic
8/19 15:59
わずかに青空が見えるが、晴れているのはあそこだけだった
目の前が開けた。あれはもしや…?
2013年08月19日 16:14撮影 by  DMC-LX3, Panasonic
8/19 16:14
目の前が開けた。あれはもしや…?
9合目到着!しかしこの日一番のガス
2013年08月19日 16:15撮影 by  DMC-LX3, Panasonic
8/19 16:15
9合目到着!しかしこの日一番のガス
9合目からさらに少し登って、この分岐からほぼ平坦な道に
2013年08月19日 16:22撮影 by  DMC-LX3, Panasonic
8/19 16:22
9合目からさらに少し登って、この分岐からほぼ平坦な道に
ガスの中、足元の目印を頼りに小屋へ進む
2013年08月19日 16:23撮影 by  DMC-LX3, Panasonic
8/19 16:23
ガスの中、足元の目印を頼りに小屋へ進む
道の横のウメバチソウ(変なところにピントが合ってしまった)
2013年08月19日 16:31撮影 by  DMC-LX3, Panasonic
8/19 16:31
道の横のウメバチソウ(変なところにピントが合ってしまった)
チシマアザミ
2013年08月19日 16:33撮影 by  DMC-LX3, Panasonic
8/19 16:33
チシマアザミ
ウラジロタデ
2013年08月19日 16:34撮影 by  DMC-LX3, Panasonic
8/19 16:34
ウラジロタデ
イブキゼリモドキだろうか?
2013年08月19日 16:37撮影 by  DMC-LX3, Panasonic
8/19 16:37
イブキゼリモドキだろうか?
エゾオヤマノリンドウ
2013年08月19日 16:39撮影 by  DMC-LX3, Panasonic
8/19 16:39
エゾオヤマノリンドウ
鐘のついた道標の分岐から少し下る
2013年08月19日 16:41撮影 by  DMC-LX3, Panasonic
8/19 16:41
鐘のついた道標の分岐から少し下る
分岐からすぐ、ガスの中からいきなり小屋が現れた
2013年08月19日 16:42撮影 by  DMC-LX3, Panasonic
8/19 16:42
分岐からすぐ、ガスの中からいきなり小屋が現れた
何とか無事に小屋到着
2013年08月19日 16:43撮影 by  DMC-LX3, Panasonic
8/19 16:43
何とか無事に小屋到着
小屋のすぐ隣で新しい小屋を建てている
2013年08月19日 17:47撮影 by  DMC-LX3, Panasonic
1
8/19 17:47
小屋のすぐ隣で新しい小屋を建てている
小屋内部。2階には新しい小屋を建てる作業員の皆さんが宿泊中だとか
2013年08月19日 17:38撮影 by  DMC-LX3, Panasonic
8/19 17:38
小屋内部。2階には新しい小屋を建てる作業員の皆さんが宿泊中だとか
日没後、外に出てみたらガスはすっかり取れていた
2013年08月19日 18:57撮影 by  DMC-LX3, Panasonic
8/19 18:57
日没後、外に出てみたらガスはすっかり取れていた
下界もよく見える。こりゃ明日朝の御来迎は期待できそうだな
2013年08月19日 18:58撮影 by  DMC-LX3, Panasonic
8/19 18:58
下界もよく見える。こりゃ明日朝の御来迎は期待できそうだな
翌朝、御来迎のために小屋を3時半に出発。倶知安市街の夜景が綺麗(三脚がないのでブレブレになっちゃったけど)
2013年08月20日 03:52撮影 by  DMC-LX3, Panasonic
8/20 3:52
翌朝、御来迎のために小屋を3時半に出発。倶知安市街の夜景が綺麗(三脚がないのでブレブレになっちゃったけど)
昨日通ってきた道を一旦引き返し…
2013年08月20日 03:57撮影 by  DMC-LX3, Panasonic
8/20 3:57
昨日通ってきた道を一旦引き返し…
…火口の周りを時計回りで山頂へ
2013年08月20日 04:05撮影 by  DMC-LX3, Panasonic
8/20 4:05
…火口の周りを時計回りで山頂へ
火口中央道分岐で左折
2013年08月20日 04:09撮影 by  DMC-LX3, Panasonic
8/20 4:09
火口中央道分岐で左折
白み始めてきた空の下、他の小屋宿泊者と前になったり後になったりしながら火口縁を歩く
2013年08月20日 04:13撮影 by  DMC-LX3, Panasonic
8/20 4:13
白み始めてきた空の下、他の小屋宿泊者と前になったり後になったりしながら火口縁を歩く
京極下山口すぐ手前の小ピークで他の人たちが腰を下ろしていたので自分もそれに倣ってスタンバイ
2013年08月20日 04:27撮影 by  DMC-LX3, Panasonic
8/20 4:27
京極下山口すぐ手前の小ピークで他の人たちが腰を下ろしていたので自分もそれに倣ってスタンバイ
少し地平線付近に雲が多いが、そのすき間から太陽が顔を出した
2013年08月20日 04:43撮影 by  DMC-LX3, Panasonic
8/20 4:43
少し地平線付近に雲が多いが、そのすき間から太陽が顔を出した
すき間から一瞬見えた太陽は一旦雲に隠れ、その後雲の上から再び登場
2013年08月20日 04:55撮影 by  DMC-LX3, Panasonic
8/20 4:55
すき間から一瞬見えた太陽は一旦雲に隠れ、その後雲の上から再び登場
満足して、京極下山口を後にしていよいよ山頂へ
2013年08月20日 05:05撮影 by  DMC-LX3, Panasonic
8/20 5:05
満足して、京極下山口を後にしていよいよ山頂へ
山頂手前の三角点
2013年08月20日 05:07撮影 by  DMC-LX3, Panasonic
8/20 5:07
山頂手前の三角点
せっかくなのでここでも三角点タッチ!
2013年08月20日 05:07撮影 by  DMC-LX3, Panasonic
1
8/20 5:07
せっかくなのでここでも三角点タッチ!
山頂はもう目と鼻の先
2013年08月20日 05:13撮影 by  DMC-LX3, Panasonic
8/20 5:13
山頂はもう目と鼻の先
蝦夷富士の頂に到着!
2013年08月20日 05:23撮影 by  DMC-LX3, Panasonic
8/20 5:23
蝦夷富士の頂に到着!
太陽は薄明光線となって山麓に降り注いでいた
2013年08月20日 05:32撮影 by  DMC-LX3, Panasonic
8/20 5:32
太陽は薄明光線となって山麓に降り注いでいた
ここでも満足して、なおも火口一周続行
2013年08月20日 05:36撮影 by  DMC-LX3, Panasonic
8/20 5:36
ここでも満足して、なおも火口一周続行
火口(父釜)を覗き込んだところ。広い!
2013年08月20日 05:49撮影 by  DMC-LX3, Panasonic
8/20 5:49
火口(父釜)を覗き込んだところ。広い!
山頂付近はそこそこの岩場。これ暗いうちはしんどいだろうなあ
2013年08月20日 05:55撮影 by  DMC-LX3, Panasonic
8/20 5:55
山頂付近はそこそこの岩場。これ暗いうちはしんどいだろうなあ
そんな岩場の片隅に健気に咲くイワギキョウ
2013年08月20日 06:05撮影 by  DMC-LX3, Panasonic
8/20 6:05
そんな岩場の片隅に健気に咲くイワギキョウ
いやー思っていたよりずっと大変な道だった
2013年08月20日 06:07撮影 by  DMC-LX3, Panasonic
8/20 6:07
いやー思っていたよりずっと大変な道だった
真狩方面を見下ろすと洞爺湖が目に入る。そうだった、ここって支笏洞爺国立公園なんだよな
2013年08月20日 06:10撮影 by  DMC-LX3, Panasonic
8/20 6:10
真狩方面を見下ろすと洞爺湖が目に入る。そうだった、ここって支笏洞爺国立公園なんだよな
倶知安方面を見ると小屋の横に影羊蹄が
2013年08月20日 06:19撮影 by  DMC-LX3, Panasonic
8/20 6:19
倶知安方面を見ると小屋の横に影羊蹄が
真狩下山口。小屋へはここから下りていくのが一番近いのだが、せっかくなので火口を完全に一周することにしてそのまま直進
2013年08月20日 06:20撮影 by  DMC-LX3, Panasonic
8/20 6:20
真狩下山口。小屋へはここから下りていくのが一番近いのだが、せっかくなので火口を完全に一周することにしてそのまま直進
旧小屋跡。基礎しか残っていないが、かなり大きな小屋だったようだ。これが風で倒壊しちゃったというんだから恐ろしい
2013年08月20日 06:30撮影 by  DMC-LX3, Panasonic
8/20 6:30
旧小屋跡。基礎しか残っていないが、かなり大きな小屋だったようだ。これが風で倒壊しちゃったというんだから恐ろしい
旧小屋跡の先で、先ほど通ってきた道と再び合流
2013年08月20日 06:40撮影 by  DMC-LX3, Panasonic
8/20 6:40
旧小屋跡の先で、先ほど通ってきた道と再び合流
小屋へ戻る。昨日はガスで全然分からなかったが、こんな風に見えるんだね
2013年08月20日 06:56撮影 by  DMC-LX3, Panasonic
8/20 6:56
小屋へ戻る。昨日はガスで全然分からなかったが、こんな風に見えるんだね
一息ついて荷物をまとめ直し小屋を出発。この小屋も今シーズン限りなのか…
2013年08月20日 08:15撮影 by  DMC-LX3, Panasonic
8/20 8:15
一息ついて荷物をまとめ直し小屋を出発。この小屋も今シーズン限りなのか…
小屋の先で、でかいキノコがお見送り
2013年08月20日 08:29撮影 by  DMC-LX3, Panasonic
8/20 8:29
小屋の先で、でかいキノコがお見送り
9合目から本格的に下山開始
2013年08月20日 08:39撮影 by  DMC-LX3, Panasonic
8/20 8:39
9合目から本格的に下山開始
昨日ヒイヒイ言いながら登ってきた道を、今度はずんずん下っていく
2013年08月20日 09:19撮影 by  DMC-LX3, Panasonic
8/20 9:19
昨日ヒイヒイ言いながら登ってきた道を、今度はずんずん下っていく
ちょうど頭の高さで横から張り出してきている枝が多くて頭をぶつけてばかり。別に迷うような場所でもないのにテープが付いてるのは、きっと道しるべではなくて頭上注意の印なんだろう
2013年08月20日 09:52撮影 by  DMC-LX3, Panasonic
8/20 9:52
ちょうど頭の高さで横から張り出してきている枝が多くて頭をぶつけてばかり。別に迷うような場所でもないのにテープが付いてるのは、きっと道しるべではなくて頭上注意の印なんだろう
雨雲が出てきたかと思うとパラパラと降り出してきた。しかしさほど強い雨ではなく、10分程度で止んでくれてラッキー
2013年08月20日 10:12撮影 by  DMC-LX3, Panasonic
8/20 10:12
雨雲が出てきたかと思うとパラパラと降り出してきた。しかしさほど強い雨ではなく、10分程度で止んでくれてラッキー
2合目まで下りてきた。昨日の今日なのに、天気が違うと雰囲気もだいぶ変わる
2013年08月20日 10:51撮影 by  DMC-LX3, Panasonic
8/20 10:51
2合目まで下りてきた。昨日の今日なのに、天気が違うと雰囲気もだいぶ変わる
なだらかな道になってきた。ゴールまであともう少し!
2013年08月20日 11:31撮影 by  DMC-LX3, Panasonic
8/20 11:31
なだらかな道になってきた。ゴールまであともう少し!
無事に下山し、昨日書いた登山届に下山時刻を記入してポスト内に投函
2013年08月20日 11:37撮影 by  DMC-LX3, Panasonic
1
8/20 11:37
無事に下山し、昨日書いた登山届に下山時刻を記入してポスト内に投函
おまけのつもりで半月湖を見ていくことにして、しばらく車道を下る
2013年08月20日 11:49撮影 by  DMC-LX3, Panasonic
8/20 11:49
おまけのつもりで半月湖を見ていくことにして、しばらく車道を下る
半月湖駐車場入口
2013年08月20日 12:41撮影 by  DMC-LX3, Panasonic
8/20 12:41
半月湖駐車場入口
駐車場からの道から湖の周回道に入る
2013年08月20日 12:30撮影 by  DMC-LX3, Panasonic
8/20 12:30
駐車場からの道から湖の周回道に入る
周回道の傍に立っている案内板。こういう位置関係になってるのかー
2013年08月20日 12:10撮影 by  DMC-LX3, Panasonic
8/20 12:10
周回道の傍に立っている案内板。こういう位置関係になってるのかー
案内板の横から湖畔へ下りていく道あり
2013年08月20日 12:11撮影 by  DMC-LX3, Panasonic
8/20 12:11
案内板の横から湖畔へ下りていく道あり
半月湖畔は静かで虫の羽音だけが響いていた
2013年08月20日 12:18撮影 by  DMC-LX3, Panasonic
8/20 12:18
半月湖畔は静かで虫の羽音だけが響いていた
羊蹄山もてっぺんだけひょこんと頭を出している。もうこれで満足しちゃった
2013年08月20日 12:17撮影 by  DMC-LX3, Panasonic
8/20 12:17
羊蹄山もてっぺんだけひょこんと頭を出している。もうこれで満足しちゃった
国道へ戻る途中で振り返ったら、羊蹄山は再び雲の中。今回はずっとこんな天気だったなあ
2013年08月20日 12:43撮影 by  DMC-LX3, Panasonic
8/20 12:43
国道へ戻る途中で振り返ったら、羊蹄山は再び雲の中。今回はずっとこんな天気だったなあ

感想

実は知人夫婦が倶知安町内で手打ちそばの店をやっているのです。

地元ではちょっと知られた店で、町外にもファンが多いなかなかの人気店だそうで、お盆の時期などは並大抵ではない混雑ぶりらしく、その間は従業員だけでは手が足りなくなるから手伝ってくれる人がほしいという話を聞いていました。

そんな中、今年(2013年)の関東の夏は並大抵ではない猛暑ぶりで、こりゃたまらんなあと思っていたところ、この話を思い出して、ひとつ北海道へ脱出してみるか、という気になったという次第です。
早速知人に「手伝いに行きたいんだけど」と連絡したところ、「それは助かる!」と即決。
私が山登りをやることは知人も承知しているので「ついでに羊蹄山にも登りたいんだけど」と言いだしても「いいよいいよ」と二つ返事であっさり承諾。

かくして、人生初の北海道登山が決まりました。


当初、日帰りのつもりで準備をしてきたのですが(なのでストーブもクッカーも持たず)、数日ほど店を手伝い、いよいよ登るまであと数日という時になって、知人が「墓参りに行くので1泊してくるわ」ということになり、それじゃ自分も上の避難小屋に泊まって1泊2日にしようと、計画を変更。
知人も羊蹄にはすでに数回登っているので「小屋に泊まって朝早く出て、山頂で御来迎を見るのがいいよ」と言っていたのもありました。

もっとも、当初は日帰りの予定だったので、食料も1日分+αしか準備していません。
買い出しに行こうとすると、知人が「小屋にジンギスカン(の肉)持ってってやってくれ」と言います。
聞くと、知人は小屋の管理人Kさんと知り合いだというのです。
ただし、管理人は1週間ごとに交代で、私が登る日はKさんは小屋におらず、もうひとりの管理人Mさんが担当しているとのこと。
Mさんと知人は直接の面識はないそうですが、それでも差し入れをしてやろうという知人、なかなか太っ腹です。

というわけで当日、肉と刻みキャベツともやしと焼きそばと、ビール500ml缶×6本と、さらにおつまみの乾き物まで持たされて、予定外にパンパンになったザックを担ぎ、比羅夫コースの登山口へ。
ちなみに登山口までは知人の車を貸してもらっての移動でした。やっぱり太っ腹だ!(一応書いておくと、知人はメタボ体型ではありません)

登山口で登山者名簿に記入して出発。
最初のうちは緩やかな登りですが、さほど行かないうちに急な登りになってきました。
まあこれは事前に地図を見て分かってはいたことですが、ジンギスカンやらビールやらで荷物が重くなっている身にはやっぱり急登はこたえます。

おまけに、2合目で少々補給などした後で、よし行くかという時になって突然雨が降り出してきて、背負いかけたザックをまた下ろして雨具を着込んだりするなど、なかなか前途は多難。
じっと我慢して一歩一歩進み、3合目、4合目、5合目と、じりじり標高を上げていきます。
途中、小学生くらいの子たちの集団(遠足か何か?)とすれ違った時に「頑張ってください!」と励まされちゃったりして。

雨が降ったり止んだり、ちょっと晴れたと思えばまたガスったりの繰り返しでよく分からない天気の中、ようやく9合目の分岐に到着、まっすぐ小屋に向かいます。
分岐からはほぼ平らな道になり、だいぶ気分も楽に。

荷物が重くてチンタラ歩いてきたのと、9合目からの道の傍に高山植物が多く花を咲かせていて写真を撮りまくっていたのとで、出発してから5時間ばかりかかってようやく小屋に到着しました。

さっそく管理人のMさんに挨拶。
Mさんも「蕎麦屋さんの知り合いが登ってくる」とKさんから聞いていたようで、にこやかに迎えてくれました。

ジンギスカンとビールを持ってきたことを伝えると「おお!」と目を丸くしたMさん、「さっそく食べましょう!」ということで、肉と野菜を焼きつつビールで乾杯。
「いやー、うれしいなあ」を連発しながらせっせと食べるMさん。
喜んでもらえたようで、重い思い(あっ!ダジャレになっちゃった!)をして持ってきた甲斐がありました。

ちなみに先述の通り、小屋の管理人は1週間交代なので、入山の際に1週間分の食料を自分で運び上げてくるのですが、傷みやすい生野菜は普通持ってくることはないそうで、肉もそうですが、キャベツがとりわけ有難かったということです。

二人してジンギスカンを貪っていると、隣にいた3人組の人たちが「ホルモン鍋はどうですか」と勧めてきました。
3人なのに、明らかに10人分くらいは作っているようです。聞けば、もやしだけで1キロ担いできたとか。何なんだおい、凄いな!(笑)

そんなこんなでやたらと充実した夕食を終え、外に出てみると、さっきまでの天気が嘘のようにガスが取れ、綺麗な夕焼けが広がっています。
下界もクリアに見えていて、明日の御来迎に期待が持てそうです。

ちなみにMさんが宿泊者に説明してくれたところによると、

・今の時期は日の出が4時半なので、御来迎を見るには1時間前の3時半に小屋を出発するのがよい
・御来迎を見るのにベストな地点は京極下山口から山頂の間の区間(※Yasuharu注:時期によって変わる可能性あり)
・小屋(火口西側)と山頂(同東側)は火口を挟んでちょうど反対に位置している。火口南側は岩場が続くので、暗いうちは北側経由(時計回り)で山頂を目指すのがよい

日の出が4時半と聞いて「早いなー」と口にした人に、「これでも遅くなった方ですよ」とMさん。
一番日の長い時などは3時半くらいだったため、その時期はみんな2時半に起きだして小屋を出ていったのだそうです。えらいこっちゃ。


というわけで翌朝3時、「そろそろかな…」と起床してみると、宿泊者のほぼ全員(というか確実に全員)が続いて起きだし、30分後にはみんなヘッデン点けて小屋を出発。
やっぱり小屋に泊まる目的ってみんな同じなんですね。

Mさんのアドバイス通りに時計回りで火口を進み、日の出の20分ほど前に京極下山口付近のピークに到着し、他の宿泊者の皆さんとともにスタンバイ。
晴れてはいるものの若干雲が多かったですが、その雲のすき間から真っ赤な御来迎を見ることができました。

みんな満足して山頂まで移動すると、その太陽が今度は薄明光線に変化し、雲の切れ目から光の筋がいくつも地表に降り注いでいます。
それを目にした皆さん、口々に「太陽やばい」とつぶやいていました。

珍しいものも見ることができてまたも満足し、引き続き火口の周りを一周。
山頂の付近はそこそこの岩場になっていて通過に若干手間取ります。なるほど、こりゃ確かにMさんもお勧めしないわけだ。

他の皆さんが真狩下山口から小屋へ下りる中、私はひとりだけ旧小屋跡を経由して遠回りで戻りました。

再び出迎えてくれたMさんとあれこれ話をしながら下山の準備。
今シーズン小屋が一番混雑した日は7月の海の日で、80名ほどが宿泊したこと、今工事をしている新しい小屋は来年から稼働予定だが、規模は今の小屋の3分の1ほどになること、従って収容人数は20〜30名程度に減少すること、今の小屋は来シーズンに取り壊して、再来年からは跡地をテン場にするという話があるが、まだどうなるか分からないことなどを聞きました。
国立公園内なのでいろいろ制約が多いでしょうが、環境に負荷をかけない範囲で便利になってほしいものです。

さて、昼頃に知人が登山口まで迎えにきてくれることになっているので、それに合わせて下山開始。

天気も、時折曇ったり雨がパラついたりしたものの、前日ほどには崩れもせず、順調に標高を下げていきます。
途中、登ってくる人とすれ違うたびに「上はどうでしたか?」と、天気を心配する質問をされ、「朝イチで山頂に登ってきたので今のことはよく分かりません…」だけしか言えないのも申し訳ないので「昨日から風が強いので、ガスっててももしかすると一瞬切れる時があるかもしれないです」と、多少なりとも期待をしてもらえるようなことを付け足しておきました。
その通りになってくれていればいいんですが…。

お昼前に無事登山口に到着したものの、知人と打ち合わせていた時間まではまだ余裕があったので、おまけということで登山口下にある半月湖に立ち寄ることにしてみました。
登山口の駐車場から歩いて10分足らずで、トイレのある広い駐車場に到着。
もしも登山口の駐車場が満車の場合は、ここに車を置くこともできそうです。

駐車場から半月湖を周回する道(一周30分ほど)に入り、そこからさらに湖畔へ下りていく道へ。
道は登山道ではなくハイキングコースなので、よく整備されています。

そしてたどり着いた湖畔は、とても静かで虫の羽音だけが響いている、実に長閑な場所でした。
湖面の周りを木々がぐるりと取り囲み、その上から羊蹄山が頭のてっぺんをぴょこんと覗かせています。
時折吹いてくる風に水面がさっと波打ち、岸に寄せてきてはまた静かになるという、その繰り返しを無心になって眺めている私。

いい夏休みだったなあ。


本当に、今回の山行では知人にもMさんにも、小屋で一緒になった皆さんにも、いろんな人にお世話になって、登る時はいつも通り単独でも、通常の単独山行とはまた違った思い出ができました。
この場を借りて皆さんに感謝します。

またいつか、新しくなった小屋を見に来たいですね。その時は違うコースで登るのもいいかな。


ちなみに、知人の店というのはこちらです。

手打蕎麦 いちむら
倶知安町字山田68-4
0136-23-0603
http://tabelog.com/hokkaido/A0106/A010603/1005397/

最初に書いた通り、お盆の間の2週間ほどは非常に混雑しますが、それ以外の期間は比較的ゆったりできます。
ここまで読んでくださったあなた、下山後は美味しい蕎麦で一息ついてみるのはいかがですか?
営業時間は11時から15時ですが、売り切れ次第終了となります。食べログの情報とは異なり、現在は夜の営業はやっていないのでご注意ください。


なお、元サイズの写真は
http://photozou.jp/photo/list/74507/7926744
で公開していますので、「写真小せーよ!」という方はそちらへどうぞ。

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