笹ヶ峰より黒姫、そして飯縄に登り東登山道を下る
- GPS
- 16:15
- 距離
- 42.0km
- 登り
- 1,985m
- 下り
- 2,674m
コースタイム
9/2 戸隠高原ホテル05:00→瑪瑙山06:00→飯綱山07:15→飯綱神社07:30→飯綱山07:45→いいづなリゾート09:30→12:30古間駅
天候 | 9/1、9/2とも雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
|
コース状況/ 危険箇所等 |
飯縄山の東登山道はかなり不明瞭。特に登りは要注意。 |
写真
感想
赤線病はどこまでも悪化する。火打と戸隠をつなげたい。
地図を見ていたら笹ヶ峰から黒姫に道がある。いざ、決行。
今年の夏は天候不順だ。笹ヶ峰に向かうバスはたった二人。しかも天気は雨。笹ヶ峰からは、火打ちと反対方向に向かう。笹ヶ峰ダムの先の階段を登ると遊歩道が始まる。この道は思いがけなく素敵な道だった。
ちゃんと整備もされている。北信トレランのコースらしい。ダムよりはほぼ水平に近い道を歩き多少の登り下りをした後に夢見平小屋に着いた。避難小屋だが、立派な小屋。
ここから林道に沿って歩く。西登山道への入口はガイドブックに書いている程わかりにくいものではなかったが標識はかなり小さい。
さて、いよいよ登山道に入ったのだが、折しも雨で道が半分泥濘と化している。登りも途中で沢を渡ってからかなりきつくなる。傾斜が緩くなったところで西登山道へ合流する。
ここから、いよいよ山頂に向かう訳だが、最初は緩やかだが、そのうち、とんでもなく大きな岩がゴロゴロし出す。歩きにくい事、この上ない。足取りも重くヨタヨタと歩いてやっとの事で峰の大池に到着。本当は此処でゆっくり休憩したいのだが、雨がシトシト降っていて休むと言う感じではない。
少しの休憩のあと、最後の急坂を力を振り絞って登る。
新道との合流地点まで登り、此処で荷物をデポし、空身で黒姫山頂に登った。
やっとの思いでたどり着いた山頂だが、当然景色はガスで皆無。人一人いない。寒くて堪らない。
そうそうに下山開始。デポした荷物を回収し、新道を下る。
尾根筋の気持ちいい道なのだが、雨が強くなって来る。寡黙に黙々とくだる。新道分岐より林道に入り、戸隠キャンプ場を経て、戸隠スキー場で今日の宿に到着した。
翌日4時起床。今日も天気は悪いらしい。もって午前中のようだ。明るくなるのを待って歩き出した。
しばらくはスキー場の中を歩くような感じ。スキー場の最後の急坂を登り切るとそこが瑪瑙山だった。
今日もガスで相変わらず展望は皆無。瑪瑙山から進むとすぐに道が分かれる。地図にはない分岐。右手に降りて行く道には北信トレイルの標識があるだけ。
しばらく右往左往したが、やがて確信した。北信トレイルは飯綱には行かないのだ。きっと、瑪瑙山からまたスキー場に下って行くのだろう。
改めて分岐より直進の道を進む。展望は全くなかったが地形の形からやはりこれが正しい道だ。
飯綱への急坂を登り切るとまず霊仙寺山との分岐、その先すぐが飯綱山山頂だった。
山頂は風が強く展望も皆無。とてもゆっくりする気になれない。それより何も下山が心配だった。
最初は霊仙寺山に向かう積もりだった。でも、分岐からの道は藪っぽい。飯綱から飯綱リゾートに下る東登山道というのもある。しかし、これは地図で破線だし、やはり藪っぽい。仕方なく双耳峰である社のある峰に向かう事にした。社までは歩きやすい道。社から先は南登山道があるだけだった。やはり、東に下る道はない。
戻って、霊仙寺山分岐を進もうとした。完全に藪。これは駄目だ。仕方なく、いいづなリゾートへの東登山道入口にまた行く。こちらはまだ足元には道形が残っている。
こっちだ。破線の道を進む決意を持った。
しかし、笹藪がひどく足元が完全に見えない。足が進む方向に進む。足元が見えないので何度も転ぶ。また、道がわからなくなり、笹藪を掻き分けて進む方向を探す。
「本当にこの道でいいのかな?」
赤符とかも無く、不安になる。かすかな道の痕跡を忠実に下って行った。
ある程度、下ると樹林帯に入った。このおかげで笹藪もうっすらとし、道が明瞭になった。
眼下に野尻湖も見える。やっと安心した。
ところが、道が急に左に曲がって少し進むとT字路となる。先ずは左に曲がると橋がある。地図どおりだ。だが、その先はカヤトとなり、道が完全になくなる。ゲレンデのようだが、これは駄目とT字路まで引き返し、右進むが道の痕跡はすぐなくなった。
覚悟を決めて改めてカヤトに突入する。横に移動すると遊歩道に飛び出た。
もう安心。
後はゲレンデの遊歩道を歩き、いいづなリゾートの入口まで。
その後は次の斑尾の為に古間駅まで歩き通した。
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