大無間山(田代から日帰り)
- GPS
- --:--
- 距離
- 17.2km
- 登り
- 2,337m
- 下り
- 2,323m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年06月の天気図 |
アクセス |
写真
感想
子供の頃より家から一番高くに見えていた三角形の山、大無間山に登る日がついに来た。
諏訪神社の鳥居前の湧水で手を清めてスタート。社殿の脇を抜けて坂を上がると舗装された林道脇に登山届出用の小屋があり、ここから登山道へ入った。
雷段までの急登は一旦緩むが、少し登って行くと鋸歯の通過となり、樹林帯のヤセ尾根のアップダウンを繰り返す。樹林帯とはいえ露岩が多く、急な登り降りで体力を削られる部分だ。
そして、鋸歯が終わった先にはこのルート最大の難所の大崩落地帯がある。その鞍部の通過が核心部で、足元の両側が崩れているため掴まるところがなく、まるで馬の背中を歩く感じだ。
長いトラロープが渡してあるが、途中に支点を打つような場所はないため、前後にある遠い木からロープウェイのように垂れ下がっている状態だ。そのため、このロープに頼って登ることはできないが、足を滑らした時には役立つと思うので軽く握り慎重に進む。
鞍部の通過後も崩落地帯はなおも続くが、少し登れば樹林へ逃れることができ、灌木や根などホールドには困らないので一安心だ。崩落地帯が終わると小無間山への激坂が続くが、しばらくのあいだ頑張れば頂上に達することができる。
小無間山から大無間山までは、前半の登りとは対照的に緩やかで危険のない林間ルートで、問題なく山頂を往復することができた。
途中に北側が開けた場所があったが、あいにく雲があり展望がきかなかった。聖、赤石、荒川岳の眺望だけでなく、鳳凰山からも、この大無間山がよく見えることを知っていたので期待していたが残念だった。
一方、南側にも崩落によって開けた地点があり、そこからの眺望は非常に良く、自分が住む焼津市にある高草山(501m)や海岸線までも確認することができた。
子供の頃からいつも見ていたが、当時は名前も知らなかった三角ピークの大無間山。その山頂に立てただけでなく、今度は反対に自分の街を見下ろすことができ、本当に感無量で忘れられない山旅となった。
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