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Yamareco

記録ID: 3469453
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
東海

大無間山(田代から日帰り)

2014年06月14日(土) [日帰り]
 - 拍手
GPS
--:--
距離
17.2km
登り
2,337m
下り
2,323m

コースタイム

日帰り
山行
7:38
休憩
0:04
合計
7:42
7:01
30
諏訪神社
7:31
71
8:42
47
P4 小無間小屋
9:29
29
大崩落地(鞍部)
9:58
73
11:11
11:15
61
12:16
72
13:28
50
14:18
25
14:43
諏訪神社
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2014年06月の天気図
アクセス
諏訪神社で安全祈願してスタート。手前左側に湧水が出ている。これより先に水場はない
2014年06月14日 07:01撮影 by  DMC-FT25, Panasonic
6/14 7:01
諏訪神社で安全祈願してスタート。手前左側に湧水が出ている。これより先に水場はない
社殿脇を抜け坂を少し上がった林道沿いある。ここから登山道だ
2014年06月14日 07:08撮影 by  DMC-FT25, Panasonic
6/14 7:08
社殿脇を抜け坂を少し上がった林道沿いある。ここから登山道だ
雷段。急登が一旦緩むが、この先には鋸歯の連続したアップダウンが待っていた
2014年06月14日 07:31撮影 by  DMC-FT25, Panasonic
6/14 7:31
雷段。急登が一旦緩むが、この先には鋸歯の連続したアップダウンが待っていた
鋸歯最初のピークP4の三角点。前方の林に小無間小屋が見える
2014年06月14日 08:41撮影 by  DMC-FT25, Panasonic
6/14 8:41
鋸歯最初のピークP4の三角点。前方の林に小無間小屋が見える
小無間小屋。ここまで単独行者3人(男性2、女性1)をパス。 女性は万一に備えシュラフ持参でここにデポとか
2014年06月14日 08:42撮影 by  DMC-FT25, Panasonic
6/14 8:42
小無間小屋。ここまで単独行者3人(男性2、女性1)をパス。 女性は万一に備えシュラフ持参でここにデポとか
鋸歯が終わると展望が開け、大崩落地が目の前に
鋸歯が終わると展望が開け、大崩落地が目の前に
樹林沿いに登るが、この手前の両側が崩落した場所の通過に神経を使う。滑ったら止まらないからね
2014年06月14日 09:29撮影 by  DMC-FT25, Panasonic
6/14 9:29
樹林沿いに登るが、この手前の両側が崩落した場所の通過に神経を使う。滑ったら止まらないからね
急坂を登り切ると小無間の頂上だ
2014年06月14日 09:58撮影 by  DMC-FT25, Panasonic
6/14 9:58
急坂を登り切ると小無間の頂上だ
南側が崩落して開けた場所に出た。七ツ峰の向こう遠くに目をやると・・・
2014年06月14日 10:09撮影 by  DMC-FT25, Panasonic
6/14 10:09
南側が崩落して開けた場所に出た。七ツ峰の向こう遠くに目をやると・・・
わが焼津市の名山、高草山(501m)と海岸線が確認できた♪
2014年06月14日 10:09撮影 by  DMC-FT25, Panasonic
6/14 10:09
わが焼津市の名山、高草山(501m)と海岸線が確認できた♪
小無間を過ぎると歩きやすい。この先、大無間手前の樹林帯は二重山稜になっていた
2014年06月14日 10:31撮影 by  DMC-FT25, Panasonic
6/14 10:31
小無間を過ぎると歩きやすい。この先、大無間手前の樹林帯は二重山稜になっていた
大無間山は展望なし。エネルギー補給をして下山を開始する
2014年06月14日 11:11撮影 by  DMC-FT25, Panasonic
6/14 11:11
大無間山は展望なし。エネルギー補給をして下山を開始する
先ほどの南側の崩落地からは大無間山が良く見える
2014年06月14日 12:04撮影 by  DMC-FT25, Panasonic
6/14 12:04
先ほどの南側の崩落地からは大無間山が良く見える
イワカガミの群落
2014年06月14日 12:07撮影 by  DMC-FT25, Panasonic
6/14 12:07
イワカガミの群落
小無間山
2014年06月14日 12:16撮影 by  DMC-FT25, Panasonic
6/14 12:16
小無間山
大崩落地よりP1
2014年06月14日 12:31撮影 by  DMC-FT25, Panasonic
6/14 12:31
大崩落地よりP1
落ちたら数百メートルは行きそう
2014年06月14日 12:31撮影 by  DMC-FT25, Panasonic
6/14 12:31
落ちたら数百メートルは行きそう
小無間小屋。狭い尾根の上に建っている
2014年06月14日 13:28撮影 by  DMC-FT25, Panasonic
6/14 13:28
小無間小屋。狭い尾根の上に建っている
雷段
2014年06月14日 14:18撮影 by  DMC-FT25, Panasonic
6/14 14:18
雷段
2Lのハイドレバッグには水がまだ半分残っていた。 省エネだ!
2014年06月14日 14:43撮影 by  DMC-FT25, Panasonic
6/14 14:43
2Lのハイドレバッグには水がまだ半分残っていた。 省エネだ!
おまけ ‐督纏圓旅眩雹(501m)より。
小無間山の急登、大崩落地(白く)、鋸歯がよく分かる
おまけ ‐督纏圓旅眩雹(501m)より。
小無間山の急登、大崩落地(白く)、鋸歯がよく分かる
おまけ◆ー宅付近から望む冬晴れの大無間山と南アルプス連山
2010年01月09日 08:39撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
1/9 8:39
おまけ◆ー宅付近から望む冬晴れの大無間山と南アルプス連山

感想

 子供の頃より家から一番高くに見えていた三角形の山、大無間山に登る日がついに来た。

  諏訪神社の鳥居前の湧水で手を清めてスタート。社殿の脇を抜けて坂を上がると舗装された林道脇に登山届出用の小屋があり、ここから登山道へ入った。
 雷段までの急登は一旦緩むが、少し登って行くと鋸歯の通過となり、樹林帯のヤセ尾根のアップダウンを繰り返す。樹林帯とはいえ露岩が多く、急な登り降りで体力を削られる部分だ。

 そして、鋸歯が終わった先にはこのルート最大の難所の大崩落地帯がある。その鞍部の通過が核心部で、足元の両側が崩れているため掴まるところがなく、まるで馬の背中を歩く感じだ。
 長いトラロープが渡してあるが、途中に支点を打つような場所はないため、前後にある遠い木からロープウェイのように垂れ下がっている状態だ。そのため、このロープに頼って登ることはできないが、足を滑らした時には役立つと思うので軽く握り慎重に進む。
 鞍部の通過後も崩落地帯はなおも続くが、少し登れば樹林へ逃れることができ、灌木や根などホールドには困らないので一安心だ。崩落地帯が終わると小無間山への激坂が続くが、しばらくのあいだ頑張れば頂上に達することができる。

 小無間山から大無間山までは、前半の登りとは対照的に緩やかで危険のない林間ルートで、問題なく山頂を往復することができた。
 途中に北側が開けた場所があったが、あいにく雲があり展望がきかなかった。聖、赤石、荒川岳の眺望だけでなく、鳳凰山からも、この大無間山がよく見えることを知っていたので期待していたが残念だった。
 一方、南側にも崩落によって開けた地点があり、そこからの眺望は非常に良く、自分が住む焼津市にある高草山(501m)や海岸線までも確認することができた。
 
 子供の頃からいつも見ていたが、当時は名前も知らなかった三角ピークの大無間山。その山頂に立てただけでなく、今度は反対に自分の街を見下ろすことができ、本当に感無量で忘れられない山旅となった。

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