文殊山(山形/高畠町):学問の神様・日本三文殊の随一を懐に抱く山、半袖隊長、絶対標高で低山を侮ってはなりませぬぞ!
- GPS
- 04:12
- 距離
- 12.3km
- 登り
- 369m
- 下り
- 369m
コースタイム
累積標高(上り): 333m / 累積標高(下り): 333m
(標高グラフ機能の「SRTM標高」値を採用)
★EK度数:17.315=12.32+(333÷100)+(333÷100÷2)
→→→判定「●EK16〜24未満 比較的楽」
EK度数=合計距離+(累積標高上り÷100)+(累積標高下り÷100÷2)
Thanks to murrenさん⇒
http://www.yamareco.com/modules/yamanote/detail.php?nid=142
【参考文献】
分県登山ガイド05山形県の山(山と渓谷社2017年8月5日初版)
55置賜盆地を一望できる高畠町のシンボル的な里山
天候 | 曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
【下山後】高畠駅13501356赤湯駅14201530新庄駅15451640肘折温泉 (注)利用しなかったが、高畠駅から亀岡文殊堂までタクシーを利用すると1960円(片道)との検索結果であった。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
コース状況【emj:158]】 ●全行程12.3kmのうち、約10kmは高畠駅と文殊堂登山口の往復(=舗装路歩き)。 ●従って登山道と言えるのは約2.3kmのみ。 ●分県ガイド紹介コースは「距離2.1km/時間2時間/累積標高差302m/議事湯都度1/体力度1」と、データ上では超・楽勝コースに思える。 ●しかし、登山道は往復とも滑りやすい地質でそこそこの急傾斜が続き、決して侮れない (以下は下山直後の覚書より抜粋) 往路はずっと急登続き。 復路は途中で中弛み(平坦部分)となるがそこは細尾根で、そこが終わるとまた急降下。 大半の道標の文字は掠れて読めず役に立たない。 往路は入口と頂上分岐点にある以外は赤テープ頼み。 但しそれなりの踏み跡が続き、誘い込まれるような枝道・獣道はない。 注意すべきは下山での一ケ所のみ(⇒鞍部を前にして尾根通しに直進せず、赤テープを目印に右に婉曲する) ★水場:亀岡文殊堂右奥に「利根の水」 ★渡渉箇所:なし ★泥濘状況:なし ★積雪状況:なし ★蜘蛛の巣 :各所にありました ☆半袖 タイム:全行程 ★半袖 出会い指数:ゼロ ☆半袖 驚かれ指数:ゼロ ★入山者:ゼロ(文殊堂参拝客を除く) |
その他周辺情報 | ★登山ポスト:なし ★駐車場:亀岡文殊堂 ★トイレ:駐車場横(土産物店の裏)…水洗洋式ウォシュレット ★携帯 :全て圏内 ★食料調達処:せず ★酒類調達処:NewDays新庄駅 ★お土産処:せず ★飲食店:さくらんぼ(高畠駅舎に併設) ★温泉:下記宿泊先 ★宿泊施設:肘折温泉木村屋旅館 (注)高畠駅舎(=太陽館)に温泉あり(300円) http://takahata.info/taiyokan/ |
写真
感想
【記録登録日:2021年10月5日】…もはや過去レコの部類_(._.)_
1号隊員慰安旅行の定番の行先である肘折温泉。
いつも往路の途中に沿線の低山に登ったり、蕎麦屋を求めて駅周辺を徘徊しておりますが、そろそろネタが残り少なくなっあてきました。
今回は山形新幹線停車駅の中でもまだ乗降したことがない高畠駅に近い文殊山に狙いを定めました。
「高畠駅に近い」と申しても、分県ガイドでは「登山口までタクシーで入る」とされています。
事前に1号隊員に「タクシーを利用すれば…」とお伺いを立てたところ、「わざわざタクシーの乗って山になんか行くことはない」と力強い拒否反応があり、登山口まで約5kmあることを前提に、往復とも「テクシー」で自助することになりました。
⇒決してガースー前・首相を支持しているわけではありません。
高畠駅で下車し出発準備に取り掛かろうとしたところ、改札口近くに貼っているポスターが目に留まりました。
「一日8000歩」歩けば、「入浴券・飲料引換券・店舗割引券」を貰えるとの内容です。
半袖隊の計画通りに歩けば15千歩は固いですから、8時半の応募受付時刻を待って手続きし、意気揚々と出発しました。
9月中旬で曇り空とは言え、まだまだ暑い時候。
田んぼ・果物畑の間の舗装路を淡々と歩くうちに、次第にへろへろになってきました。
まず日本三大文殊と言われる亀岡文殊堂に参詣した後、いよいよ文殊山へと取り付きます。
ガイド本に掲載されているデータや紹介文を見る限りではさっと登ってさっと下れそうな低山です。
ただ…「歩行距離2.1kmしかないのに所要は2時間も……長過ぎるな、何か訳があるのだろうか?」と、もやもやしたものがありました。
そして、実際に取り付いてみて分かりました……数値データ以上に登り降りしにくく、利用者が少ない登山道であることを。
特に際立った危険箇所があったわけではありませんが、思い込みの反動は精神的には辛いものがあります。
特に往路で足を滑らせ、オデコから突っ込んだ1号隊員は
「もうこれで山は止めます」「高尾山と尾瀬以外にはいきません」
と宣言しておりました。
もっともこの種の宣言は過去にも何度か聞いたことがありますので、どこまで本心なのかは神のみぞ知る…です。
何はともあれ無事に完歩賞(一日8000歩超達成)を頂き、肘折温泉に移動し、山形県の自然を堪能しました。
このご縁で翌日も高畠市街地を探検・徘徊することになり、「高畠」がぐっと身近になりました。
【今回登った主な山】
★文殊山(もんじゅさん)522m:初…無冠(山形県の山11座目)
【三文殊】
文殊とは智慧を司る文殊菩薩(もんじゅぼさつ)のこと。
「日本三文殊」は‖舅造琉打槓玄譟米猯標桜井市)、丹後の切戸文殊(京都府宮津市智恩寺)、出羽の亀岡文殊(山形県高畠町)。
隊長
コメント
この記録に関連する登山ルート
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三大文殊とは知らなかったです
相変わらず珍しいお山 教えてもらいました(笑)
お早うございます。
そして些末な遅レコにまでコメントを頂戴し恐縮です。
高畠は新幹線停車駅ではあるものの、半数は通過してしまう小さな町。
その割には立派な駅舎で、駅前広場にはワイン樽が飾ってありました。
⇒写真3にも、手前に立つ女性で半分隠れていますが、小さく写っています。
駅から徒歩15分ぐらいのところに「高畠ワイナリー」がありまして、観光地になっており、有料で試飲もできます
半袖隊も翌日、肘折からの帰路に立寄り、ワイン風味ソフトクリームを選択しました。
文殊山は高畠の里山ですが、「高畠町民の山」は福島市との境界線上に位置する豪士山(ごうしさん)1023mや米沢市との境界上にある駒ヶ岳1067mだそうです by 分県ガイド。
但し田中陽希さんでない限り、タクシーあるいはレンタカーで入山するしかありません
隊長
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