ダイヤモンドトレール(久留野峠〜行者杉〜紀見峠)+不動山【大阪府、奈良県、和歌山県】
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- GPS
- 06:05
- 距離
- 17.2km
- 登り
- 951m
- 下り
- 1,363m
コースタイム
- 山行
- 5:52
- 休憩
- 1:33
- 合計
- 7:25
(橋本 / 河内長野、0742 / 0804、南海電車)
(河内長野駅 / 金剛山ロープウェイ前、0815 / 0852、南海りんかんバス)
金剛山ロープウェイ前バス停 0850 ― ロープウェイ駅下 0856 ― 舗装路終点 0916 ― 久留野峠 0919 ― 中葛城山 0927 ― 高谷山 0941 ― 千早峠 1003/1011 ― 神福山 1022/1024 ― 縦走路再合流 1027 ― 金剛トンネル上 1034 ― 行者杉 1043/1053 ― 不動山への分岐点(A) 1054 ― 不動山 1118/1124 ― (A) 1152 ― 杉尾峠 1206/昼食/1228 ― 「タンボ山」標識 1240 ― タンボ山山頂 1245 ― 縦走路再合流 1249 ― 十字峠への分岐点 1249 ― 西ノ行者 1257/行者道往復/1300 ― ブンタ谷への分岐点 1307 ― 水場 1326 ― 舗装道終点 1327 ― 山の神 1330 ― 紀見峠(トイレ) 1345 ― ダイヤモンドトレールと紀見峠駅の分岐点 1347 ― 高野道、車道横断 1356 ― 高野道から紀見峠駅への分岐 1404 ― 紀見峠駅 1415
(紀見峠 / 橋本、1443 / 1452、南海電車)
( 橋本市内 / 不動山明王寺駐車場 )
不動山明王寺駐車場 1540 ― 635段入口 1545 ― 不動山巨石群 1557/1601 ― 回り道入口 1610 ― 不動山明王寺駐車場 1615
● 行動時間 5:25+0:35=6:00
天候 | 曇り、晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス 自家用車
(和歌山市内=橋本市内駐車場)(橋本駅=河内長野駅=金剛山ロープウェイBS) 金剛山RWBS―久留野峠―千早峠―行者杉―不動山―杉尾峠―西ノ行者―紀見峠―紀見峠駅 (紀見峠駅=橋本駅)(橋本市内駐車場=不動山明王寺P) 不動山明王寺=不動山巨石=不動山明王寺 (不動山明王寺P=和歌山市内) ●登山口へのアクセス ○「金剛山ロープウェイ前」バス停 ・富田林駅前からの金剛バスまたは河内長野駅前からの南海バスにて来ることができる。富田林からは約40分、590円。河内長野からは約40分、530円 ・駐車場は正面道の下となる金剛山登山口から複数が認められるが、どうやらどこも有料のようだ ・ロープウェイは休止中。廃止が決まってしまった。正面道や久留野峠からの尾根道など金剛山への登路が複数ある ○久留野峠 ・「金剛山ロープウェイ前」バス停からは念仏坂や文殊尾に向かう登山道が伸びているが、車道をロープウェイ駅へと進み、さらに先へと登っていくとやがて久留野峠に着く。最後の約50m程度を除いて舗装路だが、車が本当に登れるのかと思うほどの急勾配が続く (いずれの記述も2021.9現在) |
コース状況/ 危険箇所等 |
○金剛山ロープウェイ前〜久留野峠 ・ほとんど舗装路。急坂 ○久留野峠〜中葛城山〜高谷山〜千早峠〜神福山〜金剛トンネル上〜行者杉 ・尾根に沿って進む道。坂道には木段が施されており歩きやすい ・神福山山頂は尾根道からは外れているように見えるが、山頂を経由しても先へと進むことができる ・あとは比較的緩やかな道 ○行者杉〜分岐点〜不動山〜分岐点 ・行者杉のやや杉尾峠寄りに不動山へと降りる道がある。あまり使われていないようで、蜘蛛の巣が賑やかであった ・不動山山頂は細い尾根上の樹木に囲まれた目立たないもの ○分岐点〜杉尾峠〜西ノ行者〜山の神 ・分岐点から西ノ行者までは緩やかな道取り。西ノ行者からは山の神への一気の下降。木段が延々と続く ・山の神の手前で舗装路に出る。しばらく進むと山の神のある広場を経て、そこからは舗装された林道を下る ○山の神〜紀見峠〜紀見峠駅 ・舗装路を行く ・紀見峠にてダイヤモンドトレールを離れ、車道を下降する。紀見峠から高野街道で峠近くの柱本集落を抜け、さらに車道を横切り下降。途中で高野街道を離れ、駅を目指す。紀伊見荘を過ぎ、川を渡って地蔵寺を見ると、やや上がって紀見峠駅 ○不動山明王寺〜不動山巨石群 ・635段の階段の上に巨石群がある。単に635段ではなく、ひじょうに急な登りにくい階段 ・回り道があるので、片道はそちらを利用する方がいいかもしれない (いずれの記述も2021.9現在) |
その他周辺情報 | ●買う、食べる ・金剛山ロープウェイ前BS付近には自販機などがある。また村営の宿泊施設もある。食事ができるのかは不明 ・河内長野駅前、富田林駅前にはコンビニエンスストアや飲食店がある ●日帰り温泉 ・橋本市内には「紀望の里」、かつらぎ町には「八風の湯」など、付近にはいくつかあるようだ (2021.9現在) |
写真
感想
○ダイヤモンドトレール(久留野峠〜紀見峠)
ダイヤモンドトレールの第三回は、久留野峠から紀見峠とした。
前回の最後に久留野峠からバス停まで下降したとき、これを登るのは足に悪そうだと思っていた。あれやこれやと別の行き方を検討したが、結局これを登ることにした。併せて、不動山への往復を足すことにした。
嫌なアスファルトの急坂を登り切り、ダイヤモンドトレールに復する。いきなり木段を上ると中葛城山の笹原の頂上。これを過ぎると、金剛山地同様に樹林の中を静かに進む。五条方面の眺めを掠めつつ進む。
千早峠は穏やかな起伏の峠。「天誅組」なる穏やかさのない名前が踊る。江戸末期に各地で起きた改革機運の一つのようだ。ここを通り抜けただけのはずだが、そんな記録を峠にも残しているところが興味深い。
神福山というありがたそうな名前の山もある。山頂を経由しない道がメジャーな縦走路のようだが、通る道筋もあるようなので山頂へ。祠があるだけではなく、経塚もあるようだ。霊験あらたかな場所のようだ。痩せ尾根を降りて縦走路へ。
ほどなく国道310号の金剛トンネルの上部へ。下を行くクルマの音が聞こえる。なだらかな尾根道をさらに進み行者杉。ここものどかな広がりの中、こんもりとした杉が祠の背後を包んでいる。
今日は人出が少ないようだが、ちょうどここで両側から人が来た。
行者杉の先にある分岐でいったんトレイルを離れ不動山へ。標高差100m以上を下降して山頂へ。あまり人が通っていないようで、蜘蛛の巣が大盛況。おかげで進むのにずいぶん時間を要した。
不動山まででも蜘蛛の巣にさいなまれた。本当は巨石群まで行くことも考えていたが、上からは諦め、あとで下から行ってみることにした。
トレールに戻り杉尾峠へ。ここで昼食。昼食中に数名の方々が追い越して行った。
ここからも樹間の緩やかな昇降を繰り返し、西ノ行者へ。行者堂はコースを少し離れた場所にあった。小さい祠だが、祠の前の遙拝用の岩が小さいため、正面の写真がキチンと撮れなかった。なんせ、その岩の背後は崖になっている。
その先、山の神へは一気に高度を下げる。最低鞍部の一つ、紀見峠が近づいている。木段はいったいいくつあるのか知らないが、高度は一気に400m台になってしまう。
山の神の手前に水流を横切るところで見ると、流れには導水パイプがおいてある。殺風景だが何か目的もあるのだろう。そう思っていたが、そのわずか先に水だめと水飲み場が。これのために曳いているとも思えないが、おかげで顔や手を洗うことができた。
山の神の手前で舗装路へ。舗装路の主点広場には軽四も駐められている。
山の神は道が交差点のようになっており、コースをわかっていないと間違ってしまいそうだ。山の神は道を外れているが、樹木もないのでわかりやすい。
そこからはごく普通の車道。ずっと進むと紀見峠の県道に合流。その左手でトレールは再び山道へと進むのだが、こちらは道路を紀見峠駅へと進む。
峠の集落へと続く高野街道沿いに進む。細い道の両脇に家並みが延びる。
急な舗装路を下降していくと、やがて電車の軋り音が聞こえてくる。ややあって紀見峠駅へ。30分に一本の橋本駅行きには時間があるが、そのおかげで駅前ベンチでくつろぐことができた。
○不動山巨石群
降りてから、不動山の巨石群へと行ってみることに。
不動山に行く目的は巨石群を見ることにあるのだが、上からでは蜘蛛の巣だらけで行く気になれなかったので、下から行くことに。しかし635段の階段、修験道の行場というのが気に掛かる。
夕方だからなのか、クルマのない駐車場に駐め、階段へ。急な階段、段差も大きい。100歩ほどで息が切れる。その後もひいひい言ってなんとか登り切った。
巨石群を見た後は、回り道で下降。階段を降りると転げ落ちそうな感じがした。
今日は靴を誤り町中ウォーキング用だった。それでもダイトレらしく木段整備が尽くされており、靴が少々能力不足でも対処はできた。それでもつま先を少々痛めてしまった。
改めて、やっぱり山行きに“靴は基本のキ”だと思わされた。反省…。
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