紅葉真っ盛りの飯豊連峰を川入からダイグラ尾根へ
- GPS
- 19:01
- 距離
- 30.7km
- 登り
- 2,460m
- 下り
- 2,643m
コースタイム
- 山行
- 8:26
- 休憩
- 1:03
- 合計
- 9:29
天候 | 10/4 快晴 10/5 曇り |
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過去天気図(気象庁) | 2021年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 タクシー 自家用車
JR磐越西線 山都から宿泊先のいいでのゆの送迎利用 いいでのゆ:0241-39-2360 福島県喜多方市山都町字沢田3077-1 http://www.sobanosato.jp/spa/facilities.php 10/4 いいでのゆからタクシーで御沢登山口 4000円 10/5 飯豊山荘休業中、ソフトバンク電波不通ため車道を2卻發宿泊先の奥川入へ連絡後迎えに来ていただく 民宿:奥川入 https://www.facebook.com/%E6%B0%91%E5%AE%BF%E5%A5%A5%E5%B7%9D%E5%85%A5-Guest-house-Okukawairi-342258836350618/ 10/6 同宿の方のご厚意によりJR米沢駅まで 当初予定は川入荘よりバスにて米坂線小国駅より米沢、山形新幹線で帰宅 |
コース状況/ 危険箇所等 |
稜線上の道は全く問題ないです。 ダイグラ尾根は道が悪く、アップダウンも激しく滑落危険個所多数 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ソフトシェル
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
ゲイター
日よけ帽子
着替え
靴
予備靴ひも
ザック
ザックカバー
昼ご飯
行動食
非常食
調理用食材
調味料
飲料
ガスカートリッジ
コンロ
コッヘル
食器
調理器具
ライター
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
針金
常備薬
日焼け止め
ロールペーパー
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ナイフ
カメラ
テントマット
シェラフ
携帯トイレ
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感想
長年の夢だった飯豊連峰を歩くことが出来ました。
当初の計画では、三国岳から飯豊山、大日岳を踏んで、北股岳、門内岳を経て梶川尾根を下る予定でしたが、二日目以降の天気が良くなく、ダイグラ尾根を下り今回の山行を終えました。
交通機関の移動とあって初日はずっと電車で移動となり、宿泊先のいいでのゆに着いたのは16時でした。
翌日はタクシーで御沢野営場まで入りいよいよ飯豊の山へ踏み入れることに。
東北の山だけあってブナが大きくやはり普段歩き慣れている関西の山とは雰囲気が違い新鮮な気持ちで歩くことが出来ました。
どうやら紅葉のタイミングはドンピシャだったみたいで、稜線は紅葉、黄葉で同じ写真ばかり撮っていたように思います。
ペースよく登ったことと、翌日からの天気が心配だったため、切合小屋での宿泊をやめ本山小屋まで歩けたらと思い三国小屋まで登りました。
ここから切合小屋までは多少のアップダウンはあるもののあっという間につき、小屋のご主人にも相談したら、今なら御西小屋まで頑張れるならいったほうがいいとのアドバイスで予定変更。
草履塚、飯豊山神社、飯豊山をのんびりとゆっくりと歩いて越えていきました。
明日からの天気が悪くなるなんて思えないくらいの快晴でしたが、高い空に筋雲が出始めてたのを見て、明日なんとか門内岳まで持ってくれと願いながら飯豊本山を後にしました。
ここから御西小屋までは誰とも会わず、御西小屋ももしかしたら一人かななんて思っていましたが、なんと小屋番さんがいらして助かりました。
夕方陽が落ちてから急に風が吹き始め、小屋の方と相談した結果、門内岳まで翌日この強風の稜線を歩くなら、ダイグラ尾根を下ってはどうかと話があり悩みました。
エスケープルートに予定はしていたもののこの日もダイグラの長い長い尾根を右手にこの尾根はないなと思いながら歩いていただけに気持ちを切り替えるのに時間が少し必要でした。
翌日は本山まで1時間足らずで戻り、ダイグラ尾根を下りました。
強い風も稜線だけで、ガスの下に下りて風も緩んで宝珠山の稜線を見降ろしながらなんて綺麗な尾根なんだなんてのんきなことを思いながら歩いていましたが、それはここまでで、細い踏み跡に切れ立った尾根、きわどいトラバースと息つく暇がありません、加えて強烈なアップダウンに、自分は今この尾根を下っているのか?まさか登っているのか?と錯覚するような気分でした。
いつもの勝手の知った鈴鹿や紀伊半島の山ではこのような山歩きは経験もありますが、はじめてくる山ではやはりいつも以上に気を引き締めて歩きました。
宝珠山、千本峰、休場ノ峰前後は特に悪くて気が抜けません。ロープやハシゴがあるわけでもないので、時々ルーファイにも気を使いましたが、藪は刈り掃われているので安心でした。
宝珠山でお会いした千葉からの方と少しお話をし、下っているのが今日自分だけではないというだけで心強く感じました。
身も心もボロボロで飯豊山荘に到着はしましたが休業中で携帯電話もつながらず、再度気合を入れなおして今宵の宿の奥川入への4劼亮崙擦鯤發ためにザックをまた背負いました。
今年で50を越えて、今までもこのような長丁場な歩きの経験はたくさんしてきましたが、やはり出来なくなくなってくるところもあるなと悔しさや寂しさをかみしめ、何度かの電波確認でやっと携帯が通じるところまで下りてきて、奥川入のご主人に迎えに来ていただき今回の山旅を無事に終えることが出来ました。
お風呂に入り夕食の時間女将さんに起こされて席に着いたらなんとダイグラ尾根でお会いしたが目の前に。なんだか戦友と再会したような気分で山の話に花が咲き、翌日は米沢駅まで送っていただきもう本当に感謝しかありません。山のご縁は尊いものとあらためて感謝。そして今回も無事に歩き通せたことに感謝した飯豊連峰でした。
東北の山の紅葉、素晴らしいでしょ?
アルプスの紅葉とは趣が違いますね。
飯豊は学生時代に夏の合宿で2回縦走しました。
数年前、また行きたいと思い、電車やバスの時刻まで調べましたが、行かないままでした。
まあ、もう無理ですが。
素晴らしい写真楽しませていただきました。
リフレッシュ休暇を使って今回念願の飯豊連峰を歩くことが出来ました。
東北の山良いですね!アルプスの紅葉とはまた違って、稜線でカエデが綺麗に燃えている景色に感動でした。
ずいぶん昔に計画した時のガイドブックを見ましたが、今はもう交通機関が当てにならないから遠方からのアプローチは本当に大変な山だと思いました。
三日の予定が二日になってしまったのが少し残念でしたが、初日の景色を楽しめただけでも本当に幸せでした。
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