蝶ヶ岳で槍穂の絶景満喫、長塀山〜蝶ヶ岳〜大滝山周回

2013年10月21日(月) ~ 2013年10月22日(火)

• GPS: 30:13
• 距離: 32.0km
• 登り: 1,775m
• 下り: 1,766m

コースタイム

10月21日（月）晴れ
08：30　上高地発
10：23　徳沢
13：29　長塀山
13：59　妖精の池
14：21　蝶ヶ岳山頂
14：31　蝶ヶ岳ヒュッテ着（受付、休憩）
15：00　蝶ヶ岳ヒュッテ発
15：30　蝶槍
16：10　蝶ヶ岳ヒュッテ着

10月22日(火)晴れのち曇り
06：45　蝶ヶ岳ヒュッテ発
08：11　大滝山北峰
08：25　大滝山南峰
10：26　大滝槍見台
11：33　明神見晴らし
12：24　徳本峠小屋
13：53　明神
14：43　上高地着

天候

21日　晴れ
22日　晴れのちくもり

アクセス

利用交通機関：

自家用車

平湯からバスで上高地

コース状況／危険箇所等

先週、槍補高で雪が積もったとの情報があったので、とても心配でしたが、こちらは道中、全く雪はありませんでした。朝晩は寒いので防寒具は要りますが、日中は夏山装備でplus1枚羽織ものがあれば十分でした。

写真

10/21 8:29

上高地バスターミナル出発

10/21 8:36

河童橋からのお馴染みの奥穂高の風景。晴天が期待できそう。

10/21 8:36

焼岳もここから見るとかっこいい

10/21 9:09

明神も険しくて男前

10/21 9:40

猿もいっぱい並行して歩きます

10/21 10:30

徳沢に着きました。長塀尾根に行きます

10/21 10:31

細い道です

10/21 10:59

急坂が続きます。すぐに汗だく。

10/21 11:48

木の根がいっぱいの急坂が続きます。針葉樹林帯で日焼けしにくいですが、景色もありません。

地味に長塀山到着。

10/21 13:59

妖精の池です。

10/21 14:00

妖精です。

10/21 14:07

あ、蝶ヶ岳らしき盛り上がりが！！

10/21 14:10

晴天！槍穂高見えるぞー。一気にテンションアップ。

10/21 14:11

奥穂高どっしりたくましいね。

10/21 14:21

ヒュッテも見えました。つかれたー。

頂上でご機嫌。

10/21 14:31

蝶ヶ岳ヒュッテ。

10/21 14:45

すいてます。余裕で一人1枚布団あります。荷物を置いて、蝶槍へ向かう支度をします。

10/21 15:25

常念岳がどっしりの貫禄。その三角とシンクロするように重なり合う蝶槍（中央の緑の三角）

10/21 15:30

蝶槍到着。さらに疲れたー。で、風が強いので、ヒュッテに引き返します。

10/21 15:50

二重山稜の蝶ヶ岳。

10/21 16:51

夕方の槍穂高、ガスが晴れてきました（逆光ですけど）！

10/21 16:51

蝶ヶ岳の大パノラマ。写真で伝わるの？

10/21 16:53

明神岳の方に日が沈む。

10/21 16:57

夕方のシルエット。いつまでも味わいたい、最高の景色・・・、でも、めっちゃ寒い。

10/21 17:27

蝶ヶ岳ヒュッテの夕飯で、栄養補給。

10/22 6:10

翌朝。6時。空が明るくなってきた。

10/22 6:11

今日が訪れます。

10/22 6:25

ゆっくり。

10/22 6:26

確実に。

10/22 6:27

槍補高に朝日が。

10/22 6:29

神聖な今日という日のの幕開けを迎えたところで、早速大滝山へ向かいます。

10/22 7:54

下って少しのところで、5mくらいの池に、鉄のはしがかけてありました。このサイズの池に橋を架けるのはめずらしい気がします。

10/22 8:13

稜線に登り返すと、またまた槍が見えた！

10/22 8:13

補高もそろい踏み。手前の尾根が長塀尾根。長いカベでしょ。

10/22 8:37

大滝山北峰

大滝山南峰

10/22 9:18

コメツガの林を歩きます

10/22 9:18

ずっとコメツガの林を歩きます。

10/22 10:52

槍見台

10/22 10:54

名前に恥じない素晴らしい槍ヶ岳の景色。
やっぱり槍サイコー

10/22 10:56

信用できないヤグラなので、こわごわポーズ

10/22 11:18

安定して針葉樹林帯です

10/22 11:59

明神見晴らしに到着

10/22 11:59

名前に恥じない明神の景色

10/22 12:05

苔むした丸太がかわいいです

10/22 12:06

歩きやすい道

10/22 12:50

徳本峠小屋に来ました。

10/22 13:06

あとはひたすら下ります。

10/22 13:52

針葉樹に飽きてきてたので、ちょっとの紅葉（黄葉）がうれしい。

10/22 13:56

落ち葉も可愛い

広々とした、静かで素敵な道に出ます

10/22 14:18

ちらほら色づいて、

10/22 15:06

上高地に無事帰りました。

撮影機器：

COOLPIX AW100 ニコン

FinePix J10 富士フイルム

感想

babyleaf

前回、八ヶ岳の日帰りで無理がたたったのか、膝痛がひどく、しばらく安静にしていました。で、半月たったので、もうそろそろ山へ行きたいと、リハビリも兼ねて無理のないプランで友達と1泊2日の蝶ヶ岳に行くことになりました。
16日ごろから、北アルプスに雪が降った情報が有り、行けるかどうか不安で、念のためアイゼンを持って行きましたが、全く要りませんでした。そして、昼間はめちゃくちゃ暑かったです。

★21日　上高地〜徳沢〜蝶ヶ岳（蝶槍へも行く）
徳沢までは相変わらず、大勢のお客さんがいましたが
長塀尾根に入ると途中2人しか出会わないほど、人がいない静かな道になりました。とにかくずっと、針葉樹林帯の登り道で、簡単に言うと地味な道ですが、静かで落ち着く道ではあります。道はきちんと整備されてわかりやすいです。
頑張って登ると、ぱっと視界が開けて、蝶ヶ岳の最後ののぼりのところで、槍穂高どーんと出てきました。ガスも少しありましたが、今までの地味な上りから一気にテンションアップ。ここまで来てよかったー！！と思いました。
夕飯までに時間が余ったので、山荘に荷物を預けて、蝶槍まで最後の力を振り絞って往復してきました。ここは遮るもののない稜線上、夕方はすごく風が強くて寒かったです。夕日を落ちるのをじっと見ていましたが、幻想的な風景をじっくりじっくり味わいすぎまして、本当に体が骨の芯まで冷えました。山荘のストーブがありがたかったです。
疲れていたので、夕飯が美味しかった。
星空もきれいでした。満月に近い状況でしたので、やはり流星は見れませんでした。

★22日　蝶ヶ岳〜大滝山〜徳本峠〜明神〜上高地
ご来光は6時頃ですので、この時期は早起きしなくてもいいから少し楽ですね。ゆっくり頂上近辺で太陽を待ちました。日が出て、槍穂高の山脈がじっくり明るくなるのをこれまたじっくり味わいました。寒いというのを忘れるくらい幻想的で厳かな時間でした。本当に天気に恵まれよかったです。
寒かったけれども、日が出るとやはり気温は上がるもので、蝶ヶ岳から降り始めてすぐに体がポカポカしてきました。大滝山に着く頃には汗だくになってしまいました。上着を脱ぎました。
この道は、稜線上の景色が素晴らしく、感動の連続なのですが、なぜか人が少ない、もったいない道です。上の方はハイマツの中を気持ちよく歩けますし、したの方は針葉樹林帯のしっとりとした道で、どちらもとてもわかやすく、易しい道です。ただ、すこしコースタイムが長いかな、というのはあります、確かに。でも体力がある方なら、地図のコースタイムよりかなり縮められそうな気がします。私たちも、ゆーっくり歩いても（私、膝痛いですから）コースタイムくらいしかかかりませんでした。槍見台のやぐらは少し木がぐらついてて怖かったですが、しばらくは持つでしょう(^_^;)、景色は最高ですし。
徳本峠から明神までも人が少なくて、落ち着いた静かな道です。徳本峠の少し下に水の補給できる沢があり、大変助かりました。冷たくて美味しかったです。
2日とも夢のような景色を、たっぷり味わえ、また静かな樹林帯の道で心が清くなった気がしました、多分。
それでも、明神まで来ると、人が極端に多くなるので、ああ、現実に帰ったな、という気持ちになっちゃいました。

蝶ヶ岳いいですね。晴れたらお勧めです。