一切経山〜西吾妻山縦走
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- GPS
- 16:02
- 距離
- 23.6km
- 登り
- 1,451m
- 下り
- 1,626m
コースタイム
- 山行
- 6:43
- 休憩
- 1:39
- 合計
- 8:22
天候 | 1日目 快晴後霧 2日目 快晴後霧 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
・一切経山〜東大巓〜名月荘 全般的に危険な所は無い。笹は刈られているが、湿地が多くドロドロ状態になっていた。烏帽子山からは大岩を辿りながらの下りで岩の間に落ちない様に注意が必要。 ・明月荘〜西大巓〜グランデコスキ−場 全般的に危険な所は無いが、ガスが濃い中では各分岐で道標をしっかり確認する必要が有る。木道は濡れていると滑りやすい。又、笹は刈られていないので雨の後は膝下が濡れるのでスパッツ等装着したほうが良い |
写真
装備
個人装備 |
雨具
行動食
非常食
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
保険証
携帯
時計
ツェルト
カメラ
個人食料
マット
シュラフ
食器
水用タンク
|
---|---|
共同装備 |
コッフェル
バーナ−
燃料
|
感想
2021年10月10日
昨日宿泊した秋元湖の旅館からグランデコスキ-場の駐車場に移動し、既に来ていたタクシ-で浄土平に移動します。途中は霧に覆われており紅葉は全く見られませんが浄土平に到着すると今までの霧はうその様に晴れて快晴で、日曜日の浄土平は多くの人が一切経山へ登るべく準備中です。タクシ-の中でォーキングシューズを登山靴に履き替えるのを忘れたのに気が付いたのですが後の祭りで、ウォーキングシュ-ズで縦走することにします。
酸ケ平辺りは針葉樹が多く、草紅葉は綺麗ですが濃緑の中に赤が点在している程度です。緩やかに登り着いた一切経山の広い山頂は大勢の方で、皆さん眼下の五色沼の撮影に余念が有りませんが、沼周辺の紅葉は殆ど落ちています。目を上げれば雲海に安達太良山、磐梯山が浮かんで、これから向かう西吾妻山方面は東大巓までのなだらかな稜線は見えますが、それ以降の峰々は雲の中です。
一旦下って登り切ると家形山ですが、此処まで来る登山者は殆どいません。家形山からの稜線は樹林に覆われて展望がない上に湿地でドロドロの所が多く気を使います。
烏帽子山まで来ると東側の展望が開けて、これから向かう昭元山を初め東大巓が望めます。此処からはゴロゴロした大岩を辿りながら、灌木のトンネルを潜ったりで結構時間が掛かり昭元山に到着。
この頃からガスが上がって来て後はガスの中の木道を交えたなだらかな登りで東大巓に到着。周囲は相変わらず濃いガスですが、道端にクロマメノキが群生しており大粒の実を選んで口に入れると甘酸っぱい味は疲れを癒してくれます。なだらかな木道を下った湿原の中の名月荘は2階建ての立派な避難小屋で先客居ないので1階を独占させていただきます。
一息入れた後、全員で金名水迄水汲みに向かいますが、渇水期には枯れることも有るとの情報も有り心配です。10分程滑川温泉への登山道を下った金名水は量は少ないですが出ており一安心。食事の準備中に2名のパーティ-が到着。明日は我々と同様グランデコスキ-場に下るとの事で2階に上がられます。雨が降り出して明日が心配です。
10月11日
起床して空を仰ぐとオリオン座が見えています。風は強いが快晴の様です。足下が見える程に明るくなったので出発。昨夜の雨で道脇の笹が濡れており、靴と足元は直ぐにビショビショになっていまいます。
稜線に登り着くとモルゲンロートの西吾妻山への稜線が見えて来ますが、稜線上空にレンズ雲が現れており気になります。果たして人形石へ登る始める頃からガスに覆われ出し人形石付近からは濃いガスに覆われ周囲は全く見えないほどになって来ます。
此処で黄色三角形の道標(?)に誘われるままに天元台の登山道に入り、暫く下って誤りに気付き引き返しますが25分のロス。相変わらずの濃いガスの中を西吾妻山に向かいます。
途中、昨日名月荘で同宿した2人パーティが追付いて来られ、荷物は大きいようですが(年齢は私の半分以下かな(?))軽い足取りで追い抜かれます。大凹の水場の水は少ないですが出ています。登り着いた梵天岩も濃いガスの中ではっきりとせずに通過し、一旦下って登り切り西吾妻山に到着。
三角点は少し外れた所に有るようですが、取り敢えずルートの最高点ですので此処で集合写真。
早々に山頂を辞して西大巓に向けて下りますが、晴天なら飯豊、鳥海山、月山の山々の展望が開けるのですが、残念。西吾妻小屋には寄らずに進み小屋への分岐を過ぎた辺りで先ほどの2人パーティ-と再会、先に行ってもらいますが小屋で休憩されていたようです。西大巓手前コルの下りでカッパが落ちていますが、先ほどの2人パーティ-の方が落とされたようで、かなり離れていましたが大声での呼びかけが聞こえて無事手渡せます。
登り着いた西大巓はガスの中の週日のせいか誰も居ませんが集合写真を撮った後下山に掛かった頃に数名の方が登って来られます。下るにつれて曇天下の磐梯山、安達太良山が見えて来るようになって、グランデコスキ-場バノラマゴンドラリフト山頂駅に到着。2日目のガスは残念でしたが無事終了。
明日登る予定の会津駒ケ岳の檜枝岐村に向かいますが、明日は雨の予報でまたまた、会津駒ケ岳は登れそうにありません。
今回も後半はお天気が悪かったようですね。
遠路はるばる訪ねられても天候だけはなかなか思うようになってくれず、
残念なことがしばしばありますね。ご苦労様でした。
コメントありがとうございます。昨年と同じメンバーが3名で、口も脚もお元気な「おばあ様」達です。来年は、今年台風で果たせ無かった飯豊縦走をしたいとの意欲が有り、楽しみにしています。本当に天候だけはどうしようもなくて、宿題の山が増えるばかりです。
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