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Yamareco

記録ID: 3630882
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
磐梯・吾妻・安達太良

一切経山〜西吾妻山縦走

2021年10月10日(日) ~ 2021年10月11日(月)
 - 拍手
shikakura その他4人
GPS
16:02
距離
23.6km
登り
1,451m
下り
1,626m

コースタイム

1日目
山行
6:43
休憩
1:39
合計
8:22
8:08
8:18
34
8:52
9:06
33
9:39
9:40
18
9:58
10:02
16
10:18
10:18
27
10:45
10:53
18
11:11
11:12
30
11:42
12:17
55
13:12
13:16
50
14:06
14:06
19
14:25
14:26
14
14:40
14:41
19
15:00
15:10
10
15:20
15:30
12
金名水
15:42
2日目
山行
6:27
休憩
0:53
合計
7:20
5:21
27
5:48
5:49
57
6:46
6:46
46
7:32
7:50
49
8:39
8:46
34
9:20
9:27
21
9:48
9:55
12
10:07
10:08
45
10:53
11:05
96
天候 1日目 快晴後霧  2日目 快晴後霧
過去天気図(気象庁) 2021年10月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
グランデコスキ−場のに駐車して、浄土平までタクシ-で移動(\18,000)
コース状況/
危険箇所等
・一切経山〜東大巓〜名月荘
全般的に危険な所は無い。笹は刈られているが、湿地が多くドロドロ状態になっていた。烏帽子山からは大岩を辿りながらの下りで岩の間に落ちない様に注意が必要。
・明月荘〜西大巓〜グランデコスキ−場
全般的に危険な所は無いが、ガスが濃い中では各分岐で道標をしっかり確認する必要が有る。木道は濡れていると滑りやすい。又、笹は刈られていないので雨の後は膝下が濡れるのでスパッツ等装着したほうが良い
酸ケ平湿原の草モミジが美しい
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酸ケ平湿原の草モミジが美しい
一切経山に到着。休日で大勢の登山者が居ますが、殆どの登山者の目的は
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一切経山に到着。休日で大勢の登山者が居ますが、殆どの登山者の目的は
五色沼(魔女の瞳)の様で、周囲の紅葉は殆ど落ちているのが残念
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五色沼(魔女の瞳)の様で、周囲の紅葉は殆ど落ちているのが残念
一切経山山頂にて
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一切経山山頂にて
本日の目的地の東大巓が遠いな〜。西吾妻山方面は残念ながら雲の中
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本日の目的地の東大巓が遠いな〜。西吾妻山方面は残念ながら雲の中
南に目を向ければ磐梯山や
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南に目を向ければ磐梯山や
安達太良山が雲海に浮かんでいます
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安達太良山が雲海に浮かんでいます
さざ波が陽を照り返す五色沼。山頂からの「魔女の瞳」とは異なった趣が
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さざ波が陽を照り返す五色沼。山頂からの「魔女の瞳」とは異なった趣が
家形山に到着
兵子分岐に到着
こんな道標も色々と
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こんな道標も色々と
烏帽子山到着。強風の為、樹木の背は低く、枝は風向きと反対側に伸びている
烏帽子山到着。強風の為、樹木の背は低く、枝は風向きと反対側に伸びている
烏帽子山より西吾妻方面。目の前には昭元山と東大巓への稜線がなだらかに連なっている。大分来たけどまだまだこれから
烏帽子山より西吾妻方面。目の前には昭元山と東大巓への稜線がなだらかに連なっている。大分来たけどまだまだこれから
烏帽子山から鏡沼が眼の下に見えるが、登山道から立ち寄れる?
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烏帽子山から鏡沼が眼の下に見えるが、登山道から立ち寄れる?
烏帽子山からの下りは大岩がゴロゴロした道で岩の間に転落しない様に慎重に下り切るとその先は
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烏帽子山からの下りは大岩がゴロゴロした道で岩の間に転落しない様に慎重に下り切るとその先は
灌木のトンネル状の所も有り歩きにくくコースタイムより遥かに時間が掛かった
灌木のトンネル状の所も有り歩きにくくコースタイムより遥かに時間が掛かった
やっと昭元山に到着。この頃からガスが湧き出し楽しみにしていた展望が無くなって来る
やっと昭元山に到着。この頃からガスが湧き出し楽しみにしていた展望が無くなって来る
東大巓手前の木道。これからは殆ど木道状態
東大巓手前の木道。これからは殆ど木道状態
東大巓到着。反対側の西大巓と比べると寂しい山頂です
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東大巓到着。反対側の西大巓と比べると寂しい山頂です
東大巓の木道脇にはクロマメノキが群生しており、甘酸っぱい味が疲れをいやしてくれる
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東大巓の木道脇にはクロマメノキが群生しており、甘酸っぱい味が疲れをいやしてくれる
名月荘への木道
名月荘へ到着
心配していた金名水は量は少ないですが大丈夫で、一安心
心配していた金名水は量は少ないですが大丈夫で、一安心
名月荘より夜明け前の空。今日一日の晴天を期待したのですが....。
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名月荘より夜明け前の空。今日一日の晴天を期待したのですが....。
弥兵衛平からはモルゲンロ−トの藤十郎〜西吾妻山の稜線が鮮やかですが、レンズ雲が嫌な感じ
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弥兵衛平からはモルゲンロ−トの藤十郎〜西吾妻山の稜線が鮮やかですが、レンズ雲が嫌な感じ
弥兵衛平から朝の磐梯山も彼方にくっきりと
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弥兵衛平から朝の磐梯山も彼方にくっきりと
藤十郎に到着
藤十郎より東大巓から東吾妻山のシルエットが
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藤十郎より東大巓から東吾妻山のシルエットが
藤十郎から中大巓への木道。ガスが掛かり始めて来ます
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藤十郎から中大巓への木道。ガスが掛かり始めて来ます
人形石への登りから振り返ると、藤十郎は既にガスに覆われている
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人形石への登りから振り返ると、藤十郎は既にガスに覆われている
人形石へ到着。周囲は真っ白
人形石へ到着。周囲は真っ白
中大巓からの下り。草紅葉が綺麗なのですが
中大巓からの下り。草紅葉が綺麗なのですが
大凹の水場。竹の筧から流れ落ちています
大凹の水場。竹の筧から流れ落ちています
梵天岩への登りは大岩のゴロゴロ道で、濡れていて滑りやすい
梵天岩への登りは大岩のゴロゴロ道で、濡れていて滑りやすい
梵天岩付近の岩場。どこが梵天岩?
梵天岩付近の岩場。どこが梵天岩?
西吾妻山に到着
西吾妻山山頂にて
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西吾妻山山頂にて
西吾妻小屋もガスでぼんやり。寄らずに西大巓に向かう
西吾妻小屋もガスでぼんやり。寄らずに西大巓に向かう
西大巓に到着。直下で昨日名月荘で同宿した2人パーティ−とすれ違いましたが我々だけです。
西大巓に到着。直下で昨日名月荘で同宿した2人パーティ−とすれ違いましたが我々だけです。
西大巓山頂にて。飯豊連峰等の山々が望めず、残念!!
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西大巓山頂にて。飯豊連峰等の山々が望めず、残念!!
グランデコスキ−場の上まで降りて来ると、やっと磐梯山も
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グランデコスキ−場の上まで降りて来ると、やっと磐梯山も
安達太良山も見える様になって来た
安達太良山も見える様になって来た
グランデコパノラマゴンドラリフト山頂駅が見えて来た
グランデコパノラマゴンドラリフト山頂駅が見えて来た
グランデコ付近の紅葉、バックが青空だと冴えるのに
グランデコ付近の紅葉、バックが青空だと冴えるのに
グランデコパノラマリフト山頂駅から西吾妻山登山口に降りて来た
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グランデコパノラマリフト山頂駅から西吾妻山登山口に降りて来た

装備

個人装備
雨具 行動食 非常食 地図(地形図) コンパス 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 ファーストエイドキット 保険証 携帯 時計 ツェルト カメラ 個人食料 マット シュラフ 食器 水用タンク
共同装備
コッフェル バーナ− 燃料

感想

2021年10月10日
昨日宿泊した秋元湖の旅館からグランデコスキ-場の駐車場に移動し、既に来ていたタクシ-で浄土平に移動します。途中は霧に覆われており紅葉は全く見られませんが浄土平に到着すると今までの霧はうその様に晴れて快晴で、日曜日の浄土平は多くの人が一切経山へ登るべく準備中です。タクシ-の中でォーキングシューズを登山靴に履き替えるのを忘れたのに気が付いたのですが後の祭りで、ウォーキングシュ-ズで縦走することにします。

酸ケ平辺りは針葉樹が多く、草紅葉は綺麗ですが濃緑の中に赤が点在している程度です。緩やかに登り着いた一切経山の広い山頂は大勢の方で、皆さん眼下の五色沼の撮影に余念が有りませんが、沼周辺の紅葉は殆ど落ちています。目を上げれば雲海に安達太良山、磐梯山が浮かんで、これから向かう西吾妻山方面は東大巓までのなだらかな稜線は見えますが、それ以降の峰々は雲の中です。

一旦下って登り切ると家形山ですが、此処まで来る登山者は殆どいません。家形山からの稜線は樹林に覆われて展望がない上に湿地でドロドロの所が多く気を使います。

烏帽子山まで来ると東側の展望が開けて、これから向かう昭元山を初め東大巓が望めます。此処からはゴロゴロした大岩を辿りながら、灌木のトンネルを潜ったりで結構時間が掛かり昭元山に到着。

この頃からガスが上がって来て後はガスの中の木道を交えたなだらかな登りで東大巓に到着。周囲は相変わらず濃いガスですが、道端にクロマメノキが群生しており大粒の実を選んで口に入れると甘酸っぱい味は疲れを癒してくれます。なだらかな木道を下った湿原の中の名月荘は2階建ての立派な避難小屋で先客居ないので1階を独占させていただきます。

一息入れた後、全員で金名水迄水汲みに向かいますが、渇水期には枯れることも有るとの情報も有り心配です。10分程滑川温泉への登山道を下った金名水は量は少ないですが出ており一安心。食事の準備中に2名のパーティ-が到着。明日は我々と同様グランデコスキ-場に下るとの事で2階に上がられます。雨が降り出して明日が心配です。

10月11日
起床して空を仰ぐとオリオン座が見えています。風は強いが快晴の様です。足下が見える程に明るくなったので出発。昨夜の雨で道脇の笹が濡れており、靴と足元は直ぐにビショビショになっていまいます。

稜線に登り着くとモルゲンロートの西吾妻山への稜線が見えて来ますが、稜線上空にレンズ雲が現れており気になります。果たして人形石へ登る始める頃からガスに覆われ出し人形石付近からは濃いガスに覆われ周囲は全く見えないほどになって来ます。

此処で黄色三角形の道標(?)に誘われるままに天元台の登山道に入り、暫く下って誤りに気付き引き返しますが25分のロス。相変わらずの濃いガスの中を西吾妻山に向かいます。

途中、昨日名月荘で同宿した2人パーティが追付いて来られ、荷物は大きいようですが(年齢は私の半分以下かな(?))軽い足取りで追い抜かれます。大凹の水場の水は少ないですが出ています。登り着いた梵天岩も濃いガスの中ではっきりとせずに通過し、一旦下って登り切り西吾妻山に到着。

三角点は少し外れた所に有るようですが、取り敢えずルートの最高点ですので此処で集合写真。
早々に山頂を辞して西大巓に向けて下りますが、晴天なら飯豊、鳥海山、月山の山々の展望が開けるのですが、残念。西吾妻小屋には寄らずに進み小屋への分岐を過ぎた辺りで先ほどの2人パーティ-と再会、先に行ってもらいますが小屋で休憩されていたようです。西大巓手前コルの下りでカッパが落ちていますが、先ほどの2人パーティ-の方が落とされたようで、かなり離れていましたが大声での呼びかけが聞こえて無事手渡せます。

登り着いた西大巓はガスの中の週日のせいか誰も居ませんが集合写真を撮った後下山に掛かった頃に数名の方が登って来られます。下るにつれて曇天下の磐梯山、安達太良山が見えて来るようになって、グランデコスキ-場バノラマゴンドラリフト山頂駅に到着。2日目のガスは残念でしたが無事終了。

明日登る予定の会津駒ケ岳の檜枝岐村に向かいますが、明日は雨の予報でまたまた、会津駒ケ岳は登れそうにありません。

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コメント

お疲れさまでした。しかし皆さん健脚で東北の山は得てしてドロドロは覚悟ですねその泥が覆った石はなおさら足にこたえる。
今回も後半はお天気が悪かったようですね。
遠路はるばる訪ねられても天候だけはなかなか思うようになってくれず、
残念なことがしばしばありますね。ご苦労様でした。
2021/10/16 17:24
meganezaru さん、今晩は
コメントありがとうございます。昨年と同じメンバーが3名で、口も脚もお元気な「おばあ様」達です。来年は、今年台風で果たせ無かった飯豊縦走をしたいとの意欲が有り、楽しみにしています。本当に天候だけはどうしようもなくて、宿題の山が増えるばかりです。
2021/10/16 20:27
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

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