浅間山・前掛山（百名山リーチにカラマツの黄葉）

2013年11月03日(日) [日帰り]

• GPS: 08:05
• 距離: 12.9km
• 登り: 1,143m
• 下り: 1,126m

コースタイム

天狗温泉浅間山荘6:50〜不動滝7:35〜二ノ鳥居7:40〜カモシカ平8:20
〜8:40火山館8:50〜湯ノ平分岐9:15〜10:20立入禁止看板シェルター(休憩)10:55
〜前掛山（浅間山）11:15〜シェルター11:50〜賽ノ河原分岐12:45
〜湯ノ平分岐13:00〜13:10火山館13:30〜二ノ鳥居14:05〜天狗温泉浅間山荘14:55

天候

雲量多め（ときどき陽光あり）

アクセス

利用交通機関：

自家用車

天狗温泉・浅間山荘の駐車場＠500円
日帰り入浴は天狗温泉で＠800円
　駐車場利用者は＠600円とのことですが、今回は入浴せず。
市役所4:00発　天狗温泉6:40着7℃
天狗温泉15:15発　市役所18:00着

コース状況／危険箇所等

　浅間山の山体（賽ノ河原分岐から立入禁止看板まで）は火山スコリアで歩きにくいです。
　噴火警戒レベルは1でしたが、予測不能な噴火の可能性があるため、自己責任で登山してくださいとの警告板あり。

写真

11/3 6:50

　1982年4月と1983年の噴火は全く前兆なしに起こり、1983年の噴火では2、3km離れた所まで直径1m程度の岩石が多数着弾したとのこと。「自己責任」で登山してください。

11/3 6:52

林道脇の真っ赤な紅葉

11/3 6:57

　天狗温泉(単純鉄冷鉱泉)のお湯は、真っ赤な色だという。
　天狗温泉の上流の蛇堀川の水も真っ赤だ。
　鉄分がかなり多いのだろう。

11/3 7:19

一ノ鳥居

11/3 7:34

不動滝

11/3 7:41

二ノ鳥居

11/3 8:14

カラマツの黄葉の中を行く

11/3 8:15

黒斑山

11/3 8:30

トーミの頭から黒斑山

11/3 8:30

カモシカ平付近

11/3 8:39

火山館近くのイオウの沢
背景は八ヶ岳・蓼科山

11/3 8:40

　火山館に着きました。
　避難用シェルターになっており、水も補給できます。

11/3 8:43

　火山館内部のストーブには火が入っており暖かでした。
　常駐の管理人さんがいらっしゃいます。

11/3 8:43

浅間山の火山地図
・黒斑山は2万4300年前に東側大崩壊
・浅間山の釜山スコリア丘は200年前に出現
・浅間山は今も成長し続けている活発な火山

11/3 8:52

岩長姫を祀った浅間神社

11/3 8:58

湯ノ平付近

11/3 9:22

カラマツ越しに浅間山の本体が見えてきた。

11/3 10:01

第一外輪山の黒斑山(2404m)、蛇骨岳（2366m）、仙人岳（2310m）、鋸岳（2254m）までの全貌とJバンド、賽の河原が見える。

11/3 10:18

登りにくい浅間山本体のスコリアの登山道と登り詰めると、立入禁止の看板がある。

11/3 10:38

山体にへばりつくタデ類？

11/3 10:41

前掛山に登る人々。
連休なので大勢います。

11/3 11:06

前掛山への道は第二外輪山だとか。

11/3 11:18

ついに前掛山2564mに登頂。

11/3 11:19

富士山も見えます。

11/3 11:19

八ヶ岳連峰

11/3 11:20

2493．4mピークへは立入禁止のため行けません。

11/3 11:21

前掛山から見た浅間山の「釜山スコリア丘」

11/3 11:55

避難用シェルター

11/3 12:04

雲も厚くなってきたので下山開始します。

11/3 12:49

ナナカマドではないのかなぁ

11/3 12:53

ゴゼンタチバナの紅い実

11/3 12:55

一個だけシラタマノキの白い実も見つけました。

11/3 14:57

天狗温泉・浅間山荘に無事下山しました。
天狗さんが迎えてくれました。

撮影機器：

DMC-LX7 Panasonic

感想

ahiru-papa

　日本百名山リーチのMさんと浅間山に。
　天狗温泉の浅間山荘付近は、紅葉が見事。
　登山口の温泉から上流の蛇堀川（沢？）沿いに不動滝、火山館を経て湯ノ平までは、少し遅かったもののカラマツの黄葉が楽しめた。
　浅間山の地質図によると、黒斑山は2万4300年前に東側が大崩壊し、黒斑山(2404m)、蛇骨岳（2366m）、仙人岳（2310m）、鋸岳（2254m）などの今の第一外輪山を形成したらしい。黒斑山や牙山を登山道から見上げると黒々とした溶岩の垂直の壁が目についた。
　また、1783年の噴火では、前掛山火口から北西側に大規模な「鬼押出し溶岩」が流れ出たり、現在の浅間山山頂付近の釜山スコリア丘（2568m）を出現させた。
　これらの地形を見ながらJバンドとの分岐を過ぎ、浅間山本体を斜上していく登山道は、スコリアの小砂利で滑りやすく足元が大変疲れた。
　今回の登山時は、警戒レベル1ではあったが、浅間山はいつ噴火するか予知できない活火山であるため「自己責任」で登山するよう呼びかける看板が、登山口や道の複数箇所に見られた。
　2400m付近まで登ると、道は南に急カーブするが、ここに立入禁止の看板があり、釜山スコリア山頂に立つことはできない。
　前掛山（2524m）が現在の山頂とされており、ここからの浅間山本体は静かではあったが、巨大なゾウのようであった。浅間山は今も成長し続けている活発な火山であると実感した。
　今回、Mさんは、百名山達成に山頂までの百点満点を目指していたので、少し宿題が残ったとの弁。
　また、いつか山頂まで行く機会ができたら同道いたしましょう。

コメント

o-san

お疲れ様でした
晩秋の浅間山を山行できて楽しませていただきました。

nksan

浅間山行かれたのですね！
仲良しメンバーで行かれたのですね！Ｍさんもこれで満願成就、ホント良かったです お天気もマズマズ、カラマツ黄葉も楽しめたご様子で何よりです。 みなさんの楽しげな雰囲気が伝わってきました。Ｍさん、オメデトウ