皇海山〜クラシックルート〜
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- GPS
- 11:45
- 距離
- 28.4km
- 登り
- 2,604m
- 下り
- 2,603m
コースタイム
- 山行
- 10:05
- 休憩
- 1:40
- 合計
- 11:45
天候 | 快晴のち午後は雲多めの晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2021年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
問題は無いが歩き難い所は有る 銀山平〜庚申山荘:整備・目印完璧 〜庚申山:鎖・梯子豊富、難易度も低い 〜薬師岳:岩場無し、歩き易い尾根 〜鋸岳:核心部の岩場、平坦な岩が多く濡れや泥で滑りやすい 〜皇海山:鋸岳からの下りに氷が付いている場合は要注意 〜六林班峠:鋸岳直下はぬかるみ酷い激下りでスリップ必至、藪は払われているが倒木多く歩き難い 〜庚申山荘:ひたすら長い、谷側に傾いている道も多く踏み外し注意 |
その他周辺情報 | 桐生側のコンビニで最も近いのは水沼駅を超えた先のファミリーマート、車で30〜40分かかりかなり遠い |
写真
装備
個人装備 |
Tシャツ
ソフトシェル
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
地図(地形図)
コンパス
ヘッドランプ
予備電池
筆記用具
ガイド地図(ブック)
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ストック
着替え
ガスカートリッジ
コッヘル
食器
ライター
ロールペーパー
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感想
結論から言うと、あまり面白くなかった、そしてひたすら疲れた。
岩場は多少楽しめたが思ったより区間が短い、なのにコース全体はとにかく長い、藪は刈り払われていたが道は歩き難い、極め付けはそれだけ苦労してもひたすら樹林帯なので楽しみが無い。
百名山なので行ってはみたが、正直2度目は無い。
2年前の台風で群馬側のコースが実質廃道になって、こちらのコースがよく歩かれているのだろう。
道は良く踏まれており明瞭で目印も豊富なので、一部分かり難い所や獣道と間違う所もあるが基本道迷いの心配はない。
展望地は3か所、庚申山展望地と白山と鋸岳。
皇海山の山容と日光の山々の景色は良いのだが、どこから見ても皇海山までの距離と角度が違うだけで基本同じ景色なので見応えは無い。
それでも往路はそれなりに変化に富んでおり、まあまあ楽しめた。
問題は復路。
六林班峠までの藪は刈り払われていたが、倒木の処理はされておらずぬかるみも酷いため決して歩き易い道とは言えない。
そして個人的に最大の試練だったのは六林班峠から庚申山荘までのトラバース道。
ひたすら長く同じような沢の出会いを何回も超え、無限ループにハマったのかと思うほど。
あれなら稜線上をピストンした方がまだマシだった。
かつて百名山一の難易度と言われた程の難しさは無い。
ただし日帰りで行こうと思うと熟練者・健脚者向けのコースではある。
岩場の難易度も鎖とロープのおかげで決して高いとは言えないが、滑りやすいしそれなりの高度もあるので最低限の技術体力は必要。
日帰りのレコが多いが、行くのであれば庚申山荘での1泊をお勧めする。
その方が色々な意味で楽しめるだろう。
【ここからは半分苦言で半分グチなので注意】
今回、鋸岳の岩場で極端にマナーの酷い登山者に出会ったのでどうしても書いておきたい。
どのように悪いかというと、よく有る事ではあるがもの凄く遅いのに全く譲らない。
高齢女性3人組だったのだが、その後ろが大渋滞となった。
時間にして1時間弱は足止めを食らった。
本人も自分達が遅い事を分かっていたはず。
遅い人が譲るのは最低限のマナーであり、普通は鎖場と鎖場の間や取り付きで先に行かせるもの。
それを頑なに譲らず、しかも岩場を通過する最低限の技術も体力も備えていない。
まあ鎖やロープが整備されているので通過は出来てしまうのだが。
あのような人が事故を起こすし、最悪体力不足による行動不能なんて言う恥ずかしい遭難を起こすんだろうな、と。
山で出会う高齢者全てがこの様な人では勿論無いが、団体の高齢者、特に女性が多い集団はこの傾向が強い。
力の無い登山者は来るなとは言わないが、自分の力の無さを自覚して最低限のマナーは守ってほしい。
自分が他者の迷惑になっている事を知ってほしい。
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