日光連山縦走(霧降高原〜女峰山〜小真名子山〜大真名子山〜男体山〜二荒山神社)

2021年11月06日(土) ~ 2021年11月07日(日)

• GPS: 16:06
• 距離: 23.0km
• 登り: 2,931m
• 下り: 3,022m

コースタイム

1日目

• 山行: 4:14
• 休憩: 1:28
• 合計: 5:42

9:16 霧降高原駐車場
9:26 9:26 八平ヶ原分岐
9:48 9:48 小丸山
9:51 9:52 丸山分岐
10:42 10:48 赤薙山
11:31 11:47 奥社跡
12:26 12:33 独標
13:31 13:49 女峰山
14:08 14:21 唐沢避難小屋
14:28 14:55 女峰山の冷水
14:58 唐沢避難小屋

2日目

• 山行: 7:51
• 休憩: 2:26
• 合計: 10:17

4:59 唐沢避難小屋
5:34 6:12 女峰山
6:27 6:27 専女山
6:36 6:36 帝釈山
7:16 7:22 富士見峠
8:05 8:06 小真名子山
8:26 8:27 鷹の巣
9:06 9:15 大真名子山
10:04 10:04 志津乗越
10:08 10:19 志津避難小屋
12:16 12:54 男体山
12:55 13:13 二荒山神社奥宮
13:24 13:25 九合目
13:35 13:41 八合目 瀧尾神社
13:54 13:55 七合目
14:14 14:15 五合目
14:25 14:25 四合目
14:38 14:42 三合目
14:58 14:58 一合目
15:05 15:16 二荒山神社中宮祠
15:16 15:16 二荒山神社中宮祠バス停
15:16 ゴール地点

天候

両日とも晴れ、ただし日光連山は10時頃から猛烈にガスる

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

往路：JR日光からバス
復路：二荒山神社からバス

コース状況／危険箇所等

〜女峰山：特に問題無し、2300m付近から残雪凍結、スパイク使用は個人の技量次第
〜涸沢避難小屋：ガレ場は砂地でもあり滑りやすい、激下り(急登)
〜帝釈山：痩せ尾根で岩場、日光側が切れ落ちているので慎重に
〜富士見峠：原生林の抉れ道、明瞭だが倒木多く荒れ気味
〜志津峠：両真名子山のアップダウンは地図のイメージ以上、道は明瞭
〜男体山：抉れ道、付け替えた道も有るが踏み跡不明瞭＆目印少なく道迷い注意、荒れ気味
〜二荒山神社：整備万全だが岩ゴロゴロなので歩き易くは無い

写真

11/6 8:18

9時前、日光駅でバス待ちの時点で雲が出始めていてマズいと思った

11/6 9:16

まずは階段からスタート、これ登ってみたかったので来たと言う所も有る

11/6 9:25

ガスの広がりがあっと言う間、この時点で初日の展望は諦めた

11/6 9:33

100段ごとに違うメッセージあり

11/6 9:41

小丸山展望台に到着、ここまでは観光客一杯でした

11/6 9:47

回転扉式の鹿柵って初めて見た、日光にはいくつかあるらしいけど流石にお金が有りますね

11/6 9:48

小丸山の山頂？山頂っぽくないけど

11/6 10:11

赤薙山の手前に快適そうな尾根

11/6 10:42

山頂直下はなかなかの急登でした

11/6 12:19

一里曽根尾根に入ると快適な道になりますが樹林帯なので展望は無し、まあどちらにしろ周りはガスだらけだけど

11/6 12:41

水場は細いけど出ていた

11/6 13:08

女峰山までもう少し、雪もそこそこ残っていたので下りが心配な人はスパイク持参推奨

11/6 13:13

最後が岩場の急登

11/6 13:31

登頂！まずはお参り

11/6 13:33

背景真っ白…翌朝に期待

11/6 13:35

霧降高原〜女峰山の尾根を境に南はガスで北はまだ見えていた、こちら登ってきた尾根

11/6 13:47

燧ヶ岳・平ヶ岳・会津駒ケ岳はかろうじて見えた

11/6 13:47

翌日向かう帝釈山方面

11/6 13:47

もう夏の雲ですよ、コレ

11/6 13:57

避難小屋へのガレ場は同時に砂地でもあるため非常に滑りやすい

11/6 15:00

小屋に到着、綺麗な小屋でした、トイレが有ればねぇ…

11/6 14:30

水場はパイプが設置されている最上部は出ていなかった、ただ岩の下に流れは有り

11/6 14:47

30m位下からは沢が出てくるのでパイプを拝借して設置、美味しい水でした

11/7 6:02

2日目！日の出は残念ながら雲が多く…これはこれで光の形がカッコ良かったけど

11/7 6:00

前日見れなかった日光連山の連なり、実際に見るアップダウンの威圧感が凄い

11/7 6:06

日光白根山や皇海山まで見える

11/7 6:23

帝釈山までの痩せ尾根は凍結している時は要注意、間違えても日光側に落ちてはいけない

11/7 6:26

専女山から女峰山を見ると後光状態、山容抜群

11/7 6:37

帝釈山凍結中

11/7 6:37

ここからはずーっと樹林帯です

11/7 6:45

帝釈山上部は残雪多めだけどスパイクは不要、気になる人はと言った感じ

11/7 7:00

倒木多く枝打ちも甘く、荒れ気味の道

11/7 7:10

こんなメッチャ不安な橋？も有るし

11/7 7:26

富士見峠を過ぎて見上げる小真名子山は壁、本番はガレ場を過ぎてから、急登だし藪にザックが引っかかりまくるし、タフです

11/7 8:03

小真名子山は山頂より少し北の肩が展望有り、こちらは女峰山

11/7 8:04

こちら太郎山と日光白根山、右奥に燧ヶ岳

11/7 8:07

山頂からも少しだけ女峰山

11/7 8:08

大真名子山に向かう

11/7 8:26

この辺りはもの凄い深い原生林

11/7 8:53

膝をついて潜るしかなかった倒木、こんなのばっかで体力をガリガリ削ってくる

11/7 9:09

大真名子山登頂！

11/7 9:15

展望はイマイチ、こちら男体山

11/7 9:16

こちら女峰山

11/7 9:19

鎖場のトップまで来ると男体山が正面、600m下って700m登り返す

11/7 9:19

戦場ヶ原と日光白根山、ここの眺めは気に入りました

11/7 9:21

鎖場は大した事無く普通に足だけで下りられる

11/7 10:09

志津峠まで下ってきた、避難小屋は綺麗でしたが水の確保がなぁ

11/7 10:33

めっちゃ抉れ道、木の根と土砂流出でこんなのばっか

11/7 11:27

綺麗な景色が見れたのはここまで、この上はずっとガスでした…

11/7 12:05

枝打ちしてよ…表参道と違って志津側は整備不良

11/7 12:18

登頂！でもガスの中、50分遅かった…

11/7 12:20

あのキツイルートを歩き通せたので、まあ良しとする

11/7 13:12

山頂で昼食を取り(メッチャ寒かったけど)、最後までの安全登山をお祈りして下山

11/7 13:12

御神像にもご挨拶してね

11/7 13:45

7合目あたりでやっと中禅寺湖がお目見え

11/7 14:39

4合目の車道をショートカットする踏み跡、こちらは下側、登りなら使えそうだけど下りは踏み跡が不明瞭で斜度もキツク素直に車道を歩いた方が良さげ

11/7 14:40

三合目手前のショートカットは使える

11/7 15:04

ゴール、疲れたぁ…男体山頂からの景色を見る為に今度はこちらから登る計画を立てよう

撮影機器：

Xperia 1 SOV40 au SONY

装備

個人装備

Tシャツ ソフトシェル ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 日よけ帽子 着替え 靴 ザック ザックカバー サブザック 昼ご飯 行動食 非常食 調理用食材 調味料 飲料 ガスカートリッジ コッヘル 食器 調理器具 ライター 地図（地形図） コンパス ヘッドランプ 予備電池 筆記用具 ファーストエイドキット 常備薬 日焼け止め ロールペーパー 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ストック ナイフ テントマット シェラフ

感想

shige_verde

去年から温めていたルート。
思った以上にタフな道に湧きの早いガスと上手く行かない事も有ったが、各ピークの景色は素晴らしく満足できた。

初日いきなりガスった時は正直落胆を隠せなかった。
快晴予報だったのに…。
ただまあ、山では良くある事。
沢も多く如何にもガスが昇ってきやすそうな地形。
翌朝の絶景に期待し切り替えて登った。
女峰山頂から北側の景色はまだ見れたのが慰めと言った所。

初日のハイライトは山行ではなく避難小屋。
同泊の3人グループと仲良くなり15時から飲んだりトランプしたり山話したり。
山でここまで楽しい夜を過ごしたのは久々。
1人っきりのテントも良いが、こういう出会いがあると小屋も良いなと思う。

2日目朝は期待通りの快晴。
女峰山の絶景を堪能！…そして修行…。
あのアップダウンは凄い、健脚者もゲッソリだ。
特に男体山の志津コースはもう少し何とかならないのか？
倒木を処理して付け替えた道の誘導を整備するだけでだいぶ違うと思うのだが。

男体山から中禅寺湖が見えれば満点の山行だったが、間に合わず。
ある程度覚悟はしていたが、やはり残念。
来年にでも今度は表参道から登って太郎山でも行ってみようか？
ただ志津コースを下りたく無いなぁ…。
とか思いながら下山した。