半袖・渋描き隊長 本宮山リベンジに助っ人M53参上!(鞍骨沢尾根〜堂所山〜陣馬山〜本宮山)
- GPS
- 06:09
- 距離
- 12.4km
- 登り
- 942m
- 下り
- 923m
コースタイム
→10:40底沢峠→10:50明王峠→11:00奈良子峠→11:15富士小屋山→11:20南郷山→11:40陣馬山12:05
→12:20和田峠→12:40醍醐林道消防水利(カーブミラー/本宮山入口)→(道間違い)→屈曲点13:25
→13:55本宮山14:00→(くぬぎ沢林道)→14:50くぬぎ沢バス停→15:00陣馬高原下(山下屋)
(Mikuniさんは山下屋で合流)
天候 | 晴れ〜(*^^)v |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
【復路】陣馬高原下16:25発JR高尾駅北口行きに乗車〜終点にて下車し徒歩で南口へ移動 |
コース状況/ 危険箇所等 |
☆下記の区間は、道標・標識等はありません ・鞍骨沢林道入口〜堂所山間 ・醍醐林道消防水利(カーブミラー/本宮山入口)〜本宮山〜(くぬぎ沢林道)〜くぬぎ沢バス停間 【林業用と思われるピンクテープ有り、登山ルートとは関係なし。要注意】 |
写真
感想
先日(2013年11月30日)、 半袖隊長(yamabeeryuさん)と高尾山・景信山陣馬山登山詳細図NEW!(2013年6月30日発行改訂2版 吉備人出版発行、以下詳細図)で紹介されている「要倉山〜本宮山ルート」を歩きました。
ところが、本宮山から醍醐林道(和田峠方面)に行く道を見事に間違えました。
今回は、このリベンジです。
参考
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-376964.html
くぬぎ沢バス停で下車し、出陣の準備をしていると、突然「待てぇ〜、待てぇ〜」の奇声を上げた男性が現れました。
「なんだ?変質者か? 」と半袖隊長と驚いていると、なんとmakoto53さんです。
(makoto53さんごめんなさい。でもホントそう思いました)
急行の陣馬高原下行きのバスに間違えて乗ってしまったため、走って来たとのことでした。
まずは「鞍骨沢左岸尾根ルート」で堂所山を目指しました。
このルートは、詳細図に次のように紹介されています。
・詳細図No.82:鞍骨沢左岸尾根ルート(経験者向け)
福源寺ルートより明瞭。各バス停へのアプローチ遠い。
福源寺ルートというのは、陣馬高原下バス停横の福源寺から鞍骨沢左岸尾根に登るコースです。「ヤブ多し」の注意書きがありました。
「福源寺ルート“より”明瞭」というのは、意味深なコース紹介です。
☆☆鞍骨沢左岸尾根ルートから和田峠までの様子は、yamabeeryuさんの執筆に譲ります。☆☆
【醍醐林道から本宮山】
順調に進んだかと思いきや、“また”間違えました
直進しなくては行けないところを右に曲がってしまい、違う尾根を下ってしまいました。
「ここでいいのかな?」と思った時に旨い具合にピンクテープが随所にあったため、このテープに沿って急坂を下ってしまいました。
かなり下ってから、間違いに気づきバックです。
なんと標高グラフによると本宮山登山口(740m)から606m地点まで急降下し、740mまで登り直しています。
ヨー!、ヤー!、ター!、エィ!・・と3人が三様の雄叫びを上げながら、尾根を這い上がりました。
這い上がりサバイバルレースの尾根到着順位は
位:半袖隊長(yamabeeryu)
位:makoto53さん[半袖隊長との時間差:約5分]
位:渋描き隊長(hamburg)[半袖隊長との時間差:約10分]
一番谷底から這い上がったのはmakoto53さん、半袖隊長は尾根に近かったので、総合優勝はmakoto53さんです。
その後はルートを見失うことなく、悲願の本宮山に着くことが出来ました。
半袖隊長との苦労した本宮山登頂、感無量です。
半袖隊長、makoto53さんありがとう
半袖隊長ファンクラブの会員、前回記録のコメントで応援したくれたヤマレコユーザーさん ありがとう
本宮山にも感謝です。こんなに楽しませてくれてありがとう
これでしばらく山に行かなくても、山中毒症(*1)は大丈夫かな。
(注*1:山中毒症:一週間に一回山に行かないと体おかしくなる病気、私だけ?)
これで、普通の男の子に戻れます。
(執筆中に「うそだぁ・・、翌日(12/15)も山行くと言ってなかった? 」と誰かが言っている声が・・)
Hamburg
渋描き隊長
P.S.
だれも「心霊スポット」のことはコメントしてないけど、「ジンバ−ミュ−ダイゴトライアングル(*2)」に引き込まれる寸前に脱出したから、まぁいいことにします
(注*2:2013/11/30記録take77さんコメント参照)
高尾・陣馬山域の心霊スポットと言われる要倉山から本宮山にかけての山域。
前回(2013/11/30)、hamburgさんと縦走を試みたところ、最後の本宮山から和田峠へ向かう道を見事に間違え、あらぬ方向に下ってしまいました。
さっそくリベンジを!とお誘い頂き、天気の良さそうな日を選んで早速突撃してきました。今回は前回目指した道とは反対に、
●鞍骨沢左岸尾根を上がり堂所山に達し、
●和田峠まで高尾陣馬縦走を歩いてから、
●醍醐林道より本宮山へ登って道をつないでリベンジ達成の後、
●最後は詳細地図にもないくぬぎ沢林道へ大下りし陣馬街道に戻る
とのhamburgさんの工夫に富んだ「渋い渋い渋い」ルートです。
総距離10km強で、標高差は1000mもないので、一も二もなく「是非行きましょう」とご返事しました。
【プロローグ】
当日は残念ながら、当初参加予定のMikuniさんが急遽不都合となり、前回同様に「半袖・渋描き」隊長コンビでそぞろ歩きかと「くぬぎ沢バス停」にて下車したのは拙者ら二人のみ。「好天気じゃ、良き日になりそうじゃ」と出立しようとしたところに
「待たれい! 待たれい!」
と時代劇かと思うようなセリフを放ちながら、陣馬高原下バス停の方から変質者が走って来ました。
「何事が起きたのか!?」
と、ポカ〜〜んとするしかない二人。変質者が近付いて来るに連れ緊迫感が走ります。周囲には拙者ら二人しかいないのですから。しかしその変質者は山歩きの格好をしています。
「そちは何者ぞ!?」
と威嚇しようと思っていると、次第に近づいてくるその姿は大きくなり、変質者をよ〜〜く見てみると・・・
「Makoto53さん、どうしてここに・・・。長野に行ったのではなかったのですか?」
「いや、それが・・・。友人から、長野は大雪になるから来ない方がよいと言われ、それではと本宮山リベンジ計画の助太刀に参った次第なり。」
変質者どころか、心強い助っ人が参加してくれることになりました。
【鞍骨沢左岸尾根】
まず「くぬぎ沢バス停」から少し高尾側に戻った地点の鞍骨沢林道に入ります。
が、左岸尾根への取付点が分からず「ここではないね」と言いながら先に進むこと10分弱。林道が大きく左にカーブする直前に、ここなら斜面を直登出来そうだとのポイントが現れました。
三人で協議の上、行ってみることに。とにかく上がってみました・・・すると左手に踏み跡がありました。その踏み跡を林道側に下ってみると・・・なんだ、林道に通じているではないか・・・。でも非常に分かり辛い取付き地点でした。
尾根に出てしまえば、基本的には尾根筋を外さず直登します。途中で一ヶ所のみ、踏み跡が尾根筋を離れて左の山腹を捲く格好になります。それをそのまま最後まで真っ直ぐ行くと左に曲がりながら下ってしまうので「×」です。下り始める30mほど前に、右に鋭角に戻りながら上に上がる踏み跡を辿って行けば尾根に復帰します。
その後は杉林の中の尾根筋を辿って急坂を登ります〜登ります。最後は山腹を右に捲きながら鋭角に左折し直進すると北高尾山稜縦走路と出合います。ここまで来ると今日最初の富士山とのご対面、堂所山はもうすぐです。
事前の予想通り、堂所山に至るまでは誰とも出逢いませんでした。それが堂所山〜陣馬山の間では大勢のハイカーとすれ違いました。高尾陣馬山域に来ることが珍しいmakoto53さんにとっては、少々、驚きのタネであったようです。
【「富士小屋山」と「南郷山」】
堂所山〜陣馬山の間は皆さん既知のルートです。が、今日は、butamaruさんのレコに影響されて、「富士小屋山」と「南郷山」のピークを探しながら歩くことにしました。拙者もhamburgさんも、もう何度も歩いていながら、その両ピークを踏んだことがないのです。詳細図に拠れば、奈良子峠の陣馬側&縦走路の北側に位置しています。
目配りしながら、その枝道を探しながら歩きます。ありました、ありました・・・ここじゃないか・・・行ってみます。黄色いテープに手書きで「富士小屋山」。butanmaruさんのレコで見た通りです。その延長線上に「南郷山」もありました。が、こちらは小さいながらも手作りの「山頂標識」が掲げられていました。
その後は、正規縦走道に復帰し、大勢のハイカーで賑わう陣馬山山頂へ到着。既に雲が湧き、南アルプスや日光連山は見えませんでしたが、丹沢や御坂の山々を両脇に従えた富士山、奥多摩、中央線沿線の山々を見渡しながら軽い朝食を済ませ、和田峠への階段道を下りました。
☆☆和田峠以降はhamburgさんの執筆に譲ります。☆☆
【反省会】
Mikuniさん、山に登るわけではないのに、わざわざ陣馬高原下(山下屋)までご足労頂き有難うございました。折角ですので、山下屋での一次会に止めるのはもったいないとの判断が働き、高尾駅に戻ってから「あさかわ」に直行しました。が、ほぼ満席でした。カウンター席の方が、座れるんじゃないかと席を作って頂いたのですが、我ら4名に対し椅子は3席のみ・・・。残念至極でしたが(酒を飲まずに)涙を飲んで「撤退じゃあ!」。
その後は地元・八王子のhamburgさんの誘導に従い、北口から南口へトラバースし、安心できる地点を選んで洞を掘ってビバーク致しました・・・いや、二次会に突入し、高尾の夜は静かに更けて行きました。
hamburgさん、makoto53さん、無事に行って帰れて感謝です。
Mikuniさん、鍋パーティー、やらんといかんバイ!
隊長
makoto53
14日は長野に行く予定は、雪のため急きょリベンジに参加を。
8時15分の陣馬高原下行きのバスに乗り込むも、15分前の臨時増発便で、下車予定のくぬぎ橋はスルー
終点高原下から2停留所戻る途中に、隊長らが乗車していたバスとすれ違い、「このままでは一人で心霊ルートに行くことになってしまう」とビビリ、猛ダッシュで駆け下り、息も絶え絶えに二人のお姿を発見した時は、うれしかったこと
「待ってくれ〜 置いてかないでくれ〜」 また懲りずに誘ってくださいね
こんばんは このレコをお待ちしていました!!
一人でこのコースを行ったら迷いそう
高尾駅前のバリルートなら、迷うことなく南口まで行けますよ
おまけ写真は、間違えが無ければ・・・
何度かテレビで紹介されているお家かな?
本当に豪華ですよね
早速のコメントありがとうございました。
本宮山頂に着いたときは、嬉しくて泣いちゃいそうでした
おまけは、があったので写しました。
でてるんですか
だから、どんどんエスカレートしてくんですね
hamburg
渋描き隊長
当初はご一緒するはずが・・・残念でしたね。
お陰さまで、二度にわたり辛酸をなめながら、ジンバミューダ山域を歩いて来ました
里山には色んな獣道(=バリルート)がありそうですから、また旗を立てて歩きに行く機会もありそうですから、その節は是非、ご一緒しましょう
もちろん高尾駅周辺の裏道も
隊長
隊長
隊長
M助っ人さん
おはようございます。 です。
リベンジ達成おめでとうございます。
心霊に邪魔されながらも、払いのけての達成お見事です。
富士小屋山、南郷山も発見何よりです。
富士小屋山は次回は もって行って上書きしないとダメですね。
山下屋の も美味しそう。
次回の企画には是非参加したいですぅ〜
富士小屋山、「マジックで上書きすべし」との意見はその場でも出ましたよ
ついでに、かまぼこ板で、ちっちゃな山頂標識を作っちゃいますか
次回には、もちろん、 さんは主力メンバーです
隊長
yamabeeryuさん、hamburgさん、makoto53さん、お疲れ様でした。
やっぱりマニアックなルートで、山歩きに慣れた方がいないと間違えて進みそうな所がいっぱいですね!
落ち葉のある時期は尚更難しそうです。
心霊スポットは時計回りが良いですね!
前回は逆回りしたので別の扉に入ってしまったのかも?
さん
隊長、M53星人さんと一緒に存分にを楽しんできました。
富士小屋山、南郷山の登頂は、隊長が縦断コースに入った時に さんのレコを思い出し、行こうということになりました。
次回は、是非一緒にに遊びに行きましょう。
Hamburg
渋描き隊長
どっち回りがわかりやすいかと言えば、makoto1959さんの言われるように回りの方がわかりやすいです。
反回りの場合は、北高尾山稜から鞍骨沢尾根に下りる箇所が分かりにくいです。
本宮山頂は、未知の扉に入らなければ大丈夫です
GPSによる現在地と地形図のマッチングが確実にできるようにもっと鍛錬し、山と遊んでもらいます。
Hamburg
渋描き隊長
落ち葉が降り積もった幅広の尾根は、踏み跡が落ち葉の下に隠れているのか、それとも踏み跡自体がないのか判然とせず・・・眼にした赤テープに頼って下りたら・・・失敗でした。
そのまま突き進めば陣馬街道(車道)に突き当たったとは思いますが、どんな急坂が待ち受けているか分りませんから・・・戻りました。
3人で確認しあったはずなのに・・・間違えていたんですよねぇ(*_*;
右見て、左見て、右見て・・・迷ったら右回りにしますm(__)m
隊長
むぅ、両隊長+強力な助っ人をもってしても
楽々 コースにはなりませんでしたか
高尾のバリルートは 手強いのですね・・・
(心霊スポットの影響か・・・
前回の山行写真は 穴が開くほど レコ写真を見て
不思議な絵を 発見しようとしましたが、
今回は 止めましたw
お三方の山行であれば、
可笑しくて・楽しくて 心霊スポットどころでは ありませんしね
ですが、女性には "心霊スポット"のキーワードは
本当に 怖いようです
次回は、"心霊スポット"無し ルートで企画をお願いしま〜す^^ノ
一般的に赤テープは正しい登山ルートを示してくれますが、バリルート上には、色んな目的のために赤テープがぶら下がっています。
中には渓流釣りのため、林道作業のため・・・我々の登山目的とは異なる目的もありますから、頼り切るのは危険です。
今回がその典型例でした
次回企画にはsarara-さんと是非ご一緒に
隊長
hayakazeさん
コメントありがとうございます。
三人ともにピンクリボンに誘われて、ぼったくられそうになる寸前に逃げ出してきました。
隊長のコメントにもあるようにーいが必要です
次回は、是非ご一緒に
hamburg
渋描き隊長
なかなか手強そうなルート、無事踏破されましたことなによりです
比較的なだらかなところではこの時期、落ち葉でいくらでも
変わってしまいますね。あれーっということがよくあります
15:00過ぎから19:00過ぎまでなんですね
私は翌日、同じ4時間の で沈没してしまいました。
山下屋&あさかわ食堂、必ず行きます
落ち葉の降り積もる道は季節感があって楽しいのですが、踏み跡を隠してしまうとの悪い点もありますね
もしくは踏み跡はないのに・・・あるかのように思わせてしまう・・・
でも、高尾駅周辺ではまだ無理ですが、渋沢駅周辺であれば、踏み跡がなくても縦横無尽に移動できます
「女半袖隊長を囲む会 」あるいは「両手に花の会」・・・盛り上がったようですね
隊長
二度の隊長とのコラボで何とか、踏破できました。
今度は、女半袖隊長とコラボしたいので、是非仲介してください。
「男半袖隊長は呼びません」なんていったら、隊長FCのはくじょう(薄情)委員会にかけられそうですので、そんなことは言いません。
hamburg
渋描き隊長
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