八良塚・三郡山・安房高山(の筈だったが…):近年稀に見る大失態で立入禁止区間を暴走、半袖隊長、振出しに戻って思わぬ強歩訓練
- GPS
- 08:47
- 距離
- 39.0km
- 登り
- 1,156m
- 下り
- 1,215m
コースタイム
- 山行
- 8:46
- 休憩
- 0:02
- 合計
- 8:48
(標高グラフ機能の「SRTM標高」値を採用)
★EK度数:判定不能
Thanks to murrenさん⇒
http://www.yamareco.com/modules/yamanote/detail.php?nid=142
【注釈】登り・下りとも1000m超となっている累積標高値は、ヤマレコシステム上のバグ(限界)に拠る異常値。
ヤマレコシステムは、高低差がないトンネル通行の際も、あたかも地表を歩いたかの如く地形図上の標高差を集計する。
本ルートでは10ヶ所以上のトンネルを通行しており、その度に存在しない標高差が集積されてしまっている結果、ありえへん異常値となっている。
実態としては、多めに見積もっても「登り200m、下り300m程度」であろう。
【参考文献/記録】
分県登山ガイド11千葉県の山(山と渓谷社/2018年4月5日初版)
●18安房高山(あわたかやま365m)・請雨山(しょううさん320m)
地形図に山名のない2等三角点の山頂で展望を楽しむ
●19三郡山(みごおりやま337m)笹子塚(ささごづか308m)
房総最奥の自然林の尾根を歩く
天候 | 晴れのち曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
【往路】地元駅0605新宿駅06100624東京駅06340713千葉駅07270808木更津駅08200910東日笠BS (注)1,016円/IC可/日東交通鴨川営業所04-7092-1234 【復路】安房鴨川駅18361951上総一ノ宮駅19552114錦糸町駅21212147新宿駅2153地元駅 |
コース状況/ 危険箇所等 |
コース状況【emj:158]】 思わぬ大失態でいつの間にかコースアウトしてしまい、結果として立入禁止区間である「監視所コース(19〜42の間)」をほぼ完歩してしまった。 ===================================== (注)台風被害で倒木や崩落が多数発生しており大変危険につき「絶対に入らないで下さい」と登山口に明示してある。 確かに細尾根や山腹トラバースがあって荒れているが、立入禁止警告を無視する入山者は多いようで、当日も数日前に降った雪上に複数の足跡があった。 ヤマップには、立入禁止措置に触れることなく平然と多数の山行記録がアップされており質が悪い⇒SNSは情報共有の場であるはず。 ===================================== その後は態勢を立て直せず、 なお監視所コースを含めた登山道(遊歩道)は約4kmにて、その他の約35kmは舗装道路歩き。 舗装路の大半を占める国道428号の交通量自体はさほど多くないが、歩道が設置されていないトンネルが一つだけあるので要注意。 ★水場:なし ★渡渉箇所:なし ★泥濘状況:なし ★積雪状況:2日前の雪が少しだけ残っていた ★蜘蛛の巣 :なし ☆半袖 タイム:高宕林道起点から安房鴨川駅まで ★半袖 出会い指数:ゼロ ☆半袖 驚かれ指数:ゼロ ★入山者:山中では出会わず |
その他周辺情報 | ★登山ポスト:なし ★トイレ:なし ★携帯:圏内 ★食料調達処:NewDays千葉駅、イオン鴨川店 ★酒類調達処:イオン鴨川店 ★お土産処:イオン鴨川店 ★飲食店:せず ★温泉:寄らず ★宿泊施設:日帰り |
写真
感想
【記録公開日:2022年2月7日】……1ヶ月前の「遅レコ」です。
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まず最初にこの記録を楽しみにされていた水道検針作業をされていたヤング・ママさん(恐らく君津市民?)へ。
その折にもブログアップは遅くなると申し上げましたが、拙者の失態のため、当初計画した山を歩くことなく、単なる道路歩きになってしまったこともあり、記録公表が今になりました。
こんな記録をお待ちになっていたわけではないでしょうが…遅くなってしまったこと、お詫び申し上げます。
その折に、ヤマレコユーザー登録されているかお聞きするのを忘れましたが、もしご覧になる機会がございましたら、叱咤激励のコメントを頂戴できれば幸いです。
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さて、JR普通列車フリーパス利用6日目は、久しぶりに房総の山へ。
低山ながらも房総特有の山深さを感じる主峰・高宕山から派生する山域だ。
高宕林道から取付き、既に登ったことがある八良塚を経て更に南下し、分県ガイド掲載の四山(笹子塚・三郡山・請雨山・安房高山)を一気に串刺しする内容。
⇒詳しくは画面左上の「山行計画」をクリック。
下山後のバス便が極めて不便(=目標とするバスに乗り遅れると次便は3時間待ち=安房鴨川駅まで歩くと+9km)なのが懸念材料だが、考えても仕方がないことなので見切り発車。
…で、久しぶりに木更津駅からバスに乗り、歩跡(赤線)つなぎのため、登山口の4km手前の東日笠バス停で下車し歩き始めたら、道路脇の茂みで農作業?されている方を向見掛けたので「おはようございます!」と挨拶した。
すると一瞬の間が空いてから、通り過ぎようとする拙者に、
「山登りですか?どちらに行かれるんですか?」等の問い掛けがあり、
「八良塚などへ…」と、口をもごもごとお応えすると
「ブログに上げられるのですか?」との意表をつく追加のお尋ね。
「ヤマレコです」と答えると、わざわざメモ書きされたので、ユーザー名と自称(半袖隊長)もお伝えし、少し遅くなるが必ず記録をアップすると申し添えた。
聞けば農作業ではなく、草叢の中にある水道検針作業をされているところだった。
お子様が大きくなって、子育て作業から解放されつつあるので、ハイキングを再開しようかと思っていらっしゃったようです。
お互いにマスク姿でしたが、眼がクリクリっとしたヤングママ?との会話に、その後の足取りは一気に軽くなり、宿原バス停を経て高宕林道起点・八良塚登山口までは至って順調。
どういう内容のレコに仕上げるか…などと捕らぬ狸の皮算用をしていたところ、悲劇は起きました。
台風被害のため「監視所コース」が立入禁止とは登山道起点で初めて知るも、拙者が歩く八良塚コースは特に規制があるようには見えず、驚くほどの急傾斜で滑りやすい足場の斜面に取り付いた。
そして稜線に出て、何の疑いもなく八良塚に向かっていたはずなのですが…、1kmほど歩いたところでGPSを見たら、南下しているはずなのに、なぜか西へ進んでいました。
その場ではどこで間違えたのか見当が付かず、そこまでの道程も倒木や山腹トラバースなど決して良好とは言えなかったので、すっかり戦意喪失。
そのまま踏み跡を辿れば関ふれ道に合流すると推測して道なりに前進。
それはそれで正しかったのですが、着いてみたらなんと立入禁止の「監視所コース」を歩いていたことを知り、またビックリ仰天。
そう言えば荒れた道だったなぁ…と納得したした次第です。
最終的に高宕山・石射太郎登山口に脱出しましたが、バス本数が少ないことは分かっていたので、木更津駅あるいは安房鴨川駅まで歩いて行くしかないと観念。
今後の糧とすべく、安房鴨川駅までのロードを選択しました。
【反省点】
帰宅後、どこで間違えたのか検証したら、何とまぁ、単純な間違い(15&16))だったこと!
低山の連なりのため見通しが悪いので、方向感覚を喪失していたことが主要因です。
どこを歩いていても同じですが…思い込み厳禁ですね。
…とは言え、国道465号線の山間部を歩き通したので、今後、どこからでも歩跡(赤線)を接続できる副産物を得ました。
またほぼ平地歩きと言えども、久しぶりに約40km/約9時間休みなしで歩き続けられたので、よい体力測定となりました。
次回は宿原バス停を起点として敗者復活戦に挑みます。
【今回登った主な山】
★ありません💦
お疲れさんどした<m(__)m>
隊長
【個人用過去レコリンク:赤線回収レコ 唇陀竺川駅関連レコ↓ぁ
2014年03月15日(土)
高宕山(関東100):石射太郎・お茶立場経由、半袖隊長、南房総で暴走の果てに女神に遭遇(*^^)v
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-417071.html
2015年02月11日(水)
元清澄山:低山なのに見事な原生林、半袖隊長、房総で森林浴^&^
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-587605.html
2016年02月11日(木)
嶺岡大塚山:房総は今日も暴走だった、半袖隊長、内房から外房へ到達
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-811464.html
2017年03月20日(月)
南房総:黒潮ラインにそって春爛漫、半袖隊長、青春18利用第2弾
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1090192.html
コメント
この記録に関連する登山ルート
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まさに房総で暴走とは!
ヒヤヒヤしながら読ませて頂きました。
思い込み程怖いものはないですね。とにかく無事下山なによりです。
私も房総の低山でえらい目にあったのを思い出しました。
hamburg
遅レコなのに、早コメを有難うございます。
うろ覚えなのですが…人骨山でしたっけ?
…渋描き隊長が四苦八苦されたのは?
房総の主な植生はスダジイやマテバシイなどの常緑樹。
分厚くて濃緑色の葉で山が覆われ、視界が全くと言っていいほど利きません。
おまけに低山帯なのに「チバニアン」に代表されるように古く険しい地層が多くて、迷い込むと脱出するのにひと苦労します。
今回は単なるルート選択ミスで事なきを得ましたが、房総に行く時は丹沢や奥多摩に入山するよりも緊張感があります。
山の事故は滑落や転倒などの技術(運動能力)的なことだけでなく、道迷いやルート選択ミスなどによる精神的な焦りから生じることが多いですね。
まさに「思い込んだら試練の道を〜〜〜」と「巨人の星」のテーマソングになってしまいます。
そんなことで「ド根性」を発揮したくないので、「急がば回れ」精神でゆとりを持って行動したいですね。
もうトシがトシですから
隊長
君津市民の水道検針員です。
あの日はこちらこそ、楽しげに山に向かう半袖隊長さんに元気をいただきました!
そして、読んでビックリ!👏すごい❗️こんなに歩かれてるとは、、しかも連日!👏!
楽しいレポにも👏👏山に登ってない?なんてどうでもよく、とても楽しく拝読させていただきました!
何度も笑いが込み上げました😚❗️
…まず、お会いした場所からどう登るのか不思議でならず、、怒田沢の登山口まで歩かれてたところからビックリ仰天(前日に写真9枚目右端の銀杏根元量水器も掘っています。)
そして鴨川まで歩くなんて!!!あのくねくね下り坂も歩いてる🤣🤣🤣🤣
あの日、あれからどうされたか、今頃どこを歩いているのか、ずっと気になりながら、ワクワクしながら検針させていただきましたが、
帰りにロマンの森近くで元気いっぱいに楽しいオーラを身に纏って歩く半袖隊長さんと一瞬すれ違い、車の中から思わず手を振ってしまいました!^o^
(雪の為、ドライブがてら家族でロマンの森の露天風呂に入って送迎してもらうへなちょこ検針員です。普段はバイクなのです)
※ロマンの森のお風呂は温泉では無いですが、景色がプライスレスなので良く行きます。😆
ホントにすごい、すごい、としか言いようがないです。
野趣溢れる房総の山、私も遭難しかけてヒヤヒヤした事があります^^;まさにラビリンス。
なので出会う方、整備されてる方にはいつも頭が下がります。
バスを利用して都内からマイナーな房総の地への大冒険?渋くてカッコいいです✨
また検針の時、もしくは息子(4歳)連れでハイキングしてる時にお会いできる事を願っています。
とっても楽しく元気が出る記録をありがとうございました☺️❣️
※次回宿原からスタートの際、余裕があれば三島神社も是非立ち寄ってみてください。特別な空気感があって好きな場所なのです。
まず最初に「有難うございます<(_ _)>」。
あの日から1ヶ月後になってしまったので、もうこりゃダメだ!!!と思いながら記録を作成したものですから、まさかのご訪問(コメント)にどう反応しようかと丸一日思案しておりました。
…が、奇をてらうものではなく、素直に感謝の意を表することに致しました。
拙者も随分と長い間、山歩きをしておりますが、こちらからお尋ねすることは多々あれど、逆に「ブログを発表されるか?」と問われたのは初めて。
すなおにカタカナで「ヤマレコ」とメモされたので、ユーザーさん?あるいは読者?ではあろうと想像していました。
久しぶりに房総で入山するに当り「こいつぁ、春から縁起がいいわい…ふっふっふっ」とほくそ笑んでいたのですが、女神に早く会いすぎてしまったようで、なんとも間抜けな結果となってしまいました。
写真9枚目は高宕林道の起点…あそこにも水道栓がありましたか。
石射太郎登山口から東日笠バス停に戻り、長狭街道への道を選択するに当り、
「もしかして、また、お会いすることがあるかもしれないぞ」
と心の準備はしておりましたが、残念ながら早く人里に下りたい気分が優って余裕を失い、まさかロマンの森近くですれ違っていたとは…あっと驚くタメゴロウです。
拙者はマイカーを持たず、基本は電車バス利用のみ。
登山口までバスがなかったら適度な距離なら歩いて行く派です。
今回登り損ねた三郡山・安房高山に加えて、今年は経塚山、高鶴山、三峰大塚山/七面山、無実山(房州アルプス)、海老敷金比羅山(滝田城址)を巡ってみようかと思案中です。
台風被害で登山道や林道が崩れたままの箇所が多いのが気になりますが…。
房総を暴走中の姿を見かけたら、また是非、声をかけてください。
待ってまぁす。
隊長
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