ガイドと行く雪の赤岳
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- GPS
- 10:36
- 距離
- 18.0km
- 登り
- 1,472m
- 下り
- 1,538m
コースタイム
09:36 八ヶ岳山荘前から車で移動
10:10 赤岳山荘前 装備を整えて出発
12:06 赤岳鉱泉到着
昼食休憩
13:30 アイゼンワーク講習
16:50 講習終了
赤岳鉱泉泊
1月7日(火)快晴
07:30 山荘出発
08:06 行者小屋(文三郎尾根へ)
10:10 赤岳山頂(展望荘経由地蔵尾根へ)
12:40 赤岳鉱泉着 昼食、身支度
13:40 赤岳鉱泉出発
14:55 赤岳山荘着 車で移動
15:15 八ヶ岳山荘前着
天候 | 6日 曇り時々晴れ 7日 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
晴れ続きで、雪が少なめの八ヶ岳でした。この二日間は心配していた氷の登山道は全くなく、初心者には比較的、爪が刺さりやすい登山道でした。赤岳鉱泉で一泊(9000円)して翌日アタック。下山後は、もみの湯(500円)に行きました。 |
写真
感想
雪山講習会ということで、ガイドさんと他の受講者一人とともに、1泊二日で赤岳に行きました。
とにかく天気が良かったです。そして山は、ほぼこれに尽きる・・。
初日は、赤岳鉱泉のアイスキャンディーの下で、アイゼン講習を徹底的にやってもらいました。高さはないけれども、寒くて、硬めの氷の斜面上での歩き方はとても勉強になりました。しかし、高いところ、絶壁でも実際に同じことができるかといえば、・・・なんか無理っぽい。理屈よりも怖いという気持ちが先に出ちゃいますね。それで、体重がうまく爪に乗せれてなくて余計に危ないってことはわかるんだけれども、ついつい山側に体を寄せてしまって・・・。
私は滑落しやすいタイプかもしれません。
経験を重ねないと、自信がつかないと思いました。
その時は正月休み明けでしたので、山小屋も20人くらいで空いていて、赤岳鉱泉の食事は美味しかったし、ゆったりできるウッディーなかわいいシングルベッドの個室部屋もとっていただいて、夜の8時半には寝るという、家にいるより何倍も快適な(?)山小屋の夜は、昨日までのお正月の疲れ(??)を抜くには十分でした(*^_^*)
昨秋に、赤岳を地蔵尾根から登るルートで練習してみましたが、今回は、文三郎から登って地蔵から下るという向きになりました。どちらにしても初心者にはなかなかに険しいルートです。ツルッツルッの氷の急坂を下るということになったらどうしようかと心配していましたが、今回はそういう場面は出てこなかったのでその点は助かりました。
また、稜線上の風はとてもきついという話でしたが、その日はとても穏やかで、強風によって増幅されるだろう不安も払拭されてそれもありがたかったです。
けど、地蔵の下りはやっぱり怖くて長く感じました。あえて、夏道を外して降りるのですが(冬はそのほうが安全なルートもあるということです)、爪がしっかりかかるときとかからないときがあり、ビビって体をまっすぐに立てられないときが多々ありました。ガイドさんには再三注意されましたが、何しろ落ちそうで落ちそうで、落ちませんが、体ががちがちなんですよおー。
とにかくそんなことで、核心部分の写真なんて全く撮れなくて、皆さんにお見せできないのが非常に心苦しいのですが、そこはお許し願います。
徐々に経験を積んで、怖さを軽減させて、いつかサクッと厳冬期の赤岳の登山風景をきっちり撮影できる日が訪れることを誰よりも私が希望しています。はい。
帰りには、もみの湯という温泉にて、疲れを癒しに行きました。500円なら安いほうだとおもいます。露天風呂あり、リンスインシャンプー、ボディーソープあり。駐車場ひろいです。あんまりゆっくりお湯につかると帰りの車の運転で寝てしまう恐れがあるので、ここは潔く早めにあがって、安全運転で家路につきました。
で、まあ、これ以上ない最高の青空のもと、アイスバーンの無い登山道で、器の大きい指導者のもと、という条件の良い中、初めての冬の赤岳登山、とても満足しました。
赤岳に登りたいけど初心者で雪山講習も受けたことがなかったので勇気が出ずに数週間モジモジしていたのですが、大変わかりやすい山行記録で拝見させていただけてよかったです。講習は高額でなかなか気が進まなかったのですが、私もちゃんと基礎を教わってから次のステップに進もうと思います。
No56iguさんはじめまして。そうそう、講習会って高額なんですよ。
ただ、私は山岳会に所属していないですし、誰かに教えてもらうにしても、危険が伴うことを人に頼むのは難しいですよね。ビジネスとしてやっている方に、安全を確保してもらって、少人数で基礎を学ぶということで、割り切って望めました。
本で読んでも勘違いして覚えていることもあるかもしれませんし、熟練者に直接現場で質問しながら、自分の足取りを見てもらうことは、講習会ならではです。一人から参加できるものも多いですし、日程さえ合えばとてもお勧めです。ただし人気コースはすぐに予約で埋まりますよー
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