ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 392354
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
八ヶ岳・蓼科

ガイドと行く雪の赤岳

2014年01月06日(月) ~ 2014年01月07日(火)
 - 拍手
babyleaf その他2人
GPS
10:36
距離
18.0km
登り
1,472m
下り
1,538m

コースタイム

1月6日(月)晴れ時々曇り
09:36 八ヶ岳山荘前から車で移動
10:10 赤岳山荘前 装備を整えて出発
12:06 赤岳鉱泉到着 
昼食休憩
13:30 アイゼンワーク講習
16:50 講習終了
赤岳鉱泉泊

1月7日(火)快晴
07:30 山荘出発
08:06 行者小屋(文三郎尾根へ)
10:10 赤岳山頂(展望荘経由地蔵尾根へ)
12:40 赤岳鉱泉着 昼食、身支度
13:40 赤岳鉱泉出発
14:55 赤岳山荘着 車で移動
15:15 八ヶ岳山荘前着
天候 6日 曇り時々晴れ
7日 快晴
過去天気図(気象庁) 2014年01月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
美濃戸口までマイカー。八ヶ岳山荘駐車場1日500円で利用。
コース状況/
危険箇所等
晴れ続きで、雪が少なめの八ヶ岳でした。この二日間は心配していた氷の登山道は全くなく、初心者には比較的、爪が刺さりやすい登山道でした。赤岳鉱泉で一泊(9000円)して翌日アタック。下山後は、もみの湯(500円)に行きました。
いざ出発
2014年01月06日 10:15撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
2
1/6 10:15
いざ出発
ここ10日ほど雪のない八ヶ岳、歩きやすいです。
2014年01月06日 10:25撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
1
1/6 10:25
ここ10日ほど雪のない八ヶ岳、歩きやすいです。
橋の上の凍結もありません。
2014年01月06日 11:03撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
1/6 11:03
橋の上の凍結もありません。
北沢の沢の表面に氷が張っててきれいでした
2014年01月06日 11:19撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
1
1/6 11:19
北沢の沢の表面に氷が張っててきれいでした
寒くて静かな八ヶ岳
2014年01月06日 11:20撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
2
1/6 11:20
寒くて静かな八ヶ岳
ここに来れば心が洗われる、とおもう・・・
2014年01月06日 11:22撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
2
1/6 11:22
ここに来れば心が洗われる、とおもう・・・
どーんと横岳の荒々しさがかっこよく見えてきました
2014年01月06日 11:54撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
2
1/6 11:54
どーんと横岳の荒々しさがかっこよく見えてきました
赤岳鉱泉のアイスキャンディー。青くてきれい。
2014年01月06日 12:04撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
2
1/6 12:04
赤岳鉱泉のアイスキャンディー。青くてきれい。
常に水がまかれていて、氷のタワーの管理が大変そうですね
2014年01月06日 12:05撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
4
1/6 12:05
常に水がまかれていて、氷のタワーの管理が大変そうですね
今夜お世話になる赤岳鉱泉。お正月も終わり空いてます。
2014年01月06日 12:06撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
1
1/6 12:06
今夜お世話になる赤岳鉱泉。お正月も終わり空いてます。
山小屋でシングルベッドの洋室なんて初めてー、しかも床が絨毯であったかい!
2014年01月06日 12:14撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
3
1/6 12:14
山小屋でシングルベッドの洋室なんて初めてー、しかも床が絨毯であったかい!
赤岳という部屋です。
2014年01月06日 12:14撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
2
1/6 12:14
赤岳という部屋です。
部屋の窓からは赤岳がよく見えます。
2014年01月06日 12:22撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
1
1/6 12:22
部屋の窓からは赤岳がよく見えます。
アイスキャンディーに登っている誰かさん。私たちは、この下でアイゼンワークの講習を地道に頑張りました。(写真なし)
2014年01月06日 14:42撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
2
1/6 14:42
アイスキャンディーに登っている誰かさん。私たちは、この下でアイゼンワークの講習を地道に頑張りました。(写真なし)
アイスキャンディーに、階段で登って夕方の横岳の写真を撮りました。大同心よく見えます
2014年01月06日 16:31撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
1/6 16:31
アイスキャンディーに、階段で登って夕方の横岳の写真を撮りました。大同心よく見えます
赤岳も明日登るんだなあ。結構急坂だねえ・・・。
2014年01月06日 16:31撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
1/6 16:31
赤岳も明日登るんだなあ。結構急坂だねえ・・・。
明日は、地蔵尾根を下るんだって、できるんだろうか・・・。
2014年01月06日 16:32撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
1/6 16:32
明日は、地蔵尾根を下るんだって、できるんだろうか・・・。
待望の夕食。ステーキがドーンとボリュームたっぷり。豚汁、サラダ、フルーツ付。
2014年01月06日 17:57撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
6
1/6 17:57
待望の夕食。ステーキがドーンとボリュームたっぷり。豚汁、サラダ、フルーツ付。
朝食は、具だくさんの味噌汁(春菊入り)で、健康的な和食。
もちろんご飯はおかわりして、出発に備えました。
2014年01月07日 06:34撮影 by  SH-07E, SHARP
4
1/7 6:34
朝食は、具だくさんの味噌汁(春菊入り)で、健康的な和食。
もちろんご飯はおかわりして、出発に備えました。
途中、中山乗越から見る大同心、小同心。
2014年01月07日 07:56撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
2
1/7 7:56
途中、中山乗越から見る大同心、小同心。
阿弥陀岳もよく見えて快晴の朝です。
2014年01月07日 08:06撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
1
1/7 8:06
阿弥陀岳もよく見えて快晴の朝です。
行者小屋で普通はアイゼンつけるみたいですが、私たちはここから30分先のところでアイゼン装着するよう言われて、ここでは付けずに進みます。
2014年01月07日 08:06撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
1
1/7 8:06
行者小屋で普通はアイゼンつけるみたいですが、私たちはここから30分先のところでアイゼン装着するよう言われて、ここでは付けずに進みます。
横岳の大同心、小同心。
2014年01月07日 08:07撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
1/7 8:07
横岳の大同心、小同心。
横岳山頂方面。
2014年01月07日 08:07撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
1/7 8:07
横岳山頂方面。
赤岳
2014年01月07日 08:07撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
1/7 8:07
赤岳
中岳
2014年01月07日 08:07撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
1/7 8:07
中岳
阿弥陀岳、のパノラマが広がります。
2014年01月07日 08:07撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
1/7 8:07
阿弥陀岳、のパノラマが広がります。
分三郎尾根、急坂になり、アイゼン装着して、ロープで確保してもらって、頑張ります。
2014年01月07日 08:49撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
1
1/7 8:49
分三郎尾根、急坂になり、アイゼン装着して、ロープで確保してもらって、頑張ります。
迫力ある中岳、阿弥陀岳ラインが目の前に迫りました。
2014年01月07日 09:16撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
3
1/7 9:16
迫力ある中岳、阿弥陀岳ラインが目の前に迫りました。
八ヶ岳南部と、南アルプス方面
2014年01月07日 09:48撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
4
1/7 9:48
八ヶ岳南部と、南アルプス方面
御嶽山
2014年01月07日 09:49撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
2
1/7 9:49
御嶽山
中央アルプス
2014年01月07日 09:49撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
2
1/7 9:49
中央アルプス
北アルプス
2014年01月07日 09:49撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
3
1/7 9:49
北アルプス
そして、赤岳登頂
2014年01月07日 10:11撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
5
1/7 10:11
そして、赤岳登頂
浅間山方面
2014年01月07日 10:11撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
2
1/7 10:11
浅間山方面
富士山
2014年01月07日 10:11撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
6
1/7 10:11
富士山
北アルプス
2014年01月07日 10:12撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
2
1/7 10:12
北アルプス
北岳
2014年01月07日 10:13撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
3
1/7 10:13
北岳
中央アルプス
2014年01月07日 10:13撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
3
1/7 10:13
中央アルプス
御嶽山
2014年01月07日 10:13撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
5
1/7 10:13
御嶽山
ビビりながらも登頂できたし!
2014年01月07日 10:17撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
9
1/7 10:17
ビビりながらも登頂できたし!
3人でポーズ
稜線をたどって(怖くて写真なし)地蔵尾根を下ります
2014年01月07日 12:01撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
1/7 12:01
稜線をたどって(怖くて写真なし)地蔵尾根を下ります
「晴れる」ということはなんときれいなことなんでしょう。
2014年01月07日 12:01撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
3
1/7 12:01
「晴れる」ということはなんときれいなことなんでしょう。
大同心とも離れていきます
2014年01月07日 13:48撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
1
1/7 13:48
大同心とも離れていきます
午後になっても天気は崩れず。
2014年01月07日 14:35撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
1/7 14:35
午後になっても天気は崩れず。
とにかく平和な八ヶ岳
2014年01月07日 14:35撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
1
1/7 14:35
とにかく平和な八ヶ岳
無事に赤岳山荘についてここから車で移動で解散です。
2014年01月07日 14:55撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
1/7 14:55
無事に赤岳山荘についてここから車で移動で解散です。
自家用車で帰り道、赤岳の雄姿を最後に見納めました
2014年01月07日 15:32撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
2
1/7 15:32
自家用車で帰り道、赤岳の雄姿を最後に見納めました
気持ちを変えて「もみの湯」で汗を流す
2014年01月07日 15:42撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
2
1/7 15:42
気持ちを変えて「もみの湯」で汗を流す
2014年01月07日 15:48撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
1
1/7 15:48
露天もあり、気持ち良い風呂でした
2014年01月07日 15:49撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
4
1/7 15:49
露天もあり、気持ち良い風呂でした

感想

雪山講習会ということで、ガイドさんと他の受講者一人とともに、1泊二日で赤岳に行きました。
とにかく天気が良かったです。そして山は、ほぼこれに尽きる・・。

初日は、赤岳鉱泉のアイスキャンディーの下で、アイゼン講習を徹底的にやってもらいました。高さはないけれども、寒くて、硬めの氷の斜面上での歩き方はとても勉強になりました。しかし、高いところ、絶壁でも実際に同じことができるかといえば、・・・なんか無理っぽい。理屈よりも怖いという気持ちが先に出ちゃいますね。それで、体重がうまく爪に乗せれてなくて余計に危ないってことはわかるんだけれども、ついつい山側に体を寄せてしまって・・・。
私は滑落しやすいタイプかもしれません。
経験を重ねないと、自信がつかないと思いました。

その時は正月休み明けでしたので、山小屋も20人くらいで空いていて、赤岳鉱泉の食事は美味しかったし、ゆったりできるウッディーなかわいいシングルベッドの個室部屋もとっていただいて、夜の8時半には寝るという、家にいるより何倍も快適な(?)山小屋の夜は、昨日までのお正月の疲れ(??)を抜くには十分でした(*^_^*)

昨秋に、赤岳を地蔵尾根から登るルートで練習してみましたが、今回は、文三郎から登って地蔵から下るという向きになりました。どちらにしても初心者にはなかなかに険しいルートです。ツルッツルッの氷の急坂を下るということになったらどうしようかと心配していましたが、今回はそういう場面は出てこなかったのでその点は助かりました。
また、稜線上の風はとてもきついという話でしたが、その日はとても穏やかで、強風によって増幅されるだろう不安も払拭されてそれもありがたかったです。

けど、地蔵の下りはやっぱり怖くて長く感じました。あえて、夏道を外して降りるのですが(冬はそのほうが安全なルートもあるということです)、爪がしっかりかかるときとかからないときがあり、ビビって体をまっすぐに立てられないときが多々ありました。ガイドさんには再三注意されましたが、何しろ落ちそうで落ちそうで、落ちませんが、体ががちがちなんですよおー。

とにかくそんなことで、核心部分の写真なんて全く撮れなくて、皆さんにお見せできないのが非常に心苦しいのですが、そこはお許し願います。
徐々に経験を積んで、怖さを軽減させて、いつかサクッと厳冬期の赤岳の登山風景をきっちり撮影できる日が訪れることを誰よりも私が希望しています。はい。

帰りには、もみの湯という温泉にて、疲れを癒しに行きました。500円なら安いほうだとおもいます。露天風呂あり、リンスインシャンプー、ボディーソープあり。駐車場ひろいです。あんまりゆっくりお湯につかると帰りの車の運転で寝てしまう恐れがあるので、ここは潔く早めにあがって、安全運転で家路につきました。

で、まあ、これ以上ない最高の青空のもと、アイスバーンの無い登山道で、器の大きい指導者のもと、という条件の良い中、初めての冬の赤岳登山、とても満足しました。


お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:1314人

コメント

初めまして!
赤岳に登りたいけど初心者で雪山講習も受けたことがなかったので勇気が出ずに数週間モジモジしていたのですが、大変わかりやすい山行記録で拝見させていただけてよかったです。講習は高額でなかなか気が進まなかったのですが、私もちゃんと基礎を教わってから次のステップに進もうと思います。
2014/1/8 19:52
はじめまして
No56iguさんはじめまして。そうそう、講習会って高額なんですよ。
ただ、私は山岳会に所属していないですし、誰かに教えてもらうにしても、危険が伴うことを人に頼むのは難しいですよね。ビジネスとしてやっている方に、安全を確保してもらって、少人数で基礎を学ぶということで、割り切って望めました。
本で読んでも勘違いして覚えていることもあるかもしれませんし、熟練者に直接現場で質問しながら、自分の足取りを見てもらうことは、講習会ならではです。一人から参加できるものも多いですし、日程さえ合えばとてもお勧めです。ただし人気コースはすぐに予約で埋まりますよー
2014/1/9 8:04
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

積雪期ピークハント/縦走 八ヶ岳・蓼科 [2日]
技術レベル
3/5
体力レベル
4/5
無雪期ピークハント/縦走 八ヶ岳・蓼科 [2日]
技術レベル
3/5
体力レベル
4/5
無雪期ピークハント/縦走 八ヶ岳・蓼科 [2日]
技術レベル
2/5
体力レベル
4/5

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら