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Yamareco

記録ID: 3937377
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ハイキング
奥多摩・高尾

日連アルプス/半月前に敗退した鉢岡山に再挑戦

2022年02月03日(木) [日帰り]
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GPS
--:--
距離
7.6km
登り
602m
下り
582m

コースタイム

出発8:10−青田ルート登山口8:15―宝山登り口8:30−小沢下降点9:05−篠原川河原9:15〜9:45−屈曲点通過9:55〜10:25−送電線直下10:35−北東尾根末端着11:00−伐採地休憩11:05〜11:35−北東尾根取付き12:25−300m圏平坦地12:40−330m圏コブ12:50〜13:15−鉢岡山頂上13:35〜14:15−送電線鉄塔14:30−新和田集落最上部14:35−新和田集落入口14:40−工事現場下部14:45−工事現場最上部15:05−金剛山頂上15:15〜15:45−八坂山分岐15:50−八坂山15:55―八坂山分岐16:05−杉峠16:15−日連山16:45〜16:55−宝山17:00−宝山登り口17:15−青田ルート登山口17:30−ゴール17:30
天候 快晴
過去天気図(気象庁) 2022年02月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
相模湖の北岸を通る国道20号線で西進し、中央道の相模湖IC入口を過ぎる。その100m程先、吉野のY字信号を左折する。勝瀬橋を渡った直後のT字路を右折、200m程先、日連グラウンドの手前を左折して青田集落に向かう。小さな鞍部を越えた100m程先の路肩に駐車できる。
コース状況/
危険箇所等
日連(ひづれ)アルプスの全山踏破を目指す。
先ずは、半月前に敗退した鉢岡山に登るため、篠原川を遡行して、鉢岡山頂上から北東に伸びている枝尾根(北東尾根と仮称)に取付き、これを突き上げる。
この鉢岡山は日連アルプス縦走路から南に外れているので、ここに登った後はいったん新和田集落に降り、日連アルプス最西端の金剛山に南側から登る。その後、主稜線から北に外れている八坂山を往復し、東に縦走して全山を踏破した。
詳しいコース状況は写真の説明で述べる。
日連アルプスハイキングコースの案内板がある青田ルート登山口から登る。標高225m圏
2022年02月03日 08:13撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
2/3 8:13
日連アルプスハイキングコースの案内板がある青田ルート登山口から登る。標高225m圏
案内図の地点で日連ルートと合流する
2022年02月03日 08:22撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
2/3 8:22
案内図の地点で日連ルートと合流する
案内図の地点で宝山登り口に着く。「行止り」の表示を無視して直進する。これが古道である。260m圏
2022年02月03日 08:31撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
2/3 8:31
案内図の地点で宝山登り口に着く。「行止り」の表示を無視して直進する。これが古道である。260m圏
半月前に通った竹林帯にまた入る。昔の往還のようで、古い石垣が続く。
2022年02月03日 08:46撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
2/3 8:46
半月前に通った竹林帯にまた入る。昔の往還のようで、古い石垣が続く。
竹藪はますます酷くなるが、しばしの我慢
2022年02月03日 08:49撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
2/3 8:49
竹藪はますます酷くなるが、しばしの我慢
215m圏で小沢を横切る。古道はこの先も続いていて、前回はこれを辿ってギブアップした。そこで今回はルートを変更、この小沢を下降する
2022年02月03日 09:06撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
2/3 9:06
215m圏で小沢を横切る。古道はこの先も続いていて、前回はこれを辿ってギブアップした。そこで今回はルートを変更、この小沢を下降する
涸れた小沢を下る。枯れた竹や倒木が煩わしいが、傾斜は緩い。懸念した滝は無いのでほっとする
2022年02月03日 09:07撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
2/3 9:07
涸れた小沢を下る。枯れた竹や倒木が煩わしいが、傾斜は緩い。懸念した滝は無いのでほっとする
古道から分かれて10分程下ると、あっけなく篠原川の河原に降り立った。185m圏
2022年02月03日 09:42撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
2/3 9:42
古道から分かれて10分程下ると、あっけなく篠原川の河原に降り立った。185m圏
平凡な河原を200mほど遡行すると、直角に屈曲する地点に差し掛かった。結果的にここの通過に手間取り、30分もかかった
2022年02月03日 09:56撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
2/3 9:56
平凡な河原を200mほど遡行すると、直角に屈曲する地点に差し掛かった。結果的にここの通過に手間取り、30分もかかった
前の写真右端の3m高さの岩を回り込むと、さらに大きな岩との隙間に木が挟まっている。この木に攀じ登ろうとしたが、岩の下部がハングして足場がない
2022年02月03日 10:19撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
2/3 10:19
前の写真右端の3m高さの岩を回り込むと、さらに大きな岩との隙間に木が挟まっている。この木に攀じ登ろうとしたが、岩の下部がハングして足場がない
何度もトライしたが無理。左岸を高巻くことにする。10mほど下流に戻り、この崖の窪みを拾いながらジグザグに突き上げる
2022年02月03日 10:00撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
2/3 10:00
何度もトライしたが無理。左岸を高巻くことにする。10mほど下流に戻り、この崖の窪みを拾いながらジグザグに突き上げる
5mほど登って上流側に出て見ると、足場の無い50度超えのざらざら斜面が落ちている。ここを下るのは滑落の危険が高いので諦めた
2022年02月03日 10:09撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
2/3 10:09
5mほど登って上流側に出て見ると、足場の無い50度超えのざらざら斜面が落ちている。ここを下るのは滑落の危険が高いので諦めた
写真9の地点に戻り、石伝いに右岸から左岸へ渡ることにする。最初の岩に乗ったが、次は1m高さの尖がった岩なので、どこに足を掛けるか迷う
2022年02月03日 10:26撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
2/3 10:26
写真9の地点に戻り、石伝いに右岸から左岸へ渡ることにする。最初の岩に乗ったが、次は1m高さの尖がった岩なので、どこに足を掛けるか迷う
何とか乗り移った。今度は、写真右端の小岩に降りてから左へ石伝い。2番目と3番目が1m以上開いているので、なかなか踏み切れない。意を決して飛び移ったが、ドボンとならずに済んで良かった
2022年02月03日 10:27撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
2/3 10:27
何とか乗り移った。今度は、写真右端の小岩に降りてから左へ石伝い。2番目と3番目が1m以上開いているので、なかなか踏み切れない。意を決して飛び移ったが、ドボンとならずに済んで良かった
頭上を送電線が通っている少し先で、浅い淵が行く手を阻む。右岸は岩場だが、左岸の写真の崖を簡単に高巻きできた
2022年02月03日 10:41撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
2/3 10:41
頭上を送電線が通っている少し先で、浅い淵が行く手を阻む。右岸は岩場だが、左岸の写真の崖を簡単に高巻きできた
鉢岡山北東尾根の末端に着いた。ところが末端は10mを超える岩場が延々と続いていて、とても登れない。さあどうしよう
2022年02月03日 11:00撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
2/3 11:00
鉢岡山北東尾根の末端に着いた。ところが末端は10mを超える岩場が延々と続いていて、とても登れない。さあどうしよう
取付きを探しながらなおも上流へ。しかし右岸から伐採された倒木が谷を埋め尽くしているので遡行は困難
2022年02月03日 12:01撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
2/3 12:01
取付きを探しながらなおも上流へ。しかし右岸から伐採された倒木が谷を埋め尽くしているので遡行は困難
右岸の緩傾斜地に上る。伐採された木々を跨いだりくぐったり、時には上を歩いたりして上流に進むが、左岸が岩場である状況は変わらない
2022年02月03日 11:55撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
2/3 11:55
右岸の緩傾斜地に上る。伐採された木々を跨いだりくぐったり、時には上を歩いたりして上流に進むが、左岸が岩場である状況は変わらない
篠原川から北東尾根に直接取付くことは諦め、北隣の枝尾根との境を流れる小沢から取付くことにした。しかし、この沢に入るとすぐに5mほどの滝。右の岩場を高巻けそうだが、かなり厳しいので断念
2022年02月03日 11:45撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
2/3 11:45
篠原川から北東尾根に直接取付くことは諦め、北隣の枝尾根との境を流れる小沢から取付くことにした。しかし、この沢に入るとすぐに5mほどの滝。右の岩場を高巻けそうだが、かなり厳しいので断念
この小沢の出合いから10mほど下流に戻り、写真の崖に取付く。8mほど左へ斜上すると、北隣の枝尾根の緩傾斜地に出られた
2022年02月03日 12:13撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
2/3 12:13
この小沢の出合いから10mほど下流に戻り、写真の崖に取付く。8mほど左へ斜上すると、北隣の枝尾根の緩傾斜地に出られた
さらに左に回り込むと小沢に出た。これで先ほどの滝を越えたので、この小沢を辿りながら北東尾根の取付きを探す
2022年02月03日 12:22撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
2/3 12:22
さらに左に回り込むと小沢に出た。これで先ほどの滝を越えたので、この小沢を辿りながら北東尾根の取付きを探す
この斜面なら登れそうだ。篠原川本流から分かれて距離100m程来た地点で、標高230m圏。左寄りの膨らみを突き上げる。北東尾根の取付きを探すのに50分もかかった
2022年02月03日 12:24撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
2/3 12:24
この斜面なら登れそうだ。篠原川本流から分かれて距離100m程来た地点で、標高230m圏。左寄りの膨らみを突き上げる。北東尾根の取付きを探すのに50分もかかった
直ぐに踏跡が現れた。どこから来たのかしら?でも、これで一安心
2022年02月03日 12:32撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
2/3 12:32
直ぐに踏跡が現れた。どこから来たのかしら?でも、これで一安心
ひたすら急斜面を突き上げる
2022年02月03日 12:32撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
2/3 12:32
ひたすら急斜面を突き上げる
300m圏でいったん平坦になって一息つける
2022年02月03日 12:42撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
2/3 12:42
300m圏でいったん平坦になって一息つける
再び急登後、篠原川本流から突き上げてきた支尾根と合わさると330m圏コブ
2022年02月03日 13:12撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
2/3 13:12
再び急登後、篠原川本流から突き上げてきた支尾根と合わさると330m圏コブ
360m圏から再び急登が続く
2022年02月03日 13:26撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
2/3 13:26
360m圏から再び急登が続く
標高差100mを一気に上がると鉢岡山の頂上に出た。アンテナ鉄塔がお出迎え
2022年02月03日 13:37撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
2/3 13:37
標高差100mを一気に上がると鉢岡山の頂上に出た。アンテナ鉄塔がお出迎え
その脇に「藤野町十五名山 鉢岡山 標高460m」の山名杭と、「鉢岡山烽火台跡」の杭。ここは昔「のろし台」だったようだ
2022年02月03日 14:12撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
2/3 14:12
その脇に「藤野町十五名山 鉢岡山 標高460m」の山名杭と、「鉢岡山烽火台跡」の杭。ここは昔「のろし台」だったようだ
ここから日連アルプス最西端の金剛山に向かう。鉢岡山の頂上から北西に伸びる山道を降りるが、狭くて急だ
2022年02月03日 14:18撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
2/3 14:18
ここから日連アルプス最西端の金剛山に向かう。鉢岡山の頂上から北西に伸びる山道を降りるが、狭くて急だ
木の間越しに目的の金剛山が望まれた
2022年02月03日 14:19撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
2/3 14:19
木の間越しに目的の金剛山が望まれた
標高差50mを急下降すると、左から幅広い道が合流。この先は歩きやすい立派な登山道だ
2022年02月03日 14:20撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
2/3 14:20
標高差50mを急下降すると、左から幅広い道が合流。この先は歩きやすい立派な登山道だ
さらに道幅が広がり林道並みになると、車が道端から落とされ、廃棄されていた
2022年02月03日 14:24撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
2/3 14:24
さらに道幅が広がり林道並みになると、車が道端から落とされ、廃棄されていた
尾根筋は平坦な気持ち良い道だ
2022年02月03日 14:24撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
2/3 14:24
尾根筋は平坦な気持ち良い道だ
送電線鉄塔の脇を通る。朝方、篠原川で梃子摺った屈曲点の少し先で、頭上を横切っていた送電線と同じ系統だ
2022年02月03日 14:30撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
2/3 14:30
送電線鉄塔の脇を通る。朝方、篠原川で梃子摺った屈曲点の少し先で、頭上を横切っていた送電線と同じ系統だ
新和田集落最上部の車道に出た。金剛山に登るには直ぐ北側の杉峠から往復すれば確実だが、今回は南側から回り込むことにする
2022年02月03日 14:34撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
2/3 14:34
新和田集落最上部の車道に出た。金剛山に登るには直ぐ北側の杉峠から往復すれば確実だが、今回は南側から回り込むことにする
新和田集落入口まで降り、金剛山の南山腹を縫う町道を西方向に100m程進むと、工事現場の下部になる。280m圏
2022年02月03日 14:46撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
2/3 14:46
新和田集落入口まで降り、金剛山の南山腹を縫う町道を西方向に100m程進むと、工事現場の下部になる。280m圏
工事現場の右端の道路が地形図の破線と一致するので、ここを直登する
2022年02月03日 14:59撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
2/3 14:59
工事現場の右端の道路が地形図の破線と一致するので、ここを直登する
工事現場の最上部は削られた崖なので、右から回り込んで植林帯に入る。350m圏。踏跡は無いが、低い笹藪を縫いながら左へ斜上する
2022年02月03日 15:05撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
2/3 15:05
工事現場の最上部は削られた崖なので、右から回り込んで植林帯に入る。350m圏。踏跡は無いが、低い笹藪を縫いながら左へ斜上する
金剛山の頂上から南に伸びる尾根に乗った。410m圏。赤沢バス停から上がって来る登山道が通じているので、これを辿る
2022年02月03日 15:13撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
2/3 15:13
金剛山の頂上から南に伸びる尾根に乗った。410m圏。赤沢バス停から上がって来る登山道が通じているので、これを辿る
金剛山頂上に着いた。「藤野町十五名山 金剛山 標高410m」の山名杭が立ち、「金剛山神社」の社が祀られていた
2022年02月03日 15:18撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
2/3 15:18
金剛山頂上に着いた。「藤野町十五名山 金剛山 標高410m」の山名杭が立ち、「金剛山神社」の社が祀られていた
人数調査のカウンターがあった。神社の参拝に関わらずボタンを1回押すように、とのことで、押すと3295人目だった
2022年02月03日 15:19撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
1
2/3 15:19
人数調査のカウンターがあった。神社の参拝に関わらずボタンを1回押すように、とのことで、押すと3295人目だった
ここから東端の宝山まで日連アルプスを縦走する。すぐに案内図の地点 金剛山バス停への下山路が分岐
2022年02月03日 15:46撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
2/3 15:46
ここから東端の宝山まで日連アルプスを縦走する。すぐに案内図の地点 金剛山バス停への下山路が分岐
423mコブ直前で案内図の地点◆∧山頂へ分岐
2022年02月03日 15:51撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
2/3 15:51
423mコブ直前で案内図の地点◆∧山頂へ分岐
表示通りに縦走路から分かれて1分で峯山頂。案内図の地点
2022年02月03日 15:52撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
2/3 15:52
表示通りに縦走路から分かれて1分で峯山頂。案内図の地点
ここは西北西方面の展望が良い。右手前は鷹取山、その奥は笹尾根の丸山か、左奥は権現山
2022年02月03日 15:53撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
2/3 15:53
ここは西北西方面の展望が良い。右手前は鷹取山、その奥は笹尾根の丸山か、左奥は権現山
さらに北に平坦な尾根を5分程進むと八坂山。木に山名板が括り付けられていた
2022年02月03日 15:56撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
2/3 15:56
さらに北に平坦な尾根を5分程進むと八坂山。木に山名板が括り付けられていた
ここは案内図の地点ぁここから八坂神社に降りられるはずだが、その表示は覆われ、通行止めのようだ
2022年02月03日 15:56撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
2/3 15:56
ここは案内図の地点ぁここから八坂神社に降りられるはずだが、その表示は覆われ、通行止めのようだ
縦走路に戻り、なだらかで歩きやすい登山道をルンルン気分で東に進む
2022年02月03日 16:06撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
2/3 16:06
縦走路に戻り、なだらかで歩きやすい登山道をルンルン気分で東に進む
南南東方向に鉢岡山の頂上が垣間見られた。頂上のアンテナ鉄塔が夕陽を浴びて輝いている
2022年02月03日 16:11撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
2/3 16:11
南南東方向に鉢岡山の頂上が垣間見られた。頂上のアンテナ鉄塔が夕陽を浴びて輝いている
その左、南東方向に根張りのある石老山が望まれた
2022年02月03日 16:12撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
2/3 16:12
その左、南東方向に根張りのある石老山が望まれた
案内図の地点Δ凌峠。ここから北側の杉集落に降りる道は崩落のため通行不可とのこと。それで八坂山から八坂神社へ下る道も通行止めなのか
2022年02月03日 16:15撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
2/3 16:15
案内図の地点Δ凌峠。ここから北側の杉集落に降りる道は崩落のため通行不可とのこと。それで八坂山から八坂神社へ下る道も通行止めなのか
案内図の地点Г瞭連山。標高384mと手書きされている
2022年02月03日 16:47撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
2/3 16:47
案内図の地点Г瞭連山。標高384mと手書きされている
案内図の地点─374.4m三角点がある宝山。半月前、この南山腹の古道を辿り、強烈な竹藪にギブアップし、この頂上へ逃げてきた
2022年02月03日 17:01撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
2/3 17:01
案内図の地点─374.4m三角点がある宝山。半月前、この南山腹の古道を辿り、強烈な竹藪にギブアップし、この頂上へ逃げてきた
この先は半月前に降りた道。縦走路の東端はロープの付いた急な尾根。降りた地点から先は今朝通った道で、15分程歩けばゴール
2022年02月03日 17:12撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
2/3 17:12
この先は半月前に降りた道。縦走路の東端はロープの付いた急な尾根。降りた地点から先は今朝通った道で、15分程歩けばゴール
撮影機器:

感想

半月前に相模湖南岸の里山である日連アルプスを訪れた。しかし、強烈な竹藪に阻まれてあっけなく敗退した。時間が余ったので、宝山から下りた後、篠原川を偵察した。その結果、この川が鉢岡山へのアプローチとして使えることを確認し、今回の再挑戦に結び付けた。

今回設定したルートはコース状況で述べた通りである。
前回使った古道を途中まで辿り、竹藪が酷くならないうちに篠原川へ降りた。この下降ルートに選んだのが小さな涸れ沢である。滝に阻まれることを心配したが、杞憂に終わり、あっけないほど簡単に篠原川に降りられた。

前回の偵察で予想したように篠原川は平凡な河原が続き、順調に遡行できたが、屈曲点が行く手を遮った。
ここの通過に巨岩に挟まれた木に攀じ登ろうとしたが、腕力が衰えた今となっては無理。次に高巻きを試みたが、滑落の危険性が高いので断念。そこで、もし落ちても水に濡れるだけで済む飛び石伝いで通過することにした。でも、最後の1歩を踏み切るのに随分躊躇した。
僅かな距離の屈曲点を通過するのに30分もかかってしまった。

その後は順調に遡行して、鉢岡山への登高ルートに選んだ北東尾根の末端まで来たが、ここに最大の難関が待ち構えていた。詳しくは写真の説明の通りであるが、北東尾根に取付くルートを求めて右往左往。50分もかかってやっと見つかったが、あまりにも時間のかかりすぎだ。

鉢岡山に登頂した後、西端の金剛山に登るには、杉峠から一般登山道を往復すれば良いのに、わざわざ里に下りて南側から回り込むルートを選んだ。たまたま工事現場があって、工事用道路がまっすぐ伸びているのでこれを利用できたが、これが無かったら大分手間取ったかも知れない。

いつものことではあるが、できるだけ周回ルートとするため、一般登山道だけでなく、地形図を読んでここなら通れる、と道なき道を使うことになる。しかし、難関に差し掛かると安全で楽なルートを探すため、時間のロスも随分多かった。

今回の山々はたかだか標高400m程の里山。一般登山道だけを使って往復すれば、全山を踏破するのにさほどの時間を要しないだろう。しかし、今回辿ったルートには道なき道を含んでいたので、8時少し過ぎに歩き出して、ゴールしたのは陽もとっぷり暮れた17時半。ルート探索に時間がかかって、9時間以上の行動時間となった。

半月前は敗退に打ちのめされて惨めな気分で帰途についたが、今回は充実感に満たされた山行でした。

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