令和4年1月の雲取山(三峯神社往復)
- GPS
- 10:31
- 距離
- 20.5km
- 登り
- 1,932m
- 下り
- 1,923m
コースタイム
- 山行
- 8:51
- 休憩
- 1:39
- 合計
- 10:30
天候 | 晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
都心から約2時間半〜3時間 昨年よりビジターセンターの横に登山者専用が開設されました、登山者はこちらを使ってくださいとの事 |
コース状況/ 危険箇所等 |
鴨沢コースに比べ公式SNSの情報が少なく直近のレコも少ないため、なるべく詳細に書こうと思います。歴5〜6年の新米ハイカー目線なので、ベテランさん方から見ると稚拙に見えると思いますがご容赦ください。 ・三峯神社〜霧藻ヶ峰〜お清平 朝のうちは前日の雪が薄く積もっていましたが午後には殆ど無くなりました。 私はフィジカルに難がある為、早朝はチェーンスパイクで歩きました。 ・お清平〜前白岩山の肩 軽く雪の積もった急登と尾根道。 霧藻ヶ峰周辺と同じく、日の当たる場所は午後には落ち葉の登山道に戻っていました。チェーンスパイクでも歩けましたが積雪の状態によっては蹴りこめる前爪の付いたアイゼンが良いかと思います。 ・前白岩山〜白岩山〜芋ノ木ドッケ分岐 歩きやすい登山道。こちらも日の当たる場所は午後には落ち葉の登山道に戻っていました。 ・芋ノ木ドッケ分岐〜大ダワ 冬の三峰コースで一番の注意ポイント、芋ノ木ドッケを巻く一般登山道で11〜4月について注意喚起の看板あり。 細かくアップダウンが続く狭いトラバース道、谷側は雪の積もった急斜面。日陰のため凍結あり。最低でもチェーンスパイク、積雪や凍結の状態によっては爪の付いたアイゼンが必要かと思われます。 ・大ダワ〜雲取山荘 この辺から徐々に雪が深くなります。 基本的には一般登山道、女坂と男坂に分岐します。どちらもトラバース道で積雪がありますがチェーンスパイク/アイゼンで注意して歩けば問題ないと思います。 ・雲取山荘〜雲取山山頂 北側尾根のため日陰で凍結箇所あり。最低でもチェーンスパイク、積雪や凍結の状態によっては爪の付いたアイゼンが必要かと思われます。 |
その他周辺情報 | 三十槌の氷柱が開催中です |
写真
装備
個人装備 |
長袖インナー
Tシャツ
ソフトシェル
ダウンジャケット
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
雨具
ネックウォーマー
ニット帽
靴
ザック
昼ご飯
行動食
飲料
ヘッドランプ
GPS
ファーストエイドキット
保険証
携帯
時計
タオル
カメラ
チェーンスパイク
ワカン
ラジオ
クマ鈴
クマ撃退スプレー
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感想
強風やら仕事疲れの寝坊やらで月例雲取山を逃しているうちに、まん延防止等重点措置の実施。
とりあえず県跨ぎの移動を自粛、生活や健康の維持のために必要な屋外での運動や散歩などは可、との事なので令和4年1月の月例雲取山は埼玉県側からの登山となりました。
しかし冬季の三峯コースは未体験。鴨沢コースのように奥多摩ビジターセンターや七ツ石山荘などの公式SNS情報もなくレコも少ない。
まぁ、冬の鴨沢コースも普通に登って来たし、冬以外だけど三峯コースも何回か登って道はわかるしチェーンスパイクあれば何とかなるんじゃね?雪積もってるみたいだからスノーシューで遊ぼうかな〜的な軽い感じで考えていましたが、、、ごめんなさいナメてました。先行者さんが居なかったらビビって諦めて途中敗退してました。(怪我したくないんで)
「キックステップ?強く踏めば何とかなるんじゃね?」→「サラサラ粉雪で踏ん張り効かねぇ!」
「ツボ足?んな事しないよ、俺の足跡を残すんだよ」→「先行者さん、ありがたく足跡使わせていただきます!」
こんな感じでした、これまで偶然チェーンスパイクだけで何とかなってただけだったんだなぁと思い大変勉強になる山歩きでした。
2022/2/3追記
コース状況を詳細に書いたつもりだったのですが、改めて読んでみると感想の入り混じった子供の作文みたいで情けなくなってきたため、少々加筆して各コース毎の感想としてこちらに書き写しました。
・三峯神社〜霧藻ヶ峰〜お清平
駐車場に着くと一面の雪、チェーンスパイクを装着しワクワクしながら歩き始めました。
霧藻ヶ峰でパンを食べていると男性1名に追い抜かれる。彼が先行者となり私の山旅を助けてくれる事になろうとは、この時まだ気付かないのであった、、、
・お清平〜前白岩山の肩
パウダー状の雪と急坂でキックスッテップが上手く効かず先ほど追い抜いて行った先行者さんの足跡(本格的なアイゼンの足跡)を使って歩きました。
・前白岩山〜白岩山〜芋ノ木ドッケ分岐
特に危ない所もないため、楽しい雪道歩きができました。
・芋ノ木ドッケ分岐〜大ダワ
普段なら気を付けて歩けば十分な程度に思っていましたが、冬季はチェーンスパイクと私の技術では正直難所でした。
先行者さんの足跡をツボ足しながらクリアー。先行者さんが居なかったら引き返していました、先行者さんありがとうございました。
・大ダワ〜雲取山荘
大ダワは風の通り道のせいか地面が露出していましたが、その後は完全な雪山。先行者さんの足跡は男坂へ続いているため、私はワカンを履いてノートレースの女坂を歩くことにしました。しかし木の根っこでデコボコした登山道とワカンの相性が絶妙に悪くスピードダウン、尾根に乗った後の数十メートルだけワカン大活躍でした。
帰りは男坂で先行者さんの足跡を使ってスピードアップ。(我ながらセコイ)
・雲取山荘〜雲取山山頂
鴨沢コースの爽快感あふれるビクトリーロードとは真逆の地味な急登ビクトリーロード。登り終えると多少雲があるものの冬の雲取山ならではの絶景!
避難小屋前の石尾根側の直下には鹿の群れ。まん延防止措置で登山者が少なくなり安心して出てこれるようになったのかな?下に降りて鹿の写真を撮ろうと思ったのですが、帰りも難儀しそうなので早々に下山をすることにしました。
昨日はお疲れ様でした。実はアイゼンを着用しての登山が初めてだったので不安でしたが、霧藻ヶ峰でお見かけして「ひとりじゃないからがんばれる」と励まされ無事登頂する事が出来ました。ありがとうございました!
霧藻ヶ峰で追い越されたとき実は「先を越された〜」なんて思っていたのですが、追い越してもらって大正解でした。
アイゼン登山初でシッカリした足跡を残せるとは、トレランさんならではの足運びや体幹バランスなんかも関係しているのでしょうね。
色々と勉強になります、ありがとうございました。
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