赤岳 薄曇のち八ヶ岳ブルー

2022年02月04日(金) ~ 2022年02月05日(土)

• GPS: 10:05
• 距離: 18.0km
• 登り: 1,499m
• 下り: 1,474m

コースタイム

1日目

• 山行: 5:59
• 休憩: 2:26
• 合計: 8:25

5:46 美濃戸口
6:30 6:30 やまのこ村
6:36 6:43 美濃戸
6:44 6:50 美濃戸山荘
7:49 7:49 中ノ行者小屋跡
8:47 9:25 行者小屋
9:32 9:33 阿弥陀岳分岐
10:21 10:25 赤岳主稜チョックストーン
10:33 10:36 文三郎尾根分岐
10:48 10:49 キレット分岐
11:00 11:04 竜頭峰分岐
11:09 11:29 赤岳
11:31 11:32 赤岳頂上山荘
11:59 12:00 赤岳天望荘
12:06 12:13 地蔵の頭
12:53 13:29 行者小屋
13:37 13:53 中山乗越
13:53 13:54 中山尾根展望台
14:11 赤岳鉱泉

2日目

• 山行: 1:38
• 休憩: 0:00
• 合計: 1:38

7:43 赤岳鉱泉
8:17 8:17 堰堤広場
8:40 8:40 美濃戸
8:44 8:44 やまのこ村
9:21 美濃戸口

天候

1日目: 未明快晴→早朝薄曇→お昼前快晴。午前11時(赤岳頂上)の気温-10℃、風速15m/sくらい。
2日目: 小雪。午前7時半(赤岳鉱泉)の気温-10℃。

アクセス

利用交通機関：

自家用車

中央自動車道諏訪南ICより美濃戸口(八ヶ岳山荘駐車場)へ。環状道路あたりから凍結箇所がちらほらありましたが、FFスタッドレスタイヤで行けました。
自分の車では走ってませんが、美濃戸林道は所々アイスバーン。金属チェーンを巻いた車が大半でした。

コース状況／危険箇所等

●文三郎道と地蔵尾根の中上部や、赤岳頂上〜天望荘間は、天国みたいな雪面でした。適度に締まってアイゼンの爪が効きまくり。鎖はほぼ全部出ていました。楽をさせていただきました。(チェーンスパイクやストックで登れるという趣旨ではありません、念のため)
●赤岳頂上周辺や地蔵の頭付近には雪が飛ばされて岩が露出しているところがたくさんありました。アイゼン歩行注意。

その他周辺情報

●赤岳鉱泉。日帰り往復もできそうですが、寝不足の頭で帰りの高速を走るのが怖いので、泊まりました。宿泊者が少ないと部屋がチト寒いです。防寒対策をしっかり。
●行者小屋前と赤岳鉱泉はドコモの電波×。地蔵尾根の樹林帯や中山乗越の展望台は○。
●下山後、尖石温泉縄文の湯へ。大人一人600円でした。

写真

2/4 6:12

ヘッデンをつけて美濃戸林道を歩いていると夜が明けてきました。この時点では快晴。

2/4 6:49

南沢へ。行者小屋までトラクションだけでも行けるでしょうが、軽アイゼンなどを履いたほうが楽ちんかもです。

2/4 9:18

行者小屋前です。これから攀じ登ろうとする山を前に装備を整える、楽しさと緊張のひととき(毎度のことですけどね)。それにしても赤岳、雪が少ないですな。午前8時頃から上層の雲が空を覆い、薄曇り状態に。

2/4 9:50

文三郎道。樹林帯最上部のこのあたりは急坂が連続し、心肺と脚力フルパワーでガンガン登るところ。

2/4 10:03

樹林帯を抜けました。振り向くと青空。

2/4 10:09

阿弥陀岳と中岳。地味に見られがちな中岳ですが、このアングルから見るとピラミダルでなかなかの男前じゃありませんか。

2/4 10:22

横岳方面。赤岳の西壁はあまり雪が付いてません。

2/4 10:23

やっぱり雪少ないぞ。

2/4 10:33

阿弥陀への分岐に着きました。

2/4 10:33

分岐から見た阿弥陀岳。稜線に数名の人影がありました。

2/4 10:45

竜頭峰分岐が見えてきましたよ。主稜線まであと少しです。

2/4 10:48

幅の狭いトラバースです。鎖がしっかり出ていてしかも雪面が安定しており、楽に通過。落ちるとかなりヤバいですが。

2/4 11:00

文三郎道もほぼ終わり。振り返ったところです。

2/4 11:03

主稜線に出ました。頂上直下、岩を右から巻くように攀じ登っていきます。

2/4 11:04

おっ、富士山。

2/4 11:10

赤岳頂上！　雪が飛ばされてます。

2/4 11:13

この頃になると空は晴れ渡り、遠くまで眺めがよくききました。まず一番近い南アルプス。

2/4 11:13

中央アルプスかな。

2/4 11:14

北アルプスの長大な稜線は少し雲をかぶっています。

2/4 11:14

蓼科山。八ヶ岳の大きさを感じる眺めでした。

2/4 11:31

北峰(頂上山荘前)から南峰を見たところです。

2/4 11:33

さて、赤岳天望荘をめがけて下りていきます。

2/4 11:43

適度に締まった、とても歩きやすい雪面でした。

2/4 11:52

青と白銀の赤岳。

2/4 11:55

赤岳天望荘は冬季営業終了。ここがやってくれていると、横岳方面が楽なんですが。。

2/4 12:02

野辺山と奥秩父です。

2/4 12:07

横岳。好きなんだけどなあ・・・この時点で正午過ぎ。万一何かやらかすと自分一人の能力では時間が厳しそうだし、おとなしく下ることにします。

2/4 12:09

地蔵尾根を下降開始です。

2/4 12:13

最上部のナイフリッジです。横を通過。

2/4 12:14

このあたりの雪面もすごくしっかりしていました。快調に下りられます。

2/4 12:21

急斜面のトラバース。ここも鎖が出ていました。

2/4 12:24

このあたりから雪が少し深くなり、ズボズボ。

2/4 12:24

阿弥陀岳と中岳。

2/4 12:53

行者小屋に戻ってきました。午後の太陽を浴びる阿弥陀岳がかっこいいです。

2/4 13:42

小屋泊の予定なのですが、小屋へ入るにはあまりに早いので、途中でひまつぶししました。中山乗越の展望台にて。

2/5 7:41

翌朝の赤岳鉱泉。小雪が舞っています。地蔵尾根を上り返して横岳・硫黄岳を歩く予定もいちおう組んでいたのですが、これじゃあ眺めは期待できませんね。さっさと下りることにしました。

2/5 7:49

静かな静かな林の道です。

2/5 7:59

北沢登山道だーと安心してボーッと歩いていたら途中トレースを間違え、バリルート？のほうへ引き込まれそうになりました(汗)がその場所で、下界がちらりと見えました。平野部はどうやら好天のようです。

2/5 8:50

ずいずいと下って、美濃戸林道のアイスバーンです。こういうのが数ヶ所ありました。

2/5 10:22

下山後、雪雲の中の南八ヶ岳。ありがとうございました、また来ます。

撮影機器：

PowerShot G9 X Mark II CANON

装備

個人装備

長袖シャツ ハードシェル タイツ 靴下 グローブ アウター手袋 予備手袋 防寒着 バラクラバ 毛帽子 着替え 靴 ザック アイゼン ピッケル 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 水筒（保温性） ライター 地図（地形図） コンパス 笛 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS ファーストエイドキット ロールペーパー 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ツェルト カメラ ヘルメット

感想

江波山のたぬき

雪は最高、空は青く晴れて、しかも風はそこそこというありがたーいシチュエーションでした。