唐松岳(雲に浮かぶ山)
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- GPS
- 07:15
- 距離
- 9.6km
- 登り
- 943m
- 下り
- 922m
コースタイム
- 山行
- 5:57
- 休憩
- 1:19
- 合計
- 7:16
天候 | ガスのち晴れのちガス |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
リフトに近いところにも駐車場はあるけど有料 場所はここで確認してください http://www.happo-one.jp/access/parking ゴンドラはアダム、アルペンクワッド、グラードクワッドと乗り継ぐ ※登山届は必須、コンパスで予め提出しておきましょう 往復料金:¥2980 今回は前泊なので八方池山荘に宿泊 1泊2食付/¥11000 コロナ対策で一部制限あり、詳細は小屋へ問い合わせしてください https://yamagoya.hakubakousha.com/ |
コース状況/ 危険箇所等 |
★八方池山荘〜八方池 尾根の直登(基本唐松の冬道は尾根の直登になる) 迷いどころはないですがホワイトアウトの時は不用意に入り込まないこと 過去にこの周辺でも遭難死があります 池周辺は広いので道迷い、滑落リスクあり ★八方池〜丸山ケルン 石神井〜八方の間の稜線はまだ積雪はで岩肌が見えてます ひっかけないようにしてください まだ積もり始めなため雪質は柔らかい なのでトレースから外れると膝〜腿まで埋まります 丸山ケルン直下の急登は吹き溜まりで朝方ならラッセル必至です ★丸山ケルン〜頂上山荘 この周辺は風の通り道なので強風時滑落注意 頂上山荘直前は痩せ尾根+トラバース ピッケルを使用し確保しながら登りましょう 岩とのMixもあるので滑落に注意 すれ違いは慎重に行いましょう ★頂上山荘〜山頂 南向きと東向きに雪庇ができるので山頂へ向かう場合は剱側へ寄ること でないと雪庇を踏み抜きます 山頂直下は南向きに雪庇があるので直登になる場合が多い 雪がまだ安定していないので滑落や人工雪崩に注意 |
その他周辺情報 | そのまま帰宅 |
写真
(o)この日は山荘に前泊して唐松のモルゲン狙いで!
ウルトラ快適な山荘を出るのが第一の核心でしたw
katsumaさんのパワフルな先導で丸山まではかなり先行しましたが山頂付近のラッセルと私の鈍足で山頂にはon timeでした!
さすがだなーとか感心しちゃいました
(k)山荘は至れり尽くせりで快適でしたね!
稜線付近のラッセルはキツかったです!ペースは狙った訳ではないですが、何十回も来ているとだいたい感覚が掴めますね!
(k)夜明け前、トレースのない唐松岳頂上。真っ新な雪面に始発便がファイナルアプローチです。
(o)踏まれてないトレース
いつもは大渋滞の唐松でこの光景は新鮮でしたね
装備
個人装備 |
長袖シャツ
ハードシェル
グローブ
ネックウォーマー
バラクラバ
アイゼン
ピッケル
飲料
水筒(保温性)
笛
GPS
ツェルト
ヘルメット
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感想
11日は南岸低気圧が通過した翌日で、日本海の高気圧に覆われて快晴になる予報でした。一方で上空には寒気が入る為、北ア北部では一時的に霧がかかる予報もありましたが、晴れると信じて八方池山荘に前泊し、唐松岳に登って来ました。
9日は快晴で大勢入山者もいらっしゃったようで、トレースはバッチリ!スノーシューは重たいから車にデポ!南岸低気圧による影響は白馬周辺では北側縁の雲がかかる程度で積もっても薄っすらだろうという甘い読みは見事に打ち砕かれ、10日の風雪によりトレースは掻き消され、新たに20cm程の新雪が積もっていました。吹き溜まりでは膝丈ラッセルとなりました。日の出を頂上で見ようと張り切って3時に出発しましたが、湿雪ラッセルで雪も脚も重たく、なかなかペースが上がらなく、頂上モルゲンは間に合わないだろうと思っていたら、何気に6時に稜線到着。日の出は頂上で見る事が出来ました。
夜明け前までは五竜岳や不帰嶮に良い感じに雲が流れ、これで焼けたらヤバ過ぎる!と思っていましたが、日の出時刻になると山頂の高さまで雲が上がり、越中側から次々と雲が流入して来てガスに覆われてしまいました。気温は−15℃以下、風も断続的に10m/s以上吹き付けるものの、このままでは帰れないぞ!と粘る事に。
2人ともハードシェルやザックは真っ白に凍結。一眼レフも氷漬けになりながら1時間少々粘るとガスが切れるタイミングがあり、何とか雲を纏う幻想的な稜線を写真に収める事が出来ました。
頂上を後に下っていると五竜岳も見えて来たので、牛首にも立ち寄る事に。牛首からは雲上に聳え立つ五竜岳の雄姿も望む事が出来ました。
八方尾根に付けたはずのトレースは強風の影響で下山する頃には掻き消されていました。景色は抜群で一面の雲海で雲上の尾根歩きを堪能する事が出来ました。
oyamasuki_yさん、今回もご同行頂きありがとうございました!お疲れさまでした。
この日は唐松で日の出を見たく前日に八方池山荘へ前泊
南岸低気圧の影響で白馬村も雪でしたがそれほど影響はありませんでした
なので明日は晴れるかもとワクワクしながら入りました
当日は朝三時に山荘を出てアタック開始
丸山ケルンまでは順調にCTを巻いてましたがそれより上部はかなりの雪
おまけに南岸低気圧の雪なのでかなり湿っており中々進めません
ただそれまでの貯金があったので山頂は日の出ぴったりでした
ですが今度は雲の洗礼
雲海祭りを期待していたのですが予想以上の雲で何も見えず
モルゲンもオレンジ色に染まる世界でした
このままでは撮れ高0の不安がよぎりましたが途中雲が抜けて五竜や立山・剱が雲海の中に浮かぶ島のように見えてました
冬の唐松は難しい、そう思える山行でした
katsumaさん、楽しかったですね
ありがとうございました&お疲れさまでした
katsumaさん
唐松からの朝レポありがとうございました。自然が相手ですから、ベストコンディションにならないこともありますよね〜
しかし、そこに行かないと素晴らしい景色は見られない訳ですから、モルゲンハントの道は深いです。
八方尾根山荘泊の唐松は私も行こうと思っていたのですが、蔓防の「県跨ぎ自粛」という根拠の無さそうな謎の方針で、神奈川県に封じ込まれています。
このところ山岳事故も多くなっていますが、お互いに安全登山で!
お疲れ様です
唐松は何度行きましても天気に悩まされる山ですね〜
またもや宿題ですよ!
ですがそれ以上に成果がありましたのでやはり朝のドラマは深いです
世間のよくわからん方針には困りますが一生続くわけではないので待ちましょう
明けましたらまた信州のお山を安全登山で登りましょう!
雲、風、視程、トレース、リフト運行など諸条件が完璧に揃うのが難しい冬の唐松ですが、ある種賭けのようなドキドキ感と思わぬ絶景を見せてくれる面白さがあるのでやめられないですね!
コロナ禍で色々大変ですが、また落ちつきましたら、信州にいらして下さい!
Katsumaさん ピカイチのパートナーさんができてよかったですね。
人物が入ると景色の壮大さや過酷さが伝わってきますね。
燕の真っ赤なモルゲンすごかったです。
これからもお二人のご活躍を楽しみにしています。
*「モルゲンハンター」まさにドンピシャです!!
はじめまして、よろしくお願いいたします
katsumaさんとは以前からお知り合いでしたが昨今長野へ移住したので
ご一緒する機会が増えましたね
中々タフな方なんで楽させてもらってます 笑
というのはさておき登りたい山が似ているのでご一緒するのでしょうね
写真はやはり人物が入りますと印象ががらりと変わりますね
大きさが良く分かると思います
今後は色々撮ってみようと思います
私はつたない写真ばかりですがお付き合いしていただけますと幸いです
今後ともよろしくお願いします
モルゲンハンターできるよう頑張ります!
お久しぶりです!
いつもご覧頂きありがとうございました😊
霞沢岳でお会いした日から早や3年が経ちますね!
あの時は懸垂ロープ利用させて頂きありがとうございました😃
pi-tiさんの山行もいつも楽しく拝見させて頂いております!
oyamasuki-yさんとの出会いがきっかけで信州へ移住したと言っても過言で無いくらい、後押しして頂きました!
今はお互いの家も北アルプスも近くなり、よくご一緒させて頂いております!
お互いナイト専門なので、趣向が似ており、ペースも合いますので楽しく登っております😊
人物を入れると山の大きさや臨場感が伝わりますね!
燕岳のモルゲンは数年に一度有るか無いかの見事なモルゲンでしたね☀️
最近は「モルゲンハント」のみならず「アーベンハント」にも手を出しています 笑
これからも頑張って登りますので、覗いて頂けますと嬉しいです😊
よろしくお願いいたします!
pi-tiさんも安全に登山楽しみましょう!
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