雪崩祭りで赤岳敗退 杣添尾根
- GPS
- 09:20
- 距離
- 10.9km
- 登り
- 1,159m
- 下り
- 1,159m
コースタイム
- 山行
- 9:03
- 休憩
- 0:14
- 合計
- 9:17
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
この日は稜線東面の雪の接合が非常に悪く、横岳から赤岳展望荘へ1/3ほど行ったところの東面をトラバースする箇所(日ノ岳あたり)に雪崩があったので、その雪崩のある斜面をトラバースするのは危険と判断し引き返した。 |
その他周辺情報 | レストラン・ストローハット@南牧村(Y0M0YAMAさんお勧め) |
写真
感想
南岸明けの八ヶ岳は
近づくとリモート起動するように前方が雪崩れるコンディション
進むたびに、あーここも雪崩れるな、ほーら雪崩れたという風になる
日の岳のトラバースは面ツルでどう考えても雪崩れる地形、すでに自然発生で一部雪崩れてる
雪崩れる覚悟で通過する手はあるが
わざとトリガーを引くのも無責任なのでここで引き返し
帰りもどこを滑るか散々話すが
安全に来た道を戻る
下部の夏道は岩も埋まりきってなくて厄介なので北側をトラバース
降雪時の気温が低くて結合の悪い雪だったのだろうか次回への勉強はしっかり出来たと思う
NTSさんには危険なコンディションに付き合わせて消耗させてしまって申し訳ない
また安心できるコンディションで行きましょ
「南岸明けなので赤岳どうですか?」とはY0M0YAMAさんから。彼の狙っている獲物はいつも大きい。
出発は3時。前日、家で布団に入ったのはなんだかんだで22時頃。23時半起床。八ヶ岳は白馬なんかに比べると近いが、出発時間が早いので寝る時間はほどんどない。関東も大雪か、という予報だったが路面に雪はない。とはいえ横浜北勢線は予防的通行止めだったので、久しぶりに横浜町田から東名に乗った。登山口までの別荘地の道は除雪前なので車がスタックしないかちょっとドキドキした。
杣添尾根の木々も薄くなり、振り返ると東の空が明るくなり始めた頃、左手に赤岳が全貌を表してテンションが上がる。尾根はまあまあ風が強い。途中でクトーを付けたが稜線までスキーで上がれた。雪面にクラックがバシバシ入る感じで、どうも今日は雪の接合の状態が悪いみたいだ。
赤岳に向かってスキーで稜線上を進むが、すぐにシートラ&アイゼンに変える。雪の状態が悪いのでとりあえず赤岳展望荘まで行って考えましょう、ということで進んでいたが、日ノ岳東面のトラバース地点が雪崩ていたので、その斜面をトラバースする気になれないのでそこでで引き返した。事前にY0M0YAMAさんが、稜線上のトラバースが核心だろうと言っていたが、その通りになった。
さて引き返すにしてもどこを滑って戻るのか、けっこう悩ましい。登った尾根をそのまま下ってもいいが、下部の蜜林は気が重い。最終的には杣添尾根の途中から北沢方面へ下ることとした。快適に滑れる場所はほどんどないが、雪が死んでいないのが救いだった。赤岳はまたいつかトライしたい。
それにしても今日は身体が重くて非常に疲れた。寝不足のせいだろうか。翌日もY0M0YAMAさんと山スキーに行く予定だったが、この体調では不安なのでキャンセルさせてもらった。Y0M0YAMAさんすいません!!
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する