西穂高岳

2022年03月12日(土) ~ 2022年03月13日(日)

• GPS: 05:51
• 距離: 9.1km
• 登り: 999m
• 下り: 997m

コースタイム

1日目

• 山行: 1:11
• 休憩: 0:41
• 合計: 1:52

14:07 西穂高口
14:25 14:25 旧ボッカ道分岐
14:56 15:33 西穂山荘
15:45 15:49 西穂丸山
15:59 西穂山荘

2日目

• 山行: 3:36
• 休憩: 1:26
• 合計: 5:02

5:49 西穂山荘
6:01 6:03 西穂丸山
6:48 6:59 西穂独標
7:19 7:20 ピラミッドピーク
7:34 7:39 チャンピオンピーク４峰
8:12 8:31 西穂高岳
8:42 8:47 チャンピオンピーク４峰
8:56 9:05 ピラミッドピーク
9:17 9:19 西穂独標
9:37 9:37 西穂丸山
9:44 10:16 西穂山荘
10:32 10:32 旧ボッカ道分岐
10:51 西穂高口

天候

1日目：快晴
2日目：終日ガス、強風

アクセス

利用交通機関：

バス ケーブルカー（ロープウェイ／リフト）

平湯温泉まで高速バス
平湯温泉〜ロープウェイは2日有効のセット券で4200円

コース状況／危険箇所等

全行程トレース有り
〜西穂山荘：まだまだ雪の量は多く良く踏まれて締まり歩き易い
〜西穂独標：丸山から独標直下までの急登に複数のトレース、どこを歩いても問題無い
〜西穂高岳：岩場を巻く区間は要集中、山頂直下の飛騨側の急登はアイゼンが効き難く特に下りは要注意

その他周辺情報

ひらゆの森利用、昨年は閉鎖していた休憩室が開放されていた

写真

3/12 14:06

新宿からの高速バスが大渋滞で50分遅れ、ロープウェイ駅スタートの時点で14時過ぎていた、やっぱ関東からだと遠いなぁ

3/12 14:08

冬に始めて来たけどこんな回廊を作ってるんですねぇ、ロープウェイ駅の外は登山者しか出て来ない季節だと思ってた

3/12 14:08

ここからがホントの登山者しか行かない区間

3/12 14:47

聞いていた山荘直下の登りはなかなかのモノでした、あと〇〇mとか出てきてからが長く感じるのは山あるある

3/12 14:56

初日のゴールに到着…1時間も歩いてないよ？

3/12 14:57

最高の天気で最高の景色、テントも盛況

3/12 14:57

乗鞍、晴れてるけど霞が多い日でもあった

3/12 14:57

名物の雪ダルマさんがこちら

3/12 15:44

翌日は悪天候である事が分かっていたのでせめてもと丸山まで散歩、笠ヶ岳の稜線が美しい

3/12 15:44

焼山と乗鞍

3/12 15:44

翌日登る独標と奥はピラミッドピーク？西穂山頂は見えない

3/12 15:52

独標への斜面の奥に見えてるのが前穂？登った事あるけどこの角度で影だとイマイチ自信が持てない

3/12 15:55

冬の上高地

3/12 15:56

少し下った所からだと角度が付いて西穂までの稜線が良く見える、一番奥が西穂山頂…かな？

3/12 17:02

夕食はチキンソテー、おいしゅうございました

3/12 17:49

白山に沈む夕日、さらば太陽、明日はきっと会えないと思う…

3/12 19:59

山荘にいた亀の子だわし

3/13 4:58

朝食はサバ味噌メイン、おいしゅうございました

3/13 6:26

真っ白な世界を登る…西穂山頂まで行く価値が有るのか？モチベーションを持てるのか？と言う自らの思考が最大の敵だった時間

3/13 6:43

独標直下の岩場、岩場の登下降はむしろ楽で巻くためのトラバースの方が難しくて危険

3/13 6:48

独標到着、ここで先に進むかどうか数分悩む

3/13 7:20

天気のせいで全く撮れ高が無くピラミッドピーク

3/13 7:22

8峰マークの岩もチョット出ている

3/13 8:13

登頂！景色は残念だったけど独標からのルートは高難易度のお陰で楽しめたし、やはり冬の西穂登頂は嬉しい！！

3/13 18:26

帰路の丸山の手前で雷鳥に遭遇(トリミングでアップにしたから画像が荒いけど)、冬毛は初めて見た、この日唯一と言って良いご褒美

3/13 9:55

山荘に戻って装備替えのついでにラーメン休憩、下手な下界の店より美味い

3/13 10:42

ロープウェイ駅の手前でイグルー作って遊んでいる方がいたので撮らせてもらった

3/13 10:51

景色以外は良い山行でした

撮影機器：

Xperia 1 SOV40 au SONY

装備

個人装備

長袖シャツ 長袖インナー ハードシェル ズボン 靴下 グローブ アウター手袋 予備手袋 防寒着 ゲイター 毛帽子 靴 ザック アイゼン 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 水筒（保温性） コンパス 計画書 ヘッドランプ 予備電池 筆記用具 ガイド地図（ブック） ファーストエイドキット 常備薬 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ストック バラクラバ ピッケル ヘルメット

感想

shige_verde

冬の西穂は赤岳と並んで目標としていたが、コロナだの悪天候だのでなかなか実現せず。
今回も本来は1週間前で山荘の予約をしていたのだが悪天候予報で予約変更。
この週も肝心のアタックする日曜日に雲が出る予報だったので迷ったが、伸ばしても週末はいつも天気が悪そうという事で実行。
正直、独標への急登を登っていた時は上がらないモチベーションに苦しみ「もう帰っちゃおうか？」とか考えたが、結果行って良かった。

夏も西穂に登った事は無いので完全に初めてのルートだったが、独標から先も想像したよりは困難の連続！と言う訳では無かった。
ただトラバースはやはり緊張する。
最も緊張したのは西穂山頂直下の飛騨側斜面。
ガチガチでアイゼンの効きが悪い。
登り始めた瞬間に下りはクライムダウンを決めた。

山頂に立った時の嬉しさは自分でも意外だった程。
とにかく絶景を見たくて登っているのでアレだけ何も見えないと登頂しても普段はガッカリなのだが、何も見えないのにあれだけ嬉しかったのはやはり冬の西穂を一つの区切りと考えていたからか。

とは言えやっぱり絶景も見たい！
また来いという事なのだろう。
もう今年は無理だが、来年はテントで来ようかな、と考えながら下りた。