雨池〜縞枯山〜茶臼山
- GPS
- 06:11
- 距離
- 15.7km
- 登り
- 1,050m
- 下り
- 1,035m
コースタイム
- 山行
- 4:45
- 休憩
- 1:15
- 合計
- 6:00
天候 | 午前中晴れ。午後山頂に雲がかかる。 |
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過去天気図(気象庁) | 2022年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
新雪でモフモフ。 |
写真
感想
今シーズン最後の雪山は北横岳。前回の天狗岳は慌ただしくて景色も楽しまなかったので今回は短い距離を堪能する計画。今読んでいる小説「未踏峰」は雨池の架空の小屋が出てくる。
八ヶ岳に近づくと畑は雪化粧。昨日のライブカメラで雪が積もっていたのでスタッドレスで走るのも楽しみ。別荘街は雪道、問題なし。ピラタスの急坂はアイスバーン。最後はホイールスピンしながらなんとか登りきった。23時10分到着、気温-4℃。帰宅後調べるとFF+スタッドレスでも苦戦するとのこと。
5時頃、駐車場に到着したクルマが氷の上を走るバリバリ音で目が覚めた。クルマの中は-2℃、外は-5℃。朝ごはんはいつもと同じ。まいばすけっとの鍋にうどんをトッピングし満腹。
予定通り7時に出発。駐車場は全面雪。青空と向こうの景色が素晴らしい。除雪車がものすごい勢いで除雪作業をしていて驚いた。
チェーンスパイクで出発。いきなり急登でリュックの重さを感じた。カインズ手袋+オーバー手袋は今回もダメ。指先が冷えてしまう。ホッカイロで指先の冷えを解消してからスキー手袋に交換。
5分ほど登ったところでロングスパッツを忘れたことに気がつき引き返した。ついでにクッカーをクルマに置いてきた。
7時20分、二度目の出発。この時登山口から登る姿がヤマレコのほかの人の投稿に写っていた!
素晴らしい景色。ロープウェイを使うのはもったいない。昨夜の雪で綺麗な新雪。この後どこもかしこもサラサラの新雪だった。
急登で汗がしたたる。ハードシェルを脱いでタオルを出した。
ここは樹氷があまりにも素晴らしかった。帰路は雪は落ちてしまっていた。昨夜の雪がついていたのかも。ラッキー。
今日は三ツ岳で岩場と雪のミックスの練習を考えていたがお天気と新雪のコンディションが素晴らしいので雨池への雪山ハイキングに変更した。
ニット帽は汗だくになるのでバフ(初)に変更。下山までこのスタイル。
8時34分、山頂駅にはロープウェイが動き出す前に到着。誰もいない。駐車場からの所要時間は75分。ゆっくり撮影しながらゆっくり登ったつもりだがかなりのハイペース。
ロープウェイ乗り場のベンチでワカン(初)装着。しかしちょっと歩いただけで靴がずれてしまう。何度もやり直して試行錯誤。アルパインスパッツも装着(初)。
8時44分スタート。茶臼山経由で雨池に行こうと考えていたが雪面にトレースがないので断念、直接向かうことにした。結果的に正解だった。
地面はモフモフの雪、ワカンで歩くのは楽しい!雨池峠から先はかなりの下り。雪も深くワカンが大活躍だった。
途中でミスコース。ワカンでも踏み抜き出しだのでおかしいと思いヤマレコで確認すると道を逸れていた。
正しい道には踏み跡なし!振り返ると自分の足跡!雨池に降りる道も踏み跡なし!
9時50分雨池到着。山頂駅から65分。思ったより距離があり時間がかかった。かなり消耗したのでウィーダーを食べた後、お茶や水をカブ飲み、パンを食べた。
池の上を歩き回る。ワカンで踏み跡をつけて遊んだ。遊んでいたら池の周りには誰もいなくなった。ここまでワカンの履き方を試行錯誤。足の甲を紐で固定することでズレなくなった。
しばらく池を眺めていた。全くの無音だった。コーヒーを沸かして飲んだらよかった。クッカーをクルマに置いてきたことを後悔。ポカポカ日差しが暖かい。温度計を見ると8度。予報では氷点下5度くらいのはず。買ったばかりの温度計が壊れている。
10時15分出発、ワカンでもそこそこ登れる。帰路はだいぶんトレースが踏み固められていた。足腰に疲労を感じ出したが急登を一気に登り進んだ。
10時55分雨池峠まで戻ってきた。雪山ハイキングを十分堪能したし、日が陰って路面が凍結したらクルマでの下山が怖いのでこのまま山頂駅に戻ろうかと思っていたが、まだ11時前なのでもう少し遊んで帰ることにした。ワカンからチェーンスパイクにチェンジ。
縞枯山はかなりの急登でアイゼンが欲しいほど。登り方が上手くなってきたのを感じる。小さい歩幅でしっかり足の裏を置くと滑らない。斜度が高いところは足の運びを工夫。途中で数十人追い抜いた。
11時13分縞枯山着。雨池峠から15分程度。縞枯山は素晴らしい景色。
11時25分展望台。正面に茶臼山。パンとお茶で体力回復。左足のくるぶしが痛いのでロキソニンを飲んだ。
茶臼山への登りは斜度も緩く距離も短い。縞枯山稜線の分岐から15分程度で茶臼山に到着。展望台には大勢いた。
11時55分帰路へ。茶臼山からの下りはモフモフでアイゼンを滑らせながら駆け降りた。
五辻経由で山頂駅に向かう。ところがこれがなかなか大変。五辻まではかなりの距離の下り。トレースはあるが何度か踏み抜いた。往路にこの道を選択しなくてよかった。
12時12分五辻にやっと着いた。
12時35山頂駅到着。茶臼山山頂から40分もかかった。急に寒くなってきたのでハードシェルを着てすぐさま下山する。
1238下山開始。少し降りると明るくなってきた。振り返ると北横岳の山頂付近は雲がかかっている。
1310下山。山頂駅から40分ほど。駐車場の雪がほとんどなくなっていて驚いた。気温は2℃。
予定より欲張った行程で雨池と茶臼山を走破、満足度の高いハイキングだった。これで今シーズンの雪山ハイキングは終了。来年度は三ツ岳で岩と雪のミックスに挑戦したい。
◯天気
低気圧が通過するため3連休は大荒れの予報だったが予想より速く回復。唐松岳は断念し安全な北横岳。お天気良し、風なし、寒くなしで最高の天気だった。
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