ズボッと敗退…はじめての雪山@大菩薩嶺(☁)
- GPS
- 04:14
- 距離
- 5.8km
- 登り
- 455m
- 下り
- 425m
コースタイム
1020 丸川峠 車止めゲート
(ゲイター、レイン装備などもろもろ準備)
1040 登山道分岐
1100 千石茶屋
1235 バスの時間(15:00)のため下山開始…
1330 登山道分岐
1355 バス停
天候 | 曇り(小雨や晴れ間もあり) |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
(裂石から車両通行止めで山道の分岐までは舗装路歩き) |
コース状況/ 危険箇所等 |
・普段は丸川峠の通行止めゲートまで車が入るそうですが、この日は裂石から先通行止めでした。(丸川峠まで入っている登山者の車が1台ありましたので、実際はよく分かりませんw)ちなみに、前日問い合わせたらタクシーも「4月以降で」と断られました; ・雪道が始まる舗装路/登山道の分岐以降ですが、大雪の後だからか、踏み固められていない雪では膝や脚の付け根までハマってしまう場所が多々あります。スノーバスケット必須。アイゼンは着けませんでした。 |
写真
感想
コツコツ集めてきた雪山装備が揃ったので、靴ならしも兼ねて念願の雪山ハイキングデビューしてきました。
撤退が早かったので写真も少ないですが、申し訳程度に感想をw^^
●始発でもバスの1便目(7:35発)に間に合わないため、当初はタクシーでゲートまで入ろうとしましたが、前日タクシー会社に断られてしまいバス2便目を利用。そのため遅めの10:00スタートとなりました。もうちょっと早くから登りたかったとこですがコレばっかりは。もっと雪道早く歩けるようにがんばります!w
●大雪後で柔らかいたくさんの雪が積もったせいなのか、前の人の踏み跡を少しでも外すと、ズボッと膝まで埋れてしまうわ足跡の歩幅が合わないわで大苦戦。行程の半分も行けなかった…がっかり。雪のせいなのか歩き方が悪いのか、別の山に行って今回の何がダメだったか突き止めたい!
●服装はまったく問題なし。気温プラスだったのもあって、歩くと汗かくくらいでネックウォーマーも外したくなるほど。ハードシェル一度も着ず。下半身はレインウェア+トレッキングパンツ+ポーラテックタイツだったけど丁度良かった。裾もロングゲイターのおかげで濡れも蒸れも全くなし。ゴアテックス万歳。
●オーバーグローブの出番はなし。二人とも100円フリース手袋一枚だったw
●初めて履いた冬靴の調子はなかなか。温かさは文句無しなので、ウール極厚靴下で薄手インナー靴下を履く必要はなさそう。靴擦れもなかったので次はウール1枚で試したい。
●雪が深くて凍結も無くアイゼンの出番なし。重かったのに…
●休憩中のミルクティーが最高に美味しい。雪山には必須!
●常温水持っていって正解。ミルクティーもいいけど、歩くと暑くて水欲しくなるから水必携はマジ。気温高くてペットボトルでも凍らないので次からはこちらも要検討。
●行動食は多すぎ。しょっぱいものMIXしてナルゲンに入れてったけどほとんど減らず。ちなみにこれらは混ざるとちと臭かった…MIXするもの要再考しなくては。甘味もスニッカーズとチョコ数粒しか減らなかった。
[ご報告]ヒップそり持って行きましたが、座っても沈むだけで滑りませんでした。お荷物〜ww
短い山行でしたがやっぱり雪は楽しいですね!
お疲れさまでした☻
雪山に行くこと自体はスノボもやるのでかれこれ10年以上になりますが、整備された雪山を滑るでなく自然のままの雪山を登るというのは全く初の試み。
装備とか服装とか持っていくものとか、夏山と違って何かひとつでもかけると山小屋もやってないし命取りっ!とか、雪崩、遭難、凍傷とかマイナスワードばかりが頭に固定観念としてあって前日までめっちゃ緊張してました。
が、上日川峠へ向かう雪道が目の前に現れた瞬間、不安と緊張感が吹き飛んで「わー!今からここ登るんだっ!」とワクワク感に変わりました。
スノーバスケットを装着したストックを実際に雪にさしてみてその効果に「ほほう!」となったり、ひざ、、深いところでは足の付け根まで埋まるほどの積雪に「うわー!」となったり、保温材入りの雪山登山靴の威力に驚きと感心を持ったり。
机上講習やらネットや本での情報も大事だけどやはり体感してみることが一番わかりやすいなぁと思いました。
ズボッズボッと深い雪にはまりながらも、結構夏山と変わらないくらいなんじゃないか??という速度でルートを進んでいたけど、GPSを確認しもらっても意外にも全然進まない。。なぜ??
ほかの人の山行記録見ても夏山と変わらない速度でログが残っている。。なぜ??
もしや一般的にいう「雪山の登山道」てこんな深い雪の中ズボズボ行く感じじゃないの。。??
(すみません、初雪山だったもので。。(爆))
結局タイムオーバになってしまい、行程をこなせず下山することに。
本格的な雪山山行!とはいかなかった道中、とりあえず学んだ(楽しかった)ことは、
・暑い、疲れた、キツイと思った時には、雪を少々つかんで顔につけると冷たさで火照った体がクールダウンするのと、不思議とスッと疲れが取れて気分がリフレッシュすること。
・あまーくて暖かいミルクティーはじんわり心も体に沁みわたり温めて癒してくれる。
・やっぱチョコ最高〜!!
・多少積もってる雪食べてもお腹壊さない!(本当はダメだと思うけどw我慢できずに深く掘ったところのをガリガリさせていただきました(爆))
ということでした!(何も参考にならないww)
悔やまれたのは、一番体験したかったアイゼンが全くの出番なしだったこと。
そして念願だったヒップソリ、わざわざ滑りをよくするためにワックスもたっぷりかけていったヒップソリを滑るような硬い雪のエリアがなかったこと。
とりあえず冬山装備で雪に慣れる体験ができた山行でした。
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