◆西上州スリルと奇岩怪石の黒滝山〜峠のうどん屋藤屋・黒瀧山不動寺・龍神の滝・開山堂・西上州・ねぎ
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- GPS
- 02:06
- 距離
- 3.8km
- 登り
- 437m
- 下り
- 425m
コースタイム
12:45 黒瀧山不動寺
12:54 月西岩
13:01 馬の背
13:17 見晴台
13:30 観音岩 870m
14:17 龍神の滝
14:24 開山堂
14:39 第一駐車場
天候 | 曇りときど晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
黒瀧山不動寺 群馬県甘楽郡南牧村大塩沢1267−1 0274−87−3037 http://www.nanmoku.ne.jp/~choon/ |
コース状況/ 危険箇所等 |
◆登山口・駐車場・ポスト・トイレ ▼第一駐車場・第二駐車場 第一、第二、合わせて30台。非水洗トイレ併設。 どちらも無料、出入り自由、舗装、区分け有、街灯なし、自販機なし。 ▼トイレ 第一、第二、それぞれに非水洗トイレ。無料。 黒瀧山不動寺境内に水洗トイレ。無料。水道あり。 ▼ポスト 見当たりませんでした。 ◆コース概況・危険個所等 ▼駐車場〜黒瀧山不動寺〜馬の背 駐車場から不動寺までは車道を歩く。 黒瀧山不動寺から馬の背まで登山道。たいした距離でもない。 ▼馬の背〜見晴台 足元は細いけど、鉄梯子や鎖が設置されているので、問題なし。 ところどころ、鉄の杭が掴むとグラグラする箇所あり。 ▼見晴台〜観音岩 見晴台は、上まで行けそうな気配ですけど、滑り落ちると大けが。 見晴台の北側と南側に巻道あり。南側の巻道は正規ルートではない。 なんとなく、踏み跡が分かる程度。 北側の巻道はロープが設置してあるけど、足元は凍結。けっこうハード。 見晴台を過ぎるとあとは観音岩まで快適は尾根歩き。 山頂手前にロープが一ヶ所あるけど、たいしたことなし。 ◆温泉 ▼大島鉱泉 \360 無臭無色透明 単純硫黄冷鉱泉だそうで 群馬県富岡市大島148 0274-62-1490 ▼下仁田温泉・清流荘 ¥800 11:00-14:30 露天のみ入浴可能 群馬県甘楽郡下仁田町吉崎769 0274-82-3077 http://www.s-seiryuusou.com/ ▼塩の沢温泉・国民宿舎やまびこ荘 \600 11:00-17:00 水休 群馬県多野郡上野村楢原888 0274-59-2027 http://user.uenomura.ne.jp/ueno2584/yamabiko/index.html ▼浜平温泉・しおじの湯 \500(地元民以外) 10:00-18:00 火休 日帰施設 営業時間と定休日は季節により変動あり。要確認。 群馬県多野郡上野村大字楢原3487-2 0274-59-3955 http://www.vill.ueno.gunma.jp/kanko/onsen/index.html ◆食事処 ▼峠のうどん屋 藤屋 11:30-14:30(売り切れ終了)水定休 P10台 メニューは「野菜てんぷらうどん¥600」の他、 刺身こんにゃく(¥200)と味噌おでん(¥300)のみ! 純手打の「極太田舎うどん」 国民宿舎やまびこ荘前 群馬県多野郡上野村大字楢原888 0274-59-2768 http://user.uenomura.ne.jp/ueno2254/guide/member/i_05.html ◆バッチ 黒瀧山不動寺には売ってませんでした。まあ、ないでしょうね。 ◆参考 なんもくトレッキングガイド http://www.nanmoku.ne.jp/modules/kanko/index.php?content_id=4 |
写真
感想
実は。黒滝山に登る予定ではなかったのです。その経緯を以下にツラツラと書き連ねますと。
本日のご予定は、峠のうどん屋藤屋で田舎極太うどんを食べるというエポック・メイキングが目的だったりします。
というわけで、行先があっさりと決まったところで、藤屋の近くにある山はと言いますと。
シラケ山と烏帽子岳かなということで。ミニ岩峰が綺羅星のごとく光り輝く聖地・西上州へと向かうのでありました。
例のごとく道の駅オアシスなんもくで車中泊していたら、居心地が良すぎて既に8時になってしまった。
道の駅の道路の反対側に雪塊があるのが少々気にはなったが。
いつものごとく遅い出発で、塩之沢トンネルを抜けてその先を左に曲がり、国民宿舎やまびこ荘のほうへ。
ほほぅ。しっかり除雪されておるね。と。思ったのも束の間。
やまびこ荘を過ぎると、直ぐに林道は除雪されておらず。
ついていた轍も20メートルくらいで引き返している。
ここから歩いても登山口へはたいしたことなさそうな距離ではあるけれども。
この標高でこれでは、危ない岩峰のシラケ山の岩稜縦走など、やめといたほうがよいのではないか。
という結論に達し、また来ることにして、別の山を模索する。
なにしろ、峠のうどん屋が開店するのは、午前11時30分から。
店の前でただ待っているのは退屈だし。
この近くにある山といえば、桧沢岳かなということで、塩之沢トンネルを逆戻り。
集落に入る手前に、桧沢岳の登山口へと続く林道の入口がある。
入口には、4月20日まで、冬季閉鎖の看板が。というわけで。
桧沢岳にも登れんときたもんです。さあ、それでは、次の候補は。
少しばかりというか、かなり遠くなるけど、小沢岳あたりがよいのではないかと。
さらに車を走らせて、小沢岳の登山口へと向かってみたところ。
小沢岳の登山ポストがあるあたりまでは人家があるようなので除雪されているが。
小沢岳の駐車スペースまでは、除雪されていなくて、車では進入できないときたもんです。
ポストのあたりには、車を止められそうにないので、引き返すことにした。
引き返すといっても、どこに? 少し考えて、道の駅なんもくでネギでも物色しながら、時間を調整することにした。
で。道の駅に到着。もうシーズン終盤の下仁田ネギが、1束150円で売ってる。
せっかくだから、4束買うことにした。ちびネギの束も100円で売っていた。
このちびネギは、甘味が強いんですと。地元のジッサマが教えてくれた。
さて。道の駅で時間を調整していますと、峠のうどん屋の開店時間が迫ってまいりました。
またしても、塩之沢トンネルを抜ける。今日だけで、何回、通ったんだろ、このトンネル。
11時過ぎに店に到着。外におばちゃんがいたので、もう営業しているか確認したら、いいですよとのことだったので、入店。
この日は、自分が一番乗り。店内にはまだ客はいない。
きっかり、午前11時30分開店というわけでもないらしい。
うどんのメニューは天ぷらうどん(¥600)のみなので、席について暫く待っていると、極太うどんの上に天ぷらが2枚のって、すんばらしいボリュームで運ばれてきた。
有名な店なので、食べ終わる頃には、席は埋まっていたうえに、外で待つ客まで。
どうも、奥の間があるらしく、常連らしき客はそっちに案内されていた。
うどんマニアみたいなアンチャンがいて、オヤジにしきりに質問していたのを横聞きしたところ。
平日は30食。土日は40食くらい用意するらしい。
オヤジは80歳だから、これが限界とか。土日はバイクがすんげえくるとのこと。
ま。ツーリングマップル関東甲信越に掲載されてるし。そうかもね。
味のほうは。コシやらダシがどうのと、言葉で説明するほどの知識がないので、うまいの一言に全てを凝縮しておきます。
いやあ、何年も前からその存在を知りながら、営業時間に間に合わなかったり、行ったら定休日だったりで、なかなかたどり着けんかったけど、行ってよかった。
また行く予定です。今度こそは、シラケ山の帰りに行ってみたいもんです。
さて。今日は山に登ってないので、温泉はパスして帰りましょうかと、また塩之沢トンネルを越えて、南牧村の中を走っていますと。
ああーこの近くに黒滝山があるな。というわけで。
峠のうどん屋に満足したので、もう山に登らず帰る予定だったのに、急遽、黒滝山に登ることにする。
ここから、やっと黒滝山の感想となるわけですが。
危ない馬の背を通過してしまえば、あとはほぼ快適な稜線歩きです。
帰りは、馬の背をくだるわけですが、周囲が丸見えなので、登りよりスリリングです。
黒瀧山不動寺は、なかなか見どころがあってそこそこ面白かったです。
以上。
コメント
この記録に関連する登山ルート
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激痩せ尾根の馬の背
なんちゅ、楽しそうなルート。
そして、財布の紐がゆるみそう。。
うひーせっかくコメントをいただいていたにもかかわらず、お返事が遅くなりまして申し訳ありません。
仕事の不都合と、今日、山に行っていた都合ですので、ご容赦ください。
ここまで痩せている馬の背もなかなか珍しいですね。
そんなに長い区間が続くわけでもないですけど、端的にスリルを味わうには十分でした。
南牧村が作成配布している「なんもくトレッキングガイド」では、中級扱いですけど、上級に区分けされている、碧岩やら毛無岩は、どんなところなのか恐ろしい限りですね。
いずれそこにも行くことになるんでしょうけど。
南牧村には久しぶりに行ったのですけど、思いのほか、新名物みたいなのが出来ているし、道の駅は改修して、物産館と食事処を繋ぐ遊歩道みたいなのを作っているし、大好きな村に活気があってヨロシゲです。
こんばんは、moglessさん(^^)v
九州・関西のレコが続いたので久しぶりな感じがしますね。
そんな中、西上州を歩かれるとは…
ワタシも先日車で通りかかった時にすっかり春の感じを受けましたが、
うーん、山の中はまだまだ残雪があるんですね(゜ロ゜)
このスリリングな山域は雪解けが終わってから訪れようと思っているのですが。
この黒滝山は全く知らないのですけど、西上州らしい感じのお山ですねぇ。
moglessさんが歩く予定だったシラケ山、こちらは去年から狙っていたのですが、
まんまとタイミングを逸してしまいました(>_<)
展望がスゴいというウワサを聞いておりますが、今年あたりどうか。
そうそう、この前ワタシも初めて「太い」下仁田ネギを購入したのですけど、
このネギの美味しい食べ方ってどういう調理なのでしょうか。
いつもは細いタイプを購入していたのですが、「だったら深谷ネギでもいいじゃん感」が沸き上がりましたので、今回チャレンジしてみました。
4束も買われるとはサスガ通ですね!
すいませんーーー!! コメントへの返事が遅くなりまして。
ワーキングプアーの諸事情ですのでご容赦ください。
九州は良かった。なにもかもが。
関西は、車で散々走りまわったのがよかった。
そして、なんだか次の目標を見失いかけていた時に、心に思い浮かんだのが西上州でした。
行きたい場所? あるじゃあないですか。峠のうどん屋藤屋が。
この時点で、行きたい場所が既に山ではなかったりするのですが、シラケ山と烏帽子岳には、一度行ってみたいと思っていたし。
というわけで、うどんを食べることと下仁田ネギがメインで西上州に行ってまいりました。
下仁田の辺りは春めいてきてましたけど、南牧村や上野村はまだですかね。
場所によっては雪が多くて、少し肌寒いくらいでした。
黒滝山から見たシラケ山のほうは、まだ北側斜面は真っ白でしたね。
稜線の岩稜はもう溶けているかもしれませんけど、思いの寄らないところに氷があったりすると、危ないですからね。
今回の黒滝山にも、馬の背に一ヶ所だけ、氷がありました。
たいした量でもないし、もう溶けているだろうと思って、特にレコには記載しなかったですけど。
黒滝山は不動寺ができるまでは、修験道の山だったらしいので、険しい箇所が多いです。
典型的な西上州の岩峰ですね。ちなみに、この辺りの山は、どの山に登っても見える景色が同じようなのはご愛嬌です。
シラケ山の岩稜縦走は、どんなもんなんだか気になるところです。
黒滝山よりは険しいだろうとは思っていますけど。
ネギは、もうシーズン終盤なので、大安売りしていました。
出始めのころは、だいたい400円〜500円で販売してます。
ですから、150円の値札を見た時は、ここぞとばかりに買ってしまったわけです。
安すぎるでしょうあの量で150円は。いくらなんでも。
用途は基本的には鍋物に入れますが、うどんやそばにも入れてます。
熱を通した時のトロトロ甘々が病みつきになって久しいです。
うわっ、こわそ〜!!
強風だととても歩けないような馬の背というかナイフリッジ!
綱渡り状態ですね。
ポールとか鎖とかあるから大丈夫なのかな?
怖い物見たさで、行ってみたいです。
ちょうど同日、同じような時刻に佐久からの帰り道で、下仁田あたりでした。高速道から南牧好きなmoglessさん、登ってたりして…、と思いながら山々を眺めていましたよ〜。やっぱり行ってましたかぁ
藤岡PAで下仁田ネギ買おうと寄ったら、下仁田ネギのワゴン内はすべて売り切れ
お疲れ様でした
コメントへの返信が遅くなりまして申し訳ありませんです。
馬の背の風? 吹いてました。強風というわけでもないですけど。
強風には煽られませんでしたけど、恐怖は煽られました。
確かに形状的にはナイフリッジに近い箇所の連続だったような気がします。
いや、ナイフリッジそのものといった箇所もあった。
ポールはありますけど、モノによっては、掴んだ時にグラリとするのがあったので、びっくりして手を離さないように。
見事にすっぽ抜けることはないでしょうけど。
太いのと細いポールがあって、細いのが何本かグラグラしたような気がします。
鎖は、掴むと逆に危なくなるんじゃないかなと思うような箇所もありましたので、自分で見極める必要があります。
佐久? これはまたどちらに? 後日、レコ公開でしょうか。
おお。南牧村を見ると思い出すー! 私を!
魔女っ子モグは〜あなた〜の心に〜 忍・び・込・む! シャランラ〜!
下仁田ネギ残念でしたね。高速を出れば、まだ路上販売とか道の駅で買えます。
シーズンは終盤ですので、急がないともう無いかもしれません。
普通のネギも売ってました。束で100円でした。こっちも安かった。
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