まだ冬だった!風雪の蔵王、後烏帽子岳
- GPS
- 04:25
- 距離
- 10.4km
- 登り
- 1,050m
- 下り
- 1,041m
コースタイム
ゲレンデトップ 10:34- 11:41 後烏帽子山頂 (1:07 )
山頂 11:58- 12:31 ゲレンデトップ (0:33 )
ゲレンデトップ 12:31- 12:50 ゴンドラ上駅 (0:19 ゲレンデ脇)
上駅 12:50- 14:00 スキー場口 (1:10 トレッキングコース)
天候 | 風雪 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
登山届けは、1F受付で。下山時に要報告。 ゲレンデトップから山頂までは、危険箇所は有りません。 下山時に利用したゴンドラリフト脇のスノーシュートレッキングコースは、 ガイドさんにコースを確認しないと、たぶん分からないです。 今回は、元気荘の温泉を頂きました(\600) |
写真
感想
3月三連休、予想天気図を見ながら、金土を見送り、後がなくなってしまった本日日曜!
晴天は期待できない中、宮城蔵王の後烏帽子へ行ってきました。
エボシスキー場の上にある山で、スキー場も春スキーに突入。
山も春山?なーんて甘い考えで。
8時半のゴンドラスタートに合わせるつもりが、
寝坊してしまい、ゴンドラ乗車が9時半。
強風のため徐行運転!
続く「かもしかリフト」は夕べの積雪のため、まだ運行準備中!
待つこと20分。まぁ、動いただけでラッキーです。
結局ゲレンデトップのスタートは10時半。
山頂着は12時予定。
夕べの積雪が多く、スノーシューではトレースが無いと膝上ラッセル。しかも重めの雪。
途中で山スキーの方のトレースに合流したものの、それでも膝下ラッセル。
山スキーの浮力、恐るべし!
天候は、稀に雲の切れ目から青空が見えるものの、終始風雪。
景色は見えないものの、山頂までは視界はそこそこ有りました。
標高1500m付近から上は新雪が少なくなってラッセルから解放されましたが、
アイゼン着ける状況ではありませんでした。
山頂手前の登りは、樹林帯の夏道を行こうかと思っていましたが、
西側の斜面近くが、木が少なくて歩きやすいようです。
山スキーの方のトレースに助けられて、12時前に山頂到着。
山頂には七名位のパーティが。このあとは前烏帽子へ降りるとのことでした。
トレース、ありがとうございます!
山頂は風雪で視界無し。屏風岳も下界もなーんにも見えません。
気温は−4℃。春山なんて、まだまだ。しっかり冬山でした。
山頂から少し下った所で、風を避けて昼食休憩。
山スキーの方が結構入っていて、下りはそのトレースを借りてサクサク下山、ゲレンデトップまでは…。
カモシカリフト脇のゲレンデは上級者向きの斜面。その端っこをトボトボ下ること20分。
ゴンドラ上駅まで下ってきました。問題はここから。
えぼしスキー場は、ゲレンデトップから全長4.3キロのロングコース。
ずっとゲレンデ脇を下ってたら大変だよな!と思い、
パンフレットにも載っているゴンドラ脇のスノーシューコースに入りました。
リフト乗り場のスタッフの方に訊いたところ、ゴンドラと西側の沢の間を通れば良いと。
ゴンドラ目印なら、楽勝楽勝!
これがまちがいのもと。
このコース、トレース無し。コース不明。新雪が緩んでどっかり重い雪。そのくせ膝下ラッセル。
更に途中に地図にない沢有り。
最後までゴンドラのすぐ脇を下れば良かったのでしょうが、
たまたま有った赤テープを信じて脇に逸れたおかげで、沢を越える羽目になってしまって。
何度も地図とにらめっこして、選んだのが標高750mから下の箇所での沢越え。
実際に下って行くと、沢への斜面は雪崩そうな斜面だし、沢越えのスノーブリッジは踏み抜きそうだし、
ほんと恐かった! 先日の長野のニュースが頭をよぎりました。
全行程で一番時間がかかったのがここ。一番体力を消耗したのもここ。一番神経をすり減らしたのもここ。
ほとんど思いつきで選んだこのコース。完全な事前調査不足です。大反省です。
まあ、ゲレンデ脇をトボトボ下るのも、ちょっと考えちゃいますが…
無事だから言えることですね。
皆さんも、ご安全に!
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