テント泊予行演習
- GPS
- 07:44
- 距離
- 15.7km
- 登り
- 1,240m
- 下り
- 1,225m
コースタイム
- 山行
- 4:18
- 休憩
- 1:05
- 合計
- 5:23
天候 | 晴れ後ち曇り |
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過去天気図(気象庁) | 2022年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
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コース状況/ 危険箇所等 |
大菩薩峠登山口〜上日川峠〜唐松尾根〜雷岩まで積雪なし 一部ぬかるみあり |
その他周辺情報 | ロッヂ長兵衛も開店営業中 福ちゃん荘も営業し、予約無しでも1日300円でキャンプ泊可能。宿泊はウェブサイト読んだ方が良い。 介荘も本格的に売店開始し、飲み物や食べ物を販売していた |
写真
装備
MYアイテム |
はやぶさ
重量:10.77kg
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感想
大型連休はテント泊する予定を立てたので、予行演習として大菩薩峠登山口から歩いて福ちゃん荘まで行き、そこで泊まることにした。
事前の情報で積雪がゼロであること、電話で福ちゃん荘が開いていることを確認していたので、ザックにテントと寝袋と食糧と夢と希望と努力友情勝利を詰め込んで出掛けた。
60Lのザックとか初めて背負ったんだけど、モンベルのアルパインパックが背中にピッタリで疲れも無く全く問題無く福ちゃん荘まで着いた。
(店員さんからも「調整しようかと思ったけど背負った状態でピッタリですね…」と太鼓判を押された)
福ちゃん荘で手続きとおにぎりの注文を済ませ、テントを設営して荷物を置き、ザックのトップリッドMを外して必要なものだけ入れて雷岩へ。
モンベルのトップリッドはアタックザック的に使えるのでとても便利。そうやって使ってる人を見た事はないが。
雷岩でおにぎりを頬張り、富士山を眺めて下山開始。膝の関節がやや痛かったが問題なかろうと考えていたのが間違いだった。
介山荘あたりでスローペースでないと歩けないくらいに関節が痛い。まぁここまでくればそんなに起伏はないので痛い箇所をずらしながら途中の川でビーフリーに水を入れてテントに戻った。
ブーツを脱いで体を拭い、気休めのテーピングとロキソニンを飲んで一服し、馬刺しを頼んでしばらくテントでゆっくりする。
テントというと鹿番長(重くてデカいから頑丈で長持ちがポリシーのアウトドアブランド)のソロテントかツェルトくらいしか張ったことがないので、定番と言われるステラリッジ#2を甘く見ていたが、この設営のしやすさと快適性でこの重さはやっぱり凄い。ほぼ初見で20分程度でピンとフライが伸びるとか奇跡でも起きたのか?
なんだか生まれて初めてテントの中でゴロゴロしたい欲が出ている気がする。
そうか、いままでは狭かったんだな…。
出来上がった馬刺しを受け取り、アサヒドライゼロで乾杯し、1日を振り返った。
上半身の筋肉というか、60Lのザックでもそんなに問題なく背負えて体全体としては負担とも思わなかったが、左足の膝関節が痛くなったのは何故だろう?
ストレッチは毎日やっているし、筋力が足りていないのか歩き方の問題だろうか?上がり、下りは痛いが平坦な道を歩く分には問題ないというところから原因を探れそうなので、帰宅後に考えることにした。
また、応急処置としてテーピング、痛み止めは用意するとして、しばらくはサポーターかコンプレッションタイツを履き、日々の歩行を研究することに決めた。
なお、一晩寝たらある程度回復していた。
スマホの4G回線のアンテナも1なので飛行機モードにし、ご飯を食べてダウンロードした漫画を読みながら夜を過ごしていたが、山の中のせいか標高のせいか結構冷え込んできた。
久しぶりに引っ張り出したシュラフでなにも問題無かったが、ドライシャツは脱いだ方が良かったかもしれない。ひたすら汗を吸い取り続けて逆に寒い。
ダウンのテントブーツとズボン、マントに出来るダウンブランケットを身に付けてぬくぬく過ごした。ダウンは圧縮出来るのでテント内で着るなら便利。
無事に一夜を過ごし、関節の調子を見て歩けそうなことを確認出来たので、東にある川で補給しテントに戻り、朝飯を作って人心地ついた。
なんだかやっとキャンプの経験と登山のテント泊が結びついた気がする。キャンプ狂時代は道具をジャラジャラ持って行って雰囲気重視の衣食住だったけど、登山は登ることがメインなので必然的に軽装になる。
なので、オールシーズン用のテントとそれが入るザック以外は削ぎ落とすだけでテント泊が出来た。
本当は雨予報だったので雨の中の設営/撤収も経験しておきたかったが、まぁその内必然的に経験するだろう。
とにもかくにもいい目安となったテント泊だった。