記録ID: 4227461
全員に公開
ハイキング
東海
養老三山(養老山・小倉山・笙ヶ岳)
2022年04月30日(土) [日帰り]
がくさん
その他1人
体力度
3
日帰りが可能
- GPS
- 08:15
- 距離
- 14.4km
- 登り
- 1,146m
- 下り
- 1,140m
コースタイム
日帰り
- 山行
- 5:29
- 休憩
- 2:43
- 合計
- 8:12
8:10
8:15
36分
(R)
11:24
11:29
15分
(R)
12:37
12:42
29分
(R)
14:17
14:22
17分
(R)
15:55
滝上駐車場
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
滝上駐車場から三方山、小倉山、養老山、旧牧場のエリアは、よく整備されていて、小学生でも登れるくらいのルートである。一方で、アセビ平から笙ヶ岳までは、あまり手入れされておらず、読図とルートファインディングのスキルが求められる。笙ヶ岳は養老町ではないため、過去に養老町に問い合わせたら、町外のルートは知らないと、つれない回答だった。(今回、駐車場の方にその話題をしたら、同様のことを言われていたので、行政区画の壁は厚いようだ。) 〔目次〕 1.滝上駐車場〜笹原峠 2.笹原峠〜小倉山〜養老山 3.笹原峠〜旧牧場 4.旧牧場〜アセビ平〜笙ヶ岳 5.アセビ平〜滝上駐車場 1.滝上駐車場〜笹原峠 滝上駐車場は、養老の滝を見に来る観光客向けとともに、登山者向けの駐車場である。町を抜けて山道に入ると、細いカーブ続きの道になる。すれ違えるところも限られているので、スピードを出さずに登っていくしかない。早朝なら登山者が上がっていくだけだが、日中になると観光客が上り下りするので、すれ違いが多い。 滝上駐車場には30台くらいが停められる。1回1000円。突き当りにトイレがある。3年前に来た時からリニューアルされていて、かなりきれいになっていた。水は流しっぱなしで、備え付けのトイペがあり、便座消毒用のスプレーまであった。コロナ対策なのか、入口にある手洗い場には液体せっけんまで設置されていた。 滝上駐車場には滝見亭という売店があり、そば、そうめん、軽食や飲料の販売がある。滝上駐車場はもちろんドコモ圏内である。 滝上駐車場から登山口へは、少し戻る。分かりやすい標識が出ていて、左へ入って180度旋回し、駐車場の上を歩く。すぐに分岐に着く。右へ旋回すると旧牧場・笙ヶ岳への林道。直進すると三方山である。直進すると、すぐに養老の滝の上部の沢に出合う。右へ曲がって少し行くと、沢に下り、徒渉する。徒渉して左へ曲がると、すぐに三方山への登りになる。 いきなりの急登で、ジグザグと登っていく。尾根に取り付き、ベンチもあるので、三方山に着いたのかと思ったら、まだ半分。さらに階段などを登っていき、駐車場から1時間ほどで三方山の肩に出る。標識が設置されているが、ベンチはなく、林の中で展望もない。三方山は、この標識から東へ1、2分ほど登ったところ。その名のとおり、三方が見渡せる。この日は空気が澄んでいて、白山、乗鞍岳、御嶽山、恵那山と、抜群の展望であった。恵那山の左は、おそらく中央アルプスであろう。 三方山の肩から西へ進むと、ゆるゆると登ってすぐに笹原峠へ出る。笹原峠では西側の展望がよい。笙ヶ岳も見えた。 2.笹原峠〜小倉山〜養老山 笹原峠から南へ進むと、すぐに階段を登らされるが、これは序の口。一度平坦になり、そのあとが100段くらいあるかと思うような長い階段。途中で心が折れそうになる。階段を登り詰めると、小倉山の山頂である。標識やベンチがある。山頂から西へ少し下ると、小倉山園地と呼ばれる広場に出る。かなり広いところで、複数のベンチがあるほか、屋根付きの東屋がある。笙ヶ岳、白山、乗鞍岳、御嶽山と展望がある。能郷白山はギリギリで笙ヶ岳の稜線に隠れるが、小倉山の山頂の方へ戻れば、頭だけ見える。 小倉山園地では、ドコモの電波は弱いながら来ていた。時折途切れる。 小倉山の山頂から南へ、養老山を目指す。最初は階段を少し下るが、そのあとはほぼ平坦の道のあと、再び階段を登らされる。登り詰めたあたりで、林道と出合う。そのあと階段を下り、しばらく進むと、養老山への登り口がある。標識が出ていて、見逃すことはないだろう。標識から1、2分ほど登ると養老山のピークに着く。一等三角点があるのに、林の中で展望はなく、20人くらいでいっぱいになってしまう程度の広さ。ドコモの電波は来なかった。 3.笹原峠〜旧牧場 笹原峠から北へ縦走する道も結構整備されている。ただ、笹原峠からいきなりの急登になる。小ピークを3つ4つ越えていくルートになっている。道は広くハッキリしていて、ただ階段も多い。途中にベンチがある場所もある。おそらく一番高い小ピーク、826m標高点は、東側にトラバース道が付いているようだったが、けものみちに近かった。 最後に下りきって、旧牧場に出る。旧牧場と言われているように、結構平坦な広いエリアである。標識とベンチがある。ドコモの電波も弱いながら来ていた。 4.旧牧場〜アセビ平〜笙ヶ岳 旧牧場で、現在時刻と残余体力を踏まえ、笙ヶ岳を往復するかを決断する。逆コースだと、笙ヶ岳を最初に踏破してから、旧牧場に戻ってきて、小倉山まで行くかを決めるのであろう。 旧牧場からは、広い道で階段を下っていく。割とすぐにアセビ平に着いた。アセビ平には標識が設置されていた。 アセビ平で左へ折れて、西へ下っていく。アセビ平を出てすぐに、沢の水の音が聞こえてくる。沢沿いに下っていく。春先だったこともあり、カエルの声があちこちで聞こえた。沢を渡り返したりしつつ、下っていき、次第に沢の右岸で沢から離れていくと、大洞登山道分岐に着く。しっかりした標識が立っている。直進すると大洞登山道だが、道は不明瞭のようであった。右に折れると笙ヶ岳のコースになるが、標識では笙ヶ岳方面の板が落ちてしまったようだ。代わりに、笙ヶ岳は右という情報が貼られていた。ただし、天地が逆になっていた。 分岐を右へ折れると、支流の沢沿いに進む。結構な傾斜の斜面をトラバース気味に進むが、ここで沢へ滑落すると、誰か気づいてくれるのだろうか。もともとマイナーコースで、行きかう登山者も少ない。そして、携帯も圏外である。ちょっと心細いコースだ。分岐から少し進むと、支流の沢を徒渉するポイントに出る。ルートマークがまばらにしかないので、徒渉先の方にあるルートマーク(リボン)を探しながら、徒渉地点を探る。 徒渉した先を少し登ると、ワラビが多数目を出していた。その先は、緩やかに右旋回しながら、やがて沢を離れて登っていくようになる。このあたりからルートマークは少なくなり、どれがルートか分からない中で登り詰めていく。この最後の登りが結構つらい。 ようやく登り詰めて、コルのようなポイントに着くが、標識は一切ない。見るからにコルなので、ある程度の経験者ならコルだと分かる。右へ曲がると、笙ヶ岳の東峰らしい。左へ曲がって登り詰めると笙ヶ岳の本ピークである。登ろうとすると、小さな看板があった。標識がないことが気になって、誰かが設置したのだろう。コルからゆるゆる登ると、まもなく笙ヶ岳のピークに着く。 笙ヶ岳のピークは、ピーク感のない、尾根ルートの休憩ポイント程度のところで、ただ「笙ヶ岳」という看板があるに過ぎない。林の中で展望はほとんどなく、木々の間から見えたのは白山だけだった。笙ヶ岳では、ドコモの電波は弱いながら来ていた。 笙ヶ岳からの帰路は、登ってきた道を戻るだけ。コル直下は下りの方がルートが見やすかった。体力を消耗しない下りなので、目くばせが効くからなのかもしれない。 5.アセビ平〜滝上駐車場 アセビ平まで戻ると、そのまま旧牧場まで登り返して、そこから林道を下っていくのが一般的なのだと思う。ただ、ヤマレコ山行記録でも、アセビ平から直接下った人がいて、ルートマークも付いているので大丈夫とのことだった。ルートマークは付いているが、結構な勾配を下っていくし、ルートも少し荒れていた。15分ほどで下りきり、林道に出た。一応、小さな標識が立っていたが、林道を歩く側からは気づかないように思う。 林道に出て以降は、ひたすら非舗装の林道を下っていくだけである。途中、栗の木平というポイントはほぼ中間地点。ベンチが2つあるほか、平らな休憩広場になっている。 さらに林道を下り、左側に神社があると残り10分〜15分である。次第に駐車場が近づいてきて、最後に三方山への分岐(朝に通ったところ)へ出て、駐車場に戻った。 |
その他周辺情報 | 今回は利用しなかったが、ゆせんの里という温泉入浴施設がある。養老駅から歩くと15分くらいはかかる。車だと気軽に寄れるポイントだと思う。 ゆせんの里 https://www.natural-co.com/ |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
日よけ帽子
着替え
靴
予備靴ひも
ザック
ザックカバー
行動食
非常食
飲料
ガスカートリッジ
コンロ
コッヘル
ライター
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
筆記用具
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
ロールペーパー
保険証
携帯
時計
タオル
ストック
ナイフ
カメラ
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