南木曾岳 ルート外れてプチ滑落,道無き道を・・・
- GPS
- --:--
- 距離
- 5.9km
- 登り
- 840m
- 下り
- 833m
コースタイム
10:38 男滝・女滝
10:55 薮漕ぎ
11:12 林道復帰
11:27 南木曾岳登山口
11:38 下山道分岐
11:48 山頂まで1.4km地点
12:18 岩登り地点
12:46 かぶと岩展望
13:00 南木曾岳山頂
13:20 展望地・昼食 〜13:53
14:05 崩壊小屋
14:19 摩利支天
14:35 兜岩?下
16:27 登山道復帰
16:46 下山道分岐
16:56 南木曾岳登山口
17:09 駐車場
天候 | 晴れ 弱風 駐車場13℃ 山頂付近6℃ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
東名三好ICから約1時間40分 |
コース状況/ 危険箇所等 |
・国道256号から蘭キャンプ場方面への林道分岐はかなり細い道を左折します。 案内板を見落とさないように(ナビで蘭キャンプ場を設定しておけば間違えることはないでしょう) ・キャンプ場を過ぎるとコンクリート舗装の荒れた路面になります。拳大の落石や枝が結構落ちてま す ・山頂少し下から登山道に雪が出てきます。滑らないように ・山頂付近高原は深いところで積雪1m前後 踏み抜き注意 ・登山道にはこれでもか!っていうくらいあったテープや案内板が山頂付近の高原にはほとんど在り ません(雪で隠れてるだけ?)無雪期には道がちゃんと分かるでしょうが積雪期にはほとんどルー トが分かりません ・山頂付近高原地帯はドコでも歩けますが雪解け水が沢になってるところに雪が被さってます 踏み抜きます! 濡れます! ・展望地から下山道方面は積雪時は登山道がわかりにくいです ・下に見える小屋へは下ってはいけません ・下山道はかなり急です |
写真
感想
しばらく雪から遠ざかってたから最後にちょっと雪の感触を、と南木曾岳へ
雪有るかなどうかな?標高1700m近くならまだ残ってるかな、と思いながら木曽路方面へ
中津川インターを出て国道19号から256号へ馬籠宿を過ぎて細い林道へ左折、ナビがあるからいいけどないとちょっと分岐が分かりづらい。
蘭キャンプ場を過ぎると路面の荒れたコンクリート舗装道、雪道のじきにはちょっと走りたくない道をゲートまで上ると避難小屋の脇に駐車場
こんなに下に避難小屋があるのはめずらしい。前泊には最適
山頂への登山道は険しいらしいけど所要時間は上り下りとも2時間あまりのようだから休憩入れても5時間ならいけるでしょ?
!ということで林道を上がらずに先に男滝・女滝方面から破線を辿ることに。
出発してすぐに滝展望地へ一通り見渡して先へと川に沿って行く・・・・・・・が、しばらく行った所で道が無い!!
一応破線にしたがって歩いてきたはずだけど??
どっちにしろ上へ行けばどうにかなるでしょ、とヤブの斜面に取り付いていくけどしばらくすると獣よけの金網に行く手を遮れれる。。
う〜ん、やり直し
下へ下りてからもう少し先をまわって。。
また、金網・・・・・・でも、たどり着いたところの網のしたがちょうど通れそうに破れてる、動物の仕業?それとも人間?
まぁとりあえずそこをくぐって薮斜面を尾根に上がるけど道らしきものは無い
破線上にいるはずなのになぜ???
どうもあんまり歩かれて無いようで埋もれてる??
でも、ま、なんとか登山道らしきものに合流して林道へ這い上がる
道迷いと薮漕ぎ行ったり来たりで30分のロス
とても車が通れるような道じゃない道をしばらく下って登山口へ
まだ本番前のプロローグの段階でもうハアハア・・・・
そこから本番の登山道へ歩き出すけど高原のハイキング道のようで気持ちいい
すぐ横に沢が流れて鳥の声も賑やか
すぐに下山道との分岐地点、あまのじゃくな私は普段なら下山方面へ向かうところだけど下山道のが険しいとの情報で素直に逆時計回りの正規ルートへ。
分岐を過ぎて沢から離れていくと徐々に山道らしくなっていく
金時が生まれた洞窟?や喉の滝を過ぎる頃には結構な急登になってきた
ふうふういいながら登ると木道と岩場の分岐、ここは岩場へ
ストックを持ちながらでも充分登れるくらい、そんなにきつくない
でも、急登は続く
結構歩いたでしょ?と地図を見ても平行距離はあんまり進んでないから地図上ではほんの少し移動しただけ・・・・
ちょっと気力萎えるわぁ・・・・・
それでも一歩一歩登ればいずれ頂上へ
岩場を過ぎると気の梯子?を雪が隠してるようになって非常に歩きにくい
それでもなんとか高原状の山頂エリアへ
先行者の、ズボッ、が所々残ってるからそれを辿って山頂へ
何にも見えませ〜ん、それにしても時々踏み抜く、ずぼっ、が邪魔くさい!!
さっさと下山方面へ行きましょう
途中の南木曾岳大神で無事を祈って先へ進むと下に赤屋根の避難小屋が見えた
というか、そこら辺りで一気に北方面の展望が開けた
御嶽から南アルプスまで一望!!!
避難小屋の脇を通って展望地へ
ここで今日はお昼にしましょ
さっさと済ませて下山方面へ
この辺りからは踏み跡も全然見あたらない
まあドコを歩いてもいい感じだから適当に進むとまた下に赤屋根の小屋
小屋があるんだからそこには道もあるでしょ?!とそちら方面へ下るけど、どうも沢の上を歩いてるようで踏み抜いたら下の水に突っ込んで靴の中までびしょびしょ・・・・・・・
小屋に着いてみればもう使われてないようで廃屋
その先をちょっと行って見るも、どうも下ってるところは沢のよう・・・・
しょうがない、尾根へ上がるか、と上がってみるとまた下に道らしきもの。
下りてしばらく歩いてみてもすぐに笹藪で行き止まり
もう一尾根登りますか・・・・・・
今に思えば、この辺りでは地図の破線全然確認してなかった・・・・・・反省
尾根に上がってみるとなんだか先のとがった石碑のようなものが端に見える
近くにいって見ると脇の木に小さな「摩利支天」の札が・・・・
やっと正規ルーに出た???
さて先に行きましょう、と石碑を回り込むように下ってみるとすぐに笹藪
(本来は摩利支天から尾根を引き返すのが正解のようだった)
でも下って行けばいつかは下山道に合流できるでしょ?!・・・・・・・これが間違い
下ってるのは谷の沢の上、雪の激下り・薮漕ぎを繰り返しながら徐々に標高は下げるけどいっこうに左手にある下山道方面には近づかない
プチ滑落を繰り返して体中傷だらけ、足下は沢で踏み抜けば一気に落ちるところも・・・・
一箇所頭から滑って、滑った先にとがった岩があったもんだから腕をズバッ、あ〜あやっちまった
って、気楽に書いてるけど止まらなければどこまで落ちてたか分からないような場面も多々
左手の尾根へ上がれば下山道合流か?と思いながらも斜面をトラバースすること3.4回、地形図では分からなかったけど
小さな谷を何度も越えました
ほぼ垂直な斜面を笹に捕まりながら上がったところも何度も、「ここで手をすべらせたら20mは垂直落下、なんてところも必死に這い上がり先に下山道脇に立つ小さな立て札を見たときは心底ほっとしました。
厳しいはずの下山道も今まで下ってきたところと比べると天国
ちゃっちゃと下りて駐車場へ
公称2時間の下山に3時間半くらいかかりました・・・・・・・
このまま帰れば門限?に間に合いそうだけど、このドロドロの状態に我慢できず門限破り承知ですぐ下の南木曾温泉でお湯につかりました・・・・・・
帰り道電話がかかってくるけど受けても何にも聞こえない・・・・・
携帯、プチ滑落のときなんか結構雪被ったからとうとう故障したか・・・・・・・
家に帰ってじっくり調べてみたらイヤフォンジャックにゴミが詰まってって常にイヤフォン使用状態になってた。
道理で音関係が何にも聞こえなかったはずだわ
掃除して事無きを得ました。。。。
最初の薮漕ぎから下山のルート外れ、どうも南木曾岳とは相性悪かったみたいです
でも天気が良かったせいかあまり危機感は感じなかった・・・・・
山頂でちゃんと神様にお祈りしたのに・・・・・・というか、お祈りしたから無事帰って来れた????
これからはもう大丈夫でしょうけど、
雪の時期は上り道をピストンが無難そうです
それか、下山道を登る逆回り、雪のある下山道はかなり厳しそうです
今日(4/2)は身体中ギシギシw
コメント
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ウサ茶なさそう。
痛いって!!
何やってるの!!
ピーポー呼んで!!
うさ茶さん、こんばんわ
もう少しお年を召されるとイヤダって言ってもまとわりついてくるかもよ・・・・・アブラ、ふふふ
血止めでとりあえずティッシュ貼り付けておいたら固まって取れなくなっちゃった
さっきお風呂に入ってふやかしたら何とか取れた・・・・・
傷だけじゃなくて周りは血が死んでひどいことにw
って、傷は男の勲章でぃ!
こんばんは、はじめまして。
訪問していただいたので、この記録を読ませていただきましたが、よくぞご無事で・・・。
他人事なのでハラハラ、ドキドキしただけで、滅茶苦茶面白い記録でした。外にまだ面白そうな記録満載なので、じっくり読ませていただきます。冒険的、探検的登山をする人が、大好きです。
floatcloudさん、こんばんは
書き込みありがとうございました。
HPの方をちょくちょく拝見させていただいてまして、floatcloudさんの名前がヤマレコにもあることを知り、勝手にフォローさせていただきました。
南木曽岳、そうなんですよ、山頂でもっとしっかり確認すれば下山路は分かったんでしょうけど、下に小屋が見えたもんだからてっきりそっちへ行くのが正解だと思ってそのまま突き進んでしまいました。
ホントは沢の下りはタブーなんでしょうけどね・・・・・
あまのじゃくなせいで、あまり人が登らないような山や、ルートが好きなようで、そんなところを探してばっかりです(笑
(気に入ったところがなければ、普通の登山します。そっちのが多いです)
でも決して藪が好きとかそういうんではないんですよ(笑
気分乗らないと藪には決して踏み込みません。。
一年前以前のや、人様に披露するのは恥ずかしいのはヤマレコでは割愛させてもらってます。
今後ともよろしくお願いします。
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