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Yamareco

記録ID: 424825
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無雪期ピークハント/縦走
富士・御坂

天子ヶ岳、長者ヶ岳、天狗岳

2014年04月05日(土) [日帰り]
 - 拍手
kc19 その他3人
体力度
5
1泊以上が適当
GPS
08:38
距離
23.2km
登り
1,450m
下り
1,445m
歩くペース
とても速い
0.60.7
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

白糸ノ滝駐車場【0900】-【0925】登山道始まり-【1141】天子ヶ岳-【1223】長者ヶ岳【1240】-【1259】道誤り気付き-【1334】長者ヶ岳【1338】-【1439】天狗岳-【1458】114、115鉄塔【1503】-【1521】117鉄塔分岐-【1538】巡視路分岐-【1612】県道414-【1730】白糸ノ滝
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2014年04月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
白糸の滝駐車場
コース状況/
危険箇所等
天狗岳からの下りは、ルートファイディングを必要とします。これから進むルートを目で追った先にテープがあることを確認しながら下るように。
白糸ノ滝駐車場からの富士山。関東から観る富士山の真裏となる。こちらからだと、大沢崩れや剣ケ峰が観えるのだなぁ。
2014年04月05日 08:36撮影 by  DSC-HX30V, SONY
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4/5 8:36
白糸ノ滝駐車場からの富士山。関東から観る富士山の真裏となる。こちらからだと、大沢崩れや剣ケ峰が観えるのだなぁ。
今日は、どこから観ても富士山は綺麗なんでしょう…。
2014年04月05日 09:06撮影 by  DSC-HX30V, SONY
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4/5 9:06
今日は、どこから観ても富士山は綺麗なんでしょう…。
目指す天子ヶ岳。この先、車道突き当りから右に山中へと入って行く。
2014年04月05日 09:25撮影 by  DSC-HX30V, SONY
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目指す天子ヶ岳。この先、車道突き当りから右に山中へと入って行く。
山中に入ってすぐに白山神社が現れる。
2014年04月05日 09:27撮影 by  DSC-HX30V, SONY
4/5 9:27
山中に入ってすぐに白山神社が現れる。
やがて、勾配が付き始めるが、一旦、車道に飛び出る。
2014年04月05日 09:31撮影 by  DSC-HX30V, SONY
4/5 9:31
やがて、勾配が付き始めるが、一旦、車道に飛び出る。
案内板には、天子ヶ岳まで2:50の道程とあった。
2014年04月05日 09:33撮影 by  DSC-HX30V, SONY
4/5 9:33
案内板には、天子ヶ岳まで2:50の道程とあった。
気合を入れて登り始めると、再び林道に飛び出た。
2014年04月05日 10:01撮影 by  DSC-HX30V, SONY
4/5 10:01
気合を入れて登り始めると、再び林道に飛び出た。
長者ヶ岳までは眺望が得られない。こんなに良い天気なら、眺望抜群の山に登るべきだよな…。
2014年04月05日 10:02撮影 by  DSC-HX30V, SONY
4/5 10:02
長者ヶ岳までは眺望が得られない。こんなに良い天気なら、眺望抜群の山に登るべきだよな…。
ただただ、ひたすら登り。しんどかった…。
2014年04月05日 10:55撮影 by  DSC-HX30V, SONY
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4/5 10:55
ただただ、ひたすら登り。しんどかった…。
振り返れば富士山。
2014年04月05日 11:13撮影 by  DSC-HX30V, SONY
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振り返れば富士山。
ここまで来れば、天子ヶ岳ももう直ぐ。
2014年04月05日 11:26撮影 by  DSC-HX30V, SONY
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ここまで来れば、天子ヶ岳ももう直ぐ。
桜が有名な登山道のようだが、咲くのは未だ先のようだ。だけど、この様に春はやって来ている。
2014年04月05日 11:30撮影 by  DSC-HX30V, SONY
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桜が有名な登山道のようだが、咲くのは未だ先のようだ。だけど、この様に春はやって来ている。
天子ヶ岳。なんの眺望もない、通過するだけのピーク。
2014年04月05日 11:34撮影 by  DSC-HX30V, SONY
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天子ヶ岳。なんの眺望もない、通過するだけのピーク。
富士山と反対側(西側)の眺望も良いのだろうが、やはり、スッキリとその眺望を得られる場所はない。
2014年04月05日 11:57撮影 by  DSC-HX30V, SONY
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富士山と反対側(西側)の眺望も良いのだろうが、やはり、スッキリとその眺望を得られる場所はない。
長者ヶ岳へと向うには、一旦下ってからの登り返し。これは、その途中振り返って天子ヶ岳を撮ったもの。
2014年04月05日 12:01撮影 by  DSC-HX30V, SONY
4/5 12:01
長者ヶ岳へと向うには、一旦下ってからの登り返し。これは、その途中振り返って天子ヶ岳を撮ったもの。
長者ヶ岳に到着。
2014年04月05日 12:34撮影 by  DSC-HX30V, SONY
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長者ヶ岳に到着。
長者ヶ岳からの富士山。あぁ…雲が掛かっちゃった。
2014年04月05日 12:23撮影 by  DSC-HX30V, SONY
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4/5 12:23
長者ヶ岳からの富士山。あぁ…雲が掛かっちゃった。
それでも、良い眺めだ。
2014年04月05日 13:35撮影 by  DSC-HX30V, SONY
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それでも、良い眺めだ。
今日の最終目的地とした天狗岳。ここから、地図にあるとおり、114鉄塔へと下る。
2014年04月05日 14:39撮影 by  DSC-HX30V, SONY
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4/5 14:39
今日の最終目的地とした天狗岳。ここから、地図にあるとおり、114鉄塔へと下る。
114鉄塔からの眺望。雲も取れ良い眺めの富士山だ。
2014年04月05日 14:58撮影 by  DSC-HX30V, SONY
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114鉄塔からの眺望。雲も取れ良い眺めの富士山だ。
足元を見ると、小さな花が。
2014年04月05日 15:15撮影 by  DSC-HX30V, SONY
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足元を見ると、小さな花が。
117鉄塔分岐。下山には、この看板から右にルートを取る。
2014年04月05日 15:21撮影 by  DSC-HX30V, SONY
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117鉄塔分岐。下山には、この看板から右にルートを取る。
下り切って、巡視路分岐に到着。ここから林道歩きが始まる。天狗岳からルート不明瞭な道を下って来たので、人の手が加わった道に出ると、ほっとした。
2014年04月05日 15:38撮影 by  DSC-HX30V, SONY
4/5 15:38
下り切って、巡視路分岐に到着。ここから林道歩きが始まる。天狗岳からルート不明瞭な道を下って来たので、人の手が加わった道に出ると、ほっとした。
田貫湖分岐へと向う途中にある、オートキャンプ場。
2014年04月05日 15:47撮影 by  DSC-HX30V, SONY
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田貫湖分岐へと向う途中にある、オートキャンプ場。
バス停に到着したが、近い時間のバスはない。ならば、白糸ノ滝までの7Kmを歩くべ。富士山を眺めながら歩いていると、ツバメが飛び交っていた。後で気付いたが、腕には鳥のフンが付いていた。
2014年04月05日 16:18撮影 by  DSC-HX30V, SONY
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4/5 16:18
バス停に到着したが、近い時間のバスはない。ならば、白糸ノ滝までの7Kmを歩くべ。富士山を眺めながら歩いていると、ツバメが飛び交っていた。後で気付いたが、腕には鳥のフンが付いていた。
途中の富士山。その1
2014年04月05日 16:44撮影 by  DSC-HX30V, SONY
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途中の富士山。その1
途中の富士山。その2
2014年04月05日 17:02撮影 by  DSC-HX30V, SONY
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途中の富士山。その2
下の桜は満開。
2014年04月05日 17:05撮影 by  DSC-HX30V, SONY
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下の桜は満開。
剣ケ峰にズームアップ。
2014年04月05日 17:12撮影 by  DSC-HX30V, SONY
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剣ケ峰にズームアップ。
夕日に染まる富士山。この眺めも素晴らしい。
2014年04月05日 17:45撮影 by  DSC-HX30V, SONY
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4/5 17:45
夕日に染まる富士山。この眺めも素晴らしい。
撮影機器:

感想

今回の登山は、OSNさんの企画に相乗りさせてもらった。近々開催されるトレラン大会のコースの下見を兼ねての登山。先週の週間天気では、あまり良い予報ではなかったが、徐々に予報は回復し、当日は好天に恵まれた。

先に触れておくと、長者ヶ岳からの道誤りによる時間ロスと、無理な山行をした結果下山後の行動に支障が出た。気心知れたメンバーでの登山だと無理な行動は却下したのだが、知らない素人メンバー2名加わっていたことにより、それも言えなかった。

では、白糸の滝駐車場から登山開始。
駐車場(500円)に車を停め、0900出発。富士山とは逆の方向に進路を取る。暫く車道歩きとなるが、体を慣らすには丁度良い。車道を終えると、白山神社へと導かれる林道を進む。車道歩き中、目の前に天子ヶ岳が観て取れるのだが、その山容に「嗚呼、あの山頂まで800m強の高低差があるのか…」と心折られる。
山歩きが始まると、途中で舗装された車道と舗装されていない林道を、1度ずつ横切ることとなる。最後の林道からが本格的な登山開始といった印象を受けた。
ここまでもそうであったが、この先の天子ヶ岳までは、ひたすら登り続けるしかない。途中、地図には桜並木とあり、桜が咲く時期には綺麗なのだろうが、今日時点では桜の咲く気配はなかった。
やっとの事で天子ヶ岳に到着。そこからの展望のなさにはがっかりした。

さて次なる目的地は、長者ヶ岳。
一旦1200mまで下り、再び、1300mまで登り返し。辛かった…。とにかく、登りは苦手なのだ。どうにか長者ヶ岳へと。ここで昼食タイムとなった。
長者ヶ岳からの眺望は抜群。ただ、富士山頂には雲が掛かってしまっていた。その雲は、取れそうで取れない…。間もなく昼食タイム終了。次なる目的地天狗岳を目指す。

ここでアクシデント発生。リーダーが田貫湖へと下る、一般ルートを下り始めた。前にも来た事があるとの事だったので、全てはリーダーに任せ切っていた。当然ながら、素人2名は疑うはずもない。下りともなると、僕の足取りも軽い。おしゃべりをしながら、どんどん高度を落として行った。20分程下り、1100mまで下った。
「おかしくないか」と声を掛け、誤りに気付いた。実際は、誤りだと認識してもらうのに時間は掛かったのだが。地図にあるテーブルベンチも過ぎていたのだが、3名は誰も気付いていなかった。案外こんなもんなんだよなぁ…。道誤りも認めたがらないし…。
さて、次なる課題は、この後どうするか。僕的には、このまま下ってしまっても良いのだが。登り返しても、天狗岳までが限界だろう。リーダーの決定は、長者ヶ岳までの登り返し。まあ、従うしかないだろう。
長者ヶ岳まで登り返すと、少しだけ富士山頂の雲が取れていた。
長者ヶ岳から西に向うルートを行く。向う先の意識さえあれば、見落とすはずもない山道だ。ここで、これから先のルートを決定した。僕は天狗岳から下るルートを選択。他3名は、更に先の熊森山へと向うことに。日没も意識しなければならないが、熊森山からは少しの下りで林道に出る。素人2名は下りが苦手そうだったが、林道歩きなら問題ないだろう。かえって天狗岳から下る方に問題がありそうだ。ただ、本日のゴールは、駐車している白糸の滝であることを告げ、自分たちで白糸の滝まで戻るように伝えた。この決定後、お互いのペースで進むことした。

天狗岳に到着。その山頂手前に鉄塔114へと下る道標があった。地図には急坂とあったが、その通りの急坂であった。しかも踏み後が薄い。道を見誤らないように、慎重に下る。やがて、鉄塔114に到着。ここからは、雲が取れた良い富士山を拝む事が出来た。この鉄塔付近で、この先のルート選択で迷った。正しいルートは、114鉄塔の直ぐ先に115鉄塔があるのだが、この115鉄塔付近まで行くと辿るべきルートが現れる。地図では114鉄塔から下るようにあるが、115鉄塔付近から道は続くのでご注意を。次なる目標は、117鉄塔分岐の道標。それは山道中にあり、割れてしまっている。その分、頼りなく見える。この道標を右に下って行くのが正解なのだが、左のルートの踏み跡も割りとハッキリと付いているので注意が必要。

117分岐から下って行くと、間もなく地図にある巡視路分岐に出る。そこから林道を行く事となる。林道を歩き始めると、これまでの緊張からも開放されて行く。やがて、オートキャンプ場が現れた。それを越えて行くと、向こうからお爺さんがやって来たので田貫湖からのバスの本数を聞いてみた。あまり本数はないとの事だった。お礼を言って歩き始めると、大声でお爺さんが走って来られた。田貫湖へと向わず、分岐を真っ直ぐ進んで県道414号に抜ければバスがあるかもと教えてくれた。わざわざ走って来てくださり、ありがとう。その後、田貫湖への分岐に到着。どちらに進んでもバスがなかった場合、田貫湖からの方が白糸の滝に歩くには近い。この先を行くと、バスがなかった場合に1時間近いロスとなる。ただ、ここはお爺さんのアドバイスを信じてみる事にした。
20分程歩いて、県道414号に出た。直ぐの所にバス亭が…。時刻表を確認する心境は、合格発表を見る学生気分。その結果は…見事、不合格。2時間も待たなければ、バスはやって来ない。ただ、こうなった場合、白糸の滝まで歩くことは腹に決めていたので、白糸の滝まで歩き始める。左手に富士山が素晴らしい。それを楽しみながら歩けたので、このルートを取ったのは正解だったのだろう。などと、無理に理由を付けて、ひたすら車道を歩き続けた。

1:20程歩き通して、白糸の滝駐車場に到着。23Kmの歩きであった。
今回の山行で印象深かったのは、天狗岳から緊張感のある下りだった。迷う事なく下れて良かった。いい経験が出来、これまでの山行も確実に実になっている事が実感出来た。そんな登山だった。

追伸:結局、他3名は、それから1:10後にタクシー利用にて到着。やはり、計画と行動予測は必要なんですな。

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技術レベル
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