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Yamareco

記録ID: 4277162
全員に公開
沢登り
伊豆・愛鷹

愛鷹山 鋸岳(第2.3ルンゼ)

2022年05月06日(金) ~ 2022年05月08日(日)
 - 拍手
Kuramuo0 その他1人
体力度
8
2~3泊以上が適当
GPS
46:27
距離
36.6km
登り
3,139m
下り
3,131m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
2:10
休憩
0:05
合計
2:15
20:47
98
スタート地点
22:25
22:30
9
23:02
2日目
山行
6:40
休憩
0:45
合計
7:25
8:04
1
8:05
8:06
262
12:28
7
12:35
12:38
9
12:47
13:25
51
14:16
14:19
70
15:29
3日目
山行
10:45
休憩
0:40
合計
11:25
7:50
3
14:14
14:18
11
14:50
12
15:02
33
15:35
15:36
42
16:22
16:39
55
17:34
17:35
3
17:38
17:55
80
19:15
ゴール地点
5/6
20:45ー23:00 須津駅ー須津山荘

5/7
7:50 須津山荘発
9:43 位牌沢出合
10:20 割石沢出合
11:11 第3ルンゼ取付
11:32 第2ルンゼ取付
12:00 鋸岳(縦走路)
12:49 呼子岳
14:17 大岳
15:30 須津山荘

5/8
7:50 須津山荘発
9:35 位牌沢出合
10:00 割石沢出合
10:35 第3ルンゼ取付
12:50 鋸岳(縦走路)
14:05 位牌岳
16:20 須津山荘
17:40 大棚の滝
19:40 須津駅
天候 5/7 晴れ
5/8 晴れ/曇り→小雨
過去天気図(気象庁) 2022年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車
須津駅から須津山荘まで徒歩(2時間ちょい)
復路も徒歩。
コース状況/
危険箇所等
登山ポストは須津山荘にあり。

・須津山荘~割石沢出合
飛び石での渡渉が何度もある。水量が多く石が濡れていると、ドボンの可能性が高い。ピンクテープ、看板が十分すぎる程あるが、不安定なゴーロ、トラバースを通る。テープに従い続ければ迷わない(はず)。枝沢や位牌沢には入り込まないよう注意。

・割石沢出合~第3ルンゼ入口
割石沢出合付近はテープが少なく、地形が複雑。素直にテープに従うとルンゼへと導く看板がある。

・第2ルンゼ
第3ルンゼの看板を通り過ぎると、鋸岳へと伸びる綺麗なルンゼが現れる。「第2ルンゼ」の看板から取付。大きなチョックストーンの小さな苔滝が核心部。岩が脆く、足が滑るので見た目より怖い。残地ロープは信用ならないのでザイルで確保するのもありか。核心部を過ぎたら不安定なガレで、残地ロープが稜線まで永遠と伸びている。

・第3ルンゼ
F1は左に巻いて進み、F2が核心部。15mほどの黒い滝で最上部にはチョックストーンがある。掴める岩が大変脆く、何度も叩いて蹴って確かめる必要がある。おまけに水で岩が滑り緊張度MAX。左に残地ロープがあり巻けそうだが、そちらも同様に厳しそう。
F3はツルツルの滝で左から巻き(キツい)、F4は階段状のスラブで難易度は下がる。稜線に抜けるまで残地ロープが伸びているが、信頼は出来ない。ただしザレで歩きづらいので残地ロープに助けられた。

・位牌岳~鋸岳~呼子岳
崩壊が激しい廃道。YAMAPでは破線ルート(立ち入り禁止区域)だが気の抜けない痩せた縦走路。3点支持はもちろん、アンカーが乏しい残地ロープや鎖をあまり頼らずに進む歩行技術が必要。

・呼子岳~大岳
侵食が進んでおり廃道。特に呼子岳付近が急峻で険しく厳しい。だだ、ピンクテープや残地ロープが一般道並みなので道迷いの心配は少ない。
その他周辺情報 無人小屋の須津山荘、中は清潔で十分な広さを備えている。外にトイレあり。電波は無し。
深夜からディナー開始
カレーとシチュー混ぜても美味い。
2022年05月06日 23:54撮影 by  iPhone XR, Apple
1
5/6 23:54
深夜からディナー開始
カレーとシチュー混ぜても美味い。
須津山荘の中は清潔でした。
2022年05月07日 07:08撮影 by  iPhone XR, Apple
1
5/7 7:08
須津山荘の中は清潔でした。
須津は「すど」と読むのです!
2022年05月07日 07:40撮影 by  ILCE-7, SONY
5/7 7:40
須津は「すど」と読むのです!
二つ目の堤防の左岸側に梯子がある。結構長い。。
2022年05月07日 08:30撮影 by  iPhone XR, Apple
5/7 8:30
二つ目の堤防の左岸側に梯子がある。結構長い。。
石をひょいひょいと
2022年05月07日 08:41撮影 by  iPhone XR, Apple
5/7 8:41
石をひょいひょいと
面白い地形で飽きない
2022年05月07日 08:47撮影 by  iPhone XR, Apple
5/7 8:47
面白い地形で飽きない
「チョックストーンだ!」
(最近覚えた単語は使いがち)
2022年05月07日 08:55撮影 by  iPhone XR, Apple
5/7 8:55
「チョックストーンだ!」
(最近覚えた単語は使いがち)
悪名高き野猿沢。
脆く落石が酷いのだっけ…?
2022年05月07日 08:59撮影 by  iPhone XR, Apple
5/7 8:59
悪名高き野猿沢。
脆く落石が酷いのだっけ…?
15mほどの大きな岩。
これが斜面からはがれ落ちた形跡がある
2022年05月07日 08:59撮影 by  iPhone XR, Apple
5/7 8:59
15mほどの大きな岩。
これが斜面からはがれ落ちた形跡がある
位牌沢出合。
そそられるが入り込まないよう気を付ける。
2022年05月07日 09:33撮影 by  iPhone XR, Apple
5/7 9:33
位牌沢出合。
そそられるが入り込まないよう気を付ける。
僕らが進むのは割石沢。
2022年05月07日 09:44撮影 by  iPhone XR, Apple
5/7 9:44
僕らが進むのは割石沢。
きれいで本当に楽しい。
2022年05月07日 09:58撮影 by  ILCE-7, SONY
1
5/7 9:58
きれいで本当に楽しい。
鮮やかなツツジ
2022年05月07日 10:07撮影 by  iPhone XR, Apple
5/7 10:07
鮮やかなツツジ
「割石峠に行ったらルンゼに行けない!」と思い、ここからテープを無視して進む。
2022年05月07日 10:25撮影 by  iPhone XR, Apple
5/7 10:25
「割石峠に行ったらルンゼに行けない!」と思い、ここからテープを無視して進む。
なんとか標識を発見。
二人で歓喜。「やっとだ!」
2022年05月07日 10:49撮影 by  iPhone XR, Apple
5/7 10:49
なんとか標識を発見。
二人で歓喜。「やっとだ!」
第3ルンゼの看板を発見。
2022年05月07日 11:11撮影 by  iPhone XR, Apple
5/7 11:11
第3ルンゼの看板を発見。
右の細いのが第3ルンゼ。
左の第1.2ルンゼ方面へ歩を進める。
2022年05月07日 11:12撮影 by  iPhone XR, Apple
5/7 11:12
右の細いのが第3ルンゼ。
左の第1.2ルンゼ方面へ歩を進める。
いいルンゼ!
2022年05月07日 11:18撮影 by  iPhone XR, Apple
1
5/7 11:18
いいルンゼ!
頭上の鋸岳を目指して高度を上げていく。
2022年05月07日 11:19撮影 by  iPhone XR, Apple
5/7 11:19
頭上の鋸岳を目指して高度を上げていく。
いやらしい滝にてこずる。(右から簡単に巻ける)
2022年05月07日 11:23撮影 by  iPhone XR, Apple
5/7 11:23
いやらしい滝にてこずる。(右から簡単に巻ける)
初めての展望
2022年05月07日 11:30撮影 by  iPhone XR, Apple
1
5/7 11:30
初めての展望
お目当ての入口
2022年05月07日 11:32撮影 by  iPhone XR, Apple
1
5/7 11:32
お目当ての入口
鬱蒼としている
2022年05月07日 11:32撮影 by  iPhone XR, Apple
5/7 11:32
鬱蒼としている
核心部
2022年05月07日 11:35撮影 by  iPhone XR, Apple
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5/7 11:35
核心部
見た目より難しかった。
2022年05月07日 11:37撮影 by  iPhone XR, Apple
5/7 11:37
見た目より難しかった。
チョックストーンに沿って
2022年05月07日 11:39撮影 by  ILCE-7, SONY
5/7 11:39
チョックストーンに沿って
ビビってザイルの準備(いらなかった)
2022年05月07日 11:45撮影 by  ILCE-7, SONY
5/7 11:45
ビビってザイルの準備(いらなかった)
簡単な登攀は続く
2022年05月07日 11:51撮影 by  iPhone XR, Apple
5/7 11:51
簡単な登攀は続く
ありがたい程に残地ロープが垂れている
2022年05月07日 11:52撮影 by  iPhone XR, Apple
1
5/7 11:52
ありがたい程に残地ロープが垂れている
稜線はすぐそこ。
「もう着いちゃう!」
2022年05月07日 11:54撮影 by  iPhone XR, Apple
5/7 11:54
稜線はすぐそこ。
「もう着いちゃう!」
縦走路と合流
2022年05月07日 11:56撮影 by  iPhone XR, Apple
5/7 11:56
縦走路と合流
破線ルートだけど、こんな場所を上り下りしなければならない
2022年05月07日 11:57撮影 by  iPhone XR, Apple
1
5/7 11:57
破線ルートだけど、こんな場所を上り下りしなければならない
本当に縦走路?って場所に出た
2022年05月07日 12:00撮影 by  iPhone XR, Apple
1
5/7 12:00
本当に縦走路?って場所に出た
恐る恐る下をのぞき込む
2022年05月07日 12:21撮影 by  ILCE-7, SONY
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5/7 12:21
恐る恐る下をのぞき込む
第2ルンゼが顔を覗かせていた
2022年05月07日 12:00撮影 by  iPhone XR, Apple
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5/7 12:00
第2ルンゼが顔を覗かせていた
位牌岳方面
2022年05月07日 12:27撮影 by  iPhone XR, Apple
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5/7 12:27
位牌岳方面
まだまだいけそうな後輩くん
2022年05月07日 12:26撮影 by  iPhone XR, Apple
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5/7 12:26
まだまだいけそうな後輩くん
山が古いってどういう事だろう
2022年05月07日 12:28撮影 by  iPhone XR, Apple
5/7 12:28
山が古いってどういう事だろう
割石峠。
ここも一応廃道。懸垂下降で降りれるらしい(本当か?)
2022年05月07日 12:38撮影 by  iPhone XR, Apple
5/7 12:38
割石峠。
ここも一応廃道。懸垂下降で降りれるらしい(本当か?)
富士市と左に目指す大岳
2022年05月07日 12:51撮影 by  ILCE-7, SONY
5/7 12:51
富士市と左に目指す大岳
呼子岳山頂には廃道の看板があったのでコンパスを確認せず間違えて下ってしまった。
極端に踏み跡が少なくなっていたので引き返した人が多いのだろう。
2022年05月07日 12:49撮影 by  iPhone XR, Apple
5/7 12:49
呼子岳山頂には廃道の看板があったのでコンパスを確認せず間違えて下ってしまった。
極端に踏み跡が少なくなっていたので引き返した人が多いのだろう。
上り返して再び呼子岳へ
2022年05月07日 12:51撮影 by  ILCE-7, SONY
5/7 12:51
上り返して再び呼子岳へ
イワカガミが美しい
2022年05月07日 13:01撮影 by  ILCE-7, SONY
5/7 13:01
イワカガミが美しい
枝とロープで作られた至極の一品。
壊さないように重装備で来るのはやめよう!
2022年05月07日 13:25撮影 by  iPhone XR, Apple
1
5/7 13:25
枝とロープで作られた至極の一品。
壊さないように重装備で来るのはやめよう!
痩せている!
2022年05月07日 13:28撮影 by  iPhone XR, Apple
5/7 13:28
痩せている!
大岳の花畑が楽しみだったのに見つからなかった。
2022年05月07日 14:17撮影 by  iPhone XR, Apple
5/7 14:17
大岳の花畑が楽しみだったのに見つからなかった。
夜飯はカレーうどん。
ナイフを忘れたので、ねぎは噛み千切る。
2022年05月07日 16:12撮影 by  iPhone XR, Apple
5/7 16:12
夜飯はカレーうどん。
ナイフを忘れたので、ねぎは噛み千切る。
玉ねぎも砕く。
水も少ないので、沢から
2022年05月07日 16:16撮影 by  iPhone XR, Apple
5/7 16:16
玉ねぎも砕く。
水も少ないので、沢から
翌日。
沢山飲んで食った
2022年05月08日 07:13撮影 by  ILCE-7, SONY
5/8 7:13
翌日。
沢山飲んで食った
早朝の雨の影響で沢の音が大きくなっている。
2022年05月08日 07:49撮影 by  ILCE-7, SONY
5/8 7:49
早朝の雨の影響で沢の音が大きくなっている。
はい、どぼん〜
2022年05月08日 08:25撮影 by  iPhone XR, Apple
5/8 8:25
はい、どぼん〜
よいよい
2022年05月08日 08:46撮影 by  iPhone XR, Apple
5/8 8:46
よいよい
ぴょんぴょん
2022年05月08日 09:01撮影 by  ILCE-7, SONY
5/8 9:01
ぴょんぴょん
骨を見つけて自慢げに見せてきた。
2022年05月08日 09:05撮影 by  iPhone XR, Apple
5/8 9:05
骨を見つけて自慢げに見せてきた。
なんかカッコいいので自分も見つけたい
2022年05月08日 09:21撮影 by  iPhone XR, Apple
5/8 9:21
なんかカッコいいので自分も見つけたい
立派なケルン。
昨日はテープを無視したので見つけられなかった。
2022年05月08日 10:10撮影 by  iPhone XR, Apple
5/8 10:10
立派なケルン。
昨日はテープを無視したので見つけられなかった。
「割石沢に行ってしまうのでは?」と半信半疑にテープに従うと分岐標識があった。親切。
2022年05月08日 10:11撮影 by  iPhone XR, Apple
5/8 10:11
「割石沢に行ってしまうのでは?」と半信半疑にテープに従うと分岐標識があった。親切。
ここを超えるとすぐに第3ルンゼへ
2022年05月08日 10:31撮影 by  ILCE-7, SONY
5/8 10:31
ここを超えるとすぐに第3ルンゼへ
第3ルンゼの入り口に立ちふさがるF1。
難しそうですぐに諦めた。
2022年05月08日 10:38撮影 by  ILCE-7, SONY
5/8 10:38
第3ルンゼの入り口に立ちふさがるF1。
難しそうですぐに諦めた。
素直に巻く。
2022年05月08日 10:45撮影 by  ILCE-7, SONY
5/8 10:45
素直に巻く。
記念撮影
2022年05月08日 10:49撮影 by  iPhone XR, Apple
5/8 10:49
記念撮影
核心のF2。
矢印に腐ってそうな頼りない支点とスリングあり。
赤丸にハーケンがあって中間支点が取れた。

この方のハーケンだろうか。↓↓
http://kemotop.web.fc2.com/Report/2007/20071121/20071121.htm
1
核心のF2。
矢印に腐ってそうな頼りない支点とスリングあり。
赤丸にハーケンがあって中間支点が取れた。

この方のハーケンだろうか。↓↓
http://kemotop.web.fc2.com/Report/2007/20071121/20071121.htm
落ちた時を考えて石を捌けてザックを敷いておく。
後輩「鹿の骨が砕けるので落ちないでくださいね」
2022年05月08日 11:05撮影 by  iPhone XR, Apple
5/8 11:05
落ちた時を考えて石を捌けてザックを敷いておく。
後輩「鹿の骨が砕けるので落ちないでくださいね」
一手一手確かめながら取り付いてみる。
2022年05月08日 11:06撮影 by  ILCE-7, SONY
5/8 11:06
一手一手確かめながら取り付いてみる。
ここまで上がると上部にはホールドがなく動きが止まる。
下を見るもクライムダウンは出来そうにない。
2022年05月08日 11:06撮影 by  ILCE-7, SONY
5/8 11:06
ここまで上がると上部にはホールドがなく動きが止まる。
下を見るもクライムダウンは出来そうにない。
足が滑らないことを祈り、慎重に右に移動するとハーケンがあった。
2022年05月08日 11:07撮影 by  ILCE-7, SONY
5/8 11:07
足が滑らないことを祈り、慎重に右に移動するとハーケンがあった。
ギリでした。
2022年05月08日 11:14撮影 by  ILCE-7, SONY
1
5/8 11:14
ギリでした。
ザックを引き上げる。
2022年05月08日 11:16撮影 by  iPhone XR, Apple
5/8 11:16
ザックを引き上げる。
二段目もいやらしく高度感たっぷり
丈夫な木と草で支点構築。
2022年05月08日 11:56撮影 by  iPhone XR, Apple
5/8 11:56
二段目もいやらしく高度感たっぷり
丈夫な木と草で支点構築。
F3。さっきよりツルツルだ。
左から巻くも大分危険。
2022年05月08日 12:05撮影 by  iPhone XR, Apple
5/8 12:05
F3。さっきよりツルツルだ。
左から巻くも大分危険。
F4。階段状で難易度は下がる
2022年05月08日 12:17撮影 by  ILCE-7, SONY
1
5/8 12:17
F4。階段状で難易度は下がる
天国のようなルンゼに見えた
2022年05月08日 12:22撮影 by  iPhone XR, Apple
5/8 12:22
天国のようなルンゼに見えた
長ーい残地ロープと共によじ登っていく。
2022年05月08日 12:35撮影 by  iPhone XR, Apple
5/8 12:35
長ーい残地ロープと共によじ登っていく。
上りやすくて楽しいが、なにせ岩が脆い!
2022年05月08日 12:36撮影 by  ILCE-7, SONY
5/8 12:36
上りやすくて楽しいが、なにせ岩が脆い!
ザレザレ。間隔をあけて進んでいく
2022年05月08日 12:39撮影 by  iPhone XR, Apple
5/8 12:39
ザレザレ。間隔をあけて進んでいく
気を付けても落石は引き起ってしまう
2022年05月08日 12:45撮影 by  iPhone XR, Apple
1
5/8 12:45
気を付けても落石は引き起ってしまう
第3ルンゼを上から覗くもガスガス。
2022年05月08日 12:52撮影 by  ILCE-7, SONY
1
5/8 12:52
第3ルンゼを上から覗くもガスガス。
縦走路(破線ルート)も気が抜けない。
2022年05月08日 12:53撮影 by  iPhone XR, Apple
5/8 12:53
縦走路(破線ルート)も気が抜けない。
基本的に脆いが人が歩いているだけあり安定している。
2022年05月08日 12:56撮影 by  iPhone XR, Apple
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5/8 12:56
基本的に脆いが人が歩いているだけあり安定している。
花が沢山咲いていて癒し
2022年05月08日 12:58撮影 by  iPhone XR, Apple
5/8 12:58
花が沢山咲いていて癒し
いろんな顔を見せてくれる
2022年05月08日 13:00撮影 by  iPhone XR, Apple
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5/8 13:00
いろんな顔を見せてくれる
ずーーっとロープある
2022年05月08日 13:01撮影 by  iPhone XR, Apple
1
5/8 13:01
ずーーっとロープある
ルンゼ沢山出てくる。
2022年05月08日 13:13撮影 by  iPhone XR, Apple
5/8 13:13
ルンゼ沢山出てくる。
残地ロープのないルンゼに興味を持ってしまう。
2022年05月08日 13:23撮影 by  iPhone XR, Apple
1
5/8 13:23
残地ロープのないルンゼに興味を持ってしまう。
シャリバテ気味に位牌岳
2022年05月08日 14:13撮影 by  iPhone XR, Apple
5/8 14:13
シャリバテ気味に位牌岳
天気が安定しない中、伊豆半島が📷
2022年05月08日 14:18撮影 by  ILCE-7, SONY
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5/8 14:18
天気が安定しない中、伊豆半島が📷
2022年05月08日 14:23撮影 by  ILCE-7, SONY
5/8 14:23
2022年05月08日 14:24撮影 by  ILCE-7, SONY
5/8 14:24
よく見る菌
2022年05月08日 14:25撮影 by  iPhone XR, Apple
5/8 14:25
よく見る菌
富士市街
2022年05月08日 14:27撮影 by  iPhone XR, Apple
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5/8 14:27
富士市街
なんの蕾かしら
2022年05月08日 14:34撮影 by  ILCE-7, SONY
5/8 14:34
なんの蕾かしら
一般道でも道迷いに注意
2022年05月08日 16:02撮影 by  iPhone XR, Apple
5/8 16:02
一般道でも道迷いに注意
大棚の滝
2022年05月08日 17:52撮影 by  iPhone XR, Apple
1
5/8 17:52
大棚の滝
付近には大きな岩がゴロゴロ。
宝探し気分✨
2022年05月08日 17:56撮影 by  iPhone XR, Apple
5/8 17:56
付近には大きな岩がゴロゴロ。
宝探し気分✨
撮影機器:

装備

個人装備
ヘルメット ザイル スリング カラビナ 確保機
備考 沢靴、ハーケン、カム、ナッツ等あると便利だったかも

感想

情報が少ないが、1=2→3の順に登攀要素が強く難しいらしい。とりあえず第2ルンゼはいくとして、第3ルンゼは様子見で、あわよくば第1ルンゼも触っておきたかった。

Day 0
前泊として無人小屋の須津山荘を深夜に到着とした。綺麗に保たれていて快適そうでホッとした。2時間の舗装路歩きに染み渡るキムチ鍋とビールで、ほどほどに寝た(3:00就寝)。

Day 1
ド快晴の翌朝、立派な砂防ダムを超えるとやっと河原歩きが始まる。右へ左へとピンクテープに誘導され何度も渡渉する。ルーファイをさせてくれない程、テープがあるので素直に従っていく。
ただしテープ通りに割石沢を遡行しすぎると鋸沢のルンゼにたどり着かないと考えて、テープを無視して何度も方向確認して進んでいく。結局テープに従うとルンゼに向かう標識があったのだが…。
複雑な地形で確信を持てないまま進むと標識を見つけてなんとか第3ルンゼの取付地点へ。第3ルンゼは滝が立ちふさがっていて難しそうだが、後輩くんは「呼んでいますね」と行きたそうにしていたが無視。とりあえず第1.2ルンゼの方へよじ登っていくのだが、鋸岳へ伸びる一本のルンゼに心が躍る。落石に気を付けつつアスレチック気分で快適に進んでいく。
第2ルンゼには大きなチョックストーンが行く手を阻んでいた。楽勝に見えたが石はポロポロ、苔と水で滑りやすくやや難儀。ザイルの準備をしたが後輩くんは使わずに来てくれた。以降、ザレを進み簡単な登攀を数回こなすと縦走路に出た。想像以上に快適な登攀が続いて楽しい場所だった。だが親切に残置ロープが常に横にあるのはなんだか複雑な気分。
縦走路は破線ルートで、ハイカーがこんな場所を通るのかと驚くほど険しい。危険な場所にはロープが張ってあり(9割)親切だが、あまり頼らずに行くべきだろう。
呼子岳からの廃道は入口を間違えるも看板を見つけると、踏み跡明瞭でロープやテープあって安心する。呼子岳から遠ざかるほど道は安定していく。
大岳からは一般道で須津山荘へ帰宅。

Day 2
須津山荘で過ごす2日目。深夜に女性の喘ぎ声で目が覚めたり、酒の脱水でのたうち回り3:30に起床。雨と風があるのでゆっくりとスパゲティを食う。5:00出発を遅らせて二度寝をしたら8時前出発になってしまった。
昨日と同じ場所を辿るだけなので迷わずにただテープを見つけてホイホイと付いていく。
途中、後輩くんが鹿の骨(頭付き)を見つけてきた。「別にそんなもんいらねーし」と思ってたけどカッコよく見えてきて自分も欲しくなって探しながら進んだ。
今日は1番登攀要素が強いとされている第3ルンゼを行く。最初に立ちはだかる小さな滝(F1)は左の階段をハイハイで登る。ここも一本に伸びた綺麗なルンゼになっていて、奥にチョックストーンがある黒い滝が見えた。それが核心のF2でなかなかデカい。下から見ると何となく登れそう。しかし中間支点は作れそうにないので、落ちたら確実に救急車。落ちた場合を考えて一応ザックを敷いて致命傷になるような石を捌ける。左から巻けそうだけど事故る高さを、脆い岩と草付きのトラバースをしなければならずそちらも厳しそうだ。
いざ取り付く。乾いている僅かな石に体重をかけていく。“この大きさなら大丈夫だろう”と思う石が簡単に剥がれる。掴んでいる石も全体重をかけたらポロリでコロリ。拳で叩いては足で蹴り上へと進む。しかし頭上のホールドは濡れていてヌルヌルで掴みにくく登れるイメージが出来ない。下を見る限りクライムダウンは無理で、登り切るか今のうちにザックにジャンプするか1秒くらい悩む。「母の日に何やってんだろ」と思いながら右側のヌルヌルに足を張って全体重をゆっくりとかけて(緊張度MAX)重心を移動させたら素早く手掛かりを見つけ何とか段に上がれた。途中に1箇所ハーケンがあったがクリップする暇があるなら上に抜けた方が良かった(一応かけたが本当ギリ)。
ひと段落した場所で支点になりそうな場所を探す。1箇所心許ないピナクルで取るがせめてもう1箇所欲しい。よく見ると白色であったろうスリングが黒く変色し苔が被さって同化しているのを見つけた。強く引っ張ったがぐらつかなかったのでそこで終了点を作った。ザックを引っ張り上げて後輩くんを引っ張りあげる。何とか登ってきて来てくれた。
2段目はチョックストーンに沿ってハングした硬い石をアンダーで持ってプッシュしながら登っていく。高度感あり心許ない支点でやるには痺れたがムーブが気持ち良くてめちゃくちゃ楽しかった。F2を越えると木や草、ピナクルで支点は作れた。後輩くんを引っ張り上げた時には2人とも苔と水で汚れていた。
さて、奥の方に黒いツルツルの滝(F3)が見えている。下から見た感じ登れる気がするので登ってみたい。ただ死にたく無いので巻いてから、TRを張り登ろうと提案するも後輩くんは乗り気じゃないので先に進む事にした。階段状のF4も難なく通過して、残置ロープがあるザレを登りきれば縦走路に出た。
天気も悪く時間も遅いので、割石峠か第1ルンゼを懸垂下降するのは次回の候補として、昨日とは違うルートで帰る。破線ルートで気の抜けない縦走路をシャリバテ気味に位牌岳へ。そこから一般道を通り須津山荘で荷物を回収して寄り道しながら(観光と酒補給)須津駅まで歩き帰宅した。

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コメント

割石沢の下降した事ありますよ!意外と行けます
2022/6/28 12:54
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