鹿島槍ヶ岳 日本百名山82座目

2022年05月29日(日) [日帰り]

• GPS: 17:04
• 距離: 18.1km
• 登り: 2,252m
• 下り: 2,244m

コースタイム

日帰り

• 山行: 15:25
• 休憩: 1:38
• 合計: 17:03

0:22 柏原新道登山口
1:20 1:21 ケルン（柏原新道）
1:31 1:31 駅見岬
5:12 5:18 爺ヶ岳南峰
5:32 5:41 爺ヶ岳中峰
6:03 6:03 爺ヶ岳北峰
6:35 6:36 冷乗越
7:04 7:10 冷池山荘
7:20 7:20 冷池山荘テント場
8:29 8:29 布引山
9:22 9:57 鹿島槍ヶ岳
10:25 10:25 布引山
10:59 10:59 冷池山荘テント場
11:05 11:39 冷池山荘
11:57 11:58 冷乗越
12:46 12:46 爺ヶ岳北峰
13:11 13:11 爺ヶ岳中峰
13:25 13:29 爺ヶ岳南峰
16:03 16:04 駅見岬
17:25 柏原新道登山口

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

柏原新道登山口　駐車場（7~8台ぐらい）

コース状況／危険箇所等

山荘からのお知らせを引用します。
「5月・6月の北アルプスはまだ冬山の領域です。登山道（夏道）は各所で雪の下に埋まっています。的確なルート判断がご自分で出来ない方はおやめください。」

その他周辺情報

日帰り温泉：薬師の湯（750円、LINE登録で初回のみ500円、JAF・モンベル割あり）、すずむし荘（600円、食堂・宿泊施設あり）
道の駅 安曇野松川：公衆トイレ改修中の為、仮設トイレとなっている

写真

5/28 12:20

前日、自宅の横浜を早く出て、八ヶ岳PAで休憩。八ヶ岳が綺麗に見える。

5/28 12:33

PAで八ヶ岳を正面に見ながら、八ヶ岳豚丼を食す。

5/28 14:21

車中泊予定の道の駅 安曇野松川に到着。明日、早朝に登る鹿島槍、爺ヶ岳をはじめ、蓮華岳、針ノ木岳などが良く見える。（確認したわけでないけど、恐らく！？）

5/28 19:05

日帰り温泉「すずむし荘」で一風呂浴びて、

5/28 18:49

併設するレストランで、鯖定食の夕食。

5/29 0:25

当日、0時過ぎに柏原新道登山口　駐車場に着いて、登山口を通過。駐車場には、テント泊と思われる方の車4,5台が停まってた。

5/29 0:26

同じく。

5/29 0:26

山小屋は営業していないという表示。

5/29 0:26

真っ暗ななかをヘッデンを点けて出発。

5/29 1:18

夏道を50分ほど歩いて、残雪が見られるようになる。

5/29 1:22

ケルン

5/29 1:40

だんだん道を覆う雪が深くなってくる。

5/29 2:21

柏原新道（夏道）を諦め、南峰尾根（冬道）に合流するため、無理やり藪の急坂を突っ切る。

5/29 2:40

南峰尾根道のピンクリボンを発見し、安堵する。

5/29 3:27

藪と木の根が張った尾根道をしばらく歩くと、雪原に出る。ここで、12本刃のアイゼンを装着。アイゼンは全体を通じてここだけで使用。

5/29 3:30

暗い雪の急坂を這うように進む。

5/29 4:09

蓮華岳、針ノ木岳方面。少しづつ夜が明けてきた！！

5/29 4:19

夜明け。

5/29 4:47

朝日を浴びた種池小屋方面。遠くに立山、剱。

5/29 4:59

爺ヶ岳南峰の坂を登っているときに御来光。

5/29 5:13

爺ヶ岳南峰頂上、到着。

5/29 5:20

三角点にタッチ。

5/29 5:13

立山、剱。

5/29 5:23

爺ヶ岳中峰へ向かう。

5/29 5:36

爺ヶ岳中峰。ここが、爺ヶ岳の最高点。NHKスペシャルで見たが、爺ヶ岳はカルデラを形成する大きな火山が、地殻変動により、カルデラごと垂直に立ってできたというから驚き。

5/29 5:36

三角点にタッチ。

5/29 5:48

爺ヶ岳中峰を少し下ったところで、雷鳥がお出迎え。羽毛が夏用に生え変わっている。

5/29 5:48

ちょっと登山道からそれて、飛んで行ってしまった。

5/29 6:11

冷池山荘に連なる下り。1か月前は雪で覆われていた。

5/29 6:40

冷乗越

5/29 6:40

モダンなケルン

5/29 6:42

ここから50mほど下って、崖上に見える冷池山荘に向かう。

5/29 7:06

冷池山荘

5/29 7:04

山荘横の雪原に5,6張のテントが設営されていた。テント泊の方2名に、積雪期のテント泊のノウハウを伺う。積雪期の宿泊のポイントはシュラフで良いメーカーの厚めのものを使うということだっだ。教えていただいた2名は同じメーカーのシュラフを使用しており、わざわざ畳んで持たせてくれた。

5/29 7:14

冷池山荘をあとにして、目的の鹿島槍頂上へ。

5/29 7:16

まずは、雪の急坂を登る。アイゼンは必要ない。

5/29 7:32

テント場を越えたところで、おやつタイム。本日は、安曇野松川村の西友スーパーで買った「世にもおいしいチョコクッキー」。

5/29 7:33

チョコクッキーと鹿島槍ヶ岳。

5/29 7:42

経由してきた爺ヶ岳を振り返る。

5/29 8:01

残雪は20分ほど歩くと消えて、ハイマツの道へ。

5/29 8:33

途中の布引山に到着。

5/29 8:33

布引山から頂上を望む。

5/29 8:33

同じく、立山、剱。

5/29 8:40

どんどん頂上が近くなってくる。

5/29 9:13

このザレ場を越えれば頂上。

5/29 9:28

鹿島槍ヶ岳頂上、到着！！

5/29 9:29

三角点にタッチ。

5/29 9:29

鹿島槍ヶ岳北峰。猫耳の向こう側。

5/29 9:29

五竜岳、唐松岳方面。

5/29 9:30

遠くに、妙高、火打。

5/29 9:30

立山、剱。

5/29 9:30

経由してきた爺ヶ岳方面。

5/29 9:39

記念撮影。

5/29 9:54

遠くに、安曇野市、大町市。

5/29 9:54

頂上全景。

5/29 9:56

五竜方面のあんな鞍部に、キレット小屋。いつか行くだろうか？

5/29 9:58

もっと居たいけど、帰りが遅くなるので下山する。

5/29 10:09

布引山まで行く途中のクレバス。

5/29 11:21

冷池山荘に戻って、鹿島槍を見ながら昼食。この弁当も西友スーパーで買った。

5/29 15:28

ここからの下山は、まず、冷池山荘下の窪地からの登りでスタミナが切れ、永遠に思えるほど長く続く南峰尾根の藪中の道で、予想以上に足にきた。写真のような木の根で足を取られた。

5/29 15:33

こんな藪道で登山道を見失うこと多数。

5/29 15:33

こんな木の根だか、倒木だかわからないところも多数ある。

5/29 17:28

なんとか日暮れ前に登山口に到着。疲れた。

撮影機器：

LUMIX DMC-TZ7 パナソニック

装備

個人装備

長袖シャツ 長袖インナー タイツ ズボン 靴下 グローブ アウター手袋 雨具 ゲイター 毛帽子 靴 ザック アイゼン 行動食 非常食 飲料 地図（地形図） コンパス 計画書 ヘッドランプ 筆記用具 常備薬 保険証 携帯 時計 タオル ストック カメラ

感想

eita5

　鹿島槍は2回目。1か月前に日帰り登頂を目指したが、冷乗越手前で自分の体力と相談して引き返した。今回はそのリベンジ。
　対策として、日帰りを諦め、行程を2日に分けることを考え、テント泊の準備に取り掛かった。しかし、登山専門店の店員に、�．謄鵐版颪侶亳海�ない�∪兩禊��９盪海箸いν�由で難しいのでは？と説得され、これも断念。
　行く山を、笠ヶ岳に変更するなど考えた挙句、もう一度、同じ行程で再トライすることとした。

　結果、リベンジはできたものの、頭で考えていた計画とはかけ離れた時間を要してしまった。体力的にはまだまだである。
　ただ、今回は百名山の残山攻略に有益な情報（テント泊等）を得ることができた。登山専門店の店員や、冷池山荘のテント泊の方に感謝したい。