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Yamareco

記録ID: 4390390
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ハイキング
比良山系

白滝山・森山岳から蓬莱山、打見山を周回して白滝谷から下山

2022年06月12日(日) [日帰り]
 - 拍手
nakanix その他2人
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
08:50
距離
19.4km
登り
1,511m
下り
1,505m
歩くペース
標準
0.91.0
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
7:26
休憩
1:24
合計
8:50
7:31
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11
7:42
7:49
19
8:08
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8
8:16
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15:41
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15:46
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15:50
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14
16:04
16:11
4
16:15
ゴール地点
天候 快晴
過去天気図(気象庁) 2022年06月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車

感想

 比良の森山岳に行ってみようと計画した。志賀駅から目指すか、坊村から蓬莱駅へ下山するか、坊村からピストンするか考えた結果、坊村からの周回コースにした。森山岳までのルートはちゃんとあり問題なかったが、下りの白滝谷の渡渉が怖いこと。慣れている人は歩けるけれど、勢いよく流れる沢の渡渉はかなり手強かった(^^;)
 いいお天気で風が心地よく絶好の登山日和り。坊村駐車場には沢登りをする人たちもいたが、沢登りはさすがに寒そうだ。登山届を提出して7:35登山開始。三の滝への道は急坂のようだ。今日は登山道からちらっと見るだけにして伊藤新道に向かう。伊藤新道手前の尾根からも森山岳に行けるようだが、今日は伊藤新道から登る。マイナールートのようだが道がはちゃんある。崩れやすいところや、道幅が狭い箇所もあるがルートはある。山の中は涼しく、新緑の中マイナスイオンを感じながら登っていくのがとても気持ちがいい。
 伊藤新道から30分程でわさび大滝に到着。前日の雨で勢いよく流れている。落差13mのわさび大滝の上流にある、落差20mのワサビ天井滝も風情がある。わさび大滝を過ぎた辺りから、足元をヒルが這い始めた。ヒルを気にしながら歩き1時間程度で比良滝山到着。コンパスで音羽池方面を確認し下る。水たまりは猪のヌタバのようだ。音羽池にはモリアオガエルの卵がたくさんあり、いくつかの卵が池に落ちた。音羽池より大きい長池にはモリアオガエルの卵は全くなかった。新緑と池が幻想的な雰囲気だが道迷いしやすい箇所だ。近くに送電線があるはずだが見当たらない。なくなったのかと思いきや、細い送電線が通っていて道は間違っていなかった。
 一部、関電巡視路を通って前方の森山岳を目指す。幻想的な雰囲気から抜け出し、青空がとても気持ちがいい。途中、武奈ヶ岳がきれいに見えた。ピークを探し木陰に置かれていた「森山岳」の標識を発見。1時間程度で地図には載っていない森山岳に到着。予定より早く到着できたので蓬莱山、打見山を経由して、白滝谷から下山することにした。びわこテラスからの展望は最高によかった。遠く、奈良の山々まで見渡せるほどであった。
 打見山から木戸峠、汁谷へと進む。途中から色とりどりのクリンソウが目を楽しませてくれる。イワナもいるようだ。びわこテラス以外、登山者には全く会わなかったが、ここで20数名の団体に遭遇。坊村から伊藤新道経由でびわこテラス、そして滋賀駅に下山されるとのこと。機嫌よく挨拶をしたが、私はこの時点ではまだ先に待ち構えている恐怖ゾーンなど知る由もなかった。
 沢の水量が増えてきて、登山道が荒れて、崩壊している箇所が出てきた。前を歩く2人に頑張ってついていくが、岩が滑りやすく怖い。滑って沢に落ちないように注意して歩く。田中陽希くんが怪我した場所と聞いて、更にびびって慎重になる。道幅が狭くても、岩が滑りやすくても道があれば何とか歩けるが、道がなくなった。渡渉だ。大きい沢だ。水も勢いよく流れている。石もあるが、油断したら滑るだろう。「えっ!?まさか、ここを渡るのか?」リーダー渡渉成功。K口さんも成功。まぢか・・・。行くしかない。石が滑りそう。その上、次の石まで距離がある。めちゃくちゃ怖い。行くしかない。何とか渡れた。ほっとしたのも束の間、また渡渉だ。今度は更に難易度高め。ロープがあるが途中で切れている。2人は渡渉成功。K口さんが心配してくれている。滑って転倒するより、安全にドボンしまったほうがいい!何とか渡れた。もう渡渉は勘弁してほしい。2年前、白滝谷で沢登りをした時にも歩いている所なのに、全く記憶にない。こんなに怖いところを歩いた記憶がない。帰宅後、2年前に歩いたコースを確認したら、確かに今日のコースを歩いていた。その時も、渡渉し杣道を歩いたようだ。ただ、2年前よりもっと荒れたのかもしれない。安心できなかった。また渡渉だ。リーダーは行く。K口さんも行った。しかし、私は行けない。怖くて1歩が踏み出せない。K口さんが引き返してくれた。少し戻って渡渉できそうなところを探すが、どこも難所だ。濡れるのを覚悟で行くしかない。何とか渡ってリーダーが待つところまで歩く。こういった箇所で経験値の差を実感する。牛コバまでは全く気が抜けなかったが、杣道ではあったが、新緑と苔の風景はとてもよかった。無事に牛コバに着いてほっとした。難所の渡渉箇所を写真に撮っておけばよかったが、そんな余裕はなかった。どうしたら渡渉に慣れることができるのか。牛コバからの道がなんと歩きやすいこと。
 距離19.4km、高低差1500mであったが、内容の濃い山行であった。いろんな景色とバリエーションにに富んだ登山道を体験することができた。最後の白滝谷の印象が強くて、森山岳探訪の記憶が薄れてしまったが、今日のミッションは森山岳を目指すことであったので、ミッション成功!ありがとうございました。

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