奇妙山 赤野田 修験者古道ルート

2022年06月20日(月) [日帰り]

• GPS: 03:24
• 距離: 9.3km
• 登り: 758m
• 下り: 746m

コースタイム

日帰り

• 山行: 3:24
• 休憩: 0:01
• 合計: 3:25

9:42 スタート地点
11:37 11:38 奇妙山
13:07 ゴール地点

天候

晴 暑い暑い

アクセス

利用交通機関：

自家用車

コース状況／危険箇所等

ほぼ、廃道。GPSがあっても迷いました。危険です。

その他周辺情報

林道は軽トラならずいぶんすすめます。

写真

6/20 9:42

さて、林道につきました。
路肩がないので、草だらけの道に停めました。

6/20 9:43

ゲートをくぐります。
漏電しているのか、線を触っていないのに、ピリピリしました。

6/20 9:45

っと、いう林道らしい。

6/20 9:49

この辺り、見事な樹林帯。皆、枝打ちが奇麗にさせています。広大で山腹ほとんどっていう感じです。
この辺りは、とても涼しい。

6/20 10:15

仏師裏って何だろう？

6/20 10:17

あら、案内板があるじゃないですか！
しっかりした登山道なら、ありがたいけど。

6/20 10:17

そうは、いきません。
若干、跡が見えるけど、廃道寸前です。
もう、いやな、予感！

6/20 10:18

修験道の道だったらしく、いくつか祠などがあるらしい。

6/20 10:19

すぐに、不動滝。
こんな、見どころがあると、意外と、登りやすいのかも、と、思ってしまう。

6/20 10:28

ここ以前にも、山中さ迷いました。
植林地なので、林業の方の道が交差し、登山道が分からない。
あっても、枝打ちされた枝に覆われ、登山道が分からない。
おまけに、このテープに道びかれ、ルートからどんどん離れていきます。

6/20 10:35

引き戻そうとも思ったのですが、それもちゃんと帰れるか、全く自信が持てません。
稜線目掛け登った方が、安全そうで登山を続けました。
パニクッテ何故写したかわからない写真。

6/20 10:43

こんな岩が幾つかあります。
右に巻いて、上に出てみます。
道が見当たるかもしれない。

6/20 10:47

すると、見事な歩きやすい稜線に出ました。
生きていると実感するしました。

6/20 10:50

そしてこの案内板が突如として現れました。
道などないのに。唐突すぎます。生きていると実感するしました。

6/20 11:01

すると、とらロープが現れました。傾斜のあるトラバースです。落ちたら痛いです。面倒だし。

6/20 11:05

此処にも案内板。やっぱり私は生きている。

6/20 11:14

ここまでくれば、明瞭な稜線を登るだけ。
道間違いはありません。

6/20 11:17

だけど、そこそこの岩登りがあります。
最近始めた、ボルダリングが役に立ちそう？

6/20 11:19

そしてまた、唐突に、巨大な石碑が現れました。
ここは、やはり修験道の道です。

6/20 11:32

あら、若い男の子のカモシカさん。
まったく、逃げません。

6/20 11:36

そして、ようやく登頂。
10なん年ぶりです。
いやー、大変な登りだった。
だけど、ここからまた長い下り。

6/20 11:37

お久しぶりです。

6/20 11:48

ここから、岩稜帯に入ります。
しっかりと手足のホールド、ローポも設置されています。
しかし、落ちれば、ここはアウトです。
奇妙山の名前に雰囲気があふれています。

6/20 11:50

途中にある、石仏。
恐ろしい所にあります。怖くていけませんでした。

6/20 11:51

長野市を見渡しているように見えます。平和を願って。

6/20 11:53

厳しかった所。
ロープ場。

6/20 11:53

フィクスロープ。ここは岩を巻いて下ります。

6/20 12:03

上りでたくさん欲しかった案内板。赤野田の皆さん宜しくお願いいたします。

6/20 12:11

すると、なんと、林道が現れました。林道が稜線まで伸びていました。
あとで調べましたが、堀切山麓まで伸びる林道に一部でした。人間ってすごい。

6/20 12:16

この標識いっぱい。何番で終了なのかわかりません。

6/20 12:19

下山口の場所が不安でしたが、なんと看板がありました。これはとてもありがたい。

6/20 12:24

けど、最初から藪。想定内です。

6/20 12:25

このシダが道を隠します。
下には、岩や木枝もあって、注意が必要。
こけてしまいます。その後、谷筋で泥濘と格闘、濡れた岩に尻もち。下山も大変でしたが、登りより道は分かります。

6/20 12:43

左奥の暗闇から出てきました。林道がどれだけ頼もしく見えたか。

装備

備考

谷を下るので、ゲーター持参がおすすめ。

感想

oyarisama

久々に、奇妙山でもとおもい、調べているとこの赤野田　修験道ルートの存在を知りました。先ずはそこからが不運の始まり。
GPSがあれば大丈夫！なんておもっていたが、見事に迷いました。
なので、この足跡は参考にしないでくださいね。
途中であきらめようとしましたが、戻ることも難しそう。その自信がありません。結局登るほうが安全そうで、登頂できました。
道はほぼ確認できないので、あまりお勧めできるルートではありません。
思っていた以上に困難でした。
けれど、こんな登山の達成感は大きく、今となれば満足しています。

いままで、簡単に登れるし、優しそうな山容で、奇妙山なんてちょっと恐ろし気な名前の由来が分からずにいましたが、途中の岩稜帯や、道の難しさなど、十分にその恐ろしげな名前にふさわしい山と感じました。
修験者が今も岩の上で、祈っていそうな山です。