笊ヶ岳〜布引山（椹島ロッジ〜七面山登山口BS）

2022年07月17日(日) ~ 2022年07月18日(月)

• GPS: 11:32
• 距離: 28.5km
• 登り: 2,859m
• 下り: 3,656m

コースタイム

1日目

• 山行: 10:09
• 休憩: 1:22
• 合計: 11:31

3:39 椹島ロッジ
3:48 3:48 滝見橋
4:10 4:11 鉄塔
4:26 4:33 コル
5:27 5:31 1857ｍ地点
5:56 5:56 標柱（トラバース道起終点）
6:32 6:42 1９９５メートル地点
7:26 7:31 上倉沢源流台地
8:16 8:29 椹島下降点
9:01 9:15 笊ヶ岳
10:04 10:06 布引山
10:58 10:58 桧横手山
11:32 11:33 ４本桧の肩
12:10 12:14 山ノ神
12:32 12:42 広河原
13:10 13:11 タケ沢吊橋
13:23 13:24 林道終点
13:46 13:46 老平駐車場
13:52 14:01 笊ヶ岳老平駐車場
14:56 14:56 大島バス停（早川町乗合バス）
15:02 15:02 早川町役場
15:07 15:07 南アルプスプラザ
15:10 七面山登山口バス停

天候

7月18日　くもり　のち　はれ

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

往路：7月17日　静岡駅　〜　バス※1　畑薙夏季臨時駐車場　〜　バス※2　椹島ロッジ（前泊）
　※1：静鉄バス　南アルプス登山線（￥3,160／要予約）
　※2：東海フォレスト送迎　東海フォレスト宿泊者限定
復路：7月18日　七面山登山口バス停　〜　バス　身延駅（￥600／ゾーン料金制＋荷物料￥200）

コース状況／危険箇所等

※笊ヶ岳登りのトラバース道
　私には2番目の沢の沢へ降りる手前のトラバースが厄介でした。足を置く場所を探すのに手間取りました。
※布引山からの下山
　何回も転びました。雨後のため基本的に濡れており、木の根が主体の場所は確実に滑りました。したがい急坂の箇所は、ほとんどクライムダウンの姿勢で下りました。

写真

7/18 3:42

今日は昨晩前泊した椹島ロッジからスタート

7/18 3:48

滝見橋渡り、登山口に着いた
登山口周辺は地面工事中のようでした（暗くて詳細はわかりませんでした）。

7/18 4:49

大岩稜帯のあたりで明るくなってきた

7/18 5:16

7/18 5:27

7/18 5:34

こんな道は和む

7/18 5:47

7/18 5:50

陽は出ていないが雨模様ではない
ある意味絶好のコンディション

7/18 5:54

「標柱」俯瞰

7/18 5:54

残り4時間半か、まだ半分も来ていない

7/18 6:01

トラバース道に入る
はじめはこのようにとても穏やかな道だった

7/18 6:04

今日の秘密兵器：甘酒
効いたかな？

7/18 6:07

いよいよ渡渉がスタート
1本目

7/18 6:15

2本目
私にはここが一番厄介だった
写真は通過後に振り返って撮影
写真左上から沢に降りるが、ロープが低い位置で足の置き場を探すのに少々時間を要した。

7/18 6:19

ここは渡渉の回数に含まれていない模様

7/18 6:23

前方に笊ヶ岳が姿を見せ始めてくれた
まだ遠い

7/18 6:32

4本目

7/18 6:33

4本目が高原の地図の「上部に滝をともなう太い沢」のようだ
その上部の滝

7/18 6:49

いよいよ笊ちゃんが姿を見せてくれた
この後進むにつれて背後の小笊も姿を見せ始めてくれた

7/18 6:50

次の渡渉ポイント
ここは2本連続で渡る

7/18 7:01

ラスト1本前

7/18 7:07

そしてラストの渡渉

7/18 7:16

下に上倉沢の河原が見えた

7/18 7:22

おっ！小笊だ

7/18 7:25

上倉沢

7/18 7:27

大笊と小笊

7/18 7:29

上倉沢の横断は対岸の河原より少し上の大岩のこの〇ペンキを見つけられればOK
振り返って見ると下りの方が見つけ難いように思った

7/18 7:31

いよいよ稜線の椹島下降点に向けて最後の登りに入る

7/18 7:37

と思ったがしばらく涸沢を上流へ歩く

7/18 7:48

ここで涸沢から離れ左に取りつく

7/18 7:49

取付き地点に道標あり

7/18 7:50

7/18 7:54

7/18 7:58

7/18 8:13

赤石、聖岳方面

7/18 8:13

赤石
訪れてみたい

7/18 8:14

聖
こちらも訪れてみたい

7/18 8:19

椹島下降点

7/18 8:19

7/18 8:20

おっ！
富士山だ！感無量

7/18 8:21

7/18 8:23

下降点で宿の朝食をいただく

7/18 8:30

さあ腹ごしらえも済んで笊の頂を目指す

7/18 8:42

名残のシャクナゲ

7/18 8:58

笊ヶ岳頂俯瞰

7/18 8:59

7/18 8:59

7/18 9:00

小笊と秀麗富嶽

7/18 9:01

こちらはこれから向かう布引山方面

7/18 9:01

悪沢岳方面

7/18 9:01

7/18 9:02

鳳凰三山遠望

7/18 9:03

富士と愛鷹

7/18 9:03

見とれてしまった

7/18 9:04

エネルギー注入

7/18 9:12

7/18 9:13

悪沢岳
こちらも訪れてみたい

7/18 9:15

さあ次の布引山へ向かう

7/18 9:18

7/18 9:22

7/18 9:25

良い道だぁー

7/18 9:27

7/18 9:29

振り返って小笊

7/18 10:03

布引山頂俯瞰
笊からここまでヘロヘロ
コースタイム通りだった

7/18 10:03

7/18 10:04

7/18 10:05

青薙との分岐

7/18 10:08

青薙山への稜線
青薙は中央の山になるのかな？

7/18 10:08

赤石・聖の頂には雲

7/18 10:09

ガレ縁を慎重に進む

7/18 10:09

ガレ縁から

7/18 10:23

まさに鬱蒼とした森

7/18 10:25

7/18 10:39

ギンリョウソウ
久々に出会った

7/18 10:39

7/18 10:55

桧横手山手前の樹林帯
下りの中のつかの間の安堵

7/18 10:58

桧横手山頂俯瞰

7/18 10:58

7/18 11:34

「ワイヤ散乱」地点

7/18 11:36

ここで頂きました
急坂の連続で小刻みに進まないと膝が持たない

7/18 11:49

7/18 12:09

山の神

7/18 12:36

広河原の例の丸太（橋？）

7/18 12:37

跨いでズリ進む
今日は水量多い方なのか足の短い私でも靴を濡らした

7/18 12:48

トラバース道に入る

7/18 12:50

写真手前側の手すりを掴み端の頑丈そうな鉄骨上を戸渡り風に通過

7/18 12:58

ザレ場のトラバースを慎重に通過

7/18 13:03

「岸壁の下」ここでも濡れた岩に滑って転んだ

7/18 13:05

ハシゴ通過
通過後に振り返って

7/18 13:06

7/18 13:09

タケ沢の吊り橋渡る

7/18 13:10

7/18 13:12

これも少々不安

7/18 13:23

林道終点の登山口までなんとか下山

7/18 13:33

振り返って布引山を仰ぐ

7/18 13:45

林道入口のゲート
今日はここから赤線さらに七面山登山口バス停まで延ばして本線と繋ぐ

7/18 14:07

老平入り口の案内板
笊ヶ岳にも力を入れているようだ

7/18 15:08

今日のゴール

撮影機器：

IXY 650 CANON

装備

個人装備

ザック：mountain dax freedom 30 靴：ブーティエル2代目

感想

poohta

プロローグ
　今回はアプローチに静鉄の南アルプス登山線を使わせてもらいました。しかしあの道を大型バスを運行する静鉄は凄いと感心した。臨時駐車場で東海フォレストのマイクロバスに乗り換えて備え付けのヘルメットを装着、約1時間でロッジに到着した。静岡駅から合計約5時間のバス旅は、山奥に来たことを実感させてくれるものだった。

　さて登山当日は、出発した時間は暗く空模様はわからないが、とりあえず心配した雨もなくまずまず、気温も寒くなく暑くもなく良い感じだった。また風も心配したが微風程度で良かった。
　自分にとっては1年振りの荷物の量で、最近めっきり担げなくなってきた自分に不安だったが、案の定登り初めからきつく、しばしば脚が止まり、「今日はダメかな」と頭をよぎるが、行けるところまで行ってみようと少しづつ進んで行くと大岩帯のあたりでペースを掴めてきて荷の重さも感じなくなってきた。これはなんとかなりそうかもと思った頃に標柱に着いた。さあいよいよ核心部のトラバース道に入る。慎重に一つずつ渡渉をクリアして上倉沢に出た。果たして対岸の取りつき点が見つけられるか不安の一つだったが、すぐに対岸の大岩の〇ペンキを発見できて、それを手前へ辿って行くと取りつき点が確認できた。
　足取りが徐々に重くなってきたが何とか椹島下降点の着き、富士山を見たときは感無量だった。腹も減ったので宿に作ってもらった朝食をいただき、いよいよ笊の頂に向かう。笊ヶ岳に到着して朝食の残りを摂り、景色をもう一度眺め、早々に次の布引山へ向かう。なかなか良い道だが、今日もお釣りはほとんどなく、休みつつ休みつつ布引山の頂に到着した。

　今日の核心部は、ここからの下りで、木の根主体の急坂は雨後の影響もあってかことごとく滑り、なんども転んだ。そんなこともあり、また膝に力も入らなくなってきて、途中からは急坂はクライムダウンの姿勢の連続だった。この下りはどこまで続くのかと思った頃、広河原への最後のジグザグの下りをなんとかクリアして、例の丸太を渡り川沿いのトラバース道へ入った。ここでも数回転びながらも時折見せる優しい道に癒されながら進むと廃屋に出た。ここからはとぼとぼ林道を進み、途中老平の駐車場で食料補給して、七面山登山口バス停に到着した。長い1日が終わった。

　これで椹島まで赤線を延ばすことも出来たので、今後南アルプス南部の名山を繋げて行ければと思ってはいるものの、小屋はコロナで人数も制限されているようで、自分の体力の低下もあり、なかなかルート作りとタイミングが難しそうである。

本日の温泉：なし

本日出合った人：
　笊ヶ岳頂：1名
　笊ヶ岳〜布引山：すれ違った人1名
　林道終点手前：すれ違った人2名（1名の方は保安の方のようでした）

GPS記録から
※時刻　　経過時間　11:32:36　／　移動時間　8:58:14　／　停止時間　2:34:22
※スピード　平均　2.29km/h　／　移動平均 2.95km/h

コメント

ucan

poohtaさん
凄いですね。歩く距離。アロエ毎回飲まれてますが、効きますか？
私も試してみようと思いました。

poohta

ucanさん　こんにちは
＞アロエ毎回飲まれてますが、効きますか？
アロエの効用はあまり考えてませんでした（笑）、夏の時期はアロエの喉越しの良さとシロップが疲れに（気分的にも）効果があるかなと思い持参しています。したがってアロエでなくナタデココの時もあればタピオカやミックスフルーツなどの時もあります。なぜアロエが多いかというと単に安いからです。

ucan

poohtaさん
明日山に行きますので早速購入します。有難う御座いました。