種池山荘〜七倉岳 北アルプス稜線歩き

2022年07月23日(土) ~ 2022年07月25日(月)

• GPS: 22:13
• 距離: 27.4km
• 登り: 3,225m
• 下り: 3,570m

コースタイム

1日目

• 山行: 3:44
• 休憩: 0:13
• 合計: 3:57

6:15 扇沢駅
6:29 6:31 柏原新道登山口
7:45 7:50 ケルン（柏原新道）
7:57 8:02 駅見岬
9:00 9:00 水平岬
9:30 9:31 富士見坂
10:12 種池山荘

2日目

• 山行: 7:04
• 休憩: 1:11
• 合計: 8:15

4:55 種池山荘
6:46 6:52 岩小屋沢岳
7:36 7:39 新越山荘
8:26 8:28 鳴沢岳
9:15 9:26 赤沢岳
10:53 11:16 スバリ岳
11:23 11:23 小スバリ岳
12:03 12:29 針ノ木岳
13:10 針ノ木小屋

3日目

• 山行: 7:30
• 休憩: 1:37
• 合計: 9:07

4:59 針ノ木小屋
6:02 6:22 蓮華岳
8:30 8:42 北葛岳
10:00 10:07 七倉岳
10:15 10:51 船窪小屋
11:15 11:29 天狗の庭
11:56 11:57 鼻突八丁（八合目）
12:36 12:36 岩小屋
13:11 13:17 唐沢ノゾキ
14:04 14:05 七倉登山口
14:06 ゴール地点

天候

1日 雨夕刻より晴れ、　2日 晴れ、　 3日 曇時折晴れ間

アクセス

利用交通機関：

バス

コース状況／危険箇所等

・全体的に8つの主要ピークを越えるコース、中々体力的にキツイ。
・鳴沢岳〜スバリ岳は手を使った岩場もアリ。
・スバリ岳の登りがキツイ
・蓮華の大下りはガレガレの急坂を降る、細かな浮石が足を取られやすく転倒・滑落しやすく神経を使いました。
・七倉乗越から直ぐ登り序盤にワイヤー補助の急登アリ。
・船窪新道は良く整備されてるが木の根や岩が濡れて滑りやすいので今の季節は注意。

写真

7/23 6:18

土曜初日、予報通り雨の中スタート。

7/23 9:32

一箇所雪渓歩き、問題なく歩けます。

7/23 10:01

種池山荘到着、雨の中雨具の中蒸れて結構しんどかった。

7/23 10:12

テン場は更地で石も無く寝やすい、小屋も近くて快適。

7/23 14:30

疲れた身体にご褒美の生ラーメン、麺が生麺で美味かった。
幕営料2000円＋ラーメン1100円、
他の3000円幕営料を考えると妙なお得感を感じる。

7/23 18:11

夕刻晴れたので爺ガ岳まで散歩する。

7/23 18:29

鹿島槍ヶ岳が素晴らしい

7/23 18:32

冷池テント場も見えます。

7/23 18:31

明日歩く針ノ木岳への稜線。

7/23 18:36

滝雲が扇沢の方へ流れてゆく

7/23 18:39

爺ヶ岳南尾根に熊

7/23 18:39

餌を探してか周辺を歩き回っていた。

7/23 18:50

爺ヶ岳南峰山頂。

7/23 18:51

夕陽を浴びた素晴らしい稜線。

7/23 19:00

剱岳に陽が沈みました。

7/23 19:07

7/23 19:25

山頂にいた方。
良い瞬間でしたので撮らせて頂きました。

7/24 5:10

翌日、日曜日。
天気は良い。

7/24 5:42

岩小屋沢岳

7/24 6:04

このコース立山連峰がよく見えます。

7/24 6:46

岩小屋沢岳　山頂

7/24 6:50

これから向かう稜線。

7/24 6:54

7/24 7:03

岩小屋沢岳周辺の登山道が特に展望が素晴らしかった。
正に天空のルートでした。

7/24 7:26

新越山荘

7/24 7:41

針ノ木峠から槍

7/24 7:42

鳴沢岳へ

7/24 7:45

猿の群

7/24 8:14

鳴沢岳〜スバリ岳区間は手を使って登る箇所も出てくる。

7/24 8:23

鳴沢岳山頂

7/24 8:24

赤沢岳にスバリ岳、針ノ木岳

7/24 8:44

7/24 8:46

いや〜天気が良いです！

7/24 8:52

7/24 9:09

7/24 9:10

赤沢岳　山頂

7/24 9:11

黒部湖を見下ろす

7/24 9:28

立山側の稜線も縦走してみたい。

7/24 9:28

赤石のガレた道を行く、慎重に歩きたい区間。

7/24 10:03

7/24 10:07

崩落地。
よそ見せず歩けば問題ないレベル。

7/24 10:18

赤沢岳に雲が湧く

7/24 10:18

スバリ岳の登りが急登でキツかった。

7/24 10:37

7/24 10:58

7/24 10:59

スバリ岳　山頂

7/24 11:25

針ノ木岳へはもう少し。

7/24 11:55

前衛のスバリ岳がキツいせいか針ノ木岳の登りはそこまで辛くはなかった。

7/24 12:02

針ノ木岳　山頂

7/24 12:06

流石に昼には雲も沸いてきますね。

7/24 12:19

立山に黒部湖。
ロープウェイも見えました。

7/24 12:24

スバリ岳。お前キツかったぜ！

7/24 12:43

下山します。
落石に遭遇、上部を気を付けながら歩くと良いです。

7/24 13:07

針ノ木小屋

7/24 14:06

幕営料1000円。疲れたご褒美に味噌ラーメン1100円。
ジュース代600円で合計2700円、またまた他社テン場3000円を考えると謎のお得感を感じました。

7/25 4:59

3日目月曜日。
雲が多い朝、風強し。

7/25 5:05

モルゲンの針ノ木岳とスバリ岳

7/25 5:19

7/25 5:27

崩落が痛々しいの不動岳。
登山道はあそこの崩落地のキワを歩く。

7/25 5:32

コマクサ

7/25 5:39

チングルマの群生。
綿毛と花が両立してました。

7/25 5:59

蓮華岳山頂　

7/25 5:59

個人的には蓮華岳のたおやかな稜線が良かった。
また訪れたい山です。

7/25 6:01

三角点

7/25 6:21

北葛岳へ下ります。

7/25 6:31

蓮華岳南斜面はコマクサの群生地でした。
白いコマクサも。

7/25 6:45

だんだん荒々しくなってきます。

7/25 6:55

7/25 7:00

今ルート一番の核心部は蓮華の大下りだと思いました。
ガレた急斜面がとにかく滑りやすい、降るのが怖かったです。
登りの方が安心安全だと思います。

7/25 7:24

普通の鎖場ですがそこに滑りやすい砂利が混じり多いので神経使いました。

7/25 7:26

個人的には蓮華の大下りは信州グレーディング“D”付けたいです

7/25 7:42

北葛乗越。登りは逆に蓮華岳まで500mの登り…どちらもキツイですね。

7/25 8:09

北葛岳へは普通のルート

7/25 8:31

北葛岳　山頂

7/25 8:31

蓮華岳は大きな山体です。

7/25 8:41

これから向かう七倉岳。
良い山容です。

7/25 9:11

七倉乗越。
ここからキツイ急登。

7/25 9:13

7/25 9:14

7/25 9:28

序盤ロープやワイヤーの補助が付いた急登箇所があります。

7/25 9:38

7/25 9:42

ツラいヤセ尾根の登りですが風が気持ち良い稜線歩きです。

7/25 9:58

船窪岳の崩落地が見えます、パイプの手すりを使って歩く箇所。

7/25 10:00

蓮華岳と北葛岳をバックに七倉岳登頂。

7/25 10:10

少し下って船窪岳への分岐路。
ここで北アルプスの稜線、親不知から松本市までの赤線が繋がった！

7/25 10:13

船窪小屋、ジュースが500円で他の小屋よりリーズナブル。
小屋番の方も人柄の良さそうな方々でいつか泊まってみたい山小屋です。

7/25 11:16

船窪新道で下山。

7/25 11:50

船窪新道は登りもキツイが降りも疲れた脚には辛かった。
でも道は良く整備されています。

7/25 14:07

最後七倉山荘で温泉に入りゴール。
温泉後に槍盛り蕎麦を食べたかったが軽食時間が終わって食べれず残念！

撮影機器：

iPhone X 64GB SIMフリー Apple

感想

4y4

今回種池山荘から七倉岳までの未徒歩地を歩いてきました。
これで親不知から松本市まで北アルプス稜線歩きが繋がり嬉しく思っています。

初日は雨ながらも夕刻から晴れ翌日は快晴の稜線歩き3日目は曇時々晴れといった天候でしたが、上り降りが大きい核心部を歩くには逆に熱中症の心配が無く風も適度吹いてバテる事なく歩けました、結果全体的に最高のコンディションで歩け大満足の結果となりました。

個人的には種池〜針ノ木峠は天気が良い時に歩いて欲しい展望に優れた気持ち良いルートです。ただ地図で見て想像してたよりアップダウンあり体力的にキツいコースでした。
蓮華岳は嫋やか稜線歩きとお花畑、南側は一変して険しい大下りと二面性を持つ面白い山でした、また訪れたい山です。
北葛•七倉岳も他のアルプス街道よりはハードでしたが去年歩いた船窪岳周遊の経験が生きたのかそこまで苦にせず歩けました。