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記録ID: 4525312
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ハイキング
富士・御坂

三国山〜大洞山/別荘地から道なき道を上り下りして周回

2022年08月08日(月) [日帰り]
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GPS
--:--
距離
9.1km
登り
475m
下り
478m

コースタイム

駐車地点出発7:55−MTBデポ8:45〜8:50−谷の左岸9:00−堰堤の脇9:15〜9:45−右岸に渡る9:55−主稜線(縦走路)10:40−三国山頂上10:50〜11:45−ヅナ峠12:00−楢木山12:20―鞍部12:35−大洞山頂上13:05〜13:55−1210m圏平坦地14:25−1173m地点への分岐14:40−別荘地端14:55−ゴール(駐車地点)15:00
天候 曇り一時霧一時雨のち晴れ
過去天気図(気象庁) 2022年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車 自転車
山中湖の南岸、三国山稜の北側裾野に富士急行別荘地が広がっている。この広大な別荘地に入り、向切詰地区の南東端、林道入口のゲート脇に駐車できる。
コース状況/
危険箇所等
まず三国山に登るため、別荘地西寄りの駐車地点から別荘地最東端までMTB(自転車)で走り、谷の手前にMTBをデポする。
断続する踏跡を拾いながら谷の左岸を進む。谷が浅く狭くなってから右岸に渡ると、踏跡は全く無くなるが、藪も無いのでどこでも登れる。
主稜線に出れば、良く管理された立派な縦走路が三国山から大洞山に続いている。
大洞山からは、その北斜面で尾根筋のない平板な山腹を、別荘地目掛けて真北に降りる。踏跡は無いがどこでも歩ける。
1210m圏で平坦になると断続的に林道跡が現れ、徐々に西北西に向きを変える。やがて微かな踏跡が右に確認できたのでここに入る。この踏跡は直ぐに消えるが、進む方向を西北西に維持すれば、駐車地点近くの別荘地に着く。
全コースに渡って危険個所は無い。
大洞山の北側下山口。別荘地内の1096m地点から100m程先、車道の終点で、林道入口のゲート脇に駐車。標高1100m圏
2022年08月08日 07:56撮影
8/8 7:56
大洞山の北側下山口。別荘地内の1096m地点から100m程先、車道の終点で、林道入口のゲート脇に駐車。標高1100m圏
駐車地点から別荘地上部の車道をMTBで走り、別荘地東端の適当な場所にMTBをデポする。標高1070m圏
2022年08月08日 08:44撮影
8/8 8:44
駐車地点から別荘地上部の車道をMTBで走り、別荘地東端の適当な場所にMTBをデポする。標高1070m圏
別荘地を東に抜けると直ぐに深い谷の縁に出る。左岸沿いに微かな踏跡が付いているので、これを辿る
2022年08月08日 09:02撮影
8/8 9:02
別荘地を東に抜けると直ぐに深い谷の縁に出る。左岸沿いに微かな踏跡が付いているので、これを辿る
谷には堰堤が3つ連続して設置されていた。これは最上部の堰堤で1140m圏
2022年08月08日 09:22撮影
8/8 9:22
谷には堰堤が3つ連続して設置されていた。これは最上部の堰堤で1140m圏
そのまま左岸を進む。溝状の踏跡が現れる
2022年08月08日 09:48撮影
8/8 9:48
そのまま左岸を進む。溝状の踏跡が現れる
谷は次第に浅くなってきた。左岸の山腹に刻まれた明瞭な踏跡を辿る
2022年08月08日 09:53撮影
8/8 9:53
谷は次第に浅くなってきた。左岸の山腹に刻まれた明瞭な踏跡を辿る
谷はますます浅くなり、かつ、狭まって来た。ここなら簡単に渡れる。1160m圏
2022年08月08日 09:56撮影
8/8 9:56
谷はますます浅くなり、かつ、狭まって来た。ここなら簡単に渡れる。1160m圏
前の写真の個所で右岸に渡り、側面の急な斜面を突き上げる
2022年08月08日 09:56撮影
8/8 9:56
前の写真の個所で右岸に渡り、側面の急な斜面を突き上げる
地形図には右岸に破線が描かれているが、それらしい道はどこにも見当たらない。でも、どこでも登れる
2022年08月08日 10:03撮影
8/8 10:03
地形図には右岸に破線が描かれているが、それらしい道はどこにも見当たらない。でも、どこでも登れる
明瞭な尾根筋は無く平板な斜面を登る。霧が出てきた
2022年08月08日 10:09撮影
8/8 10:09
明瞭な尾根筋は無く平板な斜面を登る。霧が出てきた
霧はますます濃くなってきた
2022年08月08日 10:17撮影
8/8 10:17
霧はますます濃くなってきた
次第に傾斜が増してきた。踏跡は無いが、藪も無いので、歩きやすい個所を選びながら適当に突き上げる
2022年08月08日 10:31撮影
8/8 10:31
次第に傾斜が増してきた。踏跡は無いが、藪も無いので、歩きやすい個所を選びながら適当に突き上げる
1320m圏を越えると急に平坦になる
2022年08月08日 10:39撮影
8/8 10:39
1320m圏を越えると急に平坦になる
突然、縦走路に飛び出した。1330m圏
2022年08月08日 10:42撮影
8/8 10:42
突然、縦走路に飛び出した。1330m圏
なだらかな主稜線を東に300m程進めば三国山頂上
2022年08月08日 10:51撮影
8/8 10:51
なだらかな主稜線を東に300m程進めば三国山頂上
複数の案内板が立っている
2022年08月08日 10:51撮影
8/8 10:51
複数の案内板が立っている
手製の山名板もあったが、標高は正しいのかしら?他は1320mだけど
2022年08月08日 11:41撮影
8/8 11:41
手製の山名板もあったが、標高は正しいのかしら?他は1320mだけど
濃霧の三国山頂上。樹々に囲まれているので、晴れていても眺望は利かないだろう
2022年08月08日 11:45撮影
8/8 11:45
濃霧の三国山頂上。樹々に囲まれているので、晴れていても眺望は利かないだろう
濃霧で50m先までしか見えないが、なだらかな主稜線を南西に進む
2022年08月08日 11:51撮影
8/8 11:51
濃霧で50m先までしか見えないが、なだらかな主稜線を南西に進む
ヅナ峠。地形図には、別荘地からここに上って来る破線が複数描かれているが、現地では確認できなかった
2022年08月08日 12:02撮影
8/8 12:02
ヅナ峠。地形図には、別荘地からここに上って来る破線が複数描かれているが、現地では確認できなかった
主稜線には道標があちこちに立っているし、幅の広い明瞭な登山道が続いているので、濃霧の中でも迷うことはない
2022年08月08日 12:16撮影
8/8 12:16
主稜線には道標があちこちに立っているし、幅の広い明瞭な登山道が続いているので、濃霧の中でも迷うことはない
楢木山。平坦な頂の木に、小さな山名板がぶら下がっているだけ
2022年08月08日 12:22撮影
8/8 12:22
楢木山。平坦な頂の木に、小さな山名板がぶら下がっているだけ
楢木山と大洞山の鞍部。1285m圏
2022年08月08日 12:36撮影
8/8 12:36
楢木山と大洞山の鞍部。1285m圏
大洞山の頂上に着いた
2022年08月08日 13:06撮影
8/8 13:06
大洞山の頂上に着いた
1383.4mの三等三角点
2022年08月08日 13:07撮影
8/8 13:07
1383.4mの三等三角点
三国山頂上にあったのと同じ形式の山名板・道標が、ここにも立っていた
2022年08月08日 13:51撮影
8/8 13:51
三国山頂上にあったのと同じ形式の山名板・道標が、ここにも立っていた
さあ別荘地目指して、この頂上から真北に降りる。一時あがった霧がまたうっすらと出てきた
2022年08月08日 13:55撮影
8/8 13:55
さあ別荘地目指して、この頂上から真北に降りる。一時あがった霧がまたうっすらと出てきた
霧は晴れたが、右を見ても左を見ても同じ傾斜の平板な斜面で、尾根筋は見当たらない。どこでも歩けるだけにコンパスとカンが頼り
2022年08月08日 14:02撮影
8/8 14:02
霧は晴れたが、右を見ても左を見ても同じ傾斜の平板な斜面で、尾根筋は見当たらない。どこでも歩けるだけにコンパスとカンが頼り
ほんのり膨らんだ尾根筋が現れてきた。右は谷、左は草原上の窪地
2022年08月08日 14:14撮影
8/8 14:14
ほんのり膨らんだ尾根筋が現れてきた。右は谷、左は草原上の窪地
急斜面の先に平坦地が見えてきた。1210m圏
2022年08月08日 14:24撮影
8/8 14:24
急斜面の先に平坦地が見えてきた。1210m圏
ここから先は緩やかで幅広い尾根筋を降りるが、真北から徐々に西北西に向きを変える
2022年08月08日 14:28撮影
8/8 14:28
ここから先は緩やかで幅広い尾根筋を降りるが、真北から徐々に西北西に向きを変える
地形図にはここから実線が描かれている。林道と思われるが、この溝がその跡かしら?
2022年08月08日 14:28撮影
8/8 14:28
地形図にはここから実線が描かれている。林道と思われるが、この溝がその跡かしら?
でも溝は消え、傾斜もない平坦地。どちらに進むの?コンパス頼りに西北西へ!
2022年08月08日 14:32撮影
8/8 14:32
でも溝は消え、傾斜もない平坦地。どちらに進むの?コンパス頼りに西北西へ!
再び溝が現れたのでこれを辿る
2022年08月08日 14:34撮影
8/8 14:34
再び溝が現れたのでこれを辿る
この溝は次第に明瞭になって来た。林道跡だろう。これを下れば駐車地点に出られるはずだ
2022年08月08日 14:39撮影
8/8 14:39
この溝は次第に明瞭になって来た。林道跡だろう。これを下れば駐車地点に出られるはずだ
前の写真の地点で、右側に微かな踏跡が分かれていた。1173m地点に行ける破線のルートと思われるので、こちらに入る
2022年08月08日 14:39撮影
8/8 14:39
前の写真の地点で、右側に微かな踏跡が分かれていた。1173m地点に行ける破線のルートと思われるので、こちらに入る
踏跡は一時的に明瞭になったが、やがて消えてしまった。後はコンパス頼りに方角を確認しながら進む
2022年08月08日 14:41撮影
8/8 14:41
踏跡は一時的に明瞭になったが、やがて消えてしまった。後はコンパス頼りに方角を確認しながら進む
突然、別荘が現れた。駐車地点から直線で100mほど北東だが、車道を辿って5, 6分歩けばゴール
2022年08月08日 14:53撮影
8/8 14:53
突然、別荘が現れた。駐車地点から直線で100mほど北東だが、車道を辿って5, 6分歩けばゴール

感想

山中湖の南岸にある三国山稜は、なだらかな山並みが続くので、のんびり歩くのに最適である。今回は、この北側山麓に広がる別荘地から周回することにし、コース状況で述べたルートを選定した。

別荘地の最東端から三国山に登った。地形図には主稜線に達する破線が描かれている。しかし、その大まかな描き方から、これは当てにならない、と判断し、これにこだわらず、適当に踏跡を拾いながら登った。
それも途中から無くなり、道なき道を進むことになったが、藪も無く、どこでも歩けるので、順調に登れた。

大洞山からの下りも、スタートは道なき道を降りることになった。明瞭な尾根があれば、これから外れないように下れば良いのだが、この下りは、右も左も同じ傾斜の平板な急斜面。尾根筋はどこにも見当たらない。地形図も高度計も役立たず、コンパスとカンのみが頼り。
順調に降りられて、地形図で実線が描かれている平坦地に降り立った。

実線は林道跡と思われる。最初は断続的だったが、そのうち明瞭な溝状の道となった。これをそのまま辿れば駐車地点に出られるだろう。でも、それでは変化に乏しいので、途中で見つけた踏跡に入った。
しかし、この踏跡が曲者。やがて消えてしまい、再び道なき道を進むことになったが、ピンポイントで別荘地の予定地点に飛び出せた。

今回、上り下りに使ったルートには登山道は無い。踏跡があれば良い方で、それも無く、道なき道を進むことは覚悟していた。
しかし、標高差も距離も少ないので時間に余裕があり、気持ちにもゆとりを持てた。この結果、一度もミスコースすることも無く、のんびりムードで道なき道を楽しむことが出来ました。

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