ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 4532206
全員に公開
ハイキング
八ヶ岳・蓼科

キレット往復南八ヶ岳周回 編笠山〜権現岳〜赤岳〜三ツ頭

2022年07月28日(木) ~ 2022年07月29日(金)
 - 拍手
体力度
7
1~2泊以上が適当
GPS
15:06
距離
19.5km
登り
2,655m
下り
2,649m
歩くペース
標準
0.91.0
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
7:11
休憩
0:59
合計
8:10
4:36
38
5:14
5:14
29
5:43
5:43
73
6:56
6:58
25
7:23
7:32
27
7:59
7:59
23
8:22
8:22
15
8:37
8:37
6
8:43
8:44
2
8:46
8:47
2
8:49
8:59
3
9:02
9:10
14
9:24
9:24
25
9:49
9:50
26
10:16
10:18
72
11:30
11:33
16
11:49
12:01
4
12:05
12:06
5
12:11
12:12
1
12:13
12:21
3
12:24
12:24
22
2日目
山行
6:16
休憩
0:39
合計
6:55
4:47
25
5:12
5:15
8
5:23
5:23
0
5:23
5:28
3
5:31
5:33
5
5:38
5:40
3
5:43
5:43
11
5:54
6:00
38
6:38
6:39
27
7:06
7:07
37
7:44
7:44
24
8:08
8:08
11
8:19
8:21
44
9:05
9:18
4
9:22
9:23
38
10:01
10:02
10
10:12
10:13
57
11:10
11:11
31
11:42
・ギボシはトラバースするものだと思っていたら、帰りの源治ハシゴですれ違った2人組の女性は、そうとは知らずに登ったそうです。「何もないから変だと思ったのよ〜」と言っていました。私からすればそれはそれですごいことだと思います。
・ジオグラフィカのログ
1日目 平面距離 9.6km 累計高度 +2,038m -879m 記録8:11
全行程 平面距離19.5km 累計高度 +2,852m -2,853m 記録15:06
天候 1日目 晴れときどきガス、夕方雷雨、深夜は満天の星空
2日目 晴れ、夜明け前は15℃くらいで風やや強く肌寒い 三ツ頭より先はガス
過去天気図(気象庁) 2022年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
観音平駐車場から変則的な周回コースを取りました。簡易水洗トイレあり。
小淵沢インターを出てすぐにセブンイレブンとローソンがあります。
コース状況/
危険箇所等
最大の難所キレットは、地面が乾いていたので危険度が低くなりました。往復したおかげで最難関のキレットの下りも落ち着いて進めました。2日目のそれより先の岩場は雨で濡れていたため、むしろつるつる滑りやすくなってました。
その他周辺情報 帰りは小淵沢インター200m手前のセブンイレブンで飲み物とお土産用に「シュッポッポ牛乳サブレ」を買いました。平日の首都高は高井戸から先が渋滞するため、その前に通過したくてSAには寄らずにノンストップで走りました。箱崎JCTもまあまあすんなり通過できました。
観音平駐車場。先客は2台、あとから1台。日の出前なので薄暗く、気温も涼しいくらいです。
2022年07月28日 04:29撮影 by  DSC-WX500, SONY
7/28 4:29
観音平駐車場。先客は2台、あとから1台。日の出前なので薄暗く、気温も涼しいくらいです。
登山届けを出しました。
2022年07月28日 04:36撮影 by  DSC-WX500, SONY
2
7/28 4:36
登山届けを出しました。
まだ薄暗い森の中を進みます。
2022年07月28日 04:36撮影 by  DSC-WX500, SONY
7/28 4:36
まだ薄暗い森の中を進みます。
ミズナラの森
2022年07月28日 04:38撮影 by  DSC-WX500, SONY
7/28 4:38
ミズナラの森
山の神でしょうか。
2022年07月28日 04:45撮影 by  DSC-WX500, SONY
7/28 4:45
山の神でしょうか。
大きな岩がゴツゴツした道ですが、登山道にはありません。
2022年07月28日 04:53撮影 by  DSC-WX500, SONY
7/28 4:53
大きな岩がゴツゴツした道ですが、登山道にはありません。
二手に分かれていますが先の方で合流します。段差が小さくて歩きやすそうな方を進みます。
2022年07月28日 04:54撮影 by  DSC-WX500, SONY
7/28 4:54
二手に分かれていますが先の方で合流します。段差が小さくて歩きやすそうな方を進みます。
ダケカンバが出てきました。
2022年07月28日 04:56撮影 by  DSC-WX500, SONY
7/28 4:56
ダケカンバが出てきました。
カラマツもたくさん。唯一紅葉するマツなので、晩秋はきれいでしょうね。
2022年07月28日 05:02撮影 by  DSC-WX500, SONY
7/28 5:02
カラマツもたくさん。唯一紅葉するマツなので、晩秋はきれいでしょうね。
ヤマホタルブクロ
2022年07月28日 05:05撮影 by  DSC-WX500, SONY
7/28 5:05
ヤマホタルブクロ
ハナチダケサシ
2022年07月28日 05:07撮影 by  DSC-WX500, SONY
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7/28 5:07
ハナチダケサシ
足元にササがワシャワシャと。
2022年07月28日 05:10撮影 by  DSC-WX500, SONY
7/28 5:10
足元にササがワシャワシャと。
ダケカンバはぐにょぐにょ曲がる個体が多く、なかなか直立しませんね。
2022年07月28日 05:11撮影 by  DSC-WX500, SONY
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7/28 5:11
ダケカンバはぐにょぐにょ曲がる個体が多く、なかなか直立しませんね。
雲海。でもここではなく・・・
2022年07月28日 05:13撮影 by  DSC-WX500, SONY
7/28 5:13
雲海。でもここではなく・・・
少し先で視界があり、確かに雲海が見られました。
2022年07月28日 05:15撮影 by  DSC-WX500, SONY
7/28 5:15
少し先で視界があり、確かに雲海が見られました。
キバナノヤマオダマキ。苗場山で見たのと色違い。
2022年07月28日 05:21撮影 by  DSC-WX500, SONY
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キバナノヤマオダマキ。苗場山で見たのと色違い。
ピンぼけですが、カラマツソウかな。
2022年07月28日 05:23撮影 by  DSC-WX500, SONY
7/28 5:23
ピンぼけですが、カラマツソウかな。
シカを発見。こんな所で草花を食い荒らしていると思うとムカつきます。もっと駆除すればいいのに。三ツ峠山や丹沢、奥多摩などあちこちで深刻化しています。
2022年07月28日 05:25撮影 by  DSC-WX500, SONY
7/28 5:25
シカを発見。こんな所で草花を食い荒らしていると思うとムカつきます。もっと駆除すればいいのに。三ツ峠山や丹沢、奥多摩などあちこちで深刻化しています。
休憩ベンチ
2022年07月28日 05:34撮影 by  DSC-WX500, SONY
7/28 5:34
休憩ベンチ
こういうダイナミックなダケカンバが好きです。
2022年07月28日 05:35撮影 by  DSC-WX500, SONY
7/28 5:35
こういうダイナミックなダケカンバが好きです。
ソバナ
2022年07月28日 05:16撮影 by  DSC-WX500, SONY
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7/28 5:16
ソバナ
ナナカマドの葉はこれで1枚と数える複葉です。
2022年07月28日 05:38撮影 by  DSC-WX500, SONY
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7/28 5:38
ナナカマドの葉はこれで1枚と数える複葉です。
押手川、標高2100m。
2022年07月28日 05:46撮影 by  DSC-WX500, SONY
7/28 5:46
押手川、標高2100m。
ウソがいました。赤い襟巻き模様が愛らしいです。2020年7月20日、赤岳に向かう南沢でも見かけました。
2022年07月28日 06:09撮影 by  DSC-WX500, SONY
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7/28 6:09
ウソがいました。赤い襟巻き模様が愛らしいです。2020年7月20日、赤岳に向かう南沢でも見かけました。
ハクサンシャクナゲはもう終わりですか。
2022年07月28日 06:18撮影 by  DSC-WX500, SONY
7/28 6:18
ハクサンシャクナゲはもう終わりですか。
このまま直進したくなりそうな場所に右折の道標。ありがたい。
2022年07月28日 06:29撮影 by  DSC-WX500, SONY
7/28 6:29
このまま直進したくなりそうな場所に右折の道標。ありがたい。
ハクサンシャクナゲが残っていました。見事です。でも2日間で見かけた花はこれだけでした。
2022年07月28日 06:40撮影 by  DSC-WX500, SONY
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7/28 6:40
ハクサンシャクナゲが残っていました。見事です。でも2日間で見かけた花はこれだけでした。
ゴゼンタチバナ
2022年07月28日 06:40撮影 by  DSC-WX500, SONY
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7/28 6:40
ゴゼンタチバナ
山頂の数分手前にあります。
2022年07月28日 06:47撮影 by  DSC-WX500, SONY
7/28 6:47
山頂の数分手前にあります。
ヤマハハコ
2022年07月28日 06:50撮影 by  DSC-WX500, SONY
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ヤマハハコ
ミネウスユキソウ
2022年07月28日 06:51撮影 by  DSC-WX500, SONY
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7/28 6:51
ミネウスユキソウ
編笠山に到着です。他には誰もいません。山頂は岩がゴロゴロしていて蓼科山と似ています。富士山は南方向なので、もう少ししたら逆光になるところです。
2022年07月28日 06:53撮影 by  DSC-WX500, SONY
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7/28 6:53
編笠山に到着です。他には誰もいません。山頂は岩がゴロゴロしていて蓼科山と似ています。富士山は南方向なので、もう少ししたら逆光になるところです。
南八ヶ岳の山々を一望。尖った山ばかりです。
2022年07月28日 06:53撮影 by  DSC-WX500, SONY
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7/28 6:53
南八ヶ岳の山々を一望。尖った山ばかりです。
シナノオトギリは終わりかけかな。
2022年07月28日 06:57撮影 by  DSC-WX500, SONY
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7/28 6:57
シナノオトギリは終わりかけかな。
中央が北岳。いつか登ってみたい山です。
2022年07月28日 06:58撮影 by  DSC-WX500, SONY
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7/28 6:58
中央が北岳。いつか登ってみたい山です。
では青年小屋に向けて下ります。
2022年07月28日 07:03撮影 by  DSC-WX500, SONY
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7/28 7:03
では青年小屋に向けて下ります。
左にちょっこっと赤岳、中央の三角は登らないギボシでその右にに岩が飛び出た権現岳。よく見えます。
2022年07月28日 07:07撮影 by  DSC-WX500, SONY
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7/28 7:07
左にちょっこっと赤岳、中央の三角は登らないギボシでその右にに岩が飛び出た権現岳。よく見えます。
巨岩帯をペンキマークに従って下ります。でも過信すると危険。揺れる岩もあります。
2022年07月28日 07:15撮影 by  DSC-WX500, SONY
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7/28 7:15
巨岩帯をペンキマークに従って下ります。でも過信すると危険。揺れる岩もあります。
来ました、遠い飲み屋。
2022年07月28日 07:21撮影 by  DSC-WX500, SONY
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7/28 7:21
来ました、遠い飲み屋。
売店の影響は8時30分となっているせいか、鐘を叩いても誰も来ません。今回も残念か。
2022年07月28日 07:22撮影 by  DSC-WX500, SONY
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7/28 7:22
売店の影響は8時30分となっているせいか、鐘を叩いても誰も来ません。今回も残念か。
トイレを借りました。チップ式です。
2022年07月28日 07:25撮影 by  DSC-WX500, SONY
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7/28 7:25
トイレを借りました。チップ式です。
すると薪を背負った人がのろし場の方から下ってきました。声を掛けると小屋の方でした。バッチを買いたい旨を伝えたら快く引き受けてくれました。ヤッホー。
2022年07月28日 07:28撮影 by  DSC-WX500, SONY
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7/28 7:28
すると薪を背負った人がのろし場の方から下ってきました。声を掛けると小屋の方でした。バッチを買いたい旨を伝えたら快く引き受けてくれました。ヤッホー。
前回編笠山に来た時はここも権現小屋も山バッヂが売り切れでしたので、その「遠い飲み屋」の缶バッチを買って行きました。オリジナル山バッチは先週入荷したばかりだそうで、今回は開山祭と両方を求められました。
2022年07月28日 07:31撮影 by  DSC-WX500, SONY
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7/28 7:31
前回編笠山に来た時はここも権現小屋も山バッヂが売り切れでしたので、その「遠い飲み屋」の缶バッチを買って行きました。オリジナル山バッチは先週入荷したばかりだそうで、今回は開山祭と両方を求められました。
そこから権現岳に向かいます。登りが何だかキツく、呼吸が乱れます。憩いのオオシラビソ。
2022年07月28日 07:35撮影 by  DSC-WX500, SONY
7/28 7:35
そこから権現岳に向かいます。登りが何だかキツく、呼吸が乱れます。憩いのオオシラビソ。
ヨツバシオガマ
2022年07月28日 07:38撮影 by  DSC-WX500, SONY
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7/28 7:38
ヨツバシオガマ
振り返って編笠山と青年小屋。いつかは泊まってみたいな。
2022年07月28日 07:38撮影 by  DSC-WX500, SONY
7/28 7:38
振り返って編笠山と青年小屋。いつかは泊まってみたいな。
ゴツゴツした場所が出てきました。
2022年07月28日 07:53撮影 by  DSC-WX500, SONY
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ゴツゴツした場所が出てきました。
コケモモ
2022年07月28日 07:59撮影 by  DSC-WX500, SONY
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7/28 7:59
コケモモ
雲海に浮かぶ富士山。平均斜度27°のきれいな形は、どこにいてもその姿を見たくなる、魅力あふれる山ですね。もう一度登る機会があれば、雨は降らないでほしいな。
2022年07月28日 08:01撮影 by  DSC-WX500, SONY
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7/28 8:01
雲海に浮かぶ富士山。平均斜度27°のきれいな形は、どこにいてもその姿を見たくなる、魅力あふれる山ですね。もう一度登る機会があれば、雨は降らないでほしいな。
タカネナデシコ
2022年07月28日 08:06撮影 by  DSC-WX500, SONY
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7/28 8:06
タカネナデシコ
ザレた道を登ります。
2022年07月28日 08:13撮影 by  DSC-WX500, SONY
7/28 8:13
ザレた道を登ります。
岩にへばりつくミヤママンネングサ。花茎がなくて厳しい環境に適応しています。
2022年07月28日 08:27撮影 by  DSC-WX500, SONY
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7/28 8:27
岩にへばりつくミヤママンネングサ。花茎がなくて厳しい環境に適応しています。
鎖があるトラバース道。
2022年07月28日 08:29撮影 by  DSC-WX500, SONY
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7/28 8:29
鎖があるトラバース道。
鎖を掴みつつつま先を掛けて登ります。
2022年07月28日 08:30撮影 by  DSC-WX500, SONY
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7/28 8:30
鎖を掴みつつつま先を掛けて登ります。
硬い岩肌でなの、乾いていれば危険度は低いと感じます。
2022年07月28日 08:37撮影 by  DSC-WX500, SONY
7/28 8:37
硬い岩肌でなの、乾いていれば危険度は低いと感じます。
ウサギギク
2022年07月28日 08:42撮影 by  DSC-WX500, SONY
7/28 8:42
ウサギギク
権現小屋。前回立ち寄った時は小屋番のお兄さんがギターをつま弾いて歌っていました。そういう日はいつ来るかなぁ。
2022年07月28日 08:43撮影 by  DSC-WX500, SONY
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7/28 8:43
権現小屋。前回立ち寄った時は小屋番のお兄さんがギターをつま弾いて歌っていました。そういう日はいつ来るかなぁ。
コイワカガミの花が散った跡。
2022年07月28日 08:46撮影 by  DSC-WX500, SONY
7/28 8:46
コイワカガミの花が散った跡。
権現岳山頂に着きました。
2022年07月28日 08:54撮影 by  DSC-WX500, SONY
7/28 8:54
権現岳山頂に着きました。
自撮り
2022年07月28日 08:54撮影 by  DSC-WX500, SONY
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7/28 8:54
自撮り
ミヤマダイコンソウ
2022年07月28日 08:59撮影 by  DSC-WX500, SONY
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7/28 8:59
ミヤマダイコンソウ
分岐まで戻り、いよいよ赤岳へ向かいます。緊張の瞬間。
2022年07月28日 09:02撮影 by  DSC-WX500, SONY
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7/28 9:02
分岐まで戻り、いよいよ赤岳へ向かいます。緊張の瞬間。
ガスが動いていて、稜線を目立たせるようにそこにいます。
2022年07月28日 09:03撮影 by  DSC-WX500, SONY
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7/28 9:03
ガスが動いていて、稜線を目立たせるようにそこにいます。
有名な源治ハシゴ。風がないので手元と足の置き場を確認しながらゆっくり下りたら、高度感とか浮遊感とかは感じませんでした。
2022年07月28日 09:06撮影 by  DSC-WX500, SONY
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7/28 9:06
有名な源治ハシゴ。風がないので手元と足の置き場を確認しながらゆっくり下りたら、高度感とか浮遊感とかは感じませんでした。
途中でガタッという音とともにザックのペットボトルがゴツンゴツンと落ちたのですが、途中でうまく引っかかってくれたので無事回収できました。珍しいことです。
2022年07月28日 09:09撮影 by  DSC-WX500, SONY
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7/28 9:09
途中でガタッという音とともにザックのペットボトルがゴツンゴツンと落ちたのですが、途中でうまく引っかかってくれたので無事回収できました。珍しいことです。
タカネニガナ
2022年07月28日 09:17撮影 by  DSC-WX500, SONY
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7/28 9:17
タカネニガナ
右を向く動物に似ているかな。ウルトラセブンのガッツ星人の頭に見えなくもないな。ガッツ岩、悪くないですが、知っている人が少なすぎて駄目でしょう。
2022年07月28日 09:25撮影 by  DSC-WX500, SONY
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7/28 9:25
右を向く動物に似ているかな。ウルトラセブンのガッツ星人の頭に見えなくもないな。ガッツ岩、悪くないですが、知っている人が少なすぎて駄目でしょう。
ダケカンバとハイマツの灌木帯を進みます。道は明瞭で一本だけですが、岩場にはマークがないので時々確認しながら進みます。
2022年07月28日 09:30撮影 by  DSC-WX500, SONY
7/28 9:30
ダケカンバとハイマツの灌木帯を進みます。道は明瞭で一本だけですが、岩場にはマークがないので時々確認しながら進みます。
シャクナゲが足元に伸びて登山道を覆う箇所ではズボンが濡れました。
2022年07月28日 09:43撮影 by  DSC-WX500, SONY
7/28 9:43
シャクナゲが足元に伸びて登山道を覆う箇所ではズボンが濡れました。
ホシガラスがいました。ハイマツの実が好物だそうです。
2022年07月28日 09:47撮影 by  DSC-WX500, SONY
3
7/28 9:47
ホシガラスがいました。ハイマツの実が好物だそうです。
時々下っては樹林帯へ。森林限界が近いのだろう、
2022年07月28日 09:55撮影 by  DSC-WX500, SONY
7/28 9:55
時々下っては樹林帯へ。森林限界が近いのだろう、
ケルン
2022年07月28日 09:58撮影 by  DSC-WX500, SONY
1
7/28 9:58
ケルン
ちょっと急な下りもあります。
2022年07月28日 10:04撮影 by  DSC-WX500, SONY
7/28 10:04
ちょっと急な下りもあります。
カモシカの糞ですね。
2022年07月28日 10:06撮影 by  DSC-WX500, SONY
1
7/28 10:06
カモシカの糞ですね。
ミヤママンネングサ。岩場にへばりついて群生しています。
2022年07月28日 10:12撮影 by  DSC-WX500, SONY
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7/28 10:12
ミヤママンネングサ。岩場にへばりついて群生しています。
キレット小屋も休業です。ここから約460mの登りになります。
2022年07月28日 10:16撮影 by  DSC-WX500, SONY
7/28 10:16
キレット小屋も休業です。ここから約460mの登りになります。
隣にはコマクサの保護域があり、たくさん咲いていました。
2022年07月28日 10:18撮影 by  DSC-WX500, SONY
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7/28 10:18
隣にはコマクサの保護域があり、たくさん咲いていました。
小屋前で休憩していた人が先行します。いつもより息切れ感がひどい私は彼に追いつくことはできず、ずっと遅れて歩いています。
2022年07月28日 10:28撮影 by  DSC-WX500, SONY
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7/28 10:28
小屋前で休憩していた人が先行します。いつもより息切れ感がひどい私は彼に追いつくことはできず、ずっと遅れて歩いています。
安定した岩盤帯はまだ大丈夫。
2022年07月28日 10:33撮影 by  DSC-WX500, SONY
7/28 10:33
安定した岩盤帯はまだ大丈夫。
コマクサはあちこちで咲いています。
2022年07月28日 10:41撮影 by  DSC-WX500, SONY
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7/28 10:41
コマクサはあちこちで咲いています。
ザレた坂道になります。気を引き締めて登ります。
2022年07月28日 10:41撮影 by  DSC-WX500, SONY
7/28 10:41
ザレた坂道になります。気を引き締めて登ります。
ミヤマゼンコ
2022年07月28日 10:45撮影 by  DSC-WX500, SONY
1
7/28 10:45
ミヤマゼンコ
進む方向はマークを頼りにします。
2022年07月28日 10:48撮影 by  DSC-WX500, SONY
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7/28 10:48
進む方向はマークを頼りにします。
○印や矢印がとてもありがたい。少し歩いて息を整えて、の繰り返しです。
2022年07月28日 10:55撮影 by  DSC-WX500, SONY
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7/28 10:55
○印や矢印がとてもありがたい。少し歩いて息を整えて、の繰り返しです。
○印が直進方向の奥の方にあるのでそっちに行きます。ところがこの箇所はキレットの中でも最も危険な箇所だったのではないかと思います。よじ登るときに段差が高く、脆い岩場の上に石がゴロゴロしていて、どこを行けば良いのか悩みながら進みました。石を落とさないように気を遣います。明日ここを下るときは谷に背を向けないと下りられないほどです。
2022年07月28日 10:59撮影 by  DSC-WX500, SONY
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7/28 10:59
○印が直進方向の奥の方にあるのでそっちに行きます。ところがこの箇所はキレットの中でも最も危険な箇所だったのではないかと思います。よじ登るときに段差が高く、脆い岩場の上に石がゴロゴロしていて、どこを行けば良いのか悩みながら進みました。石を落とさないように気を遣います。明日ここを下るときは谷に背を向けないと下りられないほどです。
何とか無事に越えました。左側にも○と矢印がありますが、何だったのかな(これは翌日の下りで気付くことになりました)。
2022年07月28日 11:02撮影 by  DSC-WX500, SONY
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7/28 11:02
何とか無事に越えました。左側にも○と矢印がありますが、何だったのかな(これは翌日の下りで気付くことになりました)。
こういう所なら石を落とす心配もありません。気を付けて登ります。
2022年07月28日 11:06撮影 by  DSC-WX500, SONY
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7/28 11:06
こういう所なら石を落とす心配もありません。気を付けて登ります。
○の先で右折し、切り通しのような所を登ると・・・
2022年07月28日 11:06撮影 by  DSC-WX500, SONY
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7/28 11:06
○の先で右折し、切り通しのような所を登ると・・・
「ガレ場につき注意」の標識があります。つまりここまで登ればガレ場は終わりということなのかな。
2022年07月28日 11:22撮影 by  DSC-WX500, SONY
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7/28 11:22
「ガレ場につき注意」の標識があります。つまりここまで登ればガレ場は終わりということなのかな。
確かに。ここからは脆いルンゼ状の岩場から固いスラブ状の岩場になり、鎖や梯子が何回が出てきます。
2022年07月28日 11:22撮影 by  DSC-WX500, SONY
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確かに。ここからは脆いルンゼ状の岩場から固いスラブ状の岩場になり、鎖や梯子が何回が出てきます。
ミヤマオトコヨモギ
2022年07月28日 11:24撮影 by  DSC-WX500, SONY
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ミヤマオトコヨモギ
イワオウギ
2022年07月28日 11:26撮影 by  DSC-WX500, SONY
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イワオウギ
鎖があると安心して歩けます。
2022年07月28日 11:27撮影 by  DSC-WX500, SONY
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鎖があると安心して歩けます。
岩場のお花畑
2022年07月28日 11:27撮影 by  DSC-WX500, SONY
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岩場のお花畑
ミヤマキンバイの群生も鮮やか。
2022年07月28日 11:28撮影 by  DSC-WX500, SONY
7/28 11:28
ミヤマキンバイの群生も鮮やか。
梯子を登ります。
2022年07月28日 11:29撮影 by  DSC-WX500, SONY
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梯子を登ります。
ミネウスユキソウもよく見られます。
2022年07月28日 11:30撮影 by  DSC-WX500, SONY
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ミネウスユキソウもよく見られます。
ガスっていて展望がありませんが、道は一本なので進みます。幸い進めないような雲や霧が掛かることはありませんでした。
2022年07月28日 11:35撮影 by  DSC-WX500, SONY
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7/28 11:35
ガスっていて展望がありませんが、道は一本なので進みます。幸い進めないような雲や霧が掛かることはありませんでした。
トラバース
2022年07月28日 11:37撮影 by  DSC-WX500, SONY
7/28 11:37
トラバース
チシマギキョウの塊
2022年07月28日 11:50撮影 by  DSC-WX500, SONY
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チシマギキョウの塊
前方にケルンが見えます。分岐かな、いえ、方向指示です。
2022年07月28日 11:50撮影 by  DSC-WX500, SONY
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7/28 11:50
前方にケルンが見えます。分岐かな、いえ、方向指示です。
○印を頼りに
2022年07月28日 11:54撮影 by  DSC-WX500, SONY
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○印を頼りに
2022年07月28日 11:57撮影 by  DSC-WX500, SONY
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真教寺尾根分岐
2022年07月28日 11:58撮影 by  DSC-WX500, SONY
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真教寺尾根分岐
こんな所にも梯子が。
2022年07月28日 11:59撮影 by  DSC-WX500, SONY
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こんな所にも梯子が。
矢印を辿ります。
2022年07月28日 12:12撮影 by  DSC-WX500, SONY
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矢印を辿ります。
もう少し
2022年07月28日 12:16撮影 by  DSC-WX500, SONY
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もう少し
山頂です。赤嶽神社に到着しました。隣のけばけばしい方は山とは関係ありません。
2022年07月28日 12:17撮影 by  DSC-WX500, SONY
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7/28 12:17
山頂です。赤嶽神社に到着しました。隣のけばけばしい方は山とは関係ありません。
丸い名前が付いた板が付いた山頂標は破損しています。
2022年07月28日 12:18撮影 by  DSC-WX500, SONY
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7/28 12:18
丸い名前が付いた板が付いた山頂標は破損しています。
正面に回り、キレットの無事通過を感謝します。
2022年07月28日 12:22撮影 by  DSC-WX500, SONY
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7/28 12:22
正面に回り、キレットの無事通過を感謝します。
コケモモ
2022年07月28日 12:23撮影 by  DSC-WX500, SONY
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コケモモ
午後から天気が崩れるとの予報があるため、長居はせずに小屋へ向かいます。今晩は赤岳天望荘に泊まります。
2022年07月28日 12:40撮影 by  DSC-WX500, SONY
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7/28 12:40
午後から天気が崩れるとの予報があるため、長居はせずに小屋へ向かいます。今晩は赤岳天望荘に泊まります。
到着しました。雨に降られずに済み、ほっとしました。
2022年07月28日 12:46撮影 by  DSC-WX500, SONY
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7/28 12:46
到着しました。雨に降られずに済み、ほっとしました。
夕食は5時から。コロナ禍の間は個別に盛られたご飯です。ご飯とスープはおかわりできます。鶏もも肉は大きくてボリューム満点。周りにいる女性からは食べきれないという声も聞こえてくるほどです。もしかして冷えたビールの飲み過ぎなのでは!?
2022年07月28日 16:58撮影 by  DSC-WX500, SONY
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7/28 16:58
夕食は5時から。コロナ禍の間は個別に盛られたご飯です。ご飯とスープはおかわりできます。鶏もも肉は大きくてボリューム満点。周りにいる女性からは食べきれないという声も聞こえてくるほどです。もしかして冷えたビールの飲み過ぎなのでは!?
この日は2時過ぎ頃から雨になりました。結構強く降り、雷も鳴っていました。稲妻が突然光ったのにはびっくりしました。稲妻と雷鳴とが同時に発生するのは雲の上ならではです。
2022年07月28日 18:14撮影 by  DSC-WX500, SONY
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7/28 18:14
この日は2時過ぎ頃から雨になりました。結構強く降り、雷も鳴っていました。稲妻が突然光ったのにはびっくりしました。稲妻と雷鳴とが同時に発生するのは雲の上ならではです。
夜中に見た29日の天気予報。あまりのんびりしすぎると雨になっちゃうかも知れませんが、途中の危険箇所で雨が降らないでいてくれることを願います。
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夜中に見た29日の天気予報。あまりのんびりしすぎると雨になっちゃうかも知れませんが、途中の危険箇所で雨が降らないでいてくれることを願います。
朝食を食堂で食べるにはちょっとのんびりしてしまうため弁当にしてもらい、部屋で食べました。夜明け前の3時ですが、寝たのが7時なのでお腹も空いてきました。残りはザックへ。
2022年07月29日 02:53撮影 by  DSC-WX500, SONY
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7/29 2:53
朝食を食堂で食べるにはちょっとのんびりしてしまうため弁当にしてもらい、部屋で食べました。夜明け前の3時ですが、寝たのが7時なのでお腹も空いてきました。残りはザックへ。
夜明け前に外に出ると、晴れ渡った空と雲海の向こうの富士山が赤岳の脇に見えていました。ヘッドランプを灯して登る方もいました。地蔵の頭方面から登って来るグループもいました。山頂でご来光ですね、きっと。
2022年07月29日 04:16撮影 by  DSC-WX500, SONY
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7/29 4:16
夜明け前に外に出ると、晴れ渡った空と雲海の向こうの富士山が赤岳の脇に見えていました。ヘッドランプを灯して登る方もいました。地蔵の頭方面から登って来るグループもいました。山頂でご来光ですね、きっと。
日の出
2022年07月29日 04:49撮影 by  DSC-WX500, SONY
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7/29 4:49
日の出
この逆さ雲は何だろう。天気が崩れなければいいのですが。肌寒いので、予備に持ってきた少し厚めのシャツを着てスタートです。ペラペラのシャツでは寒いほどですが、もう一枚着ると汗をかいてしまいそうです。
2022年07月29日 04:51撮影 by  DSC-WX500, SONY
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7/29 4:51
この逆さ雲は何だろう。天気が崩れなければいいのですが。肌寒いので、予備に持ってきた少し厚めのシャツを着てスタートです。ペラペラのシャツでは寒いほどですが、もう一枚着ると汗をかいてしまいそうです。
部屋を片付けて準備を済ませ、5時前に小屋を出ました。モルゲンレートっぽいかな、遅かったかな。
2022年07月29日 04:52撮影 by  DSC-WX500, SONY
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7/29 4:52
部屋を片付けて準備を済ませ、5時前に小屋を出ました。モルゲンレートっぽいかな、遅かったかな。
山頂に到着。
2022年07月29日 05:11撮影 by  DSC-WX500, SONY
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7/29 5:11
山頂に到着。
東からの日を受けて西側に「影赤岳」ができていました。朝早くに行動するといいことがあります。右奥に見えるのは御嶽山かな。
2022年07月29日 05:12撮影 by  DSC-WX500, SONY
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7/29 5:12
東からの日を受けて西側に「影赤岳」ができていました。朝早くに行動するといいことがあります。右奥に見えるのは御嶽山かな。
遠くに穂高連峰と槍ヶ岳も見えています。この左の乗鞍岳を含め、アルプスがよく見えていたと思います(ちょこっと出っ張っているくらいなピークが連なるので同定はできませんが)。
2022年07月29日 05:14撮影 by  DSC-WX500, SONY
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7/29 5:14
遠くに穂高連峰と槍ヶ岳も見えています。この左の乗鞍岳を含め、アルプスがよく見えていたと思います(ちょこっと出っ張っているくらいなピークが連なるので同定はできませんが)。
今日歩くコースを眺めます。山頂では神奈川県の中学校の山岳部が10人くらいで来ていて、3年振りだという山行を楽しんでいました。「下りの方が危ないからね」と引率の先生がみんなに声を掛けていました。御苦労様です。
2022年07月29日 05:26撮影 by  DSC-WX500, SONY
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7/29 5:26
今日歩くコースを眺めます。山頂では神奈川県の中学校の山岳部が10人くらいで来ていて、3年振りだという山行を楽しんでいました。「下りの方が危ないからね」と引率の先生がみんなに声を掛けていました。御苦労様です。
よし、出発。今日はあのキレットを下ります。ヤマプラでコースを作ると、キレットは上りがC難度、下りはD難度と八ヶ岳最高を示していました。十分に気をつけて行こう。
2022年07月29日 05:32撮影 by  DSC-WX500, SONY
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7/29 5:32
よし、出発。今日はあのキレットを下ります。ヤマプラでコースを作ると、キレットは上りがC難度、下りはD難度と八ヶ岳最高を示していました。十分に気をつけて行こう。
文三郎との分岐方面に一旦下り、左の権現岳を目指します。
2022年07月29日 05:40撮影 by  DSC-WX500, SONY
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7/29 5:40
文三郎との分岐方面に一旦下り、左の権現岳を目指します。
最初はトラバースで歩けます。道幅は十分あります。
2022年07月29日 05:45撮影 by  DSC-WX500, SONY
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7/29 5:45
最初はトラバースで歩けます。道幅は十分あります。
ここは一本道。
2022年07月29日 05:50撮影 by  DSC-WX500, SONY
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7/29 5:50
ここは一本道。
鎖で下ります。下を向かなければあまり怖くありません。
2022年07月29日 05:56撮影 by  DSC-WX500, SONY
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7/29 5:56
鎖で下ります。下を向かなければあまり怖くありません。
ん、昨日は登ったこの梯子を通らずに右側の道で下って来ちゃいました。険しくなかったので、どちらでも行けます。
2022年07月29日 05:58撮影 by  DSC-WX500, SONY
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7/29 5:58
ん、昨日は登ったこの梯子を通らずに右側の道で下って来ちゃいました。険しくなかったので、どちらでも行けます。
タカネイブキボウフウ
2022年07月29日 05:58撮影 by  DSC-WX500, SONY
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7/29 5:58
タカネイブキボウフウ
先の方に階段が見えます。あれを下ります。
2022年07月29日 05:59撮影 by  DSC-WX500, SONY
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7/29 5:59
先の方に階段が見えます。あれを下ります。
光が当たった出っ張りの少し先を左手に下ると最難関といわれる箇所です。
2022年07月29日 06:00撮影 by  DSC-WX500, SONY
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7/29 6:00
光が当たった出っ張りの少し先を左手に下ると最難関といわれる箇所です。
「この先ガレ場注意」の看板を左折します。
2022年07月29日 06:01撮影 by  DSC-WX500, SONY
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7/29 6:01
「この先ガレ場注意」の看板を左折します。
細心の注意を払い、○印と矢印を辿ります。
2022年07月29日 06:03撮影 by  DSC-WX500, SONY
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7/29 6:03
細心の注意を払い、○印と矢印を辿ります。
少し下ってきて上を振り返る。一定間隔でマーキングされていて、しかもあまりガレていません。
2022年07月29日 06:06撮影 by  DSC-WX500, SONY
1
7/29 6:06
少し下ってきて上を振り返る。一定間隔でマーキングされていて、しかもあまりガレていません。
矢印に従います。
2022年07月29日 06:08撮影 by  DSC-WX500, SONY
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7/29 6:08
矢印に従います。
前日の登りで危なっかしい箇所を登っていたときに左の方に見えたのがこの矢印と○印。登った箇所を下らずにこっちはどうかと見に来たら・・・
2022年07月29日 06:11撮影 by  DSC-WX500, SONY
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7/29 6:11
前日の登りで危なっかしい箇所を登っていたときに左の方に見えたのがこの矢印と○印。登った箇所を下らずにこっちはどうかと見に来たら・・・
なんとV字スラブの安定した岩塊ではありませんか。これは滑落の危険もぐっと減り、前を向いて下れます。
2022年07月29日 06:11撮影 by  DSC-WX500, SONY
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7/29 6:11
なんとV字スラブの安定した岩塊ではありませんか。これは滑落の危険もぐっと減り、前を向いて下れます。
結局のところ、登る場合は右(この写真の奥側)にある○には従わないで左に来た方が安全性も断然高い、ということです。
2022年07月29日 06:12撮影 by  DSC-WX500, SONY
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7/29 6:12
結局のところ、登る場合は右(この写真の奥側)にある○には従わないで左に来た方が安全性も断然高い、ということです。
ガレてはいますが、ジグザグの道は下るにしても斜度はきつくありません。
2022年07月29日 06:14撮影 by  DSC-WX500, SONY
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7/29 6:14
ガレてはいますが、ジグザグの道は下るにしても斜度はきつくありません。
道は明瞭です。
2022年07月29日 06:15撮影 by  DSC-WX500, SONY
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7/29 6:15
道は明瞭です。
導かれるままに。
2022年07月29日 06:17撮影 by  DSC-WX500, SONY
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7/29 6:17
導かれるままに。
今回初出動の靴なのでグリップ感があり、歩きやすいです。
2022年07月29日 06:18撮影 by  DSC-WX500, SONY
7/29 6:18
今回初出動の靴なのでグリップ感があり、歩きやすいです。
危険箇所を下りきりました。登りでは道を探しながら息も切れて苦労しましたが、下りは20分ほどで歩き通せました。キレットでの滑落の心配はだいぶ減りました。
2022年07月29日 06:19撮影 by  DSC-WX500, SONY
7/29 6:19
危険箇所を下りきりました。登りでは道を探しながら息も切れて苦労しましたが、下りは20分ほどで歩き通せました。キレットでの滑落の心配はだいぶ減りました。
ジグザグに下る道はガレていて不安定なのは、のろし場からギボシに向かう箇所や夏沢峠側の硫黄岳直下にも似ています。
2022年07月29日 06:21撮影 by  DSC-WX500, SONY
7/29 6:21
ジグザグに下る道はガレていて不安定なのは、のろし場からギボシに向かう箇所や夏沢峠側の硫黄岳直下にも似ています。
権現山方面を望む。生きて下りられて良かった〜。
2022年07月29日 06:22撮影 by  DSC-WX500, SONY
7/29 6:22
権現山方面を望む。生きて下りられて良かった〜。
こういう岩場は前夜の雨で濡れていたので、実は滑って転んでに対しての注意が必要です。
2022年07月29日 06:26撮影 by  DSC-WX500, SONY
7/29 6:26
こういう岩場は前夜の雨で濡れていたので、実は滑って転んでに対しての注意が必要です。
ダケカンバやコメツガの林を進みます。アップダウンするたびに樹林の中や上を進みますから、森林限界上を移動していることが分かって楽しいです。
2022年07月29日 06:28撮影 by  DSC-WX500, SONY
7/29 6:28
ダケカンバやコメツガの林を進みます。アップダウンするたびに樹林の中や上を進みますから、森林限界上を移動していることが分かって楽しいです。
富士山。またその姿を望めて嬉しいです。
2022年07月29日 06:30撮影 by  DSC-WX500, SONY
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7/29 6:30
富士山。またその姿を望めて嬉しいです。
結構滑るので鎖が有り難いです。
2022年07月29日 06:36撮影 by  DSC-WX500, SONY
7/29 6:36
結構滑るので鎖が有り難いです。
最低鞍部のキレット小屋まで来ました。高低差460mほど下り、今度は権現岳まで250mほど登ります。
2022年07月29日 06:38撮影 by  DSC-WX500, SONY
7/29 6:38
最低鞍部のキレット小屋まで来ました。高低差460mほど下り、今度は権現岳まで250mほど登ります。
倒木は跨ぎます。昨日と同じ道です。
2022年07月29日 06:44撮影 by  DSC-WX500, SONY
7/29 6:44
倒木は跨ぎます。昨日と同じ道です。
あっちのトゲトゲした方から下りてきました。凄いところに道があるなと思います。そしてそれを整備している方に感謝です。
2022年07月29日 06:52撮影 by  DSC-WX500, SONY
7/29 6:52
あっちのトゲトゲした方から下りてきました。凄いところに道があるなと思います。そしてそれを整備している方に感謝です。
権現岳方面にケルンを越える。
2022年07月29日 06:59撮影 by  DSC-WX500, SONY
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7/29 6:59
権現岳方面にケルンを越える。
ツルネ。晴れているので景色が素敵です。
2022年07月29日 07:07撮影 by  DSC-WX500, SONY
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7/29 7:07
ツルネ。晴れているので景色が素敵です。
だいぶお腹が空いてきたので、朝食の残り半分を食べながら歩きます。
2022年07月29日 07:11撮影 by  DSC-WX500, SONY
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7/29 7:11
だいぶお腹が空いてきたので、朝食の残り半分を食べながら歩きます。
ツルネを振り返ると十字架みたいに見えます。墓標にならないよう、ここから先も気を付けよう。
2022年07月29日 07:13撮影 by  DSC-WX500, SONY
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7/29 7:13
ツルネを振り返ると十字架みたいに見えます。墓標にならないよう、ここから先も気を付けよう。
コバノコゴメグサ。うぶ毛がいっぱい。
2022年07月29日 07:24撮影 by  DSC-WX500, SONY
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7/29 7:24
コバノコゴメグサ。うぶ毛がいっぱい。
ダケカンバの幼木がたくさん伸びていて、道を塞ぐ勢いであちこち茂っています。これは実を付けています。
2022年07月29日 07:32撮影 by  DSC-WX500, SONY
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7/29 7:32
ダケカンバの幼木がたくさん伸びていて、道を塞ぐ勢いであちこち茂っています。これは実を付けています。
こんな所を下ってきたのか、と思いながらよじ登ります。
2022年07月29日 07:37撮影 by  DSC-WX500, SONY
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7/29 7:37
こんな所を下ってきたのか、と思いながらよじ登ります。
ちょうどいい所にグリップ感の強い石が出っ張っています。
2022年07月29日 07:42撮影 by  DSC-WX500, SONY
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7/29 7:42
ちょうどいい所にグリップ感の強い石が出っ張っています。
おー、振り返ると凄ーくよく見える。赤岳、横岳、中岳、硫黄岳、阿弥陀岳、蓼科山。山の名前が「山」と「岳」と使い分けられるのは、山より岳の方が危険だからなのかなって思います。赤山や阿弥陀山などのようにと呼ぶと危険な感じが薄れます。
2022年07月29日 07:43撮影 by  DSC-WX500, SONY
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7/29 7:43
おー、振り返ると凄ーくよく見える。赤岳、横岳、中岳、硫黄岳、阿弥陀岳、蓼科山。山の名前が「山」と「岳」と使い分けられるのは、山より岳の方が危険だからなのかなって思います。赤山や阿弥陀山などのようにと呼ぶと危険な感じが薄れます。
権現岳の山頂が見えてきました。
2022年07月29日 07:44撮影 by  DSC-WX500, SONY
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7/29 7:44
権現岳の山頂が見えてきました。
ウスユキソウがこんなに見られるとは思いませんでした。
2022年07月29日 07:52撮影 by  DSC-WX500, SONY
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ウスユキソウがこんなに見られるとは思いませんでした。
源治ハシゴに着きました。水分補給をして、下りて来る2人組を待ちます。
2022年07月29日 07:59撮影 by  DSC-WX500, SONY
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源治ハシゴに着きました。水分補給をして、下りて来る2人組を待ちます。
登り切ったら、今度は女性3人組と擦れ違い、下って行きます。3人とも半袖とショートパンツ姿でした。怪我のないように。
2022年07月29日 08:07撮影 by  DSC-WX500, SONY
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登り切ったら、今度は女性3人組と擦れ違い、下って行きます。3人とも半袖とショートパンツ姿でした。怪我のないように。
権現岳と編笠山の分岐に戻りました。再び権現岳に登り、初めて歩く三ツ頭へ進みます。
2022年07月29日 08:10撮影 by  DSC-WX500, SONY
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7/29 8:10
権現岳と編笠山の分岐に戻りました。再び権現岳に登り、初めて歩く三ツ頭へ進みます。
ウスユキソウの群生
2022年07月29日 08:13撮影 by  DSC-WX500, SONY
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ウスユキソウの群生
また来ました。
2022年07月29日 08:18撮影 by  DSC-WX500, SONY
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また来ました。
反対側に下ったら桧峰神社の石の祠がありました。そして、左手で親指を立てて「いいね!」をしている形に見えます。よし、頑張ろう。
2022年07月29日 08:22撮影 by  DSC-WX500, SONY
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反対側に下ったら桧峰神社の石の祠がありました。そして、左手で親指を立てて「いいね!」をしている形に見えます。よし、頑張ろう。
三ツ頭と富士山。子抱き富士と見なすには子供が大きすぎるかな。
2022年07月29日 08:24撮影 by  DSC-WX500, SONY
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三ツ頭と富士山。子抱き富士と見なすには子供が大きすぎるかな。
アルプスの山々にも雲が掛かり、ほとんど見えません。
2022年07月29日 08:25撮影 by  DSC-WX500, SONY
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アルプスの山々にも雲が掛かり、ほとんど見えません。
下り始めてすぐに大きな一枚岩が。鎖がないと進めません。
2022年07月29日 08:26撮影 by  DSC-WX500, SONY
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下り始めてすぐに大きな一枚岩が。鎖がないと進めません。
このあとは一般的な登山道です。途中で親子3人で登ってきた人とすれ違ったら、お父さんは裸足でした。びっくり。
2022年07月29日 08:34撮影 by  DSC-WX500, SONY
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このあとは一般的な登山道です。途中で親子3人で登ってきた人とすれ違ったら、お父さんは裸足でした。びっくり。
振り返って権現岳と赤岳
2022年07月29日 08:40撮影 by  DSC-WX500, SONY
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振り返って権現岳と赤岳
ジャンボ子抱き富士
2022年07月29日 08:43撮影 by  DSC-WX500, SONY
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ジャンボ子抱き富士
ガスはすぐ去ります。
2022年07月29日 08:57撮影 by  DSC-WX500, SONY
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ガスはすぐ去ります。
三ツ頭に到着。随分岩がゴツゴツしています。
2022年07月29日 09:06撮影 by  DSC-WX500, SONY
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三ツ頭に到着。随分岩がゴツゴツしています。
山頂標
2022年07月29日 09:06撮影 by  DSC-WX500, SONY
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山頂標
南八ヶ岳の山々を眺められる最終ポイントですね。名残惜しいな。
2022年07月29日 09:11撮影 by  DSC-WX500, SONY
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南八ヶ岳の山々を眺められる最終ポイントですね。名残惜しいな。
こっちは鹿の糞。こいつらに植物を荒らされたくないな。
2022年07月29日 09:20撮影 by  DSC-WX500, SONY
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こっちは鹿の糞。こいつらに植物を荒らされたくないな。
前三ツを見つつ進みます。
2022年07月29日 09:21撮影 by  DSC-WX500, SONY
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前三ツを見つつ進みます。
が、すぐに分岐で右に下ります。
2022年07月29日 09:23撮影 by  DSC-WX500, SONY
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が、すぐに分岐で右に下ります。
ここから先はずっと樹林帯を進みます。
2022年07月29日 09:30撮影 by  DSC-WX500, SONY
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ここから先はずっと樹林帯を進みます。
赤土の道は濡れていて滑りますね。
2022年07月29日 09:40撮影 by  DSC-WX500, SONY
7/29 9:40
赤土の道は濡れていて滑りますね。
おやおや、下の方は全面がガスに覆われてしまい展望がありません。残念。
2022年07月29日 09:46撮影 by  DSC-WX500, SONY
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おやおや、下の方は全面がガスに覆われてしまい展望がありません。残念。
ミネカエデ。でも木はどれだか分からない。上はナナカマド。
2022年07月29日 09:56撮影 by  DSC-WX500, SONY
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ミネカエデ。でも木はどれだか分からない。上はナナカマド。
木戸口公園。でも公園感はゼロです。
2022年07月29日 10:02撮影 by  DSC-WX500, SONY
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木戸口公園。でも公園感はゼロです。
土の道はふかふかしていて歩きやすいです。
2022年07月29日 10:06撮影 by  DSC-WX500, SONY
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土の道はふかふかしていて歩きやすいです。
ヤマホタルブクロ
2022年07月29日 10:10撮影 by  DSC-WX500, SONY
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ヤマホタルブクロ
キバナノヤマオダマキ
2022年07月29日 10:11撮影 by  DSC-WX500, SONY
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キバナノヤマオダマキ
ヘリポート。救助されなければ使われないでしょう。平坦な感じはしません。
2022年07月29日 10:13撮影 by  DSC-WX500, SONY
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ヘリポート。救助されなければ使われないでしょう。平坦な感じはしません。
キオン
2022年07月29日 10:25撮影 by  DSC-WX500, SONY
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キオン
コオニユリ
2022年07月29日 10:29撮影 by  DSC-WX500, SONY
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コオニユリ
トリアシショウマはなぜか登山道に出っ張って咲いている株が幾つも見られました。蹴られちゃいそうだよ。
2022年07月29日 10:30撮影 by  DSC-WX500, SONY
7/29 10:30
トリアシショウマはなぜか登山道に出っ張って咲いている株が幾つも見られました。蹴られちゃいそうだよ。
苔むした岩。そういえばここまでの間はコケを眺めることがなかったような。
2022年07月29日 10:34撮影 by  DSC-WX500, SONY
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苔むした岩。そういえばここまでの間はコケを眺めることがなかったような。
雲海ですって。このあたりまで来ると蝉の声がたくさん聞こえるようになりました。
2022年07月29日 10:43撮影 by  DSC-WX500, SONY
7/29 10:43
雲海ですって。このあたりまで来ると蝉の声がたくさん聞こえるようになりました。
霧がかかって幻想的な雰囲気の森。
2022年07月29日 10:51撮影 by  DSC-WX500, SONY
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霧がかかって幻想的な雰囲気の森。
フタリシズカ
2022年07月29日 10:54撮影 by  DSC-WX500, SONY
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フタリシズカ
木の根のトラップ
2022年07月29日 10:56撮影 by  DSC-WX500, SONY
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木の根のトラップ
マムシグサも。この辺りだと高山性の植物ではなく1000m級の山でも見かける植生になりました。そして蒸し暑い。
2022年07月29日 11:05撮影 by  DSC-WX500, SONY
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マムシグサも。この辺りだと高山性の植物ではなく1000m級の山でも見かける植生になりました。そして蒸し暑い。
八ヶ岳横断歩道で右へ。
2022年07月29日 11:11撮影 by  DSC-WX500, SONY
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八ヶ岳横断歩道で右へ。
ここはなぜか石の上を歩くようになっていて、雨上がりは特に滑ります。足裏に集中して歩きます。
2022年07月29日 11:17撮影 by  DSC-WX500, SONY
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ここはなぜか石の上を歩くようになっていて、雨上がりは特に滑ります。足裏に集中して歩きます。
涸沢に出ました。このまままっすぐ渡ると道標があります。
2022年07月29日 11:30撮影 by  DSC-WX500, SONY
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涸沢に出ました。このまままっすぐ渡ると道標があります。
ウツボグサかな。
2022年07月29日 11:38撮影 by  DSC-WX500, SONY
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ウツボグサかな。
上り下りをへて観音平に到着です。こちら側は満車でした。標高1560mでも気温が高くて車内は超サウナでした。
2022年07月29日 11:42撮影 by  DSC-WX500, SONY
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上り下りをへて観音平に到着です。こちら側は満車でした。標高1560mでも気温が高くて車内は超サウナでした。
八ヶ岳南端の図。真教寺尾根と県界尾根はいつかチャレンジしてみたいです。
2022年07月29日 11:42撮影 by  DSC-WX500, SONY
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八ヶ岳南端の図。真教寺尾根と県界尾根はいつかチャレンジしてみたいです。

装備

個人装備
長袖シャツと下着2枚ずつ ズボン 靴下 雨具 日よけ帽子 ザック 昼ご飯 飲料 地図(地形図) 計画書(登山口の書式で提出) ヘッドランプ 予備電池 モバイルバッテリー 筆記用具 ファーストエイドキット 保険証 携帯(GPS内蔵) 腕時計 タオル ストック カメラ 予備の眼鏡

感想

 行って来ました、南八ヶ岳変則往復縦周回。車で行くため観音平から往復になる、するとキレットは往復しなければならない。ヤマプラでD難度の道を無事に通れるか心配でしたが、歩き切りました。
 出発前の何日かは天気予報とにらめっこで、雨の動きがずっと気になっていました。一旦は山小屋のキャンセルも考えましたが、帰りがどうしても駄目なら29日も泊まってしまえ(30日は既に満室)と考え、キャンセルせずに出発しました。出発前にjROに入会し、滑落したときの対策もしっかり立てて。午後は雨の予報があるため、遅くても1時までには赤岳を下って小屋に着くよう頑張りました。
 編笠山〜権現岳は以前歩いていますが、キレットは「危険」「要注意」という言葉が並びます。いよいよ肝心な箇所を登るぞという少し前からなぜか息切れがし、呼吸を整えながらのゆっくり登山になりました。2500m級は今シーズン初で、しかもずっとその高さにいるためか、それとも気付かないうちの緊張からか。でも、這いつくばってよじ登るような箇所はほとんどなく、自分自身よりも石を落とさないように気を付けました。幸い先行する人は上手に登っていたし、下には人がいなくて助かりました。一度だけ落とした石はごちごちぶつかりながら砕け散ったので。○印と矢印に従っていけば、おそらく滑落の危険性は回避できそうです。登り切ると岩場ですが、梯子や鎖を使うのでまあ大丈夫でしょう。山頂についてほっと一息つき、赤嶽神社にお参りして山小屋まで下りました。
 翌日は5時前にスタートし、赤岳山頂からの展望を楽しみました。これまで2回登ってもガスや雲で展望がきかなかったのは、時間が遅いからだと分かりました。宿泊するといいことがあります。山岳部の中学生に別れを告げ、いよいよキレットを下ります。前日登ったせいか緊張はなく、ただただ用心して下ることを心掛けました。核心部の下りでは谷に背を向けて下ることもイメージしましたが、そこだけ前日と違う場所を下ったら心配するほどではなく下りられました。写真に載せたように、右の方の○印ではなく左の方の矢印に従うと歩きやすいです。ただし登るときに私は途中まで左の○印に気付かなかったので、下からでは見づらいのかも知れません。
 キレットを無事に下ると、あとは前日歩いたコースを辿ります。途中で岩場や鎖場もありますが、雨で濡れていたため要注意でした。もしもキレットも濡れていたら、難易度は確かにDでしょう。勇気ある撤退もあったかも知れません。落ちて死んでからでは考えられませんので。でも幸いなことに乾いていたため(ここは雨が降らなかったのかな)、心理的にはBくらいで済んだのは幸運でした。その後は権現岳に再び立ち寄り、その南側からthumb's upの頂上部を眺めて森を通り、観音平まで無事に辿り着けました。新品の靴でできた左の靴擦れと足裏の水ぶくれ3箇所、右手親指の爪の負傷程度で済んで。大満足の山行でした。
 キレットを歩くときは、落石対策としてヘルメットはあった方がいいです。落ちた石が砕ける様子を見て強く実感しました。帽子だけでは頭も割れちゃいますから。

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この記録に関連する登山ルート

積雪期ピークハント/縦走 八ヶ岳・蓼科 [2日]
編笠山〜ギボシ〜権現岳〜三ッ頭〜前三ツ頭〜天女山
利用交通機関: 車・バイク、 タクシー
技術レベル
3/5
体力レベル
5/5
ハイキング 八ヶ岳・蓼科 [日帰り]
編笠岳・権現岳(観音平駐車場から周回)
利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
2/5
体力レベル
4/5
無雪期ピークハント/縦走 八ヶ岳・蓼科 [2日]
権現岳→キレット→赤岳→美濃戸
利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
3/5
体力レベル
4/5

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