福田頭に登る

2014年05月25日(日) [日帰り]

• GPS: 04:55
• 距離: 7.0km
• 登り: 750m
• 下り: 467m

天候

曇り後晴れ

アクセス

利用交通機関：

バス

コース状況／危険箇所等

福田頭(1252.6)に登る

日時：2014年5月25日（日）　　　天気：曇り後晴れ

コース：福田頭登山口駐車場〜井西谷〜林道界谷小峠線〜林道登山口〜一の滝・二の滝・

三の滝〜大波（おおはの）峠〜福田頭（毛無山　1252.5）〜兎舞台頭〜「ブナ樹

林帯」〜福田頭下山口駐車場（大規模林道出合）



　10数年ぶりの福田頭（福田という集落の奥にある最高峰）、概念は掴んでいたものの登山

口までの道のりや山に入っての景観はすっかり忘れていた。登山口から渓谷沿いの道はと

もあれ稜線に出てから山頂を経て下山するまでブナやミズナラの自然林がこれほどまで素

晴らしかったとは思いも寄らず、今回最大の収穫。おまけに花の種類も多く、いろいろ教

えてもらっても覚える事が出来ない位だった。

いずれにしてもみずみずしい新緑の森と咲き乱れていた花々には驚きと感動の連続だっ

た。



　福田頭登山口駐車場から川沿い舗装路を東に向かって7〜8分歩くと右手に橋が架かり

これを渡る。田の中の広い道を歩くと熊？除けのゲートがあり、これを開けてしばらく歩

くと出口に出くわし、再びゲートを開けて熊除けから出る。すると幅の広い地道となり、

左に折れるとじき舗装路（林道）に出くわし、再び左に折れて山に向かう。3分ばかり歩く

と地道に変わり10分近く歩くとコンクリートの橋に出会い、これを渡ると再び舗装路とな

り「林道　界谷小峠線　幅員4.0m」の標識が立っていた。

　ここからさらに舗装路を10数分歩くと左へ大きくカーブし、舗装が終わった。ここには

栗の巨木があり、福田頭の大きな案内板もあり登山口となっていた（ここには駐車スペー

スもあり車での走行も可だが、福田頭の往復に限られる）。


　林道と別れて谷沿いの狭い登山道に入る。10数分で1m余りの川を左岸（上流から見て

左）から右岸へと渡る。すると一の滝分岐に出くわし、これを見送って杉林の斜面を谷に

沿って巻くように登る。そのうちトラロープが現れると二の滝は近い。その後二の滝や三

の滝を経て滝の上部に達すると所々ロープも現れるが、危険な所はほとんどない。三の滝

から10数分で何でこんな所にと思うような古い石垣の跡に出くわし、さらに20数分で水

飲み場に達する。登山道すぐ脇で冷たく美味しい水が流れ出ているので喉を潤したい所。

　ここから小沢と離れ、緩やかな斜面を10分足らず登ると稜線鞍部の大波（おおはの）峠

に出た（登山口から約50分足らず、大集団のため時間がかかった）。


　稜線に出ると周囲の景観も一変し、新緑の原生林がまぶしく冴え渡っていた。この鞍部

（峠）から福田頭まで約40分近上りが続くが、比較的きついのは1161mのピークから次

のピークまでの標高差50m余りの上り、約10分。後はなだらかな尾根歩きの連続でブナや

ミズナラなどの自然林を楽しみながら登ればそのうち山頂に達する。

　山頂は細長くそれほど広くはないが、30人位は楽に座れるスペースはある。展望は東方

面が開ける程度でそれほど良くない。


　山頂から向かって緩やかなアップダウンを繰り返しながら20分ばかり下ると小岩の散在

する兎舞台頭（何で兎舞台なのか不明）。ここから主尾根と別れて左の支尾根を下る。途中

樹間より吾妻山をはじめ比婆山連峰が見え隠れし、「ブナ樹林帯」の看板も現れる。

下るに従いどんどん急になり、支尾根と別れ昇竜の滝のある沢に向かって斜面を下る。

沢に出くわし沢伝いに10分足らず下ると舗装された大規模林道に出た（福田頭下山口

駐車場で山頂より1時間余り）。

今日の行程はここまでだが、車一台の場合は、登山口駐車場までこの舗装路を4�劼曚�

歩かねばならない。



（参考タイム）

福田頭登山口駐車場　（0.40）　栗の巨木のある林道登山口　（0.48）　稜線に出る（大

波峠）　（0.37）　福田頭　（0.19）　兎舞台頭　（0.45）　車道に出る（福田頭下山口

駐車場）

　したがって　上り　約2時間5分　　下り　約1時間5分

　ただし、車一台の場合、これに加え帰りに舗装路を約4�卻發�ねばならない。