ガスのち晴れの針ノ木岳

2022年08月28日(日) [日帰り]

• GPS: 08:22
• 距離: 10.0km
• 登り: 1,400m
• 下り: 1,380m

コースタイム

日帰り

• 山行: 4:34
• 休憩: 3:48
• 合計: 8:22

8:38 扇沢駅
9:08 大沢小屋
10:42 10:46 針ノ木小屋
11:27 14:57 針ノ木岳
15:21 15:22 針ノ木小屋
16:28 16:41 大沢小屋
17:00 扇沢駅

天候

霧雨→ガス→快晴

アクセス

利用交通機関：

自家用車

扇沢無料駐車場(第1)に駐車。
朝方雨が降っていた影響か8：30時点でも空き有りでした。

コース状況／危険箇所等

☆扇沢〜大沢小屋☆
作業道経由なら楽々アプローチ出来ます。堰堤には2段梯子あり。
篭川に掛かる橋も問題なく通れます。草刈りして頂いており頭が下がります。

☆大沢小屋〜針ノ木峠☆
雪渓ルートは崩落につき、全て高巻きルートになっています。
のどの高巻きは高度感ある岩の上り下りがあるので、滑落要注意。
ピンクテープを見失わないようにルートファインディングしましょう！

☆針ノ木峠〜針ノ木岳☆
快適な稜線歩きが楽しめます。綿毛のチングルマ、ウメバチソウ、トウヤクリンドウが綺麗でした。

その他周辺情報

そのまま帰宅。
温泉は大町温泉郷、葛温泉等多数あり。

写真

8/28 12:24

昼前から青空が広がる予報でしたが、昼過ぎてもガスガス海中撮影です。

8/28 13:08

秋の訪れを告げるトウヤクリンドウ。

8/28 13:27

時折ガスが抜けますが、雲が高くて稜線は埋もれています。

8/28 13:34

青空が広がって来ました！

8/28 14:11

雲上の孤島と化した蓮華岳。

8/28 14:19

越中側から急速に天気が回復して来ました。

8/28 14:21

五色ヶ原と越中沢岳。

8/28 14:31

立山も見えて来ました。

8/28 14:33

黒部湖と立山・剱岳。

8/28 14:35

雲纏う裏銀座の稜線もかっこいいです。

8/28 14:38

黒部湖を航行する遊覧船「ガルベ」平ノ渡しで下ろしてくれたら最高なのですが。

8/28 14:47

スバリ岳と赤沢岳が見えて来ました。

8/28 14:54

逆光の薬師岳。
もう15時前ですよ！

8/28 14:55

大波に飲まれる蓮華岳。

8/28 14:56

雲纏う剱岳。

8/28 14:58

スバリ岳と赤沢岳の稜線が素晴らしいです。

8/28 15:07

雲湧き立つスバリ岳と剱岳。

8/28 15:12

綿毛のチングルマ。すっかり秋ですね。

8/28 15:13

蓮華岳は雄大で美しいです。

8/28 15:16

槍穂も見えて来ました。

8/28 16:35

大沢小屋スタッフでもある池田町にあるカフェ「つきさむ」の店主が淹れるコーヒー。
東京・高円寺の「さわやこおふぃ」の珈琲豆を苔沢の湧き水で淹れたここだけの一杯です。

8/28 16:38

8月末までの営業です。

撮影機器：

E-M1MarkII OLYMPUS CORPORATION

装備

個人装備

長袖シャツ Tシャツ タイツ ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 日よけ帽子 靴 ザック ザックカバー 行動食 飲料 地図（地形図） ヘッドランプ 予備電池 GPS ファーストエイドキット 常備薬 日焼け止め 保険証 携帯 カメラ ポール

感想

Katsuma0628

28日の北アルプスは前線通過後の昼前から青空が広がる予報でした。
当初、七倉岳にトレーニングに行く予定でしたが、より標高を上げた方が晴れるのでは？！と思い、針ノ木岳に登る事にしました。
地元の防災訓練が終わった朝8時前に自宅を出発。
扇沢に着くと天気が悪く登山者が少なかった為、無料駐車場に難なく駐車。
2時間少々で針ノ木小屋に到着。気温は10℃を下回り、寒いので針ノ木岳へ向かいます。
頂上に着くと辺りはガスガス。予報では、標高2,200m以上は雲海を愉しめそうでしたが、時折晴れ間は出るものの、予想より雲が高く、稜線を覆ってしまっていました。
万事休すかと思いましたが、少しずつ雲が取れてゆく傾向で、引くに引けなくなってしまい、結果3時間半も頂上で粘る事に。
待った甲斐があり、ガスは晴れて立山・剱岳が現れ、眼下には黒部湖。
雲を纏って迫力を増したスバリ岳など、天気の変わり目ならではの素晴らしい景色に出会えました。
余りの絶景にアーベン撮影も頭をよぎりましたが、翌日仕事の為、即下山しました。
途中、大沢小屋に立ち寄り、池田町のカフェ「つきさむ」の店主が淹れたコーヒーを味わい下山しました。