温海嶽(山形百)：OQCパスで低山と名湯(あつみ温泉)巡り、半袖隊長、羽越本線駅から登山第4弾！

2022年09月13日(火) [日帰り]

• GPS: 06:16
• 距離: 14.3km
• 登り: 800m
• 下り: 800m

コースタイム

日帰り

• 山行: 5:23
• 休憩: 0:53
• 合計: 6:16

距離 14.3km 登り 807m 下り 810m

10:07 あつみ温泉駅
10:57 温海嶽登山口
11:17 11:22 古和清水
11:28 一ノ滝
11:52 二ノ滝
12:20 三ノ滝
12:43 12:44 橅の森遊歩道入口
13:38 13:56 温海嶽
14:13 一本杉
14:48 14:52 旧拝殿跡
14:57 引き返し地点
15:02 旧拝殿跡
15:14 平清水登山口
15:20 15:45 正面湯(共同浴場)
16:23 あつみ温泉駅

合計距離： 14.26km/ 最高点の標高： 732m/ 最低点の標高： -1m
累積標高（上り）： 800m/ 累積標高（下り）： 800m
★EK度数(地理院標高値)：26.26=14.26+(800÷100)+(800÷100÷2)
→→→判定「●EK24〜32未満　ふつう」
EK度数＝合計距離＋（累積標高上り÷100）＋（累積標高下り÷100÷2）
Thanks to murrenさん⇒
http://www.yamareco.com/modules/yamanote/detail.php?nid=142

【参考文献／記録】なし
　分県登山ガイド山形県の山(山と渓谷社)には非掲載

天候

曇が多かったものの晴れ…暑かった

アクセス

利用交通機関：

電車

【往路】地元駅新宿駅東京駅新潟駅あつみ温泉駅
(注)特急いなほ1号のダイヤ乱れにより、あつみ温泉駅にてコミュイティバスに乗り換えられず、(駅前常駐タクシーには乗らず)、登山口まで(約3km)歩いた
【復路】あつみ温泉駅1635いなほ5号新潟駅1810(emj:32)東京駅新宿駅お袋殿駅

コース状況／危険箇所等

コース状況【emj:158]】
　大きく三つに分けられる…��が厭らしい道です
　なお今夏の大雨・豪雨被害は特になかったとのことです
　�＿抗ぶ崚仍蓋�〜小菅野代分岐
　東海自然歩道の一部でもあり、道型・道標・小橋・梯子などよく整備されており、小滝を楽しみながら歩ける登山道で、一般的な注意事項で事足りる
　�⊂�菅野代分岐〜温海嶽
　「ブナの森遊歩道」として整備されているようで、道型は明確でアップダウンが緩やかな道だが、道標類は急に少なくなる
　�２抗ぶ屐訴神郷綸仍蓋�
　旧拝殿跡までは踏み跡の濃い一般的な登山道だが、それ以降は繁茂した夏草が道を蔽い尽くす鬱陶しい道
　よくよく足許を確認しながら歩くべし、特に最後は(30mほどと短いが)清水が染み出した悪路となる

★水場：3ヶ所(参照)…志和清水・漱(うがい)場の清水・平清水…どれも冷たくて美味い！！
★渡渉箇所：特になし…小橋で横断していく
★泥濘状況：平清水登山口に出る間際に清水が湧き出る難路あり
★積雪状況：なし
★蜘蛛の巣 [[wet-cloud]] ：全般を通じて多し

☆半袖 タイム：全行程
★半袖 出会い指数：非計測
☆半袖 驚かれ指数：非計測
★入山者：ゼロ…遭遇なし

その他周辺情報

★観光案内所：温海嶽登山マップを配布しています
★登山ﾎﾟｽﾄ：温海嶽登山口(管理舗装路との分岐点)
★ﾄｲﾚ：あつみ温泉駅、観光案内所
★携帯：ほぼ圏内だったかと思うが、気にならぬほど明瞭なコースだった
★飲・食料調達処：NewDays新潟駅
★酒類調達処：せず
★お土産処：NewDays新宿駅
★飲食店：寄らず
★温泉：あつみ温泉正面湯(300円)…三つある共同浴場のうち一つ
　無職透明な熱い熱い湯で、ほぼ掛け湯だけに終わりました(;'∀')
★宿泊施設：日帰り

写真

東京駅から始発とき301号で出発
上越新幹線は空いてます

新潟でいなほ1号に乗り換え
自由席は4割ほどの着席率

ダイヤ乱れのためあつみ温泉駅への到着遅延
予定したバスに乗れませんでした
常駐タクシーには乗らず、登山口へのロード選択

けっこう尖った山だな！
あれが温海嶽かと思っていたら…
南隣りの矢矧(やはず)山448mでした

こっちが温海嶽736mでした
ずんぐりした山体だなぁ

あつみ温泉街が見えて来ました
右手に流れるは温海川

観光案内所に立ち寄ります
登山道の最新状況を聞くためです

先日の豪雨被害は免れ異変はなしと
登山マップを頂きました

温泉街を抜けると温海嶽登山口
ここまでで既に汗ダラダラです

前半は東北自然歩道に指定されてる
…ってことは、予算あり⇒整備されているはず

鶴岡市の散歩道にも選定されている
この道標通り、最後は名湯でひとっ風呂の予定

出だしは杉林だが、やがて広葉樹に

ツリフネソウですね

ゴホゴホと湧き出る古和清水
顔ザブして一気飲み…美味し！

前半は小滝を巡る道
まず一の滝

登山者カードに記入
舗装路から山道に入る

沢筋に付けられた道
小橋を何度も渡る

苔滝

二の滝

出会いの滝
流れ落ちるが男滝
下で受けるが女滝

鉄梯子

お助けロープ

小橋が3連チャン
ちょっとワイルドになってきた

鶴見の滝

名無しの滝(1)
薄〜く岩肌を滑り落ちている

名無しの滝(2)
しっかりした二条の筋
名前があってもよさそうだが…

三の滝
これが最後の滝でした

足許が夏草に覆われ出した

君の名は？
⇒ジャコウソウ(多謝OBABAさま)

小菅野代分岐点
東北自然歩道は林道を横断する
温海嶽へ右へ

林道経由でも山頂に行けるが…
折角なのでブナの森遊歩道を歩く

なるほど…若木が多いんだね

電信柱も(笑)

並走する林道沿いに民家？別荘？

漱場の清水
水量豊富でグビグビ飲める

近くには水道栓も
捻ったら水が出ました(笑)

君の名は？
⇒クサボタン(多謝odaxさん)

君の名は？
⇒カシワバハグマ(多謝OBABAさま)

君の名は？
⇒アキチョウジ(多謝OBABAさま)

一時的にブナがなくなり…

笹に挟まれ…

林道に出るも、そのまま横断

すぐに作業道？に飛び出しました

晴れていれば…
雲がかってスッキリしません

そのまま作業道を行くのか？
…と思ったら、三度、茂みの中へ

そのまま登り切ると倉庫？
…かと思ったが、熊野神社でした

扉の中には登山ノート
拙者も記帳しました

温海嶽736mにトウチャコ
休憩ベンチが設置された小広い空間

360度の展望はないも180度はありました
しかし雲が多くて…山座同定不能

旧拝殿コースで下山します

登りよりは急傾斜ですが踏み跡は明確
明るい広葉樹の道でした

大樹も多い

大赤松は枯れていました
いや、落雷かも

逞しくさを感じます

お〜、なんとかホトトギスだ(^_^)v
この一輪だけでした
⇒ヤマジノホトトギス(多謝OBABAさま)

大杉…別名は婆杉
大樹ではなく巨樹に分類されますね

旧拝殿跡
社はなく石碑だけでした

平清水は岩間からちょろちょろ
これも美味かった！！

間違えて古和清水方面へ行ってしまいました

この道標を見て間違いに気付きました

戻って平清水登山口へ下ります

この先は夏草が生い茂り歩き辛い
足許を確認しながらユルユル

民家(廃屋)？の裏に出ました
この辺りは染み出た清水でぬかるんでいます

平清水登山口に戻って来ました
低山で暑かったためか「大変だった！感」が強かったです

おいおい、お前たちも夏バテかい？

共同浴場の一つ・正面湯で汗を流します
…が湯舟は熱過ぎて、ほとんど掛け湯で終わっちゃいました

温泉街には無料足湯もあります

萬國屋…創業三百余年の老舗旅館。
芭蕉や晶子など多くの文人墨客が訪れています

そこから出てきた鮮やかな浴衣姿のレディース
共同浴場に行くのでしょうか？

帰りも歩いて駅に向かいます
鶴岡市役所温海庁舎

列車まで余裕があるので日本海へ
これで"Summit to See"達成です

海辺から見たあつみ温泉駅

帰りも特急いなほ5号で
自由席は乗車率は1〜2割でした

次の日本海シリーズはここかな？
日本一短い山脈「櫛形山脈」
と言っても縦走すると丸々一日掛かりです

新潟からとき342号
自由席乗車率は意外にも7割程度でした

帰途にお袋殿の様子を見に行きます
土産は東京ばな奈…日本海とは無関係(笑)
お疲れさんどした<m(__)m>

感想

半袖隊長👕

【記録登録日：2022年9月23日(金)】

9月初旬から大人の休日俱楽部パス期間(9/5~9/14)が始まりました。
1号隊員の慰安温泉旅行を挟んで、ソロ山行3回目は山形県鶴岡市の温海嶽へ。
山麓に湧き出る温海(あつみ)温泉入浴とセット山行です。

以前から羽越本線に乗車する度に通る「あつみ温泉駅」はどんなところか？と興味を持っていましたが、お山はなさそうだしなぁ…と訪れる機会はありませんでした。
しかし過日、makoto1959さんの「温海嶽」山行記録を拝見したのを機に、アクセス方法等を調べたところ、あつみ温泉と温海嶽をセットで日帰り山行できそうなことが分かりました。

往路では列車と温泉へ行けるコミュニティバスの接続がバッチリ。
帰りは下山時刻次第で歩いてもいいし、バスに乗ってもいいし…と事前計画でした。
しかし好事魔多し…特急いなほがダイヤ乱れのため、あつみ温泉駅への到着が遅れ、予定していたバスは既に出発していました。
「ガ〜〜ン！」歩けば3km…40分ぐらいでしょう。
目の前には駅前に常駐するタクシーが一台。
「ど・ち・ら・に・し・よ・う・か・な」と花びら占いしたところ、「有無を言わさずロード」との結果となり、駅から登山をすることになりました。

新潟・山形県境では、8月下旬に集中豪雨に見舞われ、特に村上市坂町地区(新潟県)では荒川の氾濫で大きな被害が出ました。
あつみ温泉(山形県鶴岡市)は県境近くなので、登山道に何らかの被害があるのではと心配しましたが、直近で山行記録がアップされ、観光協会にも尋ねたところ「被害なし」とのことでした。

そこで安心して温海嶽を目指したわけですが、まだ残暑が残る蒸し暑い日で、駅から温泉までのロードだけで汗だく。

山中に入り、最初は小滝が連続する道でしたが、蒸し暑さは変わらず。
心配していた「蚊の大群」は既に姿を消していたのは幸いでした。
ブナの遊歩道まで登った辺りでようやく涼風を感じました。
登りの疲労感を下りでも引きずってしまい、想定していた以上に手強い山だった！との印象が残りました。
もっと紅葉を楽しめる時期に歩く方が好さそうですね。

最後に…あつみ温泉のお湯は熱かった！

【今回登った主な山】
温海嶽(あつみだけ)736m：初…山形百24/100・山岳標高1003山316/1059

お疲れさんどした<m(__)m>

　 隊長

【羽越本線　駅から登山シリーズ】
��2021年6月28日：八森山・高館山
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-3312738.html
��2021年9月15日：高坪山
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-3520232.html
��2022年6月29日：日本国
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-4444225.html

コメント

ゲスト

相変わらず元気に飛び回っておられますね〜。
羨ましい
花には反応してしまうOBABAですのでお節介します。
写真30番　ジャコウソウ、39番　カシワバハグマ、40番　アキチョウジ、
56番ヤマジノホトトギスだと思います。38番は？でした。

半袖隊長👕

OBABAさま
今読んでいる本だと…前頭葉の活動が鈍ると、体力・筋力の衰えに繋がるとのこと。
ゆえに意識的に、やや過剰に、動くようにしています。
でも油断すると…すぐに眠くなって「もう、いいや〜」と思ってしまいますよ。

花には鈍感な拙者…ご指導ありがとうございました。
早速、追記しました

　 隊長

odax

yamabeeryuさん、おはようございます、
温海嶽、数年前村上で工作活動した時狙ってた山の一つです。
ふーん、こんな感じなんですね。
君の名は？38のクルリンは、クサボタンでは？
形が面白いので、秋口の低山で探す花の一つです。

半袖隊長👕

odaxさん
御指南頂き有り難うございます。
早速、書き込みました
拙者の場合、目に入ったものを取り敢えず撮っておくけど、その後何もしないので、いつまで経っても知識が増えません。
あつみ温泉には興味があったものの、そこに山形百名山があるとは露とも知りませんでした。
岳ではなく嶽の字を使うことから、なんとなく霊山っぽさを感じました。
初夏あるいは錦秋の頃に行けば、もっと眺望や樹木を楽しめたのではないか…と思いました。
……って、中・低山だったら、どこでも同じですかね。
半袖隊長