双六岳、三俣蓮華岳
- GPS
- 22:11
- 距離
- 37.7km
- 登り
- 2,559m
- 下り
- 2,612m
コースタイム
- 山行
- 6:44
- 休憩
- 1:32
- 合計
- 8:16
- 山行
- 12:14
- 休憩
- 1:40
- 合計
- 13:54
過去天気図(気象庁) | 2022年09月の天気図 |
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アクセス |
写真
感想
3つの台風に囲まれさすがにどうかと思ったが意外にも登山日和の天気予報。連泊予定だったが現地判断で1泊に変更。二日間、穏やかな天気に恵まれ北アルプスを満喫できた。
今回初めて新穂高からスタートしたが駐車場事情が厳しいのに驚いた。木曜日の深夜0時に到着、台風も接近しているのでガラガラかと思いきや市営第三駐車場は満車、なんとか路肩に1台分のスペースを見つけて駐車することができた。車中泊している様子もないので不思議に思ったが、どうやら5〜6泊車を止めっぱなしで縦走している利用客が多いらしい。同行者は26時半に到着、市営第三駐車場は満車の表示が出されていたとのこと。同行者が止めたのはとんでもない場所にある駐車場。翌朝、登山道を歩き下りて観光センターにやってきた。下山後に駐車場まで登り返すのはさぞかしつらいことと思う。
双六小屋キャンプ場はフラットでテン泊しやすい。ロープを張る大きめの石が少ないので風が強い時はやや不安。飲料水は無料なので助かった。想像していたよりテント場のキャパが小さい。ここまで来ていっぱいだったら一体どうなるのだろうかと思った。自分にはテント泊装備を背負って他の小屋まで移動する余力はない。
双六岳は特に期待せずに登ったが非常に気に入った。山頂付近はだだっ広く、周囲の景観は素晴らしい。遠くの山まで見通せて自分の登ったことのある山を見つけると楽しい。なんといってもスター級の山がいくつも一望できるので目の保養になる。笠ヶ岳も見ることができた。望遠レンズを持ってきて穂高連峰や槍ヶ岳を観察したら面白そう。
三俣蓮華岳は今回のメインとなった。憧れの雲ノ平を一望に見れると楽しみにしていた。雲ノ平は期待を超える秘境感。これほど緑が深く、高低差が大きい土地だとは。鷲羽岳と祖父岳の間の深い谷など迫力があった。上の方には雲ノ平山荘が見えるが広大な景色の中であまりにも小さく見えた。雲ノ平の向こうには巨大な迫力ある山が。なんという山かと思ったらこれが有名は薬師岳。稜線を目でたどると劔岳まで続いていた。小説を読みながら何度も想像していた光景が目の前に現れ大きな感動だった。北アルプスのスケールの大きさを改めて感じた。次は見るだけではなく自分の足で周ってみたい。
昨年、表銀座から見た裏銀座が素晴らしく、今年は反対側から表銀座を見てやろうと思っていた。双六小屋に2泊し鷲羽岳や水晶岳まで行ってみる計画だったが台風接近で予定を短縮、三俣山荘までとなった。やはりもう少し先まで進んで真正面から表銀座を見たいと思った。
同行者はアルプス初めて、テン泊二回目。初日、バテて大幅に進行が遅れたうえに、両靴のソールが剥がれてしまった。準備不足、体力不足で危険と判断し鏡平山荘で別れ下山することになったが、夕方になって再び登り返しているという連絡が来た時には驚いた。日没ギリギリでテント場に現れホッとしたが・・・。二日目の下山中は早々に足が終わって下山の計画が大幅に遅れてしまった。最後の方では足で身体を支えきれず何度か横倒しになるなど危険な状況だった。幸い怪我無く下山できた。しかし周辺の温泉も食堂も営業終了していたのには参った。
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