ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 4693672
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
槍・穂高・乗鞍

双六岳、三俣蓮華岳

2022年09月16日(金) ~ 2022年09月17日(土)
 - 拍手
体力度
8
2~3泊以上が適当
GPS
22:11
距離
37.7km
登り
2,559m
下り
2,612m
歩くペース
標準
1.01.1
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
6:44
休憩
1:32
合計
8:16
距離 14.0km 登り 1,669m 下り 218m
7:19
7:20
15
7:35
12
7:47
7:48
18
8:06
8:10
21
8:31
8:32
55
9:27
9:37
21
9:58
24
10:22
10:23
44
11:07
11:08
69
12:17
12:19
1
12:20
13:17
45
14:02
14:04
14
14:18
12
14:30
21
14:51
14:58
0
14:58
2日目
山行
12:14
休憩
1:40
合計
13:54
距離 23.8km 登り 920m 下り 2,431m
5:53
17
6:15
6:16
52
7:08
7:14
17
7:31
7:32
28
8:00
27
8:27
8:46
6
8:52
8:53
29
9:22
9:55
36
10:31
10:32
82
11:54
11:55
5
12:00
11
12:11
12:18
56
13:14
36
13:50
12
14:02
14
14:16
14:18
44
15:02
15:04
2
15:06
35
15:41
15:42
21
16:03
16:09
16
16:25
16:35
12
16:47
16:48
67
17:55
17:56
19
18:15
10
18:25
13
18:38
16
18:54
17
19:27
19:30
9
19:47
ゴール地点
過去天気図(気象庁) 2022年09月の天気図
アクセス
観光センター。天気よし!
2022年09月16日 06:07撮影 by  GR DIGITAL 2 , RICOH
9/16 6:07
観光センター。天気よし!
P8に止めた同行者と合流。
2022年09月16日 06:29撮影 by  GR DIGITAL 2 , RICOH
9/16 6:29
P8に止めた同行者と合流。
登山道へ。しばらく歩きやすい道が続く。
2022年09月16日 06:55撮影 by  GR DIGITAL 2 , RICOH
9/16 6:55
登山道へ。しばらく歩きやすい道が続く。
わさび平小屋
2022年09月16日 08:00撮影 by  GR DIGITAL 2 , RICOH
9/16 8:00
わさび平小屋
小池新道入口
2022年09月16日 08:30撮影 by  GR DIGITAL 2 , RICOH
9/16 8:30
小池新道入口
緑も多く素敵な道
2022年09月16日 08:32撮影 by  GR DIGITAL 2 , RICOH
9/16 8:32
緑も多く素敵な道
石畳のように整備された道。往路は歩きやすかったが下山時は足に来た。
2022年09月16日 08:45撮影 by  GR DIGITAL 2 , RICOH
9/16 8:45
石畳のように整備された道。往路は歩きやすかったが下山時は足に来た。
秩父沢。顔と腕を洗った。
2022年09月16日 09:21撮影 by  GR DIGITAL 2 , RICOH
9/16 9:21
秩父沢。顔と腕を洗った。
イタドリヶ原
2022年09月16日 10:20撮影 by  GR DIGITAL 2 , RICOH
9/16 10:20
イタドリヶ原
シシウドヶ原
2022年09月16日 11:06撮影 by  GR DIGITAL 2 , RICOH
9/16 11:06
シシウドヶ原
同行者の靴のソールが剥がれた。この後はソールが取れてしまった。左足側もソールが浮いている。下山するとのことで別れる。
2022年09月16日 11:06撮影 by  GR DIGITAL 2 , RICOH
9/16 11:06
同行者の靴のソールが剥がれた。この後はソールが取れてしまった。左足側もソールが浮いている。下山するとのことで別れる。
鏡池手前の開けたところ。なかなか日差しが強く暑い。
2022年09月16日 11:37撮影 by  GR DIGITAL 2 , RICOH
9/16 11:37
鏡池手前の開けたところ。なかなか日差しが強く暑い。
鏡池到着。実に素晴らしかった。
2022年09月16日 12:12撮影 by  GR DIGITAL 2 , RICOH
9/16 12:12
鏡池到着。実に素晴らしかった。
鏡池山荘。かき氷を食べている人が大勢。
2022年09月16日 12:28撮影 by  GR DIGITAL 2 , RICOH
9/16 12:28
鏡池山荘。かき氷を食べている人が大勢。
一日限定10食のかき揚げうどん。ちょうど10人目だった。
2022年09月16日 12:28撮影 by  GR DIGITAL 2 , RICOH
1
9/16 12:28
一日限定10食のかき揚げうどん。ちょうど10人目だった。
鏡池山荘から先の素敵な登山道。ペースアップ。
2022年09月16日 13:45撮影 by  GR DIGITAL 2 , RICOH
9/16 13:45
鏡池山荘から先の素敵な登山道。ペースアップ。
あっという間に鏡平山荘が小さくなった。雲が降りてきた。
2022年09月16日 13:53撮影 by  GR DIGITAL 2 , RICOH
9/16 13:53
あっという間に鏡平山荘が小さくなった。雲が降りてきた。
弓折岳分岐。笠ヶ岳にも行ってみたい。
2022年09月16日 14:03撮影 by  GR DIGITAL 2 , RICOH
9/16 14:03
弓折岳分岐。笠ヶ岳にも行ってみたい。
上の方は白い。
2022年09月16日 14:15撮影 by  GR DIGITAL 2 , RICOH
9/16 14:15
上の方は白い。
やや険しい山道。
2022年09月16日 14:25撮影 by  GR DIGITAL 2 , RICOH
9/16 14:25
やや険しい山道。
切れ落ちたところもあった。
2022年09月16日 14:26撮影 by  GR DIGITAL 2 , RICOH
9/16 14:26
切れ落ちたところもあった。
くろゆりベンチ
2022年09月16日 14:29撮影 by  GR DIGITAL 2 , RICOH
9/16 14:29
くろゆりベンチ
双六小屋が見えてきた。テント場は余裕あり。
2022年09月16日 14:38撮影 by  GR DIGITAL 2 , RICOH
9/16 14:38
双六小屋が見えてきた。テント場は余裕あり。
平日でも結構な人。
2022年09月16日 14:52撮影 by  GR DIGITAL 2 , RICOH
9/16 14:52
平日でも結構な人。
連泊予定。明日は台風接近で風が強くなるのでしっかり固定。石を運んでくるのが大変だった。
2022年09月16日 15:31撮影 by  GR DIGITAL 2 , RICOH
9/16 15:31
連泊予定。明日は台風接近で風が強くなるのでしっかり固定。石を運んでくるのが大変だった。
北側には鷲羽岳が見える。
2022年09月16日 15:38撮影 by  GR DIGITAL 2 , RICOH
9/16 15:38
北側には鷲羽岳が見える。
西鎌尾根は壁のようにそそり立っていた。
2022年09月16日 15:38撮影 by  GR DIGITAL 2 , RICOH
9/16 15:38
西鎌尾根は壁のようにそそり立っていた。
マッシュポテト。疲れた時にも食べやすいしうまい!
2022年09月16日 16:35撮影 by  GR DIGITAL 2 , RICOH
9/16 16:35
マッシュポテト。疲れた時にも食べやすいしうまい!
なんと日没直前になって同行者が引き返してきた。ソールが剥がれても歩けるとのこと。大丈夫か?
2022年09月16日 18:13撮影 by  GR DIGITAL 2 , RICOH
9/16 18:13
なんと日没直前になって同行者が引き返してきた。ソールが剥がれても歩けるとのこと。大丈夫か?
モンベルのデミグラリゾット。熱湯3分で食べれるのがいい。
新品のガス缶、買ったときから量が少ないと思ったら少しガス漏れしている。
2022年09月16日 18:56撮影 by  GR DIGITAL 2 , RICOH
1
9/16 18:56
モンベルのデミグラリゾット。熱湯3分で食べれるのがいい。
新品のガス缶、買ったときから量が少ないと思ったら少しガス漏れしている。
夜食はマイバスで買ってきたナッツ&フルーツ。うまいし量もちょうといい。
2022年09月16日 19:52撮影 by  GR DIGITAL 2 , RICOH
1
9/16 19:52
夜食はマイバスで買ってきたナッツ&フルーツ。うまいし量もちょうといい。
4時起床。朝ごはんは塩昆布。まあ、うまくもまずくもない。アルファ米が2食続くと味気ない。
2022年09月17日 04:43撮影 by  GR DIGITAL 2 , RICOH
1
9/17 4:43
4時起床。朝ごはんは塩昆布。まあ、うまくもまずくもない。アルファ米が2食続くと味気ない。
西鎌尾根の中ほどから太陽が出てくる。
2022年09月17日 05:22撮影 by  GR DIGITAL 2 , RICOH
1
9/17 5:22
西鎌尾根の中ほどから太陽が出てくる。
テント場側の空もキレイな色になっていた。
2022年09月17日 05:21撮影 by  GR DIGITAL 2 , RICOH
1
9/17 5:21
テント場側の空もキレイな色になっていた。
西鎌尾根行ってみたい。
2022年09月17日 06:03撮影 by  GR DIGITAL 2 , RICOH
1
9/17 6:03
西鎌尾根行ってみたい。
巻道分岐。ここから見ると巻道は一見素敵な道に見えた。この時は帰路歩くのを楽しみにしていた。
2022年09月17日 06:08撮影 by  GR DIGITAL 2 , RICOH
1
9/17 6:08
巻道分岐。ここから見ると巻道は一見素敵な道に見えた。この時は帰路歩くのを楽しみにしていた。
西鎌尾根に気を取られていたが遠くに昨年歩いた表銀座が見えた。
2022年09月17日 06:22撮影 by  GR DIGITAL 2 , RICOH
9/17 6:22
西鎌尾根に気を取られていたが遠くに昨年歩いた表銀座が見えた。
鷲羽岳。本日のルートでは一番存在感のある山だった。
2022年09月17日 06:23撮影 by  GR DIGITAL 2 , RICOH
9/17 6:23
鷲羽岳。本日のルートでは一番存在感のある山だった。
双六岳を登っていくと広々とした空間が。
2022年09月17日 06:46撮影 by  GR DIGITAL 2 , RICOH
9/17 6:46
双六岳を登っていくと広々とした空間が。
双六岳山頂。景色がよい。
2022年09月17日 07:00撮影 by  GR DIGITAL 2 , RICOH
9/17 7:00
双六岳山頂。景色がよい。
黒部五郎岳。
2022年09月17日 07:08撮影 by  GR DIGITAL 2 , RICOH
9/17 7:08
黒部五郎岳。
これから向かう三俣蓮華岳に続く道。
2022年09月17日 07:08撮影 by  GR DIGITAL 2 , RICOH
9/17 7:08
これから向かう三俣蓮華岳に続く道。
中道稜線分岐。
2022年09月17日 07:30撮影 by  GR DIGITAL 2 , RICOH
9/17 7:30
中道稜線分岐。
きれいな稜線が続く。アップダウンもきつくなく気持ちよい山歩き。このあたりの稜線は明後日には風速30m以上になる予報。
2022年09月17日 08:02撮影 by  GR DIGITAL 2 , RICOH
9/17 8:02
きれいな稜線が続く。アップダウンもきつくなく気持ちよい山歩き。このあたりの稜線は明後日には風速30m以上になる予報。
三国境。富山県に足を踏み入れてみた。ずいぶん遠くに来たもんだ。
2022年09月17日 08:17撮影 by  GR DIGITAL 2 , RICOH
9/17 8:17
三国境。富山県に足を踏み入れてみた。ずいぶん遠くに来たもんだ。
ついに雲ノ平を見ることができた。いつか行きたい。その向こうの薬師岳は存在感がすごい。
2022年09月17日 08:18撮影 by  GR DIGITAL 2 , RICOH
9/17 8:18
ついに雲ノ平を見ることができた。いつか行きたい。その向こうの薬師岳は存在感がすごい。
三俣蓮華岳山頂。
2022年09月17日 08:21撮影 by  GR DIGITAL 2 , RICOH
9/17 8:21
三俣蓮華岳山頂。
鷲羽岳と祖父岳に挟まれた黒部源流。
2022年09月17日 08:30撮影 by  GR DIGITAL 2 , RICOH
9/17 8:30
鷲羽岳と祖父岳に挟まれた黒部源流。
歩いてきた道を振り返る。笠ヶ岳が見えた。
2022年09月17日 08:41撮影 by  GR DIGITAL 2 , RICOH
9/17 8:41
歩いてきた道を振り返る。笠ヶ岳が見えた。
三俣峠。三俣蓮華岳からはそこそこ足場の悪い急坂だった。
2022年09月17日 08:51撮影 by  GR DIGITAL 2 , RICOH
9/17 8:51
三俣峠。三俣蓮華岳からはそこそこ足場の悪い急坂だった。
硫黄岳。その向こうに表銀座が一望。
2022年09月17日 08:52撮影 by  GR DIGITAL 2 , RICOH
9/17 8:52
硫黄岳。その向こうに表銀座が一望。
三俣山荘。当初は来週裏銀座縦走でテン泊する予定だった。
2022年09月17日 09:21撮影 by  GR DIGITAL 2 , RICOH
9/17 9:21
三俣山荘。当初は来週裏銀座縦走でテン泊する予定だった。
食堂からは素晴らしい景色。
2022年09月17日 09:25撮影 by  GR DIGITAL 2 , RICOH
9/17 9:25
食堂からは素晴らしい景色。
感じの良い素敵な小屋。黒部の山賊は何度も読んでいるが自分の頭の中に描いていたイメージと全然違った。
2022年09月17日 09:26撮影 by  GR DIGITAL 2 , RICOH
1
9/17 9:26
感じの良い素敵な小屋。黒部の山賊は何度も読んでいるが自分の頭の中に描いていたイメージと全然違った。
ジビエ丼。他のお客さんはケーキを食べたり入れたてのコーヒーを飲んだりしている。なんて素晴らしい喫茶店なんだ。次回が楽しみ。
2022年09月17日 09:29撮影 by  GR DIGITAL 2 , RICOH
1
9/17 9:29
ジビエ丼。他のお客さんはケーキを食べたり入れたてのコーヒーを飲んだりしている。なんて素晴らしい喫茶店なんだ。次回が楽しみ。
さりげなく雲ノ平に続く小道があった。看板も素敵。また来たい。
2022年09月17日 09:56撮影 by  GR DIGITAL 2 , RICOH
9/17 9:56
さりげなく雲ノ平に続く小道があった。看板も素敵。また来たい。
三俣蓮華岳の斜面は結構切り立っている。登山道が付いているのが見える。
2022年09月17日 10:33撮影 by  GR DIGITAL 2 , RICOH
9/17 10:33
三俣蓮華岳の斜面は結構切り立っている。登山道が付いているのが見える。
復路は巻道。遠くから見ると素敵な小道だが実際はガレた歩きにくい道。展望もないし、風もないので暑い。
2022年09月17日 10:52撮影 by  GR DIGITAL 2 , RICOH
9/17 10:52
復路は巻道。遠くから見ると素敵な小道だが実際はガレた歩きにくい道。展望もないし、風もないので暑い。
なんかスゴイ岩場。巻道って楽をするための道という先入観があったが違ったらしい。
2022年09月17日 11:17撮影 by  GR DIGITAL 2 , RICOH
9/17 11:17
なんかスゴイ岩場。巻道って楽をするための道という先入観があったが違ったらしい。
分岐に戻ってきた。巻道はもう二度と使わん。
2022年09月17日 11:55撮影 by  GR DIGITAL 2 , RICOH
9/17 11:55
分岐に戻ってきた。巻道はもう二度と使わん。
双六小屋、テント場、双六池、登山道が細長い立地に並んでいる。
2022年09月17日 12:03撮影 by  GR DIGITAL 2 , RICOH
9/17 12:03
双六小屋、テント場、双六池、登山道が細長い立地に並んでいる。
テント場は大分空いている。せっかく連泊の予定だったが風にやられるのは危険なので撤収。しかし、こんな日に登ってきてテント張る人も結構多い。
2022年09月17日 12:21撮影 by  GR DIGITAL 2 , RICOH
9/17 12:21
テント場は大分空いている。せっかく連泊の予定だったが風にやられるのは危険なので撤収。しかし、こんな日に登ってきてテント張る人も結構多い。
槍ヶ岳に雲がかかりだしたと思ったら霧雨。レインコートを着ている登山者もいた。
2022年09月17日 13:33撮影 by  GR DIGITAL 2 , RICOH
9/17 13:33
槍ヶ岳に雲がかかりだしたと思ったら霧雨。レインコートを着ている登山者もいた。
夕方になると晴れていた。
2022年09月17日 16:54撮影 by  GR DIGITAL 2 , RICOH
9/17 16:54
夕方になると晴れていた。
同行者がふらふらになりちっとも進まない。17時新穂高の予定がまだこんなところ。後10分で日没。
2022年09月17日 17:54撮影 by  GR DIGITAL 2 , RICOH
9/17 17:54
同行者がふらふらになりちっとも進まない。17時新穂高の予定がまだこんなところ。後10分で日没。
わさび平小屋で真っ暗になりヘッドライトで下山。周辺の温泉や食堂の営業時間に間に合わず。
2022年09月17日 19:14撮影 by  GR DIGITAL 2 , RICOH
9/17 19:14
わさび平小屋で真っ暗になりヘッドライトで下山。周辺の温泉や食堂の営業時間に間に合わず。
松本の温泉に到着。23時まで。ドリンクバーが飲みたいがガストはどこも23時半で終了。26時まで営業しているビッグボーイを見つけた。
2022年09月17日 22:02撮影 by  GR DIGITAL 2 , RICOH
9/17 22:02
松本の温泉に到着。23時まで。ドリンクバーが飲みたいがガストはどこも23時半で終了。26時まで営業しているビッグボーイを見つけた。
撮影機器:

感想

3つの台風に囲まれさすがにどうかと思ったが意外にも登山日和の天気予報。連泊予定だったが現地判断で1泊に変更。二日間、穏やかな天気に恵まれ北アルプスを満喫できた。

今回初めて新穂高からスタートしたが駐車場事情が厳しいのに驚いた。木曜日の深夜0時に到着、台風も接近しているのでガラガラかと思いきや市営第三駐車場は満車、なんとか路肩に1台分のスペースを見つけて駐車することができた。車中泊している様子もないので不思議に思ったが、どうやら5〜6泊車を止めっぱなしで縦走している利用客が多いらしい。同行者は26時半に到着、市営第三駐車場は満車の表示が出されていたとのこと。同行者が止めたのはとんでもない場所にある駐車場。翌朝、登山道を歩き下りて観光センターにやってきた。下山後に駐車場まで登り返すのはさぞかしつらいことと思う。

双六小屋キャンプ場はフラットでテン泊しやすい。ロープを張る大きめの石が少ないので風が強い時はやや不安。飲料水は無料なので助かった。想像していたよりテント場のキャパが小さい。ここまで来ていっぱいだったら一体どうなるのだろうかと思った。自分にはテント泊装備を背負って他の小屋まで移動する余力はない。

双六岳は特に期待せずに登ったが非常に気に入った。山頂付近はだだっ広く、周囲の景観は素晴らしい。遠くの山まで見通せて自分の登ったことのある山を見つけると楽しい。なんといってもスター級の山がいくつも一望できるので目の保養になる。笠ヶ岳も見ることができた。望遠レンズを持ってきて穂高連峰や槍ヶ岳を観察したら面白そう。

三俣蓮華岳は今回のメインとなった。憧れの雲ノ平を一望に見れると楽しみにしていた。雲ノ平は期待を超える秘境感。これほど緑が深く、高低差が大きい土地だとは。鷲羽岳と祖父岳の間の深い谷など迫力があった。上の方には雲ノ平山荘が見えるが広大な景色の中であまりにも小さく見えた。雲ノ平の向こうには巨大な迫力ある山が。なんという山かと思ったらこれが有名は薬師岳。稜線を目でたどると劔岳まで続いていた。小説を読みながら何度も想像していた光景が目の前に現れ大きな感動だった。北アルプスのスケールの大きさを改めて感じた。次は見るだけではなく自分の足で周ってみたい。

昨年、表銀座から見た裏銀座が素晴らしく、今年は反対側から表銀座を見てやろうと思っていた。双六小屋に2泊し鷲羽岳や水晶岳まで行ってみる計画だったが台風接近で予定を短縮、三俣山荘までとなった。やはりもう少し先まで進んで真正面から表銀座を見たいと思った。

同行者はアルプス初めて、テン泊二回目。初日、バテて大幅に進行が遅れたうえに、両靴のソールが剥がれてしまった。準備不足、体力不足で危険と判断し鏡平山荘で別れ下山することになったが、夕方になって再び登り返しているという連絡が来た時には驚いた。日没ギリギリでテント場に現れホッとしたが・・・。二日目の下山中は早々に足が終わって下山の計画が大幅に遅れてしまった。最後の方では足で身体を支えきれず何度か横倒しになるなど危険な状況だった。幸い怪我無く下山できた。しかし周辺の温泉も食堂も営業終了していたのには参った。

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:149人

コメント

まだコメントはありません
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

技術レベル
2/5
体力レベル
4/5
無雪期ピークハント/縦走 槍・穂高・乗鞍 [3日]
技術レベル
3/5
体力レベル
5/5
無雪期ピークハント/縦走 槍・穂高・乗鞍 [2日]
技術レベル
4/5
体力レベル
5/5
無雪期ピークハント/縦走 槍・穂高・乗鞍 [5日]
笠ヶ岳・水晶岳
利用交通機関:
技術レベル
3/5
体力レベル
3/5

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら