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Yamareco

記録ID: 476304
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
剱・立山

黒部五郎岳●折立から日帰りピストン●ガッツリ歩いた32kmの旅●climb

2014年07月12日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
7
1~2泊以上が適当
GPS
13:16
距離
31.2km
登り
2,332m
下り
2,319m
歩くペース
速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

3:40折立登山口出発
4:50三角点
5:45五光岩
6:20太郎平小屋
7:51北ノ俣岳
8:41赤木岳
10:38黒部五郎山頂
12:24赤木岳
13:08北ノ俣岳
14:12太郎平小屋
14:50五光岩
15:39三角点
16:26無事下山
天候 快晴
過去天気図(気象庁) 2014年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
折立への有峰林道はAM6:00〜PM8:00まで通れます。
料金:1900円。
工事個所が何箇所かありました。片側交互通行で5分くらい待たせられる信号もあります。
折立には、かなりの駐車場、トイレ、テント場があります。
コース状況/
危険箇所等
●折立登山口〜太郎平小屋
小屋手前に残雪が残りますが、まったく問題ありません。
ルート上で迷うような箇所は、ありません。

●太郎平小屋〜北ノ俣岳
北ノ俣岳手前に長い残雪区間あり。
ガスっている時は、方向を見失いやすいと思う。

●北ノ俣岳〜黒部五郎岳山頂
赤木岳前後の区間で残雪あり。
短いですが、やはりガスっているとルートロスの可能性あり。
五郎ノ肩から黒部五郎小屋へは、案内板で稜線ルートを推奨されていました。(カールルートは、残雪で不明瞭だそうです)

全般的に良く整備されていました。
北ノ俣手前にあるはずの飛越新道との分岐が分かりませんでした。
アイゼンなど必要な箇所はありません。
踏み跡などなかったのでガスっていたら注意です。

下山後は、いつもの白樺ハイツに行きました。
有峰のゲートを通過するとすぐです。
この温泉は、源泉掛け流しで濃度も濃いのでお気に入りです。
http://www.shirakaba-toyama.com/

登山ポストは太郎平小屋になります。(登山相談書設置)
前日夜の有峰湖
2014年07月11日 19:35撮影 by  DMC-TZ40, Panasonic
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7/11 19:35
前日夜の有峰湖
いざ出発。
2014年07月12日 03:26撮影 by  DMC-TZ40, Panasonic
7/12 3:26
いざ出発。
五代目アラレちゃん
2014年07月12日 04:15撮影 by  DMC-TZ40, Panasonic
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7/12 4:15
五代目アラレちゃん
三角点到着
2014年07月12日 04:39撮影 by  DMC-TZ40, Panasonic
7/12 4:39
三角点到着
途中、北ノ俣方面
2014年07月12日 05:32撮影 by  DMC-TZ40, Panasonic
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7/12 5:32
途中、北ノ俣方面
五光岩から見る薬師岳
2014年07月12日 05:35撮影 by  DMC-TZ40, Panasonic
7/12 5:35
五光岩から見る薬師岳
池塘からの北ノ俣岳
2014年07月12日 05:37撮影 by  DMC-TZ40, Panasonic
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7/12 5:37
池塘からの北ノ俣岳
太郎平方面がガスってきた。
2014年07月12日 05:41撮影 by  DMC-TZ40, Panasonic
7/12 5:41
太郎平方面がガスってきた。
今日は本当に晴れなのか?
2014年07月12日 06:04撮影 by  DMC-TZ40, Panasonic
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7/12 6:04
今日は本当に晴れなのか?
小屋もこの有様。突然小屋が現れた感じでした。
2014年07月12日 06:09撮影 by  DMC-TZ40, Panasonic
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7/12 6:09
小屋もこの有様。突然小屋が現れた感じでした。
太郎小屋受付です。
2014年07月12日 06:10撮影 by  DMC-TZ40, Panasonic
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7/12 6:10
太郎小屋受付です。
分岐点標柱。ここから9kmと書いてある。ガスっているし薬師岳に変更しようかと気持ちが揺れる。
2014年07月12日 20:45撮影 by  DMC-TZ40, Panasonic
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7/12 20:45
分岐点標柱。ここから9kmと書いてある。ガスっているし薬師岳に変更しようかと気持ちが揺れる。
小屋前から薬師岳方向を写す。
2014年07月12日 06:23撮影 by  DMC-TZ40, Panasonic
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7/12 6:23
小屋前から薬師岳方向を写す。
左は、雲の平方面。右を進む。
2014年07月12日 06:25撮影 by  DMC-TZ40, Panasonic
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7/12 6:25
左は、雲の平方面。右を進む。
太郎山分岐点
2014年07月12日 06:30撮影 by  DMC-TZ40, Panasonic
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7/12 6:30
太郎山分岐点
太郎山山頂
2014年07月12日 06:31撮影 by  DMC-TZ40, Panasonic
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7/12 6:31
太郎山山頂
なんとなく晴れてきたような。しかし幻想空間だ。
2014年07月12日 06:37撮影 by  DMC-TZ40, Panasonic
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7/12 6:37
なんとなく晴れてきたような。しかし幻想空間だ。
お〜 抜けてきたぞ。
2014年07月12日 06:39撮影 by  DMC-TZ40, Panasonic
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7/12 6:39
お〜 抜けてきたぞ。
青空が!!
2014年07月12日 06:40撮影 by  DMC-TZ40, Panasonic
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7/12 6:40
青空が!!
素晴らしいトレイル。
2014年07月12日 06:44撮影 by  DMC-TZ40, Panasonic
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7/12 6:44
素晴らしいトレイル。
振り返ると多数の池塘があったんですね〜
2014年07月12日 06:53撮影 by  DMC-TZ40, Panasonic
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7/12 6:53
振り返ると多数の池塘があったんですね〜
ガスが抜けてきて、とても幻想的な薬師岳。
2014年07月12日 06:55撮影 by  DMC-TZ40, Panasonic
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7/12 6:55
ガスが抜けてきて、とても幻想的な薬師岳。
槍ヶ岳が見えてきた。
2014年07月12日 07:24撮影 by  DMC-TZ40, Panasonic
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7/12 7:24
槍ヶ岳が見えてきた。
本日のターゲット黒五も見えてきた。右は、笠ヶ岳
2014年07月12日 07:25撮影 by  DMC-TZ40, Panasonic
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7/12 7:25
本日のターゲット黒五も見えてきた。右は、笠ヶ岳
黒五と左には、槍ヶ岳
2014年07月12日 07:25撮影 by  DMC-TZ40, Panasonic
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7/12 7:25
黒五と左には、槍ヶ岳
北ノ俣山頂も見えてきた。
2014年07月12日 07:26撮影 by  DMC-TZ40, Panasonic
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7/12 7:26
北ノ俣山頂も見えてきた。
薬師岳の左側に剣が顔を出す。
2014年07月12日 07:44撮影 by  DMC-TZ40, Panasonic
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7/12 7:44
薬師岳の左側に剣が顔を出す。
もうすぐ山頂。
2014年07月12日 07:45撮影 by  DMC-TZ40, Panasonic
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7/12 7:45
もうすぐ山頂。
下には、有峰湖
2014年07月12日 07:50撮影 by  DMC-TZ40, Panasonic
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7/12 7:50
下には、有峰湖
北ノ俣岳山頂到着。
山頂標柱からバックには、水晶・鷲羽・三俣・大天井・槍が見える。ここまででも十分満足な感じ。
2014年07月12日 07:51撮影 by  DMC-TZ40, Panasonic
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7/12 7:51
北ノ俣岳山頂到着。
山頂標柱からバックには、水晶・鷲羽・三俣・大天井・槍が見える。ここまででも十分満足な感じ。
山頂から黒部五朗ー笠ヶ岳ー乗鞍ー御嶽のカルテット。
2014年07月12日 07:52撮影 by  DMC-TZ40, Panasonic
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7/12 7:52
山頂から黒部五朗ー笠ヶ岳ー乗鞍ー御嶽のカルテット。
山頂から薬師岳
2014年07月12日 07:53撮影 by  DMC-TZ40, Panasonic
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7/12 7:53
山頂から薬師岳
山頂から黒部五郎ー槍ヶ岳の2ショット。
2014年07月12日 07:54撮影 by  DMC-TZ40, Panasonic
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7/12 7:54
山頂から黒部五郎ー槍ヶ岳の2ショット。
山頂から大天井ー三俣ー槍ヶ岳
2014年07月12日 07:54撮影 by  DMC-TZ40, Panasonic
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7/12 7:54
山頂から大天井ー三俣ー槍ヶ岳
朝食後のおやつでどら焼き
2014年07月12日 07:57撮影 by  DMC-TZ40, Panasonic
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7/12 7:57
朝食後のおやつでどら焼き
下山開始だが、気になってもう一度、黒部五朗ー笠ヶ岳ー乗鞍ー御嶽のカルテットを写す。
2014年07月12日 08:08撮影 by  DMC-TZ40, Panasonic
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7/12 8:08
下山開始だが、気になってもう一度、黒部五朗ー笠ヶ岳ー乗鞍ー御嶽のカルテットを写す。
まだまだ遠いな〜
2014年07月12日 08:16撮影 by  DMC-TZ40, Panasonic
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7/12 8:16
まだまだ遠いな〜
赤木岳を目指す。
2014年07月12日 08:21撮影 by  DMC-TZ40, Panasonic
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7/12 8:21
赤木岳を目指す。
赤木岳到着
2014年07月12日 08:41撮影 by  DMC-TZ40, Panasonic
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7/12 8:41
赤木岳到着
前後に多少残雪あり。
2014年07月12日 08:42撮影 by  DMC-TZ40, Panasonic
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7/12 8:42
前後に多少残雪あり。
赤木岳の下り。
2014年07月12日 08:45撮影 by  DMC-TZ40, Panasonic
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7/12 8:45
赤木岳の下り。
黒部五郎岳の存在感が凄かった。
2014年07月12日 09:00撮影 by  DMC-TZ40, Panasonic
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7/12 9:00
黒部五郎岳の存在感が凄かった。
池塘のバックに薬師岳
2014年07月12日 09:08撮影 by  DMC-TZ40, Panasonic
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7/12 9:08
池塘のバックに薬師岳
振り返るといま歩いてきた山々。
2014年07月12日 09:21撮影 by  DMC-TZ40, Panasonic
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7/12 9:21
振り返るといま歩いてきた山々。
途中、水晶・鷲羽を撮る。
2014年07月12日 09:37撮影 by  DMC-TZ40, Panasonic
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7/12 9:37
途中、水晶・鷲羽を撮る。
しかし長い。山頂へ取りつくのに時間が掛かります。
2014年07月12日 09:47撮影 by  DMC-TZ40, Panasonic
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7/12 9:47
しかし長い。山頂へ取りつくのに時間が掛かります。
ここを下るとようやく取りつきかな。
2014年07月12日 09:52撮影 by  DMC-TZ40, Panasonic
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7/12 9:52
ここを下るとようやく取りつきかな。
ここから取りつく。思ったよりも急ではない。
2014年07月12日 09:58撮影 by  DMC-TZ40, Panasonic
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7/12 9:58
ここから取りつく。思ったよりも急ではない。
振り返ると帰りが大変だと感じました。
2014年07月12日 10:05撮影 by  DMC-TZ40, Panasonic
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7/12 10:05
振り返ると帰りが大変だと感じました。
肩までは、岩ゴロのルート。
2014年07月12日 10:10撮影 by  DMC-TZ40, Panasonic
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7/12 10:10
肩までは、岩ゴロのルート。
北ノ俣〜薬師岳。雄大です。
2014年07月12日 10:13撮影 by  DMC-TZ40, Panasonic
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7/12 10:13
北ノ俣〜薬師岳。雄大です。
この案内板を設置されていました。
2014年07月12日 10:50撮影 by  DMC-TZ40, Panasonic
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7/12 10:50
この案内板を設置されていました。
肩から槍ヶ岳〜穂高連山。大キレットも見える
2014年07月12日 10:26撮影 by  DMC-TZ40, Panasonic
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7/12 10:26
肩から槍ヶ岳〜穂高連山。大キレットも見える
鷲羽岳
2014年07月12日 10:27撮影 by  DMC-TZ40, Panasonic
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7/12 10:27
鷲羽岳
水晶岳。
2014年07月12日 10:27撮影 by  DMC-TZ40, Panasonic
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7/12 10:27
水晶岳。
後は、山頂を目指すだけ。
2014年07月12日 10:28撮影 by  DMC-TZ40, Panasonic
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7/12 10:28
後は、山頂を目指すだけ。
槍〜穂高
2014年07月12日 10:28撮影 by  DMC-TZ40, Panasonic
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7/12 10:28
槍〜穂高
あと少しで山頂
2014年07月12日 10:35撮影 by  DMC-TZ40, Panasonic
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7/12 10:35
あと少しで山頂
無事ピークハント。下には、五郎のゴーロ。
2014年07月12日 10:38撮影 by  DMC-TZ40, Panasonic
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7/12 10:38
無事ピークハント。下には、五郎のゴーロ。
誰もいないのでセルフで撮影。
2014年07月12日 10:40撮影 by  DMC-TZ40, Panasonic
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7/12 10:40
誰もいないのでセルフで撮影。
下山時にもう一度ピーク方面を撮影
2014年07月12日 11:16撮影 by  DMC-TZ40, Panasonic
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7/12 11:16
下山時にもう一度ピーク方面を撮影
赤木岳への登りが堪える。
2014年07月12日 11:51撮影 by  DMC-TZ40, Panasonic
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7/12 11:51
赤木岳への登りが堪える。
立山。
2014年07月12日 12:12撮影 by  DMC-TZ40, Panasonic
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7/12 12:12
立山。
赤木岳。
2014年07月12日 12:24撮影 by  DMC-TZ40, Panasonic
1
7/12 12:24
赤木岳。
北ノ俣への登りもきつかった。
2014年07月12日 13:03撮影 by  DMC-TZ40, Panasonic
1
7/12 13:03
北ノ俣への登りもきつかった。
北ノ俣からバックに薬師岳。
2014年07月12日 13:08撮影 by  DMC-TZ40, Panasonic
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7/12 13:08
北ノ俣からバックに薬師岳。
北ノ俣周辺の残雪区間。ガス時は注意。
2014年07月12日 13:25撮影 by  DMC-TZ40, Panasonic
1
7/12 13:25
北ノ俣周辺の残雪区間。ガス時は注意。
太郎小屋が見えてきた。
2014年07月12日 13:30撮影 by  DMC-TZ40, Panasonic
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7/12 13:30
太郎小屋が見えてきた。
沢山の池塘。
2014年07月12日 13:34撮影 by  DMC-TZ40, Panasonic
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7/12 13:34
沢山の池塘。
太郎平小屋と薬師岳。
2014年07月12日 13:40撮影 by  DMC-TZ40, Panasonic
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7/12 13:40
太郎平小屋と薬師岳。
長いトレイルと池塘が癒される。
2014年07月12日 13:53撮影 by  DMC-TZ40, Panasonic
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7/12 13:53
長いトレイルと池塘が癒される。
この区間は、最高でした。
2014年07月12日 13:54撮影 by  DMC-TZ40, Panasonic
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7/12 13:54
この区間は、最高でした。
木道の先には、薬師岳が待っててくれる。
2014年07月12日 14:00撮影 by  DMC-TZ40, Panasonic
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7/12 14:00
木道の先には、薬師岳が待っててくれる。
なんとかここまで戻れた。
2014年07月12日 14:08撮影 by  DMC-TZ40, Panasonic
2
7/12 14:08
なんとかここまで戻れた。
小屋到着。
2014年07月12日 14:11撮影 by  DMC-TZ40, Panasonic
2
7/12 14:11
小屋到着。
水は、出ていないので受付で分けてもらいました。
2014年07月12日 21:03撮影 by  DMC-TZ40, Panasonic
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7/12 21:03
水は、出ていないので受付で分けてもらいました。
小屋前から薬師岳。
2014年07月12日 14:20撮影 by  DMC-TZ40, Panasonic
2
7/12 14:20
小屋前から薬師岳。
もう一枚薬師岳。朝一よりも昼からの方が逆光にならないので綺麗に撮れる。
2014年07月12日 14:21撮影 by  DMC-TZ40, Panasonic
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7/12 14:21
もう一枚薬師岳。朝一よりも昼からの方が逆光にならないので綺麗に撮れる。
道の先には、財宝伝説の鍬崎山。
2014年07月12日 14:36撮影 by  DMC-TZ40, Panasonic
7/12 14:36
道の先には、財宝伝説の鍬崎山。
薬師の上に飛行機が。
2014年07月12日 14:50撮影 by  DMC-TZ40, Panasonic
3
7/12 14:50
薬師の上に飛行機が。
剱岳登場
2014年07月12日 14:50撮影 by  DMC-TZ40, Panasonic
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7/12 14:50
剱岳登場
大日三山と剱岳。
2014年07月12日 14:54撮影 by  DMC-TZ40, Panasonic
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7/12 14:54
大日三山と剱岳。
有峰湖
2014年07月12日 15:01撮影 by  DMC-TZ40, Panasonic
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7/12 15:01
有峰湖
一輪のニッコウキスゲ。まだ早いみたい
2014年07月12日 15:27撮影 by  DMC-TZ40, Panasonic
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7/12 15:27
一輪のニッコウキスゲ。まだ早いみたい
三角点スルー。
2014年07月12日 15:39撮影 by  DMC-TZ40, Panasonic
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7/12 15:39
三角点スルー。
慰霊塔
2014年07月12日 16:25撮影 by  DMC-TZ40, Panasonic
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7/12 16:25
慰霊塔
無事下山。お疲れ様でした。
2014年07月12日 16:26撮影 by  DMC-TZ40, Panasonic
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7/12 16:26
無事下山。お疲れ様でした。

感想

金曜日に天気予報を見て7/12(土)は、台風一過で快晴だと知る。
今年に入って、残雪期は目標(笈ヶ岳・初雪山)を立てて登ったが、夏山の目標が希薄であった。
昨年は、6月に槍ヶ岳に行った事で前半戦のハイライトとすると今年は、いまだに何にも無し。
前週、harukacciさんが、称名滝から立山山頂まで登られた事に触発して、ガッツリ歩く事を熱望する様になった。
色々考えてみると、近場でまだ行っていない「黒部五郎岳」がピッタリあてはまる。
日帰りでのレコは、大半が飛越新道からで今年に関しては、Sanchan33さんのレコが記憶に新しい。
個人的には、後出しで同じルートを辿るのは面白くないと思い、最近見た事のない「折立」からの日帰りにチャレンジしてみました。

折立からだと有峰林道がネックになる。
この林道のゲートは、AM6:00〜PM8:00しかOPENしていない為、早朝スタートを切るならば前日入りする必要がある。
金曜日PM7時に自宅を出て慌てて林道ゲートへ車を走らす。
途中、コンビニで晩飯・翌日の食糧を購入してゲートインしました。

折立に着くと、車は僅か10台程度しかいない。
その中でも人の気配がする車は、3台位でした。
早々にビールで晩飯を流し込み、PM10時には爆睡でした。
夜中に寒さで目が醒める。寝袋で寝てましたが車の中なので冷え込んでました。
浅い眠りではありましたが、AM3時に起床する。
早々に準備をしてAM3:40に出動する。
ヘッドライトを点けてましたが、一時間位でライトが切れる。
その後、点いたりでイライラしていたら周囲は明るくなってきました。
後で確認すると電池は、新品だが本体を見ると電池の周辺が腐食していました。
汗などで傷んできたのかもしれません。
4年ほど使用しましたが、残念です。
先日は、カメラを落としたりで出費がかさむ。
この結果、明るい時間に下山できないようであれば、小屋泊まりの選択肢が発生する。(なんとか頑張らねば、また小屋泊の出費が…笑)

太郎平小屋まで来るとガスガスで視界が10m位の状態でした。
もしかしたら天候的に荒れてくるのではないかと疑心暗鬼になる。
太郎平小屋で風が強く寒くてレインを着用する。
しかし小屋を出て30分もしない内にガスが抜けてくる。
北ノ俣岳へ向かうルートで小さな池塘多数あり、異世界に来たような錯覚に陥る。
北ノ俣岳に到着した時には、すっかり快晴でした。
ここから見る北アルプスの山々は、見事としか言いようがなく、ここで帰っても良いくらいでした。
しばらく朝飯を食べながら見とれてしまいました。

北ノ俣から黒部五郎までは、アップダウンがあり辛かったです。
距離的に6kmくらいあり、五郎ノ肩への急登は心が折れそうになりました。
しかしながら、もっと辛いのは下山時です。
いくつものピークは、行っても行っても出てくる感じで、珍しく足がツリそうになりました。

本日、最初に会ったのが(肩まで誰とも会わず)、五郎ノ肩でルート案内図を設置されていた、「黒部五郎小屋」スタッフ3名の方でした。とても礼儀正しく、気さくな方達でいつか訪問したいと思いました。

太郎平小屋〜山頂で会った人は、前述の3名
山頂〜太郎平小屋で会った人は、11名でした。(11名のうち8名は、北ノ俣山頂までの登山者)
梅雨明けすると入山者も増えるのでしょうが、まだ静かな山域でした。
本日、黒五への日帰り登山者がもう一名いらっしゃられました。
その方は、飛越新道からで泥濘が激しく途中まで長靴で登ったと仰られました。

展望的には、黒五山頂までは左手に赤牛岳・水晶岳を常に見て、下を見ると雲の平があります。
北ノ俣山頂から高山方面を見ると、黒部五郎・笠ヶ岳・乗鞍岳・御嶽山の4連星が連なり見応え満点です。
肩まで上がると槍穂高方面も良い感じでした。

下山時は、陽に当たる薬師岳・剱岳・大日三山・鍬崎山など地元富山の山が見えて楽しめます。
個人的には、太郎平小屋〜北ノ俣の区間の池塘・木道の湿原風な箇所がお気に入りになりました。
この周辺は、飛越新道から来るのもアリですね。

本日の食糧は、ランチパック2袋・よもぎ饅頭1個・どら焼き1個・おにぎり1個・ウィーダインゼリー2個
ドリンクは、お茶1L・ポカリ1L・ファンタオレンジ500mlでした。
ドリンクは、2L準備してましたが帰り際に1L太郎小屋で水を分けて頂きました。
お金を払おうとしましたが、マスターが要らないと言われました。(この場をかりてですが、ありがとうございました。)

長くて疲れましたが、晴れていたので大満足です。
山は、晴れていてなんぼですね。
次回は、泊まりでカールの周遊も含めたプランを練りたいと思います。

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コメント

ガッツリ黒部32km
terachan さん、おはようございます。はじめまして

雰囲気が伝わってくる気持ちのいい写真の数々
見てると思わず行きたくなりますね 自分は日帰りなんて無理ですが^^;
しかも32km。すごいですねー
お疲れ様でした
2014/7/13 7:48
おはようございます(^_−)−☆
いやはや32km、お疲れ様でした(^_^;)
遂に日帰り実現ですね、おめでとうございました(*^◯^*)

昨日は快晴の空の下、指を加えて下界にて軽いジョギングしながら、久々に姿を表した薬師岳を眺めておりました^^;

予報通りの天気になり、眺望も素晴らしいですね(^_−)−☆
私もいつか目指したくなりました^^;

今日はゆっくり休んで下さいね(^_^)
2014/7/13 10:05
doritos さん こんばんは〜
はじめまして。コメントありがとうございます。
近くの薬師岳と比較すると人が少ないエリアですね。
この山域が日本最後の秘境と言われるのも納得しました。
距離も長いのですが、景観的に得られるものも多いと思います。
機会があれば是非北アルプスへ。
2014/7/13 20:15
harukacci さん こんばんは〜
コメントありがとうございます。

あまりにも長いので途中で嫌気がさしました。
晴れていなかったら途中で撤退していたかもしれませんね
しかし、終わってみると充足感で一杯です。大満足です

改めて北アルプスの魅力を再確認しました。
近いので地の利を生かして、もっと色々なプランを考えてみます。

来週は、3連休なのでharukacci さんのレコも楽しみにしております。
2014/7/13 20:23
お会いした?と思います(^^;
いつも、拍手をありがとうございます。
私も同日に黒五へ行きました。
時間的に、赤木岳付近の雪渓上ですれ違ったと思います。
私は、青いTシャツに白のタオルを頭に巻いてた者です。
世間は狭いと実感です(笑)
取り急ぎ、ご挨拶まで
2014/7/13 23:49
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