記録ID: 4808361
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
八ヶ岳・蓼科
八ヶ岳/東天狗・本沢温泉・しらびそ小屋
2022年10月15日(土) ~
2022年10月16日(日)
![情報量の目安: S](https://yamareco.org/themes/bootstrap3/img/detail_level_S2.png)
![](https://yamareco.org/themes/bootstrap3/img/no_profile_img.gif)
体力度
4
1泊以上が適当
- GPS
- 11:29
- 距離
- 14.2km
- 登り
- 1,172m
- 下り
- 1,167m
コースタイム
1日目
- 山行
- 5:20
- 休憩
- 3:11
- 合計
- 8:31
6:53
6:58
15分
(R)
9:06
9:15
9分
(R)
10:35
10:40
36分
(R)
13:39
13:47
11分
(R)
14:10
14:19
34分
(R)
14:53
天候 | 晴れ、山頂付近はガス |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
駐車場には十数台が停められる。少し稲子湯側に進んだところにも4台くらいの駐車場があった。今回は、金曜夜の23時30分着だったが、バス停横の駐車場にまだ3、4台停められる感じだった。 駐車場があるだけで、トイレ、水場などはない。ドコモは圏内。 バス停から数mのところに、白駒池へのルート入り口があり、指導標が出ている。また、駐車場と道路を挟んで反対側に、稲子湯へ進む登山道の入口もある。 公共交通を利用するには、小海線の小海駅から小海町営バス(松原湖線)が出ている。始発はみどり池入口まで行かないので、9時38分小海駅発を利用すると、歩き出しは10時半頃になってしまう。茅野駅に前泊して、茅野駅のロッカーに荷物を預け、茅野→小淵沢→小海と朝移動しても、このバスに間に合うので、公共交通で登るときはよく使っていた。稲子湯側から入山して、渋の湯などに下山し、バスで茅野に戻って荷物を回収する行程になる。 小海町営バス https://www.koumi-town.jp/office2/archives/tourism/jikokuhyou/post-158.html ◆麦草峠越え 名古屋からマイカーでアプローチしたため、諏訪ICから茅野市街を経て、メルヘン街道を登り、麦草峠を越えて、みどり池入口まで入った。茅野市街を出たのが22時半過ぎで、メルヘン街道を登って別荘地付近まで来たら、鹿に何度となく出くわした。スピードを出していたらぶつかりそうだった。鹿は、車のライトで照らされても逃げない。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
〔目次〕 1.みどり池入口→しらびそ小屋 2.しらびそ小屋→中山峠 3.中山峠→東天狗 4.東天狗→本沢温泉(白砂新道) 5.本沢温泉→しらびそ小屋 1.みどり池入口→しらびそ小屋 みどり池入口バス停から指導標に従って沢の方へ進むと、林道のゲート(バス停から見える距離)がある。ゲート脇に登山届のポストがある。ゲートを越えて橋を渡り、少し進むと、右の林へ入っていく。指導標はしっかり出ている。 林を数分進むと、再び林道へ出るが、再び林に入る。林道からの出入口にははっきりした指導標がある。これを二度三度繰り返して進むと、林業か山小屋の方用の駐車場(いつも車が1,2台停まっている)があるポイントがあり、そこから先は許可された自動車でも入れないようだ。登山道としては、しばらく林道に近い広さの道を登っていく。荷物運搬用のキャタピラ車が通るようで、タイヤの跡がついていたりする。時折、かなりの傾斜の道を上がっていく。 次第に進行方向右に沢が迫ってきて、こまどり沢に着く。『しらびそ小屋までがんばって40分。稲子湯までなんとなく1時間。』という案内札が木に掛かっていて、ベンチになる木の株がある。荷物運搬用のキャタピラ車は、ここで沢を渡ってさらに登るようだが、登山者は左へ曲がって、本格的な登山道に入っていく。 最初はつづら折れで登っていくが、途中から沢の左岸のヘリを登っていく感じになる。登りつめると、右から来る林道に合流する。指導標も出ている。合流点からはほぼ水平な広い道で、数分でキャンプ場、そしてしらびそ小屋に着く。 しらびそ小屋は、みどり池の湖畔に立っている山小屋で、朝食の厚切りトーストが有名らしい。朝方、池の奥には東天狗の稜線が輝いており、湖面に逆さまに映る。 しらびそ小屋は、リスの餌付けをしていて、かなりの確率でリスがやってくる。小屋内でコーヒーなどを注文して飲んでいると、窓越しにリスを見られるかもしれない。(小屋内での休憩は、何か注文した人限定である。小屋前のテーブルも同様みたい。) なお、湖畔脇からもリスを見られる。小鳥も頻繁に来る。 しらびそ小屋のトイレは200円。水の補給可否は不明。ドコモはわずかに電波が来るかどうかのレベル。 2.しらびそ小屋→中山峠 しらびそ小屋を出て、湖畔を時計回りに歩くと、池から離れて林の中の道を水平に進む。数分で、本沢温泉と中山峠との分岐に着く。右へ中山峠方面に進むが、しばらくは標高がほとんど上がらない。徐々に登りになっていく。このあたりでドコモの電波が届くようになる。 次第に傾斜を感じるようになる。途中に、稲子岩壁へのオプションルートの入口がある。一般コースではないので、普通の登山者は立入禁止。傾斜がかなりきつくなって、木々のない斜面に出ると、いよいよ中山峠への最後の登りになる。再び木々の中に入り、鎖場もあったりする。最後の鎖をたぐると、中山峠に着く。 中山峠から黒百合ヒュッテまではほぼ水平な木道を歩いて5分ほど。そこまで行けば、トイレはある。中山峠から中山・白駒池の方面は、少しルートが分かりにくい感じ。基本的に尾根を進んでいくが、最初に岩を乗り越えていくのがよく分からず、迷いやすいかもしれない。 中山峠では、ドコモは圏内。 3.中山峠→東天狗 中山峠を出て、しばらくは樹林の中を登っていく。結構な傾斜なので、ハシゴが付いているところもある。15分くらい登ると、開けた平らなところに出る。蓼科山の頭が見えてくるなど展望もよく、休憩に適している。このあと、休憩を取れるような広いところがあまりないので、峠から15分だが休みを取った。 その先は低木帯の急傾斜を登っていく。土の道で木の根に苦戦するところもあれば、岩を積み上げたようなところもある。見上げるような坂道を30分以上這い上がっていき、開けたところに出ると、天狗の奥庭から上がってくるルートとの合流地点に出る。指導標があり、また休憩を取れる程度の広さもある。西天狗が間近に見える。ちなみに、天狗の奥庭ースは岩の登り降りがあって、下山に使ってもけっこう辛かった記憶がある。 合流地点を過ぎても傾斜がキツい。岩場のトラバースが途中にある他は、ずっと急傾斜の登りが続く。最後の急登を上がると、東天狗の山頂付近が見えるようになると、傾斜もゆるくなり、まもなく東天狗の山頂に着く。山頂は十数人が立てるスペースだが、写真撮影の邪魔になるので、山頂から少し降りた斜面で休憩、昼食を取った。少し降りたところを含めると、百人以上が休めるくらいの広い山頂だと思う。 同行者の足もかなり疲労していたため、西天狗の往復はパスした。西天狗まではけっこう下って登る感じに見えるが、片道15〜20分ほどである。天狗岳の本ピークは、西天狗になる。西天狗までいけば、根石岳山荘も見える。 4.東天狗→本沢温泉(白砂新道) 東天狗から根石岳、夏沢峠方面へは、下り始めからちょっとした難所である。クサリ場がいきなりあり、鉄製の橋みたいなところを通る。その後は、ガレ場の下りで、滑りやすい。まさに、白砂。次第に傾斜が緩くなり、真っ白な広場に出る。ここが本沢温泉への分岐である。 分岐から本沢温泉へ下り始めると、白砂で滑りそうな道をつづら折れで降りていく。少し下ると低木帯に入るが、傾斜は引き続きあり、悪路を下っていく。以前に本沢温泉から登ったときは、それほど悪路とは思わなかったが、下りに使うとけっこう足にくる。低木帯から本格的な樹林帯に入り、引き続きけっこうな傾斜を降りていく。 分岐から1時間弱下ると、沢を渡渉する。その後、2回沢を渡渉して、最後に沢沿いの道を進むと、本沢温泉の屋根が見えてくる。本沢温泉から夏沢峠へのルートに合流して、すぐに本沢温泉の玄関前に到着する。 本沢温泉は、玄関・食堂を1階とすると、トイレは地下2階、内湯は地下4階のイメージ。沢沿いの小屋なので、水は流しっ放し(凍結防止)。トイレもきれいだ。 本沢温泉の居室内や食堂内だと、ドコモの電波は来ないが、玄関前の広場まで出れば、圏内である。 5.本沢温泉→しらびそ小屋 本沢温泉の玄関を出て、左へ林道を下っていく。そのまま進むと、マイカーなどでアプローチできる駐車場まで林道が続く。小屋を出て、10分ほど下ると、左へしらびそ小屋・稲子湯への分岐がある。 分岐で左に入り、しぱらくは登りが続く。その後、トラバースする道が進んで、登ったり降りたりする。さらに進むと、下りになり、湿原エリアに入る。木道などを進んで湿原を抜けると、平坦な道になり、まもなく中山峠の分岐に着く。その後も平坦な道を進んで、まもなくしらびそ小屋に着く。 |
その他周辺情報 | ◆稲子湯 みどり池入口から登山道では10〜15分くらい、車だと数分のところに、稲子湯がある。一軒宿である。小海駅からのバスは、みどり池入口のあと稲子湯まで運行されている。 日帰り入浴は650円。内湯のみで、洗い場は3つ、湯舟も5〜6人でいっぱいになる程度の大きさ。ボディソープ、シャンプーは備え付けられていた。ドライヤーはなかった。金属泉+硫黄泉みたいな感じの湯だった。 http://www12.plala.or.jp/Inagoyu/ |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
日よけ帽子
着替え
靴
予備靴ひも
ザック
ザックカバー
行動食
非常食
飲料
ライター
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
筆記用具
常備薬
日焼け止め
ロールペーパー
保険証
携帯
時計
タオル
ストック
ナイフ
カメラ
|
---|---|
共同装備 |
ガスカートリッジ
コンロ
コッヘル
ファーストエイドキット
|
お気に入りした人
人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:472人
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する