唐松岳から五竜岳
- GPS
- 32:00
- 距離
- 14.3km
- 登り
- 1,302m
- 下り
- 1,531m
コースタイム
06:50八方池山荘-07:49八方池07:58-09:10丸山ケルン09:16-10:00唐松山荘
21日(月)
05:50唐松山荘-09:07五竜山荘09:55-11:55大遠見12:10-12:45中遠見12:50
-13:02小遠見13:07-14:00アルプス平駅
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
タクシー 自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
自宅(八尾市) ↓↑ 西名阪・東名阪・名古屋高速・中央道 片道¥6,050 安曇野IC ↓↑ 一般道 白馬(アダム乗り場前) 往復 890km 白馬駐車場 2日間 ¥600x2 ゴンドラ(八方アルペンライン)片道 ¥1,400 ゴンドラ(テレキャビン)片道¥950 エスカルプラザ〜アダム乗り場前 タクシー移動¥2,400 |
コース状況/ 危険箇所等 |
【八方池山荘〜八方池】 木道+ゴツゴツした岩のハイキングコース 【八方池〜丸山ケルン】 八方池を過ぎると樹林帯の登り。 樹林帯を過ぎ扇雪渓を超えると丸山ケルンまでは少し急なザレた岩道。 【丸山ケルン〜唐松山荘】 緩斜面の快適な尾根道(少しやせた部分もあり) 【唐松山荘〜唐松岳】 ザレた登り(およそ20分) 【唐松山荘〜最低コル】(五竜山荘方面) 牛首近辺は岩場のアップダウンで最低コルまでは鎖場が連続する。ゆっくりいけば 問題なし。 【最低コル〜五竜山荘】 ピークを3つ登り返す。常に五竜岳と剣岳を見据えて登る快適な道。危ないところ はない。 【五竜山荘〜五竜岳】 今回登らず(れず?) 【五竜山荘〜大遠見】 鎖場とザレた道、やせ尾根が続く急下降の道。 【大遠見〜小遠見】 えぐれた細い道や雪渓、木道、ぬかるみ、階段の上り下りが続く道。 【小遠見〜アルプス平駅】 延々と階段の下りがけっこうつらい。 |
写真
装備
個人装備 |
ヘッドランプ(1)
1/25
000地形図(1)
筆記具(1)
保険証(1)
飲料(4)
ティッシュ(5)
三角巾(1)
タオル(3)
携帯電話(1)
レインスーツ(1)
防寒着(1)
ストック(1)
水筒(1)
時計(1)
長袖ポロ(1)
Tシャツ(3)
下着(2)
手袋(1)
スパッツ(1)
軽アイゼン(1)
帽子(1)
偏光サングラス(1)
バンダナ(2)
サポータータイツ(1)
長ズボン(1)
半ズボン(1)
コップ(1)
カラビナ(1)
簡易ロープ(2)
カメラ(1)
〃(1)
バンドエイド(5)
ロキソニン(6)
テーピング(1)
|
---|
感想
ハムさん親子と唐松〜五竜へ行ってきた。
20日土曜日
大阪を16時半頃出発。今宵の車中泊の場所、「道の駅白馬」には22時半に到着。
ひと晩中雨が降り続く中、まんじりともせず、ようやく明け方に1時間ほど眠れた。
21日日曜日
八方ゴンドラ「アダム」の発着駐車場には5時過ぎに着いた。
ひと晩降り続いた雨はどうにかあがり、駐車場に着くころには白馬連峰の雲は取れていた。
身支度をととのえた後、コーヒーを沸かして時間を待つ。ゴンドラは定時の6時より少し早く運転しだした。
ゴンドラで八方池山荘まで運んでもらい、軽くストレッチを行った後6時50分出発。私がトップで歩くも後ろが付いてこない?!どうもミゲル(「通称」ハムさんの小6の息子さん)が早くもバテてるような…。八方池に7時49分に到着。ここでミゲルにシャリパワー投入!効き目抜群。でも30分位しか持たず丸山ケルンに着くころはバテバテに。
もう今日は雨の心配はなさそうな感じ。時折雲が取れて不帰ノ嶮や唐松岳が見えたりする。ミゲルはへたりこんでしまっている。大丈夫かい?子供っていうのはペースが無茶苦茶で急にペースが上がったと思いきや、その先でへたりこんだりしている。「ゆっくり休まずに一定のペースで歩きや〜!」って言っているのだが…。中々言い聞かすのは無理か…?!
そんなこんなで10時に唐松山荘に到着。八方池山荘から3時間10分か。休憩も含んでこのタイムなら悪くない。「ミゲル頑張ったな〜。頑張りついでにあれ登ろ(唐松岳を指さして)」ミゲルは嫌な顔(^O^)
山頂を往復して、さてこのあとどうするか?時間的には十分五竜山荘まで行く時間はあるのだが、どうもミゲルは戦意喪失気味なのでハムさんと協議の結果、今日は唐松泊まりということにした。
山荘で受付を済まして今日の寝床に荷物を置き、食堂でうまい「び〜る」を飲む。「あ〜もう最高な気分やね〜!」
午前中晴れていた空もだんだん雲が湧き出して、視界が悪くなってきた。唐松に着いた時から向かいの剣岳は全く見えなかったのだが、唐松岳も見えなくなってきた。夕食の時間は4時50分(早っ!)なので、その間少し寝たり、喫茶室で珈琲を飲んだり、明日行くであろう牛首の岩場あたりの下見をハムさんと見に行ったりして時間を潰した。
夕食を済ましたら何もすることもなく、寝床に戻って自然と就寝。だがこれが寝付けない。部屋に置いてある乾燥機だかヒーターだか知らないが、やたらと部屋が暑い。他の何人かも暑い暑いと口走っている。中には廊下が涼しいので廊下に布団を持ち出して寝ている者も(2人)いた。私もたまらず0時ころにその暖房機のスィッチを切ってやった。おかげさまで明け方の4時過ぎまでは何とか寝る事が出来た。
22日月曜日
周りのゴソゴソ音で目が覚める。4時過ぎだ。まだ少し薄暗い中、部屋の窓から外を見ると剣岳がバッチリ見えた。ムム、今日は快晴の予感!ザックからダウンを取り出し1眼レフを持って山荘裏のヘリポの上へ。空がオレンジ色に輝いている。白馬が、不帰ノ嶮が、唐松が、剣が、五竜が徐々に赤みを帯びてくる。感動の一瞬だ!雲海の彼方に太陽が顔を出す。日帰りのピークハントではなかなか味はえない光景だ。久しぶりの感動をもらって4時55分ハムさん親子が待つ食堂へ。
支度を済まして5時50分、唐松山荘を出発。山岳パトロールの方に気を付けての声を掛けられ見送られる。歩き出してすぐに牛首の岩場に取りつく。うん、大した事はなさそう。鎖はあるが、鎖に頼らなくても十分ホールドはある。楽しくてついホイホイ行ってしまってミゲルを置き去りに。ごめん、ごめん(^_^;)
ミゲルの所に戻って、岩の出っ張りに指を引っかけて右足はここ、左足はここ、てな具合に実技指導。渋滞の原因を作ってしまって申し訳ありません<(_ _)>不慣れな岩場を行くのでどうしてもスローペースになる。
7時37分最低コルに到着。ここから五竜山荘までピーク3つ登り返す。なかなかペースが上がらないミゲルくん。コアラのマーチを投入。少し息を吹き返す。
9時7分、五竜山荘に到着。ミゲルはすでにバテバテの状態。ハムさんが「どうや〜、あれ登れるか〜?!」と五竜岳を指さすがミゲルの返事は「もう無理!」唐松山荘からここまで3時間17分掛かっている。多分ミゲルの足で五竜を往復すると2時間半か3時間は掛かるであろう。ここからアルプス平までコースタイムで4時間。プラスαがどれだけかかるかわからないので登らずに降りる方が賢明だろう。
少し長めの休憩を取りハムさんと私はビ〜ルを投入。そして9時55分、五竜岳に別れを告げ遠見尾根を下る。しかしこの遠見尾根はけっこう激下り。鎖場もいっぱいあってペースは上がらない。大遠見まで要した時間は120分。40分も遅れてしまっている。疲れているミゲルにはっぱをかけペースあげるぞ〜!
大遠見から小遠見を52分、小遠見からアルプス平まで66分、途中アルプス展望リフトへ乗りたいがため登り返したのだが、従業員が展望リフトを降りてからテレキャビン乗り場への登り返しがあるから、ここから歩いてテレキャビン乗り場へ直接行かれた方がいいと言った。せっかく登り返したのに、またその分下る羽目に。なんか納得がいかない。
分岐のところに書いておけよ。不親切やな!と、ハムさんともども憤慨。
しかし大遠見からのペースアップにミゲルは見事に付いてきた。しかも小遠見からはミゲルの一人旅だ。おいおい足が痛いて言うてたんと違うんかい!
テレキャビンで無事下まで下りてきた。タクシーに乗ってアダムの駐車場まで移動。マイカーに乗り換えて近くのみみずくの湯で汗を流す。「ふ〜、さっぱり…」生き返ったところでお腹が空いた。今日は朝ごはんを食べたきりで水分以外お腹に入れていない。長野道の梓SAで食事をとり大阪には10時に帰りつく。
ミゲルの感想
わたし「どうやった。感想は?」
ミゲル「しんどかった!」
わたし「・・・・・・。」
ミゲルくん、山を嫌いにならないでね!お父さん同様、立派なMに育てよ!
の写真に自分が写っていました!
お会いしていたようですね
日帰りで登られていたんですね。
まずまずのお天気で良かったです
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する