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Yamareco

記録ID: 486220
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
日高山脈

神威岳(渡渉&750mの急登を笹と格闘しながら登る山。北海道遠征その1)

2014年07月20日(日) [日帰り]
 - 拍手
nyororo その他1人
体力度
6
1~2泊以上が適当
GPS
09:51
距離
24.1km
登り
2,434m
下り
2,399m
歩くペース
とても速い
0.60.7
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
9:42
休憩
0:59
合計
10:41
6:29
194
9:43
10:22
170
13:12
13:32
217
17:09
17:09
1
17:10
ゴール地点
天候 くもり
過去天気図(気象庁) 2014年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
浦河から神威山荘まで車で可。最初のゲートから砂利道約20kmで神威山荘。
北海道の300名山26山のうち残り5山の旅。大洗港からフェリーで出発。
2014年07月18日 22:14撮影 by  DSC-TX30, SONY
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7/18 22:14
北海道の300名山26山のうち残り5山の旅。大洗港からフェリーで出発。
17時間の船旅。海を見ながらのお風呂とサウナで仕事の疲れを癒し、山に向けてエネルギー充填。
2014年07月19日 13:56撮影 by  DSC-TX30, SONY
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7/19 13:56
17時間の船旅。海を見ながらのお風呂とサウナで仕事の疲れを癒し、山に向けてエネルギー充填。
浦河町から神威山荘へ。このゲートから砂利道20km。
2014年07月20日 05:04撮影 by  DSC-TX30, SONY
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7/20 5:04
浦河町から神威山荘へ。このゲートから砂利道20km。
奥のゲート。去年まではこのゲートから10km以上の徒歩を強いられた。今年は神威山荘まで車で入れるようになりました。有難いです。
2014年07月20日 05:22撮影 by  DSC-TX30, SONY
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7/20 5:22
奥のゲート。去年まではこのゲートから10km以上の徒歩を強いられた。今年は神威山荘まで車で入れるようになりました。有難いです。
神威山荘。トイレ有。
2014年07月20日 06:28撮影 by  DSC-TX30, SONY
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7/20 6:28
神威山荘。トイレ有。
沢靴をはいて出発。行きは「えーっ」と思った笹藪も、帰路はどうってことなくなります。慣れるってすごい。
2014年07月20日 06:57撮影 by  DSC-TX30, SONY
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7/20 6:57
沢靴をはいて出発。行きは「えーっ」と思った笹藪も、帰路はどうってことなくなります。慣れるってすごい。
渡渉を繰り返しながら進みます。ピンクテープやケルンが目印になります。
2014年07月20日 07:03撮影 by  DSC-TX30, SONY
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7/20 7:03
渡渉を繰り返しながら進みます。ピンクテープやケルンが目印になります。
渡渉の後尾根に取りつくという日高山脈らしい山登りです。
2014年07月20日 07:46撮影 by  DSC-TX30, SONY
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7/20 7:46
渡渉の後尾根に取りつくという日高山脈らしい山登りです。
1時間半の渡渉を終え、尾根取り付き地点。登山靴に履き替えます。沢靴はここにデポ。
2014年07月20日 07:52撮影 by  DSC-TX30, SONY
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7/20 7:52
1時間半の渡渉を終え、尾根取り付き地点。登山靴に履き替えます。沢靴はここにデポ。
750mの急登の始まり。ペテガリの500mよりも急です。
2014年07月20日 08:09撮影 by  DSC-TX30, SONY
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7/20 8:09
750mの急登の始まり。ペテガリの500mよりも急です。
笹につかまりながらよじ登る。
2014年07月20日 08:20撮影 by  DSC-TX30, SONY
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7/20 8:20
笹につかまりながらよじ登る。
迷うことのない尾根道だが、木々が生い茂っている。
2014年07月20日 08:53撮影 by  DSC-TX30, SONY
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7/20 8:53
迷うことのない尾根道だが、木々が生い茂っている。
笹をかき分けながら進む。
2014年07月20日 09:00撮影 by  DSC-TX30, SONY
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7/20 9:00
笹をかき分けながら進む。
尾根も終盤。大岩が現れる。一つしかなくてもおおいわ〜。
2014年07月20日 09:17撮影 by  DSC-TX30, SONY
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7/20 9:17
尾根も終盤。大岩が現れる。一つしかなくてもおおいわ〜。
相変わらず笹をかき分ける道だが、大岩を過ぎると斜度はゆるくなる。
2014年07月20日 09:25撮影 by  DSC-TX30, SONY
7/20 9:25
相変わらず笹をかき分ける道だが、大岩を過ぎると斜度はゆるくなる。
ハイマツ帯に入る。
2014年07月20日 09:30撮影 by  DSC-TX30, SONY
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7/20 9:30
ハイマツ帯に入る。
斜面を巻くように登り、いよいよ山頂への道。
2014年07月20日 09:34撮影 by  DSC-TX30, SONY
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7/20 9:34
斜面を巻くように登り、いよいよ山頂への道。
山頂が見えました。
2014年07月20日 09:42撮影 by  DSC-TX30, SONY
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7/20 9:42
山頂が見えました。
神威岳山頂。笹のしずくで全身びしょぬれでの登頂です。
2014年07月20日 09:43撮影 by  DSC-TX30, SONY
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7/20 9:43
神威岳山頂。笹のしずくで全身びしょぬれでの登頂です。
山頂の花その1。そして笹ダニ発見。岐阜から来ていた方が笹ダニよけのスプレーを私の服にかけてくださいました。おかげで笹ダニ被害にあいませんでした。
2014年07月20日 10:01撮影 by  DSC-TX30, SONY
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7/20 10:01
山頂の花その1。そして笹ダニ発見。岐阜から来ていた方が笹ダニよけのスプレーを私の服にかけてくださいました。おかげで笹ダニ被害にあいませんでした。
山頂の花その2.
2014年07月20日 10:01撮影 by  DSC-TX30, SONY
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7/20 10:01
山頂の花その2.
急登を下ります。よくぞこんな笹生い茂る急登を延々と登ってきたもんだ。
2014年07月20日 11:00撮影 by  DSC-TX30, SONY
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7/20 11:00
急登を下ります。よくぞこんな笹生い茂る急登を延々と登ってきたもんだ。
尾根取りつき。デポしておいた沢靴に履き替える。
2014年07月20日 11:20撮影 by  DSC-TX30, SONY
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7/20 11:20
尾根取りつき。デポしておいた沢靴に履き替える。
沢を下る。迷いやすいところはケルンを探せばいけるんです。
2014年07月20日 11:31撮影 by  DSC-TX30, SONY
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7/20 11:31
沢を下る。迷いやすいところはケルンを探せばいけるんです。
沢の水はぬるくて気持ちがいい。沢靴だと深くても気にせずざぶざぶ入れてめちゃ楽しい。
2014年07月20日 12:12撮影 by  DSC-TX30, SONY
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7/20 12:12
沢の水はぬるくて気持ちがいい。沢靴だと深くても気にせずざぶざぶ入れてめちゃ楽しい。
行きは「えーっ」だった笹藪ももう「フツー」です。
2014年07月20日 12:27撮影 by  DSC-TX30, SONY
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7/20 12:27
行きは「えーっ」だった笹藪ももう「フツー」です。
飛びます!
2014年07月20日 12:31撮影 by  DSC-TX30, SONY
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7/20 12:31
飛びます!
飛んだ!
2014年07月20日 12:31撮影 by  DSC-TX30, SONY
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7/20 12:31
飛んだ!
でも、こんな渓谷、行きに通ってないよね。ルートミス。
飛んだあとに気がついた、とんだ間違え。
50mほど戻り正しいルートを発見。沢沿いに進んでしまったのがまちがい。右の斜面に登る道があったが、踏み跡が薄くわかりずらかった。
2014年07月20日 12:33撮影 by  DSC-TX30, SONY
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7/20 12:33
でも、こんな渓谷、行きに通ってないよね。ルートミス。
飛んだあとに気がついた、とんだ間違え。
50mほど戻り正しいルートを発見。沢沿いに進んでしまったのがまちがい。右の斜面に登る道があったが、踏み跡が薄くわかりずらかった。
再び沢に出て丸太を渡る。丸太が苦手なら沢をざぶざぶ行く手もある。
2014年07月20日 12:41撮影 by  DSC-TX30, SONY
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7/20 12:41
再び沢に出て丸太を渡る。丸太が苦手なら沢をざぶざぶ行く手もある。
広々とした路に出れば神威山荘はもうすぐ。
2014年07月20日 12:58撮影 by  DSC-TX30, SONY
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7/20 12:58
広々とした路に出れば神威山荘はもうすぐ。
神威山荘着。今日は下山して温泉でまったりという誘惑に打ち勝ち、ペテガリ小屋へこのまま一気にGO!
2014年07月20日 13:03撮影 by  DSC-TX30, SONY
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7/20 13:03
神威山荘着。今日は下山して温泉でまったりという誘惑に打ち勝ち、ペテガリ小屋へこのまま一気にGO!
3日分の食料やら寝袋やらをザックに詰め込み、疲れた体に鞭打って出発。だって、明日は今日より晴れるというのだから行くのは今でしょ。
2014年07月20日 14:22撮影 by  DSC-TX30, SONY
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7/20 14:22
3日分の食料やら寝袋やらをザックに詰め込み、疲れた体に鞭打って出発。だって、明日は今日より晴れるというのだから行くのは今でしょ。
駐車場所からすぐに沢の始まり。
2014年07月20日 14:24撮影 by  DSC-TX30, SONY
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7/20 14:24
駐車場所からすぐに沢の始まり。
小さな沢を1時間ほど登って峠を目指します。途中滝あり。
沢の枝分かれが何度かあり迷いやすい場所あり。詳しくはペテガリ編にて紹介。
2014年07月20日 14:58撮影 by  DSC-TX30, SONY
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7/20 14:58
小さな沢を1時間ほど登って峠を目指します。途中滝あり。
沢の枝分かれが何度かあり迷いやすい場所あり。詳しくはペテガリ編にて紹介。
倒木も越えて。
2014年07月20日 15:24撮影 by  DSC-TX30, SONY
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7/20 15:24
倒木も越えて。
峠直下にロープあり。
2014年07月20日 15:25撮影 by  DSC-TX30, SONY
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7/20 15:25
峠直下にロープあり。
峠を越えてすぐの急坂にもロープ有。
2014年07月20日 15:36撮影 by  DSC-TX30, SONY
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7/20 15:36
峠を越えてすぐの急坂にもロープ有。
20分ほど沢を下ると広々とした草原に出る。
2014年07月20日 15:58撮影 by  DSC-TX30, SONY
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7/20 15:58
20分ほど沢を下ると広々とした草原に出る。
その後車道にでる。炎天下なのにシャドウとはこれいかに。
車道と言っても一般車は通行止めですが。
2014年07月20日 16:00撮影 by  DSC-TX30, SONY
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7/20 16:00
その後車道にでる。炎天下なのにシャドウとはこれいかに。
車道と言っても一般車は通行止めですが。
鹿さんが様子をうかがっています。
2014年07月20日 17:00撮影 by  DSC-TX30, SONY
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7/20 17:00
鹿さんが様子をうかがっています。
車道を4kmほど歩いて、ペテガリ山荘到着。
北海道遠征その2、ペテガリ岳に続く。
2014年07月20日 17:09撮影 by  DSC-TX30, SONY
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7/20 17:09
車道を4kmほど歩いて、ペテガリ山荘到着。
北海道遠征その2、ペテガリ岳に続く。

感想

神威山荘手前約10kmのゲートで通行止めで、そこから4日分の食料を背負って歩く覚悟でいた。すると出発ひと月前に朗報が!今年はゲートが開き、神威山荘まで車で入れるという。往復20km近く歩かずに済むことに。またいつ林道が崩落してゲートがしまるかもしれない。なおのこと今年行くしかないでしょ!
北海道300名山も神威岳、ペテガリ岳の難関峰を含む残り5山に。今回はこれを一気に登る山旅です。

前天塩岳で単独登山中に登山道に出てきたヒグマと25mの距離で見つめあって以来、北海道はヒグマがいつ出てもおかしくないことを知りました。
これまで北海道はカムエク以外全て単独行でしたが、今回は300名山を目指している山友Jさんが一緒で実に心強い。やはり北海道は一人でないに越したことはないですね。
クマ対策としていつも持参の鈴・笛・ラジオに加え、今回はクマスプレーも。持っているだけで気持ちの余裕が全く違います。しかも、いよいよとなればJさんのナタもあるし・・・って、それ使うときってどんな距離(怖)

神威岳は、渡渉と急登が組み合わさったまさに日高の山です。
渡渉と急登の組み合わせという点で、カムエクや幌尻岳によく似ています。
この時期の渡渉は水もぬるくとても気持ちがいいです。
しかし、一旦天候が崩れると一気に増水するのも急峻な日高山脈の特徴。
天気を選んで登る大切さは身をもって感じています。
今回は天気と相談しながら、神威岳のあとそのままペテガリ山荘まで一気に進んだおかげで、雨にあうことなく神威・ペテガリの2山を登ることができました。



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