南アルプスの中央にダイナミックに鎮座する 塩見岳!
- GPS
- 11:41
- 距離
- 25.2km
- 登り
- 2,275m
- 下り
- 2,273m
コースタイム
- 山行
- 11:50
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 11:50
鳥倉林道登山口(5:38〜4:45)
水場(7:05〜7:10)
三伏峠小屋(7:50〜8:05)
三伏山(8:13)
本谷山(8:53〜9:00)
塩見小屋(10:14〜9:23)
塩見岳(11:25〜11:36)
塩見小屋(12:21〜12:43)
本谷山(13:56)
三伏山(14:40)
三伏峠小屋(14:48〜15:01)
鳥倉林道登山口(16:22)
鳥倉林道ゲート(駐車場)(16:52)
同行者のペースに合わせて比較的のんびり歩き
コースルートはコピーの為、参考まで!
天候 | 晴れ時々曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
30台ほど停められる駐車場は深夜1時時点、山小屋泊等の車で9割埋っていました。 トイレ&水場(飲料不可)アリ バスは一日2便。ゲートの先の鳥倉登山口まで直接乗り入れます。 鳥倉林道登山口行き (8:22分と13:52分) 鳥倉登山口にはバス停と仮設トイレあり |
コース状況/ 危険箇所等 |
鳥倉登山口から三伏峠までの間には木製の梯子を何ヶ所か渡ります。 滑りやすいので特に下りや雨の日などは注意必要です。 塩見山荘を過きると、山頂直下は急登なガレ場です。 浮石も多いので滑落や落石に注意を払います。 岩につけられた黄色いペイントが目印になります。 山頂直下を除けば比較的歩きやすく、良く整備されたコースです。 |
その他周辺情報 | ・山伏小屋のトイレ100円です。 ・塩見小屋の特殊なトイレ200円 ※小屋の方に許可を得ないと使用できません。 |
写真
感想
先日白峰三山縦走時、間ノ岳より望む塩見岳が、真近で凛々しく見えました。
日本アルプスの地図とにらめっこをしていると、
塩見岳へテントを担いで登りたい気分満々状態になりました。
しかしながら、山頂に近い塩見岳山荘にはテン場(今さら把握)が無い!
三伏峠のテン場では位置的にどうか・・・迷う!どうしよう・・・?
私は日帰りでも問題ないのですが、
nadesikoさんに頑張ってもらって「日帰りでどう?」と尋ねると、
「仕事の都合上、日帰りの方が効率的なのでOK!」と簡単に許可を得られました。
南アルプスは森林限界が高い為、三伏峠まで樹林帯の中を黙々と歩きます。
樹林帯の中は陽が射さないので、
晴れているのか曇っているのか把握出来ない状態でした。
三伏山では付近では素晴らしい景色が広がり、
南アルプスのダイナミックな山波を望みます。
しかしながら本間山を過ぎると、鞍部まで樹林帯の中の下りに入ります。
塩見小屋手間で景色は一変して、
素晴らしいパノラマが広がり、仕切り直し的な感じでした。
塩見小屋から山頂まではハイマツ地帯を抜け、
周辺の景色を望みながらの岩場歩きになり、
気分が一気にハイテンションになりました。
南アルプスほぼ中央に位置する塩見岳山頂からの景色は雄大で、
間ノ岳へ延びる稜線と二軒小屋方面との稜線とが交差し、
天空のジャンクションピーク的な存在のような気がしました。
塩見小屋は小振りですが、立地条件は素晴らしいと思いますので、
小屋泊の方は素晴らしいサンセットとサンシャインを拝める事でしょう。
距離は長くアップダウンも大きいですが、
山頂直下を覗けば比較的歩きやすく、良く整備されたコースの印象です。
塩見岳への高低差1400m位ですが、累計高低差は約2500mもあるので、
日帰りでの行程では、パンチある歩きになりました。
【序章】 〜つぶやき〜 ※山の感想のみ知りたい方は、本編からどうぞ。
先週の北岳〜間ノ岳〜濃鳥岳を縦走しながら、
段々近づいてくる塩見岳を眺めていました。
大きな山容と特徴ある山頂が気になっていたところ・・・、
次の休暇は、塩見岳に行かない?とsunset33氏に誘って頂きました。
行程上、テント泊も山小屋泊もあまりしっくりこないルートですが、
日帰りもきつい・・・。
テント泊でのんびり過ごしたい山と
日帰りで荷物を軽くしてがっちり歩きたい山がある・・・けど。
冬に肩を痛めたせいか、重い荷物が堪えるみたいで、
20キロ以上背負って2000m持ち上げる自信も今一つ・・・。
とにかく、精神的に疲れているので、
プランや準備の軽い日帰りで行こう!
ダメなら、山小屋泊もあり!と気軽に出発です。
【本編】
●鳥倉林道〜三伏峠
日本一標高の高い峠、三伏峠2560mはうっそうとした森の中でした。
鳥倉林道〜三伏峠は比較的緩やかな巻き道をどんどん登り続けていくのですが、
樹林帯で早朝から登っているのでそんなに暑くないはずなのに、
どうも体が重い感じがします。
軽い頭痛がしてきて…、熱射病初期症状ぎみ?
水分、塩分を補給しながら、ペースを抑えて体調を整えます。
ご丁寧に10割案内板が立ててあり、三伏峠までの現在地割合がわかるのですが、
前半までは見たくもない、知りたくもない、
迷惑案内板だと思いながらも・・・、横目で見ながらようやく峠にたどり着きました。
後で気がついたのですが、
sunset33氏のペースに合わせて歩き、オーバーペースになっていたのでした(笑)
途中(8/10付近)に、イチョウランが咲いていました。
峠で栄養補給をして、目的地の塩見岳を目視します。
・・・遠いなあ〜。
●三伏峠〜塩見小屋
峠を過ぎるとすぐに三伏山です。
ここは、眺望もよく山頂付近だけ森林限界を超えていました。
途中、高山植物が咲く地帯がちょびっと出てくるのと
本間山のピークが意外は、アップダウンの続くなが〜い森の中を歩きます。
●塩見小屋〜山頂
ここから森林限界となり、ここまでがアプローチ?
小屋についてようやく本峰の裾についたという気分です。
岩のぼり主体になり、浮石とザレ場に注意しながら歩きます。
景色と高山植物を楽しみながら登頂です。
山頂からは、濃鳥岳が良く見渡せ、熊の平の稜線が美しく魅了されました。
いつか、歩いてみたいコースです。
山頂からの景色をゆっくりながめ終わると、
とたんに周囲にガスがまとわりつき始めました。
●下山
塩見小屋で昼食をとり、明るいうちに下山をしたいので、
そうそうに下山開始です。
山頂はガスですっかり見えなくなってしまいました。
後は無事下山することが目的となりましたので、
ひたすら下がります。
三伏峠までの樹林帯歩きはとても長く、
またまた三伏峠から鳥倉登山口までの道のりも長〜い!
登山口から駐車場までの林道も長~い!
南アルプスは森林限界が高いので、
新緑、または紅葉の頃は気持ち良い歩きができると思います。
●塩見岳
山頂はアルプス全体が良く見渡せ、いい山でした。
先週の北岳縦走路に比べ、道中高山植物は少ないです。
●温泉 近くの温泉は海水と同じ塩分4%のお湯が湧くという鹿塩温泉ですが、
事前にHPで日帰り入浴は14時までとの案内をHPで見ていたので諦めていました。
帰路温泉を探しながら、R152沿いの鹿塩温泉の入口で信号待ちをしていると、
脇にお店が・・・!
一旦、通り過ぎましが、思い直して引き返し、
お店屋のおねえさんに近くの日帰り温泉の情報を聞きに行くと・・・。
すぐさま携帯でどこかの温泉に確認をしてくれました。
「ほな、すぐ行くからな〜」とまるで身内を頼むかのようにお願いし、
道案内も写真入りパンフレットで簡単丁寧に分かりやすく説明してくれました。
人情味深い対応に心が和みます。
おかげさまで塩分が利いた鹿塩温泉でサッパリ!し、
身も心もまったり気分で帰路につきました。
笹山から間近に見えた塩見岳がカッコ良くて!!!
その後すぐに私も同じコースを昨年日帰りで歩きました。
お花の少ない山だな〜と思っていたら、
山頂直下からお花畑になってノロノロ歩きに、
稜線の眺望も良くて、蝙蝠岳に行きたなと思ったけれど、
こちらはまだ実現していません
ミヤマキンポウゲの仲間?→ミヤマダイコンソウと思います。
masuko121さん、こんにちは〜♪
間ノ岳〜農鳥岳へ縦走時、ダイナミックに鎮座する塩見岳を目にして、
次はこの山!と、ピ〜ンと来ました
健脚レディーのmasuko121さんも昨年、日帰りで行かれたのですね
塩見小屋付近より景色は一転として、素晴らしく広がり爽快気分でした。
山頂直下のお花畑では、同じくノロノロ状態になりましたよ。
熊ノ平小屋へ続く稜線と蝙蝠岳への稜線が美しかったです。
ミヤマダイコンソウでしたか
流石、masuko121さんは山を歩くお花の百科事典ですね(笑)
そうそう私のHPでは農鳥岳で、
masuko121さんの後ろ姿が小さく写ってますが、ご了承下さいね。
いつもHP拝見させて頂いております。
ヤマレコは全く気付きませんでした。
今夏、この塩見から間ノ岳〜北岳を予定していますが、どうも計画倒れになりそうです(汗)
karl1953さん始めまして!
そうでしたか、ゆうやけのHPを見て頂いていたのですね。
誤字脱字の常習犯ですので、お見苦しい点があったらスミマセン
ゆうやけのHPではヤマレコでの記録を紹介していないので、
多分、気付かれた方は少ないと思います。
塩見岳より望む間ノ岳〜北岳は、
ダイナミックで素晴らしい景色でしたよ
karl1953さんの塩見〜間ノ岳〜北岳縦走計画は、
企画倒れになりそう? 残念ですね
来年に楽しみを取って置くのもいいかもしれませんね。
今後とも、宜しくおねがいしますね。
byゆうやけ
塩見岳お疲れさまでした!
11月の谷川岳でお会いした者です。
偶然にも塩見岳から帰ってきたばかりのところに、このレコを拝見しましたらお2人のレコだったのでコメントいたしました
まさに南アルプスのど真ん中に鎮座するお山ですね
とても素敵な山で、いまだ興奮と疲労が冷めません(笑)
偶然にも同じ温泉に入浴しました
レコはこれから作成しま〜す
その前に寝ます
パワフルレディーのmiyucchiさん、お久し振りです。
白銀の谷川岳で、
颯爽と先頭を歩いている姿はカッコ良かったですよ〜♪
谷川岳でお会いしてから、
miyucchiさんの精力的な山歩き、拝見しています
南アルプスのど真ん中に鎮座する塩見岳に行かれたのですね。
森林限界の高い、南アルプス特有の爽やかな樹林帯を抜けると
ご褒美のように、素晴らしいパノラマだったと思います
私は2週連続での南アへ訪問したので、
静かでダイナミックな南アの名峰を魅了していました。
帰路は同じ鹿塩温泉ですか!驚きですね
帰り道、R152沿いの鹿塩温泉看板が目に止まり、
信号角のお店屋のねえさんに紹介(予約?)して頂きました。
塩分の利いた小振りの温泉でゆっくり浸かりました
塩見岳のレコ、楽しみにしていますね
あまりに行動が早すぎて
もともと邪魔とは思いますが
ついていけませんね!!
流行には2周遅れてついて行く主義なのですが
S&Nさんには 3周遅れてついて行く?ことにします
テン泊を考えているようだったので
スーパーカップルなら
小屋番さんから蝙蝠岳までもいい道らしいとの情報があったし
下道の時間も
連絡しとこうかなと思っているうち もう行っちゃった
あまり疲れてはいないと思いますが
お疲れ様でした
on-boroP
boroPさん、こんばんは。
先週間ノ岳より、
塩見岳のダイナミックな山容を目にしてから、
boroPさんのレコを拝見したら、行く気満々になりました
久し振りにテン泊でゆっくり!と思っていましたが、
なんと、塩見小屋にはテン場が無い!?
遅ればせながらしり、急遽日帰りにした次第です
蝙蝠岳から塩見岳山頂へ来られたおじさんが、
蝙蝠岳は良かった!と言ってたので、
凄く興味が引かれました
何時かは歩いてみたい稜線です。
私が訪問した前日と当日は塩見小屋は満員でしたよ〜
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