黒部源流から花の雲ノ平、高天原温泉へ

2014年07月31日(木) ~ 2014年08月04日(月)

• GPS: 104:00
• 距離: 43.1km
• 登り: 3,490m
• 下り: 3,220m

コースタイム

1日目

• 山行: 1:15
• 休憩: 0:00
• 合計: 1:15

15:00 スタート地点
16:00 0:00 笠新道登山口
16:15 わさび平小屋

2日目

• 山行: 6:40
• 休憩: 1:00
• 合計: 7:40

5:30 わさび平小屋
5:40 0:00 小池新道入口
6:30 0:00 秩父沢出合
8:10 0:00 シシウドヶ原
9:30 10:20 鏡平山荘
11:30 11:40 弓折乗越
12:00 0:00 花見平
12:30 0:00 くろゆりベンチ
13:10 双六小屋

3日目

• 山行: 9:50
• 休憩: 1:20
• 合計: 11:10

5:20 双六小屋
5:40 0:00 中道分岐
7:40 8:10 三俣蓮華岳
8:50 9:20 三俣山荘
9:50 10:10 黒部川水源地標
11:40 0:00 岩苔乗越
13:40 0:00 水晶池
14:30 0:00 高天原山荘
15:40 0:00 高天原温泉
16:30 高天原山荘

4日目

• 山行: 7:00
• 休憩: 0:40
• 合計: 7:40

5:50 高天原山荘
6:50 0:00 高天原峠
8:40 0:00 コロナ観測所
9:20 10:00 雲ノ平山荘
10:15 0:00 奥日本庭園
13:30 薬師沢小屋

5日目

• 山行: 6:40
• 休憩: 0:20
• 合計: 7:00

4:20 薬師沢小屋
7:30 7:50 太郎平小屋
8:30 0:00 五光岩ベンチ
10:30 0:00 太郎坂(アラレちゃん)
11:20 折立

天候

7/31　晴れ　わさび平小屋到着後、雷雨
8/1〜8/3　晴れ
8/4　雨のち曇り

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

往路　新大阪駅から名古屋駅まで新幹線
　　　名古屋から新穂高温泉まで貸切バス
復路　折立から名古屋駅まで貸切バス
　　　名古屋駅から新大阪まで新幹線

コース状況／危険箇所等

※　新穂高温泉から双六山荘、三俣蓮華岳までは大展望を見ながらの快適な登山道歩きです。
※　黒部源流から高天原山荘までは所々渡渉や雪渓が残り、足元は注意が必要です。又、水晶池あたりは蚊が発生しうっとおしい。防虫スプレーや防虫ネットがあると良いです
※　高天原温泉へは往復40分で結構大変ですが汗を流す事が出来、快適でした。男性風呂は開放的な露天風呂です。女性用は囲いがあります。
※　高天原山荘から雲の平山荘までは木道歩きの後、木の根道、三段のアルミ梯子で一気に高度を上げ、ゴロゴロ岩のルートが続きます。
又、薬師沢小屋までの2時間程はコケの付いた岩岩ルートで慎重に下る事になります。ここが一番気を使いました。そして、小屋手前で最後の梯子と吊り橋があり、結構怖かった。
※　薬師沢小屋から折立までは木道歩きが続き、目の前に富山平野、有峰湖が開けて快適なルートです。
尚、ルート図は手動入力の為、多少のズレがあります

その他周辺情報

わさび平小屋はお風呂があり、高天原温泉は雲上の露天風呂があります。
下山後、亀谷温泉 薬師岳の湯　白樺ハイツへ立ち寄り湯
http://www.shirakaba-toyama.com/

写真

7/31 14:39

新穂高登山指導センター
今年4月に完成したそうです。

7/31 15:00

登山口です。ここからわさび平小屋まで1時間半程のほぼ平坦な歩きです

7/31 15:00

概念図

7/31 15:26

ゴゼンタチバナ

7/31 15:50

ホタルブクロ

7/31 16:01

笠ヶ岳へのルート(笠新道)

7/31 16:14

わさび平小屋に到着。よく混んでいました。
到着後、雷雨となりました

7/31 16:14

お馴染みの水槽
今回はリンゴとオレンジだけでした

7/31 16:53

夕食は岩魚の塩焼きが付いたご馳走です

7/31 16:56

2ℓのビールも付いてきました(^^♪
えっ、それぞれにではないですよ(笑)

8/1 5:38

夜中に雨も上がり、双六小屋まで小池新道を行く

8/1 6:01

焼岳

8/1 6:35

秩父沢到着

8/1 7:13

乗鞍も見えています

8/1 7:26

イタドリヶ原

8/1 8:15

シシウドヶ原

8/1 8:46

秋になればナナカマドの紅葉が綺麗な場所です

8/1 8:55

キヌガサソウ

8/1 9:09

あと5分で。。。(^^♪

8/1 9:16

お待たせしました〜
鏡池に映る槍ヶ岳です(^^♪
風もなく、水鏡となって逆さ槍が映り込んでいます

8/1 9:18

穂高も

8/1 9:21

槍の穂先と小槍のアップ

8/1 9:30

鏡平小屋に到着
ここで、早いけど昼食を摂ります。
今回はお弁当ではなく、各自カレー、うどん、ラーメンをチョイス

8/1 9:45

私はカレーライスを

8/1 9:59

食後、かき氷を半分こ

8/1 10:19

出発直前、空を見上げると『彩雲』が出ていました。
段々色が濃くなりましたが、ス〜っと消えていきました

8/1 10:41

槍ヶ岳もくっきりと

8/1 10:51

鏡平小屋を見下ろす

8/1 10:56

ミヤマリンドウ

8/1 10:57

チングルマのお花畑

8/1 10:58

足元にも

8/1 11:00

クロユリ
黒っぽい色の花弁に黄色い斑点があります

8/1 11:04

タケシマラン

8/1 11:04

シナノキンバイ

8/1 11:21

ハクサンフウロ

8/1 11:21

ヨツバシオガマ

8/1 11:21

グンナイフウロ

8/1 11:40

弓折乗越　
少しガスが出てきました

8/1 11:32

イワカガミ

8/1 11:37

ハクサンイチゲ

8/1 11:45

ミヤマダイモンジソウ
赤いメシベが可愛い〜

8/1 11:56

ハクサンチドリとミヤマダイモンジソウ

8/1 11:58

雪渓もかなり残っています
目の前に鷲羽岳

8/1 12:00

花見平
お花畑でチングルマが見頃です〜

8/1 12:01

ヨツバシオガマ

8/1 12:16

チングルマ

8/1 12:18

チングルマとイワカガミのコラボ

8/1 12:33

双六山荘が見えてきました
そして、デデーーンと鷲羽岳も

8/1 13:28

今日も登山者で混んでいましたが、私達は木の香りがプンプン残ってる新築の別棟で布団一枚に1人でラッキー〜(^^♪

8/1 14:18

鷲羽岳

8/1 14:33

ミヤマリンドウ

8/1 14:34

ヨツバシオガマの群生

8/1 14:38

ミヤマキンバイ

8/1 14:43

ハクサンイチゲと双六小屋遠望

8/1 14:48

ハクサンイチゲ

8/1 14:50

イワカガミ

8/1 14:56

ハクサンイチゲ　アップ

8/1 15:04

ヨツバシオガマ

8/1 15:06

西鎌尾根から槍ヶ岳へのルート

8/1 15:08

双六小屋は収容人数200名ほどの大きな小屋です

8/1 16:48

夕食です。うどんが特に美味しかったです

8/2 4:37

ご来光
ドラマチックなご来光でした

8/2 4:56

目覚めの鷲羽岳

8/2 5:26

3日目の朝
眼下に双六小屋を眺めながら三俣蓮華岳に向かいます

8/2 5:36

双六岳に行かず、中道ルートで三俣蓮華岳に向います

8/2 5:37

鷲羽岳、水晶岳

8/2 5:37

双六岳

8/2 5:37

槍・穂高連峰を望む

8/2 5:39

鷲羽岳・水晶岳・祖父岳・丸山を望む

8/2 5:55

双六小屋の水源地です。
今年は雪解け水が豊富です

8/2 5:56

キバナシャクナゲ

8/2 6:05

ライチョウ親子発見(^^♪

8/2 6:28

丸山　今年は残雪が多いように思います

8/2 6:30

分岐稜線に登ってきました

8/2 6:33

丸山

8/2 6:33

薬師岳

8/2 6:42

白山方面は雲海になっていました。
暫く見とれる

8/2 6:50

イワギキョウ

8/2 7:08

タカネツメクサ

8/2 7:09

尖がった笠ヶ岳の姿は特徴的です

8/2 7:29

硫黄尾根

8/2 7:31

残雪の斜面を登ると三俣蓮華岳へ

8/2 7:46

三俣蓮華岳登頂

8/2 7:51

標高2841m

8/2 7:58

劔岳・立山連峰方面

8/2 8:02

赤い屋根の三俣山荘が見えています
鷲羽岳は大きな山容ですね

8/2 8:04

雄大な眺めの水晶岳・ワリモ岳

8/2 8:19

三俣峠分岐　三俣山荘に向かいます

8/2 8:49

ハクサンイチゲ群生

8/2 8:53

三俣山荘

8/2 9:08

ケーキセットを注文したが、紅茶は間に合わず、ケーキだけ頂く

8/2 9:25

三俣山荘より少し戻って岩苔乗越に向かう
ここから水流に沿って歩くので結構涼しい

8/2 9:37

ここもお花畑が広がる

8/2 9:45

水分補給はこの流れで

8/2 9:54

黒部川水源地標

8/2 10:19

ムシトリスミレ
珍しいお花で、初見です。少しピンボケ。。。

8/2 10:39

クルマユリ

8/2 10:49

キヌガサソウ　

8/2 10:56

三俣蓮華岳

8/2 11:33

雪渓の一番上が黒部源流だそうで、ここからの一滴が大きな流れとなります

8/2 11:39

岩苔乗越

8/2 11:40

薬師岳

8/2 12:15

渡渉もあります

8/2 12:29

ルンルン気分で〜(^^♪

8/2 12:32

ミヤマキンポウゲ

8/2 13:27

水晶池まで10分
立ち止まると蚊が寄って蚊柱が出来るくらいで大変でした

8/2 13:37

水晶池　ここが蚊の発生元のようです

8/2 14:33

高天原山荘到着

8/2 15:13

ランプの小屋で電気はありません
2階は満室で雑魚寝です

8/2 15:34

高天原温泉　簡単な囲いがあるだけです
温泉に行くだけで片道20分。。。
白濁のお湯で温まりました

8/2 15:36

男性は川原の露天風呂です。
開放的で良いですね

8/2 15:37

女性専用『からまつ美人の湯』

8/2 16:07

ママコナ

8/2 16:14

買い物帰りみたいです(笑)
小屋まで20分の登りで汗をかかないようにゆっくり戻ります

8/2 16:22

チングルマの綿毛

8/2 16:30

高天原湿原

8/2 16:30

日帰り客は200円のチップ制
だけど、日帰りで来るかなぁ〜〜。。。

8/2 17:25

ランプの小屋　雰囲気ありますが。。。

8/2 17:29

夕食　味噌汁も付きます

8/3 4:41

小屋前の夜明け

8/3 4:44

他の登山者が早々に出発して行きます

8/3 6:00

私達も薬師沢小屋目指して出発です
このルートは厳しかった。。。

8/3 7:08

段差の大きい木の根道があり

8/3 7:26

大きな根っこを乗り越え

8/3 7:29

直登に近いアルミ梯子を3回登り、一気に高度を稼ぐ

8/3 7:45

やっと木道にたどり着く

8/3 7:45

水晶岳方面でしょうか。。。

8/3 7:45

お天気も良く、大展望です

8/3 8:07

奥スイス庭園

8/3 8:11

チングルマ

8/3 8:19

薬師岳は本当に大きなお山でした

8/3 8:36

岩ゴロゴロのルートもあり

8/3 8:40

関西電力の電波塔

8/3 9:19

雲ノ平山荘が見えてきました

8/3 9:19

足元はお花畑が広がる

8/3 9:57

立派な建物で、こんな中で泊まりたい
小雨が降ってきたので雨具着用で出発

8/3 10:08

8/3 10:16

奥日本庭園　松の樹が多いのかな

8/3 11:59

苔が付いた石道の下りで滑らないように細心の注意を払って下ります

8/3 12:32

段差も大きい
登りも大変だろうなぁ〜

8/3 13:16

鉄梯子も下って

8/3 13:19

やっと薬師沢小屋に到着と思ったら・・・

8/3 13:19

雲の平急坂、ガンバレ
増水・浮石に注意してね

8/3 13:27

渓流の上に小屋がありました

8/3 13:27

滝もあり

8/3 13:28

岩魚が沢山居そうな渓流です

8/3 13:29

最後の急登
ほぼ直角の梯子です

8/3 13:29

足元は透けます

8/3 13:30

最後の最後に揺れる吊り橋が。。。
これ一番苦手ですぅ〜

8/3 13:32

やっと薬師沢小屋に到着
黒部川本流・薬師沢出合に位置する小屋です
水も豊富です

8/3 14:55

テラスで憩う人達

8/3 15:43

綺麗な流れです

8/4 3:19

最後の急登・・・本当だぁ〜

8/4 3:19

手すりとロープが付いています
しかも傾いてるし。。。

8/4 3:21

小屋は全体に傾いてる
歩くと片方に寄っていくのが判る
角度計があったようだが、見落とした

8/4 6:03

最終日、早朝4:30に出発。
雨となり雨具着用で出発

8/4 7:27

木道を黙々と

8/4 7:29

幻想的な中、目の前に太郎平小屋が迫っていた

8/4 7:39

太郎平小屋

8/4 8:31

五光岩ベンチで軽く朝食

8/4 8:33

薬師沢小屋のお弁当は朝食用は大きなおにぎり2個。
昼食用は中華チマキ3個で、これが特に美味しかったです

8/4 8:38

雲の間から富山平野が開けてきました

8/4 9:00

有峰湖

8/4 9:59

1870．6mの三角地点

8/4 10:30

太郎を愛する会のアラレちゃん
ちょっと小太りしてるね(笑)

8/4 11:23

遭難碑
愛知大学山岳部13人のパーティは、1963年（昭和38）1月に薬師岳頂上を目指した。しかし、豪雪吹雪の中、全員が遭難死したそうです

8/4 11:39

11:40 全員無事に折立に下山

8/4 11:25

無料休憩所・トイレ・靴洗い場・自販機があります

撮影機器：

XZ-2 OLYMPUS IMAGING CORP.

感想

mum

山ツアーで参加者9人と言うコンパクトな人数で新穂高温泉から双六山荘、三俣蓮華岳、高天原温泉、薬師沢小屋、太郎平小屋を通り、折立までの4泊5日のロングコースに参加しました。

三俣蓮華岳までは2年前に単独で歩いたが、前回の双六岳は雨の為、展望がなかったので今回はリベンジが出来ました。
黒部源流から高天原山荘の温泉は雪渓、渡渉もあり、涼しいルートでした。しかし、樹林帯を歩くので単独だと心細いかも

高天原温泉まで往復40分だが、ロングコースを歩いた後だけに堪えました。しかし、白濁の露天風呂はとても気持ち良かった
薬師沢小屋までの苔むした岩岩ルートは滑るし、段差も大きく2時間は気が抜けませんでした。

高天原小屋でロゴの入ったTシャツを購入
翌日着て歩いてると登って来る登山者の目線が私のTシャツに・・・
男性から『高天原に行ってきたの?良く頑張ったねぇ〜』と声を掛けて頂き、ちょっと嬉しくなりました(^^♪

雲ノ平は雲上の天国のような所でずっと居たいって感じ
今回はお花の最盛期で沢山のお花が咲き、すべて写しきれず心に焼き付けてきました。

コメント

papiban

山の名前
mumさん、こんにちは。はじめまして。

まずは、山の名前ですが…。
�〜篳耋∧�ですね。西穂〜北穂とキレットを挟んで南岳〜大喰岳です。槍の穂先もちょこっと写ってますね。
��右から、鷲羽,水晶,祖父,三俣蓮華,丸山かな。
�ご飮海�な。自身ありませんが。
�ヌ�師と思います。
��三俣蓮華への登りでは？
�а�(左)と立山(右)ですね。
�┸燭鹵罎録緇修任后１γ爾里魯錺螢盂戮�な。
��三俣蓮華ですね。
��薬師です。
��これも薬師です。

私も7/28〜31で裏銀座を歩きました。北の中でも最奥のこの山域は、山に抱かれとても素晴らしいところだと思います。たくさん歩かなければなりませんが、是非再訪したいですね。

mum

Re: 山の名前
papibanさん、初めまして　コメントありがとうございます。
山名もありがとうございました。
早速訂正しておきました。
自信がなくて皆さんに教えて頂こうと番号を振っておきました

４泊５日のロングコースで歩きとおせるかと心配していましたが、雄大な景色とお花に励まされて頑張る事が出来ました。
又、行くとなると少し考えますが。。。

nirinsou53

お疲れさまでした
お天気に恵まれよかったですね！
雲の平は修ちゃんが新社会人になって初めて行った場所で良いところだと何回も聞いておりました。温泉にも入りたいと思いましたが　往復４０分もかかるんですね〜
丁度コンパクトな人数のツアーで　素晴らしい場所へ行けて羨ましいなぁと拝見しました。私達もいつかは行きたいなぁ〜と思ってます。

mum

Re: お疲れさまでした
nirinsou53さん、こんばんわ
今回、私にしては珍しくお天気に恵まれた方だと思います。
高天原 は汗だくだったのでとても気持ちが良かったですが。。。
行きはよいよい、帰りはこわい〜の通りで結構な登りで、登山靴でないと大変です
おかげで小屋に戻ってからの が美味しかった事　(笑)
是非、雲上の露天風呂に行ってみて下さいね