天気予報大はずれで大雨の谷川岳(西黒尾根〜田尻尾根)
- GPS
- --:--
- 距離
- 11.2km
- 登り
- 1,324m
- 下り
- 1,315m
コースタイム
天候 | 雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
この日は,土合山の家を利用し,早朝に出発. |
コース状況/ 危険箇所等 |
西黒尾根は,きちんと整備されています.雨にぬれていると岩は滑りやすいですが,確実に行けば心配はないと思いますが,ザンゲ岩の周辺は慎重に(特に下山で西黒尾根を行く場合,よく注意すること).稜線に出る前には,大木がトレイルをふさいでいる場所がありましたが,結わえてあったロープを使って木をよじ登ることができます. 田尻尾根はあまり通る人がいないようで,安全面では不安はありませんでしたが,トレイルがあまりしっかりしていなかった印象(特に雨でぬかるんでいたため). |
写真
感想
雨がひどく,とにかく滑りやすかったです.特に大きな一枚岩のところは上から雨が流れてきて滑りやすいので慎重に足場を選ぶ必要がありました.ザンゲ岩横には,一応鎖はありました.登るときは鎖を使わなくても大丈夫でしたが,下山時は必須と思われます.岩に体重をかける時は,ちゃんと動かないことを確認してから体重移動しないと不安です.西黒尾根は「初心者には不向き.中級者以上(健脚者向き)」とのこと.
田尻尾根は,途中からロープウェイの下を歩くコースになります.雨が降っていたせいで,粘土質の土が非常に滑りやすかったです(5回ぐらい連続して滑りました).川を2-3カ所越えるところがあり,雨で水量が大幅に増え,水があふれていました.正常なときならば飛び石を伝って濡れずに渡れるかもしれませんが,この日はとうてい無理な状態でした.
ザックの中まで雨水が浸透してきて,色々な物が水浸しになってしまいました.温泉は下山後に宿で荷物をピックアップしてから行くから,と思い,着替えなど全部置いてきた(荷物を軽くする)ため,カメラや携帯を拭くものさえ手に入らず,濡れた身体ですごく寒かったです.雨水が浸透しない袋にしっかり入れて,タオルや着替えを持って行く必要があったと反省.
そもそもなぜこんな日に登ることにしたかというと,2〜3前からの天気に振り回されてのことでした.2日前ぐらいはまだどの天気予報も良かったのですが,どんどん崩れ…でも天気予報によって全然予報が違ったため,どれを信じたら良いのか?という感じでした.山小屋でお会いした方も全く同じことを言っていました.ちなみに,このとき山小屋の方が「谷川連邦の天気予報的中率は42%」と仰っていました.2000m前後は天気予報が難しいことに加え,地形的な要因(南北に延びる谷川連峰は気流がちょうどぶつかる場所)があってのことだそうです.この地域で50%以上の確率で天気予報を的中できたらすごい天気予報士なんだとか.
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