蓼科山(女の神登山口〜蓼科山〜竜源橋、周回)【蓼科、長野県】
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- GPS
- 08:01
- 距離
- 10.6km
- 登り
- 924m
- 下り
- 927m
コースタイム
すずらん峠園地駐車場 0931 − 女の神登山口 0933 − 1,213m標高点 1045/1100
− 鎖誘導 1231 − 山頂ヒュッテ前の分岐 1250/1252 − 蓼科山頂 1257/1311
− 蓼科神社奥社 1314 − 方位盤 1318/1323 − 蓼科山頂ヒュッテ 1330/1419
− 将軍平・蓼科山荘 1449/1501 − 両俣分岐点 1537 − 将軍平分岐 1607
− 林道横断 1658/1700 − 竜源橋登山口 1708 − 女の神展望台 1717/21
− 女の神登山口 1728 − すずらん峠園地駐車場 1730
・行動時間 07:59
天候 | 曇り一時j晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2014年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 自家用車
8/22:家=京都=<バス>= 8/23:韮崎=<電車>=茅野=<レンタカー>=女の神茶屋・蓼科山登山口―蓼科山―竜源橋=<レンタカー>=茅野=<電車>=新神戸=家 ・登山口へのアクセス ○女の神茶屋/蓼科山登山口 ・ 諏訪IC やJR茅野駅から国道 152号線を東進し、ビーナスラインに入って、「すずらん峠園地駐車場」へ。そこから徒歩2分 ・白樺湖などを周回する蓼科高原ラウンドバスのバス停(「蓼科山登山口」)もあるので、バス利用でここへ来ることもできる。乗り換え便にはなるが、茅野駅で朝6時台からあり、蓼科山登山口で夕方16時台まである ・茅野駅前からおよそ60分 ・30台程度は駐車可能 ○竜源橋 ・女の神 ・バス停の西側、橋を越えたところに小さな登山口標識がある ・登山口前には、ほんの数台分は駐車余地がある |
コース状況/ 危険箇所等 |
○コース状況 (1)女の神登山口〜蓼科山 ・全般に整備されている。概ね一本道ではあるが、テープ等誘導はきちんと付けて頂いている ・岩がちな急登が続く道 (2)蓼科山〜将軍平〜将軍平分岐〜竜源橋 ・分岐点の標示と分岐曖昧地点にあるマーキング以外には、殆ど目印がない。おそらく登りで利用すると、かなり不安があるのではないかと思われる ・登りの場合、竜源橋から将軍平分岐までは、林道横断地点以外には基本的に紛れはなく、流れの右岸を行くと思えばよい。将軍平分岐からは、枯れ沢を登ると思っていれば間違いない。枯れ沢が左右に分岐する地点で左俣へと進むところを間違いなければ大丈夫 |
その他周辺情報 | ●買う、食べる ・国道152号線「山寺上」交差点までの間には、何軒かのコンビニあり ・茅野駅前や国道19号線沿い等には飲食店あり ●日帰り温泉 ・周辺には、いくつかの日帰り温泉が整備されている。今回は、「尖石温泉縄文の湯」を利用した ・料金は大人400円。いろいろ整った日帰り温泉というよりも、地元の人向けの銭湯の延長線上にあるような設備であった |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
日よけ帽子
靴
予備靴ひも
ザック
ザックカバー
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
ライター
地図(地形図)
コンパス
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
保険証
携帯
時計
タオル
ツェルト
ナイフ
カメラ
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感想
天候予報の悪い中を、蓼科山に登った。雨に遭遇することもなく、人出も少なく、静かな樹間逍遙の山旅であった。
今回の当初の目的地は、八ヶ岳中央部に位置する天狗岳であった。予約したバス便とJRの乗り継ぎ茅野に降り立ち、改めて天気図を確認すると、どうやら前線の真下に来てしまったらしく、刻一刻と予報も変動している。幸いにも広い八ヶ岳山塊の中でも北の方は影響下から抜けてしまうように見える。そこで、天狗岳行きは止めて、蓼科山を目指すことにする。
急遽の変更は本筋ではないが、わずかのことで雨風を避けられるのであれば、これもありだろう。
何よりも、百名山でもある蓼科山については、一定の予習もある。
レンタカーで、当初の予定にはなかったすずらん峠を目指し、駐車場に到着。思っていたよりも車が少ない。道路反対側(南側)の補助駐車場にはまだ一台も止まっていない。
雨はないが山頂部は雲の中。そうはいいつつも、余裕のある針葉樹林の中の道を気持ちよく進んでいく。しかしそのうちに、火山であることを証明するようなゴロ石の道が目立つようになってくる。
曇りで下界が時折しか見えないことと、樹林帯であることもあり、登山道に気が行く。しかも、結構足に応える火山岩地帯の登り。
再び草付きの登りになったと思うもつかの間、枯れ木が目立つ中へと吸い込まれ、抜けると頂上部の岩石帯になった。岩石帯に置かれた誘導用の鎖やポールを頼りに進むと蓼科山頂ヒュッテ前の分岐に到着。ここからは頂上は目と鼻の先。最後の歩きで頂上へ。
頂上はおよそ100m四方の円形の平板な一帯。その中心部に神社があり、最高点には三角点があり、ヒュッテ以外にも方位盤がある。歩きにくい岩の一帯を歩き、それぞれに行ってみる。
方位盤からは白樺湖一帯がきれいに見下ろせる。ヒュッテからは向かいの北横岳が見えるはずだが、ガスのためにまれにしか姿を現さない。
お昼を食べて、ヒュッテのお茶をもらい下山。
将軍平までは、大岩だらけの沢の下り。登ってくる年配者が無理矢理ストックを使う姿はむしろ危険に映る。岩の急斜面でストックは要るんだろうか。
急な下りを終えるとすぐに蓼科山荘。いかにも山荘らしい構えの小屋でコケモモティーを頂く。しゃれているし、味もよい。コケモモもおいしい。それに元気を得て、天正寺原にある将軍平分岐への直降下へと進む。
空模様がどんどん悪くなり、とても夏の15時台とは思えない暗さになる。急ぎたいが、岩がちの狭い枯れ沢下りでは飛ぶように進むわけにも行かない。
天祥寺原の一角、将軍平分岐に出てきてようやく道も落ちついたものになる。沢沿いの緩やかな下りを急ぎ足で進む。もちろん、雨が心配だからである。
意外なほどに早く竜源橋へ。そこからはビーナスラインの車道をすずらん峠駐車場に戻るように進む。
途中にある女の神展望台からは八ヶ岳がきれいに展望できる。
天狗岳などを見ながら、なんだ、晴れていたのかとふと思う。
だらだらと登り続けて、ついに駐車場に戻り付く。すでに車は全く残っていない。温泉目指してすぐに出発。
帰途改めて女の神展望台に寄ろうとしたが、なんと八ヶ岳は全て雲の中。
どうやら先ほどの一望は、一瞬の天のプレゼントであったらしい。
雨に降られなかったことといい、天候に恵まれたような気がしてしまう一日であった。
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