鹿島槍ヶ岳(柏原新道〜爺ヶ岳〜鹿島槍ヶ岳往復)
- GPS
- 50:21
- 距離
- 20.6km
- 登り
- 2,222m
- 下り
- 2,205m
コースタイム
7:19 扇沢P-
7:20 柏原新道登山口-
8:37 ケルン-
9:23 一枚岩(休憩)9:43-
11:21 種池山荘(昼食)12:45-
13:40 爺ヶ岳南峰頂上-
15:16 冷池山荘(受付)15:25-
15:35 冷池テント場(宿泊)
【2日目】
6:43 冷池テント場-
8:01 布引岳頂上-
8:54 鹿島槍ヶ岳南峰頂上(休憩)9:15-
10:38 冷池テント場(撤収)11:23-
14:07 種池山荘(受付、休憩)14:19-
14:20 種池テント場(宿泊)
【3日目】
6:44 種池テント場-
6:45 種池山荘 7:00-
8:42 ケルン-
9:41 柏原新道登山口-
9:42 扇沢P
天候 | 1日目:晴れのち曇り 夕方一時雨 2日目:快晴 夜間に雷雨 3日目:曇りのち晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
6時30分くらいで、かなり空いていました。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
特に危険な個所はありません。 柏原新道上部のガラバの雪渓は溶けていて、登山道に雪はありませんでした。 |
その他周辺情報 | 中央道安曇野ICから大町市の間に、24時間営業のガソリンスタンドはありません。 午前3時くらいに安曇野ICを下りて、給油しようと思ったのですが、どこも開いてなくてあせりました。コンビニで聞いたら、大町市常盤のJ-Quest大町店が朝6時から開店しているとのことで、それまで待ってから給油しました。 下山後には、大町温泉郷の薬師の湯に入りました。 (種池山荘でもらった割引券で、大人1人500円) 薬師の湯のHP http://www2.plala.or.jp/yakushino-yu/index.htm |
写真
感想
今年の8月はお天気が悪く、本当に雨の日ばかりで、今回の山行も行けるかどうか、とても心配していました。週間天気予報ではずーっと雨予報だったし、直前の予報でも微妙。今回のコース、去年の8月にも計画していたのですが、その時も悪天気のため途中で引き返していたので、鹿島槍とは縁がないのかな〜とあきらめムード半分で出発しましたが、心配していたお天気にも幸運なことに恵まれ、最高の山行となりました。
水曜日の夜8時前に家を出発し、夜通し高速を走って安曇野ICに着いたのが午前2時過ぎ。ここまでは順調にきたのですが、高速を下りて給油しようと思ったら、どこもガソリンスタンドが閉まってる!?ネットで調べてみて、え〜っ!!!付近には24時間営業のガソリンスタンドがありません。全くの想定外でした。近くのコンビニで聞いてみると、早くて朝6時にしか開かないとのこと。仕方がないので、コンビニの駐車場をお借りして6時まで仮眠させてもらいました。
出だしから、つまづいてしまいましたが、扇沢の駐車場は平日だからか、お天気のせいなのか、がら空きで登山口の無料駐車場にとめることができました。
登山道の柏原新道は、整備された道でとても歩きやすかったです。道を開かれた柏原さんに感謝しながら登りました。とはいえ、寝不足の上、テント泊の重荷での登りは、結構キツかったです。ほぼコースタイム通りの時間で登れたのは、進歩かな。
1泊目は種池でと思っていたのですが、時間的に余裕があったのと、地元の中学生の夏山登山で山荘がいっぱいだったので、冷池まで行くことにしました。でも、ここからが一番しんどかったです(泣)。冷池山荘はずっと見えているのに、歩いても歩いても一向に近づかず、本当に遠かったです。山荘に着いた時には疲労困憊していました。そこからのテント場までは、地獄の登りでした(泣)。
がんばって歩いた甲斐あって、このテント場からの景色は、まさに絶景でした。夕暮れの立山、剱岳を見ながらの夕ご飯は最高でした。雨音を聞きながらシュラフに包まり、そのまま朝まで熟睡しました。
2日目の朝、寝過ごしてしまい、ちょっと出遅れてしまいましたが(汗)、快晴の青空の下、鹿島槍を目指しました。昨夜の雨で空気が洗われたのか、ずーっと遠くまで見渡せて、気持ちの良い稜線歩きを楽しみました。鹿島槍の頂上でも、最高の景色を堪能できました。今までで一番の感動でした。後で山荘の人に聞いたのですが、この日は今シーズン一番のお天気だったようで、本当に幸運でした。
明日の天気が気がかりで、今日中に下山することも考えていましたが、冷池テント場を出るのが昼前になってしまったので、予定通り、種池でもう1泊することにしました。この日の夕ごはんは、山荘の自炊室で一緒になった方々と、とても楽しい時間を過ごすことになりました。登山の大先輩方のお話はとても楽しく、また初心者の私たちに色々と教えて下さって、本当にありがとうございました。忘れられない時間を過ごすことができました。
2日目の夜も雨音を聞きながら眠りについたのですが、やっぱり熟睡していて、夜中にすごい雷雨だったことは、翌朝山荘の人に聞くまで、私もmichikunも全然知りませんでした(苦笑)。
3日目の朝、出発する頃には雨も上がり、次に来る時は針ノ木岳を目指そうとmichikunと話しながら種池山荘を後にしました。
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